大人も子どもも、生きている限り、得るものがあり、失うものがある。でも、子どもの間は失うものよりも得るものの方が大きい。だから、あたかも「得ている」かのように感じてしまう。
それが大人になると、得たひとつひとつのものが少しずつ膨らんでいくし、数も増えていく。やがて、あたかも両の掌いっぱいのビー玉みたいになる。
そのまま立ち尽くしていればこぼすこともない。でも、やはり一歩踏み出してしまう。そして、バランスを崩した掌からビー玉はこぼれていく。
新しいビー玉もまた掌に乗ることもある。でも、こぼれていったビー玉の中には、掌で大切に膨らませていったものもあったりする。ふと、とても大切なビー玉をこぼしてしまったことに気づく。
それを拾うか諦めるか。
拾うためには両の掌いっぱいのビー玉を片方に移さなくちゃならない。当然乗りきらないからこぼれてしまう。それでも拾うのか、それとも諦めるのか。
日: 2012年9月27日
なんちゅう…^^;;
今日の晩ごはんのうちの一品はタンドリーチキン。といっても、「タンドリーチキンの素」みたいな粉をまぶして、しばらくおいといて、あとはフライパンでゆっくり焼くだけというお手軽なものです。でも、スパイシーでおいしいし、なんといってもむね肉でいいから安くすみます(笑)。
で、晩ごはんも終了間際。下の子どもが突然脈絡なく
「パンツ買うわ」
とか言います。みんな
「ふーん、あした買いに行くの」
と、とりあわず。でも、やっばり
「パンツ買うわ」
と言いながら、パンをとりだしてます。ここでやっとわかりました。思わずわたしも
「わたしもパンツ買うわ」
と言いながらパンを一切れもらいました。と、事情を察知した上の子どもも
「おれもパンツ買うわ」
と言ってパンを一切れ。みんなでお皿に残ったタンドリーチキンのタレをクルクルしました。うまいなぁ。
「わたしはもう一枚パンツ買うわ*1」
とか言いながら、パンをもう一切れ。
思わずパートナーは
「あんたらなぁ!」
とあきれた声で笑ってました。
それにしても、下のこども、このネタのためにかなり黙ってたな(笑)。
*1:言うまでもなく「パン、使うわ」です^^;;