今日もかよ

さすがに朝はしんどいわけですが、今日も呑み会なわけです。
というのは、いま、京都で「全研」というのをやっていまして、全国から人権啓発やってる人が集まってこられています。となると、当然
「京都に行くから呑も」
って声がかかるわけです。

さて、どこにお連れしようか…。やっぱりここは「おたふく」かな(笑)。
てことで、お友だちと3人でおたふくへ。お店に近づくと、すでにカラオケタイムに突入しています。カウンターに座ると、宴たけなわです。なんか、大笑いしながら、在所自慢とか被差別自慢とかしておられます。えらいタイミングやな(笑)。まぁ、これでこそ「おたふく」です。
わたしたちも話に混ぜてもらいながらというか、聞かせてもらいながら、お客をやります。おたふくにおいては「Do the 客」です。
みなさんの話が一段落したところで、せっかくの遠来のお友だちですから、わたしはカウンターを離れて、3人で話をシェア。それぞれの地における人権啓発のありようとか、さまざまなかかわりなんかを聞かせてもらったり。
で、9時に閉店なので、もう一軒いくことになり、これまた昔からある居酒屋へ。
なんか、店構えが変わった気がするけど、中は昔のままなので、たぶん変えたのは入り口だけなんでしょう。
なんか、このあたりになってくると、なんの話をしてるのかだんだんわからなくなってきます。まぁ、そんなもんでしょう。ダラダラ呑んでいると、閉店の11時です。
うわ、今日も帰ったら0時をまわるのか(;_;)。
ま、楽しいひとときが過ごせたからよしとしますか^^;;。

延々と

で、「隣の人」と意気投合したので、なんか、昼ごはんを食べに行こうということになり、車に乗せてもらってイタリアンレストランへ。ワインを飲みながらパスタを食べていると
「ぷりっぷりのホルモン」
とかいう話になって、なぜか焼肉屋へ(笑)。で、ハイボール濃い目がほんとに濃かったので、これ以上は呑めないなと思ったので解散したのですが、すでに5時です。
で、なぜか帰りに大阪に寄って、O田さんと合流。
「なに食べます?」
「軽く寿司とかいいですね」
「でも、大衆的な寿司屋の酒はまずいんですよね」
みたいな会話をしながら、とある大衆的な寿司屋へ。メニューを見て
「ほら、やっぱりまずそう」
とか言いながら、はずれのない焼酎お湯割りを頼んで、あとは延々と話。
気がつくと9時半です。これで家に帰ったら…。11時か…^^;;。

産社の可能性

今日の午前は分科会です。さてさて、どんなレポートが出てくるのかなぁ。そんなことを思いながら座って分科会がはじまるのを待っていたら、昨日一緒に二次会に行った人が隣に座って
「ありゃ、どうも」
「おはようございます」
みたいな…。
で、レポートの内容は「労働」。「産業社会と人間」という科目における労働観の育成みたいな話でした。個人的にはかなり興味があるというか、参考にしたいというか、さらにいうなら少しうらやましいというか、そんな内容なんですが…。
ところどころに出てくるんですよね。ヘテロ的なものが。で、思わず隣の人と
「これ、どーする?」
「いつきさんから問題提起を。あとから追撃します」
みたいな会話。

「産業社会と人間」は、総合学科の必修科目なのかな。で、レポーターの方は、それなりの学力が必要と考えておられるようなんですね。でも、そうじゃない実践例が大阪にあるわけです。
大阪の場合は、学力的にしんどい層が入ってくる学校でこそ必要だと考え、そういう組み方をしています。まぁ、それぞれの県の作風というのがあるので、どこかでやっていることをそのまま他県に持っていってできるわけでもないので、それはそれでいいんですが…。でも、「産社」って、可能性がある科目なんですよね。
ちなみに、わたしはうちの職場でもやればいいと思っていたのですが、一笑に付されました(笑)。そのあたりが「うやらましさ」につながっているわけです。
そうそう。あと、論議の中で「教員は世間知らず」という自己批判が出てきたんですけど…。ほんとにそうなのかなぁ。
考えようによっては、教員ってすごく「つながり」の可能性を持っているんじゃないかと思うのです。例えば、普通に生活をしていたのでは絶対に会えなかったであろうムラの人や在日の人にも会える。それだけじゃなくて、さまざまな仕事をしている人や、ほんとに遠い地に住んでいる人とも会える。子どもを通して、すごくいろんな人とつながる可能性を持っているわけです。そこで身につける価値観は、あまりにも多様性に飛んでいる。まぁ、それが「世間知らず」と言われる所以かもしれませんがね(笑)。
そんなことを考えたひとときでもありました。

