通常リビングライブラリは、1対1、あるいは多くて3〜4人を対象に「本」が自分の話を語ります。ところが今回は「実験」ということで、定員10人のセッションと定員無制限のセッションがそれぞれに1回ずつ割り振られています。これ、かなり微妙です。
わたしはたいてい「ニーズ」を出してもらって、それに即して話をするようにしています。なにせ、30分という、かなり限定された時間ですから、そうしないとどうしようもないんです。ところが、10人以上が対象になると、どちらかというとミニ講演会になってしまいます。最初のセッションがいきなり定員10人パターンです。どうしようと思いながら会場にはいると、おられるのは3人(笑)。だったらいつもの通りでOKです。
ところで、今回のわたしが与えられたお題は「家族」です。これ、自分の中では、あるいはわたしたち家族の中ではほとんど解決済みのことであると同時に、わたし一人の問題じゃないので、ちょっと話しにくい内容ではあります。どう話せばいいかなぁとは思っていたのですが、まぁ、リソースはそれなりにある*1ので、そのあたりを思い出しながら再構成すれば、なんとかなるでしょう。逆に、30分という枠なので、自分がトランスするまでの話は完全になしです。ということで、完全な新ネタですね。
で、与えられた4つのセッションでいろいろ話をしているうちに、ぼんやりと「こんな感じで話せばいいのか」ということがわかってきました。まぁ、まだ2時間のネタまでは成長していませんが、
「続編を」
と言われたらなんとかなるかもしれないという気がしてきましたよ(笑)。