で、教員は打ちあげ

文化祭が終わったら、当然打ちあげです。てか、どういうわけか、わたしが21年間幹事をやっています。しかし、新採からやってるかなぁ…。まぁ、学校っていうのは、けっこう体育会系のノリが強かったりして、特に、しんどい学校ってそうなります。すると、文化系のノリは肩身がせまくなります。文化祭なんて、文化系の最たるもので、大がかりな割りにイマイチ全体の盛りあがりに欠けたりします。で、打ちあげも「じゃぁ、体育祭のあとにまとめて」なんてことになりがちなんですね。でも、「それじゃぁなんぼなんでも」なんで、お祭好きの私がやるハメになって、そのままやり続けているということなんです。
1次会は、いつも行っている中華料理屋さん。ここ、わたしが担任した卒業生の家がやっています。いろいろ便宜を図ってもらっていてやりやすいんですね。しかも、なんと言ってもおいしいし。はじめは少ないかと思っていたのですが、気がつくと10人を越してえらい盛りあがりました。で、そのまま2次会になだれ込む。田舎ですから、カラオケです(笑)。若い連中が歌う歌う。思わずわたしも連中のノリでやってしまいました。すると、突然なぜかホイッスルを取り出して、ピッピッとやる体育の教員(こいつ、なぜかしらふでミルクティーをあおってた)が出てきたり、みんなで飛び跳ねて大騒ぎ。えらい夜でした。
ま、こんな日もあっていいでしょう。

文化祭最終日

てか、数年前までは3日あったんですけど、「行事の性腺精選」「授業時数の確保」というかけ声の中で2日になってしまったわけです。なので、今日はすでに最終日。てことは、片づけの日です。
午前中はダラダラと待機状態&原稿書き。昼に閉会式。で、午後は撤収。
撤収がまたたいへん。組むのはおもしろいのですが、撤収はどんなイベントでもめんどくさいもの。しかも、保障されている時間が少なかったりします。
とりあえず、自分が張り巡らせたロープを撤収したり、仮設の電話線の撤収をしたり、放送機器や照明関係(これがメッチャ重い)を撤収したり。ドンドン汗が出てくるので、思わずタンクトップになってしまったり(笑)。
で、一息ついて職員室でネットをしていると、放送室から電話。「先生、ちょっと来れへん?」「ええよ」。
で、行ってみると、フルーチェパーティーです。わたしも混ぜてもらって、無事文化祭が終了したのを記念して「かんぱーい!」。ココナッツミルクの味が異様に甘かった。でも、疲れた身体にはしみました。生徒も一緒みたいですね。「朝からなんも食べてへん〜」とか言うのがほとんどでしたから。

文化祭初日

文化祭の立ち上げの日は、放送部は朝が早いです。で、生徒に集合をかけた手前、わたしも早く行かなくちゃなりません。しかし、7時半でっせ。あたしが家を出たのは6時半。冬だったら嫌気がさしているだろうなぁ。
学校について、まずは仮設電話線の敷設。つっても、職員室から空中配線をするだけですけれどもね。1年生の放送部員に教えながらサクッとやって、あとは舞台の音響チェック。てなことをしていると、定時の8時半です。
放送の担当者っていうのは、基本的にはフリーにしてもらわなくちゃなりません。というのは、トラブった時走るというのが仕事ですから。で、走らなくてすむようにするのが事前準備と腕の見せ所ということになりますか。ところが、あまりに走らないことが増えると「お前、なにもしてへんやん」ということになって、他の仕事を入れられてしまう。まぁ、そのあたりのバランスが一番大切ですかね(笑)。
ただ、ダラダラしているとヒマなので、校門の立ち番の人から「ひもで門が開け閉めできるようにしてみぃ」とか言われると、思わずファイトがわいてきて細工をしたり、遊びまくっていました。他には、某書籍が増補改訂とかいう話なので、しこしこと原稿書き。
てなことをなんだかんだとやっていると、あっという間に一日が終了。
台風が過ぎ去った空はとてもきれいな夕焼けでした。

