客層をまちがえた_| ̄|○

今日は大阪府南部の高校でお座敷がかかりました。実は去年も行ったのですが、担当の方から「新転任の人がいるのでもう一回、今度は基礎編を」というありがたいお言葉があったので、今年も行かせていただきました。まぁ、応用編なんてないんですがね(笑)。
で、みなさんの前に立ってみると、あちこちい見たことのある人がいます。話が違うやん。なんでも、新任の方は、今日は府の研修で出張だとか。てことは、みなさん2回目か?新ネタは準備していません。というより、去年何を話をしたかも覚えていません。あとは野となれ山となれ。
で、1時間半、終えました。まぁ、それなりにウケたから*1 いいとしましょうか…。

*1:とくに管理職の方々が笑っておられた(笑)

久しぶりの出勤

合宿だのなんだのがあって、約10日ぶりの出勤です。さぞや机の上に仕事が溜まっているだろうと思いきや、ぜんぜんありません。それがよけいに怖い…。
でもまぁ、やならきゃならないことはあるのはあるので、こなしていくことにしましょう。
なによりも不安なのが、わたしの出張中にある行事の放送です。このあたりは生徒や担当の教員とつめておかないとね。
にしても、なんとなく体が職場になじんでいません。明日からまた「死のロード」がはじまるし、新学期が来るのがこわいです。

たくらみ成功!

やがて時間は7時過ぎ。そろそろ帰らないと、京都の街はとんでもないことになります。
帰りはいつものようにバス。今日はちょっとたくらみがあります。途中から、時計とにらめっこ。ふむ、ちょうどいい感じです。やがて8時過ぎ。バスは河原町今出川を通過します。
「右!」
と子どもに指示。ちらりと「大」の字が見えます。成功です。
やがて8時10分過ぎ。バスは高野橋を通過します。
「左!」
と子どもに指示。バッチリです。

時間は短いけど、冷房の効いたところで座りながら五山の送り火を見ることができました(笑)。

呑んだくれの夕方・その13

「呑んだくれシリーズ」もちょっと間隔があいています。まぁ、家にいたらそんなに呑まないし、合宿中にも寝酒程度しか呑めないし、ちょうどいいインターバルです。
で、今日は上の子どもとわたしの2人。パートナーから「どこか、ふだん行けないところにつれていってやって」と言われているので、子どものリクエストに応えて「おたふく」に行くことにしました。
到着すると、いつもの人たちがいつものように呑んでいます。ここはほんとうに変わらへんなぁ…。
まずは「なすとスジの煮物」を頼みます。スジはとろけるようになっています。子どもは「信じられない」という顔をしています。へっへー、わかったか(笑)。
続いて、ベタ焼きと混ぜ焼き。「うまい!」と言ってパクついています。そして、〆は「そばめし」。もう、何も言うことはないようです。
わたしはというと、そのあたりのものをつまみながら、「バクダン濃いめ」と注文しまくり。危ない方向へ行きそうです。

完全off!

朝、ひと遊びしようかと思ったけど、身体が動きませんでした。で、2度寝。目が覚めると9時半でした。まぁ、この夏の間こんなことをしたい日はなんぼでもあったけど、こんなことができた日はほとんどなかったし^^;;。
ノロノロと起き出すと、すでにパートナーと下の子どもはバタバタしています。なんでも、今日〜明日、地元の少補のキャンプだとか。で、わたしはのんびりテレビを見る、と。
と、いきなりパートナーが「買い出し!」とか言って出ていきました。って、そんなん昼ご飯どうするの?君たちの集合時間、もうすぐよ?
てことで、チャーハンをつくってみたりします。
出がけに
「洗濯物、入れておいてね」「犬の散歩、お願いね」「あ!みょうが洗うの、忘れてた!」
まったく忙しい人です。まぁ、時間はたっぷりあるからゆっくりやりましょう。

