台風でも受診日

といっても、午後からは警報も解除されはじめていて、なーんもないんですけどね。
待合室では相も変わらずダラダラ話*1。迷惑な話なんだと思います。でも、これができるGIDクリニックがどれだけあるかと考えるんですよ。みんなこのクリニックではじめて出会って友だちになった人たちです。日常のよもやま話もできるし、悩みの相談もできるし、アホな話もできる。そういう場所を待合室の中で展開できるということは、わたしは大切だと思うのですがねぇ。
で、診察は相も変わらず。
O田さんもわたしも「なんだかなぁ」光線を発射しまくりながら、現在の状況のいびつさを嘆きあいましたですよ。

*1:性格には待合室の外のベンチ

嵐のようにやってきた(笑)

なんか「子どものいるGIDについて調べたい」という学生さんが、関東からやってこられました。
来られたのは朝。学生さんの常套手段として夜行バスです。
で、インタビューを受けたのですが…。
答えにくい…。
基本的にはけっこうわかっておられる学生さんなので、
「なに聞いてるねん!」
というようなことはなかったのですが、それでも既存の価値観の中での質問が出てきます。まぁ論文を書く上での基礎データみたいなところなので、「枠」が一定必要なんでしょうね。
ところが、わたしの感覚は、おそらく既存の価値観からずれている。すると、既存の価値観の中で
「◯◯の点についてどう思われますか?」
と聞かれても
「その◯◯の点そのものについて××と思うので、△△」
みたいな答え方になってしまいます。
「悪いなぁ」
とは思ったのですが、ほとんどの質問項目について、まともな答が出せなかった気がします。
てか、わたしとかこの人とかがインタビューの相手だと、データが歪むと思うけどなぁ…。

コンタクト

コンタクトが割れたので、しゃーないので今日買いに行きました。
もちろんネットで下調べ。鬼のように安い店があるんですねぇ。
行ってみたら、「洗浄液」とかを抱き合わせで売ろうとしていました。なるほど、そういうことか…。

終日呑み(笑)

今日は午後から呑みです。
メンバーは、一緒にトランスジェンダー生徒交流会をやっているC原さんとか、「格差を越える学校」でがんばっている人とか、某呑み友達(笑)とか。で、会場はもちろん「おたふく」です。
まずは1時に一発目の合流。さっそくビールで乾杯。お好みをつつきながら話をしていると、H下さん登場。いきなりシャプラニールの話なんかが飛びかいはじめます。なかなか勉強になります。
と、そこへA久◯さん登場。かな〜り久しぶりです。
阿◯ZさんはH下さんとはかなり古いお友だちらしく、なんか盛りあがっています。わたしはわたしでC原さんとうだうだ話。
気がつくと、いつのまにかお店ではカラオケがはじまっています。そんな時間?と外を見ると、暗い…。いったい何時間呑んでいたんだろう…。思わず
「あした1時間目に授業がある人、手あげて」
というと、夜間定時制勤務のC原さん以外は
「は〜い」
と元気よく手をあげてました。大丈夫かいな…。

と、えらい見えにくい。コンタクトを落としたみたいです。
「あった!」
という声もむなしく、割れていました。
なんだかんだで、店を出たのは8時頃(推定)。
そこから出町までフラフラと◯K澤さんと歩いて、ラーメン屋さんへ。かなり濃いぃスープですが、酔った身体においしいです。
もちろんラーメンのおともには餃子とビール(笑)。2本頼んだけど、さすがにもう入らない。ちょびっと残してしまったのが悔やまれます。
ここでA久◯さんとお別れ。なんか家まで歩いて帰るとか言っていたけど大丈夫かなぁ。

てか、自分のこと心配しろよ…。

ホームパーティー?

今日は昼からひたすら食事つくり。
メニューは「ぜんまいの炒め煮」「切り干し大根の酢の物」「切り干し大根の炊いたん」「こんにゃくの炒め煮」「なすびの炒め煮」「冷製パスタしば漬け風味」「小松菜の炊いたん」あたりかな。2時間ほどウワーッとやったらできました。でも疲れましたよ。
で、実家に行って炭をいこして「地鶏焼きふう焼き鳥」もつくってと。
それにしても、子どもたち(小1〜高3)の売れ行きが一番よかったのが「切り干しの酢の物」と「パスタ」だったというのが、ちょっと不思議です。

フラットなのか?