照れるひとこと

そんなこんなで、ヘトヘトだけど充実感を感じながらバタバタしている時の一コマ。
向こうから教科を担当している生徒が歩いてきました。なんでも、クラブで骨折したとのことで、ちょっと歩くのがしんどそう。「たいへんやなぁ」と声をかけると「たいへんやでぇ」と返事。この子、なかなかいい子なんですけど、やっぱりジェンダーバイアスが強い。1学期に「パートナーが女性」というわたしの発言に対して「んなら先生、男やんけ〜!」ときっちり返してくれた子です。まぁさ、なぁ。
で、今日ふたりでしゃべりながらダラダラ歩いていると、向こうから若い体育の教員がやってきて「うっす」とあいさつをしてきました。なので、わたしもいつもの通り「おぃっす」と返事。その瞬間、その子「いまの返事、男みたいやったで」と笑っています。「ありがと」とわたしは返事。
なんか、うれしかったなぁ。きっと、いろいろわかった上で、わたしが話したことを、その子なりに受けとめて、いまはそういうふうに見てくれているんだぁ。
今週は文化祭。来週からまた授業がはじまります。気分を新たにやろうかなぁ。

文化祭前日

かつては、このあたりになると教職員劇一色の毎日でしたが、いつのまにか淡々とした日々が続くようになりました。でも、前日はやっぱり違います。なんといっても、会場設営。ここはわたしの出番です(笑)。なかでも、ハコを1からつくる「小劇場」。舞台は柔道部の畳です。そこにロープを張り巡らして暗幕をつります。もちろん花形はロープ張りヤン。
武道場のキャットウォークにあがって、ロープを張るんですが、暗幕をつるすので、キンキンに張る必要があります。もちろん、トラックノットを使うわけです。でも、んなもん、できる人がそんなにいるわけがない。
で、わたしがその花形の役。はっきり言っておいしいです。
そのあとは、ひたすら音響屋さん。機械に埋もれて部員に指示を飛ばします。これまた、おいしいです。
てなことで、文化祭前日はなんだかんだ言って「やっててよかったよなぁ」というおいしい日です。そのかわり、ちょっとしんどいけど…。

で、やっぱり飲み

友だちは東京の人、しかも仕事の合間をぬってこられたので、今日帰らなくちゃなりません。なので、しばらく家でコーヒーを飲んだあと、昼ご飯兼晩ご飯で「へんこつ」へ。
到着すると、けっこう混んでいて、奥のテーブルしかあいていませんでした。でも、テーブル席ってなんとなく落ちつきません。やっぱり、なべを見ながら話ができるカウンターがいいなぁ。ということで、席があいたところを見計らって、「そっちに移ってもいいですか?」と店のおばさんに聞きました。もちろん「どうぞ、やっぱりいつものところがいいですか?」「へ?」。
断じていいますが、わたしは「へんこつ」にはそんなに行っていません。なのに「いつもの席?」しかも、「前にこられたときはテーブルでしたよね。でもその前はここでしたよね」「へ?」。なんで覚えられてるねん。こわいわ…。
そやけど、「まつい」のおっちゃんにも覚えられてるし。そんなに目立つかなぁ(笑)。悪いことでけへん…。

別の科の初診

大学病院って、待つのが仕事みたいなもんとは思っていましたが、やっぱり長かったです。でも、まぁ、医者の方もそれだけの人をさばいているというか、昼ご飯も食べていないというか、だから今日行けたというか…。まぁ、そんなもんでしょう。
とりあえず、パートナーとわたしと友だちと3人で行ってきました。いろいろ話を聞いてきました。なるほどと思いました。詳細は、そのうちこちらに書くことにします。