合宿3日目・最終日

  • 午前

起床は6時。起きたはものの体が動きません。でも、動かなくちゃなりません。
玄関に行くと、生徒達はそろっていました。きのう怒ったからなぁ…。
まずは深呼吸とメディテーション。その後、洗面の時間をとって、またまたワークショップです。といっても、単なる「アイマスク体験」なんですが…。ただ、ここでやるアイマスク体験の目的は「人間関係のとりかた」にあります。
ガイドヘルプをする側は、アイマスクをする側に対して、恐怖心を持たせないように補助すると同時に、主体がアイマスクをする側にあるということを経験してほしい。アイマスクをする側は、怖い時は怖いと言える関係持ちながら、ガイドヘルプを信頼する経験をしてほしい。あくまでも、クラブ内の人間関係の確認であると同時に、それぞれの部員の人間関係の距離の取り方を確認にすることが目的にあります。
やってみるとおもしろいですね。アイマスクをしていてもまったく相手を信頼していないヤツ。わざわざ階段の段数をあらかじめ数えておいて、ガイドヘルプを先導するヤツ*1
にしても考えさせられたのは、「見えなくてもできる!」ということを主張したり、相手を信頼しない行動をとったりするのは、男性部員なんです。どちらかというと、女性部員は相手を信頼する、あるいは頼る行動をとっていました。少人数集団だからこそ、こういうのが如実に出てくるのかなぁ…

朝ご飯の後は、作品発表とか研究発表。先輩達からの容赦ない指摘が飛びまくります。かわいそうだけど、これもまた経験です。ちなみに、わたしは疲れからか、途中爆睡してしまいましたが(笑)。で、あっという間に午前が終了。

  • 午後

昼ご飯の後は、昨日のワークをもう一回やって、動きが柔軟に、潤滑になっているかどうかを確認。その後、まとめ。あとは荷物を積み込んで出発です。

家に帰ったら、ひたすら眠い。ウトウトして、ご飯を食べて、世界陸上を見て、ウトウトして…。寝よう。

*1:これはこれでいいのかもしれないのですが、わたしの意図とははずれるわけで。というか、そういう「性格」が出てくる。ついでに言うと、この子、段数をまちがえていてこけました(笑)

怒濤の中日・2日目

起床は6時。天候はすぐれず。今日は外で活動する日だから困ります。
とりあえず、深呼吸とメディテーションの時間を過ごして、午前の残りは室内で活動することにしましょう。
朝食後、まずは簡単なワークショップ。
実はこの間ずっと気になっているのが、子どもたち同士の動きのバランスの悪さなんです。わたし個人としては、放送部にたいして、それぞれの特色を理解して、互いにフォローをしながら全体として動いていくような集団をめざしたいなぁと思っています。ところが、今の動きはてんでバラバラ。
ということで、ひょいと思いついたんです。こんなの。

まずはたたみ6畳分に全員を座らせます。そして、「中心のところを点で支えている」イメージを持たせます。ここで、みんなで6畳分の板のバランスをとるというのがテーマです。
個々の人間の体重や体型によって互いが互いとの位置どりを考えないといけないというのがワークの内容です。もちろん、他の人を動かすんじゃなくて、自分が動くことによってバランスをとります。
バランスがとれたところで、仕掛け人が6畳のスペースに入ります。全員が動いて再びバランスをとります。バランスがとれたと思ったところでわたしが修正を加える。これがワンセット。再び仕掛け人が動くことによってバランスを崩す。それに対してみんなでバランスを保てるように位置どりを変える。で、修正。

コツをつかむとみんながうごくようになります。最後に
「明日、合宿が終わる時にもう一回やるからね。その時にもっとうまく動けるようになるのが、この合宿のテーマだから」
と指示。

続いて、校内の呼び出し放送の練習。考えてみると、いろんなことはしているけど、こうした「基本」のことをいままでやっていませんでした^^;;。
とりあえず例題を提示。まぁみんな見事なほどまちまちなアナウンスをします。これではいかんと、共通のフォーマットづくり。みんなで相談をするように指示をします。ここでもバランス*1に留意をします。
で、共通フォーマットに基づいて再び校内アナウンス。これだけのことで、ちょっとは聞けるアナウンスになりました。