で、夜は交流会。
ビールがスー○ードライなのはしかたありません。そのかわり、執行委員長さんがめっちゃおいしいお酒を持ち込んでくださいました。出てくる料理は岡山名物ばかりです。うん、おいしい!
交流会のメインイベントは各地の出しもの。ですが、これがまた、なんというか…。いかにも組合らしいというか、中国地区らしいというか。ビックリすることもあれば、感心することもあれば、マニアックなこともあれば。そんなこんなで、楽しい時間を過ごさせてもらって、8時半くらいにおひらきです。
さてと。二次会だ。
岡山といえばrinrinshaでしょう。ぜひとも地元の人に教えたい店です。
てことで、とりあえずお店に電話。
「えー、10人はきついなぁ」
「外でもいいので、そこをなんとか」
みたいな会話をして、かなり強引にみなさんをお連れしました。
「いつきさんから言われたらしかたないなぁ」
とか言われたら、まるで常連みたいですが、まだ3回目です(笑)。
ここでおいしいワインとおいしいおつまみと、なによりおいしい話で盛り上がって、気がつけば12時まわってました^^;;。
なんか、タクシーに押し込んでもらって、部屋に着いて、あとは倒れるように寝ましたとさ(笑)。

伸びる

今日は岡山でお座敷です。組合の中国地区の女性部の学習会だとか。
少し早めに着いたので、しばらくマクラを考えながらウロウロ。まぁ、いつものマクラでいきますか…。
会場には10年来の友だちがいたりして、ちょっとうれしくもちょっと緊張です。そうそう。そもそも今日のお座敷は前に岡山に寄せてもらった時に決まったので、すでに聞いている人もおられるわけです。もう、かなりネタバレはしてるんだろうなと思ったりもするわけです。
でもま、いつも通り、「小さな大切」です。
それにしても、女性部のみなさんは反応が優しいです。一緒に話をつくりあげていく感があります。なので、ついついしょーもない話を放り込んでしまうので、話が伸びます。でも、会場が会場なので、たぶんそれほど厳しくないのかな。時間的にも余裕を持ってプログラミングされているみたいで、主催の方は「オッケーオッケー」と笑顔で延長を許してくださいます。
そんなこんなで、少し時間を延長して終了です。
ふぅ
疲れたけど、心地よく出し切ったなぁ(^^)。

今日もうれしい

今日は体育祭です。いつもの通りの放送担当&生徒会担当でウダウダやってたのですが…。
今日は、「Anti Fasism」って書いてあるTシャツをたまたま(笑)着てました。で、生徒会の子に
「今日、こんなん着てたわ」
とか話してたのですが、うちひとりが
「でも、先生、カッコイイわ。ちゃんと自分のことも隠さずに生きてるし」
って言ってくれました。あれ?隠してはいないけど、何を隠してないかは言ってないよなぁと思い
「隠してない中身って何?」
って聞いてみました。すると
「…」
でした(笑)。
おもしろいですね。隠してないことはわかるけど、何を隠してないかは、あらためて考えるとわからない。
でも、そんなのでいいんじゃないかな。
これぞ、24時間ひとりパレードの醍醐味ですo(^^)o

うれしい出会い

今日はSpiritDayなる日らしいです。わたしは当然のことながら知らなかったのですが、なんでも「LGBTの若者を支援し、いじめをなくそうと呼びかける日」だそうです。
ま、こういう日はアイテムをつけて授業に行けば、それはそれなりにいろいろおもしろいし、それ以前に資材を調達する時点でいろいろおもしろいので、さっそく実行です。

まずはリボンをゲットするところから。保健室に行ったり家庭科室に行ったりして
「パープルリボン、ありません?」
とたずねます。もちろん
「なんなん?」
って答えが返ってきますから
「いや、SpiritDayってのがあって、カクカクシカジカで」
と答えるわけです。すると、
「あー、そうなんやー」
と言いながら、かわいいリボンがゲットできます。てことで、アイテム完成。

で、授業に行くと、これまた
「あ!かわいい!なんでつけてるの?」
と聞いてくれます。
「ありがとー!そのリアクション、ほさしかってん。実はね」
ってところから、
LGBTって知ってる?」
とはじめます。で、LGBTの説明したり、いじめの問題を話したり。で…。