衝動買い

いつものように学校から帰る途中、ふと「ほしい!」と思い、寄り道をしてしまいました。てか、目の前に、突然おいしそうなローストチキンが浮かんだのがいけなかったんです。
直行したのは家の近所にあるアウトドアショップ。なんで、ローストチキン→アウトドアショップかというと、ダッチオーブン系なんですね。まぁ、わかるでしょうけど。
前からほしかったスキレットを買ってしまおうと。スキレットというのは、簡単に言うと鋳鉄でつくったフライパンです。もちろん取っ手も鋳鉄でできている、まぁ、薄手のダッチオーブンみたいなフライパンです。これ、なにがいいかというと、もちろん火のまわりとか持ちもいいのですが、ダッチオーブンのふたが使えるんです。なので、蒸し焼き系のものをキッチンでつくるにはちょうどいいんですね。
さてと、今日はシーズニングだけ。これからなにをつくろうかなぁ。ちょっとうれしい。

今日も今日とて、会議

なんでかわからないけど、「古いつきあい」が切れないのがわたしの性格です。それでもずいぶんと切ってきたのですが、やっぱり切れないと言うか、切りたくないつきあいもあるわけです。そういうところに限って、けっこう暖かく中途半端なつきあいを許してくれるので、それに甘えていたりもします。
今日はそんなグループの最たる「つきあい」の会議。ここ、人権教育関係で最初にわたしを「いつき」として受けいれてくれたところです。そら、切れるわけがないわね。
何が他と違うかというと、なんと言ってもジェンダーバランスがとてもいいです。運営委員を構成している人たちのジェンダーバランスがとてもいいことが原因かもしれませんが、「長」の名の着くことや、責任の多い仕事の多く(てか、ほとんど)を女性がやっておられます。で、そのせいかどうかわかりませんが、とてもアサーティブネス。なので、逆にわたしのような「アサーティブネスではない」人の存在も必要になってくるのではないかと、ちょっと思ったりして。
昼頃から、いつもの通り、先をあまり急ぐことなくダラダラと会議を続けて、5時頃に終了。でも、みんなが語ったんじゃないかという感じです。とても充実した気分で、軽く飲み。ここで、わたしなりに「障碍」を持つ人に対して「自分を語ろうよ!」とプチ爆発。でも、そんなわたしの爆発も、まわりの人たちはとても柔軟に受けとめながら、きちんと対話を紡ぎながら、フォローをして下さいます。ほんとうに楽。
なんだか、とてもたくさんしゃべったし、とてもたくさん話を聞いたし、すごく充実した思いで帰途につきました。でも、帰った時間が早いのね。不思議…。

子どものおつきあい

最近、上の子どもがアニメにはまっているようです。わたしはよく知らないんですけど、なんか、河原町のanimateに行きたいとか。で、つきあっていくハメになりました。
うちから自転車で約30分。途中、どっかのえらいさんが来ているようで、通行規制があって信号が全部青だったりして、なかなか快適なサイクリングでした。
で、無事animateに到着。ふむ。ぜんぜんわからん。しゃーないので、子どもを残して、わたしはそのあたりの散策。新京極近辺も変わったなぁ。そういえば、昔、VIVREの裏側にホルモン焼きの店があったなぁと思ったのですが、いまは見る影もありません。あたりは一面古着屋。それはそれでいいんやけど、わたしが着れそうなものがない…。
てなことで、1時間近く散策をして帰ったら、「待った」とか一言言われてしまいました。なんでも、望みのものがなかったらしいです。子ども曰く「まぁ6年前のアニメやからなぁ」。いったい何なのかはよくわかりません。てか、聞いてもわからないと思いますけど…。
寺町に行ったら信長書店なんてのがあったので入ったのですが、うちの子ども、「2階以上はやばそうなのでいかへんかった」とのこと。さもありなん。
その後、京極通りのアニメショップを発見。上の子どもと一緒に入りました。子ども曰く「人が少ないのでいい」とのこと。で、振り向きざまに、フィギュアの箱をひとつゲット。なんだったんだろう。
で、ふたたびふたりでちゃりちゃりと帰宅。わたしは晩ご飯の準備。ふと2階に行って子どもの枕元を見ると、フィギュアが2体かざってありました。そうか…。