続いて、「合宿所を1時間うろつきまわってアナウンス原稿をつくれ」というお題。着眼点が問われます。
で、1時間後にアナウンスを聞いてみると、パンフレットの説明をそのまま読んだような原稿が続出_| ̄|○。もっと「気になること」に着眼するようにならんかなぁ。てことで、10分間うろつきまわって「気になったこと」を紹介しあってみました。
やっぱ卒業生の方が着眼点がおもしろい。まぁしゃーないか…。

「1時半に長袖長ズボン、足元を固めて玄関前集合」
天気もよくなってきたし、目指すは三岳山です。
ところどころにお地蔵さんが立っています。さすがは修行の山です。山の中腹に大きな神社(三岳神社)があります。守り神がフクロウなのがすばらしいです。ここからは行者神社をめざします。さすがは修験道。斜面にある狭い道を歩き、岩場を登り、突然出てきたのが行者神社。プチ感動です(笑)。

ここから急な斜面をあがると、突然目の前にパノラマが広がります。すごいよ…。

さらに尾根をあがると頂上です。陽差しは強いけど、さわやかな風が吹き渡ります。「山にあがってよかった」と思う瞬間ですね。
あとは山を下るだけ。合宿所に帰ったら作業が待っています。

門外不出の儀式を終えて、あとは卒業生と現役の交流会。昔話を子どもたちに聞かせることはとても大切だと思っています。だからこそ、この合宿に意味があります。
でも、昼間の疲れなんかが出てきたかな。気がついたら落ちていました。

*1:誰かが強引な引き回しをしていないか?誰かが輪からはずれていないか?みたいな

合宿開始・1日目

6時起き。荷造りをして出発。職場に行って荷物の積み込み。その後、生徒達との合流地点をめざしてひた走ります。

子どもたちと合流して合宿所へ。
受付の紙に部員が人数を書いています。人数を見ると、わたしが女性にカウントされています。ようできた生徒ですわ。
その後、どうしても避けられない用事をしに、ちょっとだけりだりだ。

合宿所に帰ると、一日のトレーニングを終えてまたーりとしている最中。で、メールチェックをしようとしたら、当然のことながらairHの圏外です。やれやれ。しゃーないのでわたしもまたーりすることにしましょう。
こういう時に困るのはお風呂。特に今回は他のお客さんもいます。
でも放送部はとても安心。卒業生達がわたしのことを考えて、お風呂の貸し切りができるよう段取りしてくれていました。ようできた卒業生達ですわ。
で、一日が終了。

珍しく2本呑んだ

夜は高知からきた友だちと一緒に「粉モン食べまくりの会」です。
ベタ焼き・混ぜ系お好み・もんじゃとフルコース。今回はそれぞれキャベツの刻み方も変えてみました。結果、けっこうよかったかな。やっぱり、わたしみたいなアマチュアは、ここらあたりに手をかけないといけないんだなぁと実感。
にしても、お好みを焼きながらビールを呑むと一本では足りません。久しぶりにお家で2本呑んでしまいました。結局おなかがパンパンだったりします(笑)。

『元気のもとはつながる仲間』

と、送られてきた一通の封書。中には『元気のもとはつながる仲間』という本が入っていました。そういえば、前に外川さんから
「出るよ」
という話を聞いていました。書籍に同封されていたメッセージを転載しちゃいます。

 各地の皆さん、やっと僅かな夏休みという方々もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に、私的な宣伝と依頼で申し訳ありません。

 皆様の全面的なご協力を得て、四年間にわたり雑誌『解放教育』に連載させていただきました拙稿をこのたび1冊の書籍として刊行いたしました。
 書名は、『元気のもとはつながる仲間−解放教育の再生をめざして−』
 発行:解放出版社 定価1500円+税 A5版268頁