いじめってね、直接的な友だち同士だけのいじめだけがいじめじゃないんだ。例えばこんな話がある。
あるレズビアンの友だちから教えてもらったことなんだけどね。その人、高校時代の家庭科のテストで「将来の結婚相手について書け」って問題が出たんだって。その人、どうしても答えが書けない。でも、答を書かなきゃならないからウソを書く。でも、ウソだから消す。で、レズビアンって書こうとするけど書けない。何度も書いては消ししているうちにテスト問題破れちゃったんだって。
こういうのもいじめなんだよね。ま、差別ともいうけどね。
例えばね。「思春期になれば、みんな異性に感心を持ちます」という言葉は同性愛者を排除するし、「人を好きになることはすばらしい」はAセクシュアルを排除する。「みんな大きくなったら選挙に行こう」は外国人を排除する。ひとつのメッセージは、その裏側に排除される人を生み出す可能性を持つ。
これをつけることは、そのことに敏感であろうというわたしの気持ちでもあるんだよ。
こういうアイテムって、他にもあるよね。例えばHIV感染者への理解と共感をあらわすレッドリボン。男性の暴力を許さない意志を男性自身が示すホワイトリボンもある。そういうリボンをつけてる人がいたら女性は安心するよね。そしてそんなリボンが街にあふれたら、暴力はなくなっていくよね。狭山差別事件のグリーンリボンってのもある。
折に触れて、そういうのをつけるって、大切なことだと思うんだ。
じゃ、授業をはじめるね。

授業が終わったら、近くにやってきて
「リボン、わたしもつけたい」
って生徒がいました。
ホワイトリボンの話をした時
「おれ、ホワイトリボンがええな」
っていう生徒がいました。
メッチャうれしい。そんな生徒と出会えたのは、小さなアイテムのおかげなんですよね。そのためにアイテムをつけるんです(^^)。

新たなステップへ

で、夜はおべんきょです。
今回は事前にペーパーを送ってあったので、サックリと指摘をもらってサックリと終わりました。
何度も同じことを指摘されているのですが、実は少しずつ自分の中で、その指摘の意味がわかりはじめています。なぜなら、文章を書きながら「ここは指摘されるな」って思えるようになってきたからです。んじゃ、指摘されないように書けばいいじゃんって話なんですけど、それができないのが「わかりはじめた段階」ってことです。
でも、とりあえず次のステップへ。
ここからがいよいよ本番、ほんとうに自分の脳みそとの闘いがはじまります。楽しみです。

能動的な学習

昨日の楽しかった夜のせいか、朝はメチャメチャ眠いです。というか、ここ一週間の自分の行動を考えたら、眠いのはあたりまえです。自業自得というか自暴自棄というか(笑)。
てことで、ゆるゆるペースで一日スタート。
とりあえず、最初のタスク、祭典をサクリとこなして、授業だのなんだの。
午後からは研究授業とやらで、若手の授業の見学です。

実は、わたしは昔から授業研究ってのがあまり好きではない。いや、人の授業をのぞき見するのは好きですけどね(笑)。そのあたりはこの人がよく書いておられることと共通しています。
だけど、なんしか今日のは義務っぽいので行ってみました。ちなみにこういう時のわたしは「いかに数学を教えるか」とか「黒板をどう使ったか」とかいうあたりには関心がまったくありません(笑)。てか、そんな個別的な観点で授業研究をしても、マニアックなつつきあいにしかなりませんからねぇ。

で、今回のテーマは「能動的な学習」らしいです。
…。
能動的な学習?
意味がわかりません。もちろんわかるのですが、中身がわからない。というか、それってひとコマの授業で実現できることなのか?
と思いながら授業を見に行ったら、グループ学習させていました。そうですか。これが「能動的な学習」ですか…。そう思ったので、近くのえらいひと*1
「これ、能動的な学習なんですか?」
と聞くと
「うん。能動的な学習」
って答えられちゃいました。そうなんか…。なんか、教師の考えることはよくわかりません(笑)。
てか、そもそも「授業」そのものが「受動的な学習」じゃんか。それをどう取り繕っても、しょせんは「ちょっとだけ受動的ではない学習」くらいにしかならないじゃん。てな発想はないのかなぁ。
孤独感が増します(笑)。
いや、若手の人、がんばってます。いい授業をされています。でも、「枠」の中なんです。ドラスティックに発想を変えるところにはない。経験がないからしかたない?じゃあ「若い人の発想で」とかいうのもやめたらいい。
発想の転換ということ、あるいは新しい発想というのは、ゼロから生まれるものじゃなくて、すでにあるけど、「まさかそれがつながるか」と誰もが思うような、一見関係ないことをつなげるところからスタートする。少なくとも、わたしたちの世界でいう「新しい発想」「発想の転換」は、たぶんその程度のものです。その「一見関係ないもの」を見つけつなげるということをするのに必要なのは、若さではなく経験だとわたしは思ってるんですけど、どうやらみなさんそうは思わないらしい。孤独感が増します(笑)。

ま、いいけどね…。

*1:≠管理職