考えてみると、最近1年生の生徒が脇腹をつついて遊ぶんですわ。今日なんか、背筋を上から下までさわって遊びますねん。
掃除監督で廊下に座り込んでいたら、生徒がスリッパを飛ばしてきました。危うくあたりそうになったので「これはあかんで!」と言ったのですが、それはミスだったみたい。生徒もあわてて「ごめん」と言ってくれたから、まぁそれはそれでいいんだけど、まぁこれも遊びの一環みたいです。
よく考えたら、みんなよぅわたしで遊んでますな。まぁそういう距離感なんだろうけど。いいのか悪いのか*1

*1:とか書きながら「いいんだよ」と思っていたりしますがね

こだわりを受けとめるということ

今日〜明日、徳島からお友だちが来られています。てことで、もちろん今晩は「呑み」です。しかも、Pクシルさんというスペシャルゲストもおられます。
で、楽しく呑んではいたのですが…。
途中で、ある人が
帰化をした方が権利の獲得は楽なんじゃないのか?」
ということを、強く主張をしはじめました。
もちろんそれはそうなんですが、そうしない「こだわり」が、その道を選択しない在日の側にあるということが、どうしても理解できないようなんですね。
そうそう、わたしは「オールロマンス事件とオールロマンス行政闘争」あたりの話をしたのですが、これまたうまくかみあわない。「なぜ解放同盟は訂正をしないんですか?」って、そりゃぁ^^;;。
大切なのは、そういうこだわりが自分の思いもよらないところにあり、そのことを学ぶことなんだと思うのですが、そうはならないみたいです。ふぅ…。
あ、「10年後・100年後、こんな世界になってほしいというの、ありますか?」という質問もありました。これもなんか…。
わたしは「求め続けること・変化し続けること」の中に人権というものを見ていて、「これこれこういう世界が到来すればOK」とは思っていないんですよね。そういうのがわかってもらえなかったなぁ。

2次会〜3次会をお友だちのW田さんと過ごして、しばし昔話なんかをしながらクールダウンです。
にしても、けっこうスリリングな夜でしたね。

マイナスのスパイラル

もう担任をしなくなって何年だろう。
かつて担任をしていた頃は、人権学習*1なんて、言いたいことがあふれていて、ひたすらアジテーションをしていた気がします。
そこから人権学習を「つくる側」になって、あまりの温度差に愕然としたんですね。まぁ「暑すぎる*2」側も悪いんだけど(笑)。
はじめのうちは「なんでやらへんねん」と思っていたんだけど、だんだんめんどくさくなってくるんですね。そのうち、「何を話すればいいかわからない」とか言われはじめて、そこで思いついたのが「穴埋めプリント」だったんですね。
「自分だったらこう語るだろう」というのをプリントにして、ところどころに穴をあけておけばすぐに完成します。で、自分の意図と大きくはずれることもない。やる側にしても、一緒に読みあわせをすればOK。まぁ安全です。
でも、こうなるとますます「熱」が奪われていく。すると、聞く側の生徒はおもしろくない。おもしろくないと、教員はますます語るのがしんどくなる。となると、ますます「安全側(楽な側)」へと行く。
こんなスパイラルがあったんじゃないかと、ふと思ったのです。
でも、このスパイラルから脱出するためには、自分自身が「熱」をとりもどさないと、なかなかむずかしいんです。

で、今年、外的な要因から、どうしても真剣に考え直さなくちゃならなくなって、そこからだんだんと自分自身の考えを組みかえていこうという気になってきているんです。
「あきらめる」のはやめよう、と。マイナスのスパイラルは「あきらめ」からはじまるんですね。じゃなくて、きちんと向きあおう。そこから出てくる「熱」は、きっと子どもたちに伝わるはずなんですよね。

*1:当時は同和学習

*2:熱いを通り越すと暑くなる