 ここに至るまで、様々な逡巡がありました。まず、月刊誌に連載したものは、その時点で完結したものという見方もありますし、一般書店に並び不特定多数の方々に読んでいただけることはありがたいものの、この時節、本連載にご協力いただいた皆様にご迷惑をおかけすることにはならないかという思いもありました。さらに、一般的なレイアウトで刊行すると実に300頁を越えるものとなり、価格もかなり高額となります。ですので、ご協力いただいた皆様にのみ一冊にまとめて、お届けしたいという気持ちから、当初は限定の自費出版を考えていました。
 しかしながら、まず転載許可のお問い合わせしたところ、全ての方々がご了解をくださいましたし、中には、「あの連載は、ほんとうに地道なところでコツコツと取り組まれておられる方々にスポットをあてられた、とても大切な記録だと思います。もしかしたら、日本の同和教育史というものが仮に何十年かあとにあるとするなら、そこに残るのは全同教と文科省の歴史だけになるかもしれない。そんな中で、貴重な資料になるのではないかという気がします」といった身に余るお言葉をいただき、さらに解放出版社のTさんの全面的なご協力を得て、私の自費出版を受け持つという形で、破格の価格で刊行していただけることになりました。
 その意味でも、この本は、私の著作ではなく皆様との共著であると思っており、ひとりでも多くの皆さんにお読みいただけたらと願っています。

 そこで、販売についてお知らせします。今回は、発行は解放出版社ですが、販売に関しては、京都部落問題研究資料センターが受け持ってくださいます。そこで、4通りの販売をさせていただきます。

1、個別に買われる方は、一般書店で注文して下さい。定価1500円+税で購入できます。

2、また、解放出版社からの直販は、申しこんでいただいたら定価1500円+税+送料で購入でき、ご指定の受け取り先まで郵送されます。

3、今回の本は、お世話になった皆さんにお返ししたいという趣旨ですので、10冊以上まとめて購入していただける場合は、特別価格として、税・送料込みで1冊1300円でおわけします。この場合は、販売代行を京都部落問題研究資料センターに依頼しておりますので、直接お申し込みください(ただし、発送は17日以降になります)。
 京都部落問題研究資料センター
  京都市北区小山下総町5−1 京都府部落解放センター内
  TEL・FAX 075-415-1032 E-mail qm8m-ndmt@asahi-net.or.jp

4、さらに、各地の団体・組織などで、販売代行をしてくださる場合は、特別価格からさらに割引して、1冊1000円でおわけします。
この場合は、1箱80冊単位で、送料着払いでお願いしたいと思いますので、私まで直接ご連絡ください。

 なお、3と4でご購入いただく場合は、とりまとめてくださる方で販売価格を決めてくださり、差額が出た場合は、手数料としてお納めください。

 以上ややこしいことですが、少しでも、お安く購入していただけたらという思いからですので、どうかご理解いただけたらありがたいです。

 この本を通して、「元気のもと」として、各地の皆様の互いのつながりが、さらに深まってくださったらと願っています。厚かましい依頼にもかかわらず長文失礼しました。 よろしくお願いします。

あらためて目次を読むと、4年間48回の連載の「分厚さ」を感じます。登場する人たちは、いずれも「無名の」人たちです。でも、無名であることとその人のとりくみがどうであるかということはまったく無関係です。いや、無名だからこそ、子どもたちや地域と密着したほんとうに地道なとりくみをされています。
外川さんからの手紙の中にあった、どなたかからのメッセージ

あの連載は、ほんとうに地道なところでコツコツと取り組まれておられる方々にスポットをあてられた、とても大切な記録だと思います。もしかしたら、日本の同和教育史というものが仮に何十年かあとにあるとするなら、そこに残るのは全同教と文科省の歴史だけになるかもしれない。そんな中で、貴重な資料になるのではないかという気がします

という言葉は、ほんとうにこの本を象徴的にあらわす言葉だなぁと思いました*1

*1:でも、このメッセージ、なんとなくわたしが書いたような気もするんですが…