それにしても、ふと思ったんだけど、なぜみんな身体加工をしたくなるのかなぁ。もちろん人のことは言えないんだけど、でもなぜなんだろ。
むかーし、anno job logに「性同一性障害の苦痛は変化に対してである」シリーズがありました。あれはかなりうなずきました。もちろん身体加工したければすればいいと思うし、そのことで後悔したらそれはそれだし、まぁ深刻に後悔する人はそんなに多くはないと思いますけどね。ただ、身体加工が人生においてそれほどのウェイトが置かれることへの違和感はつきまといます。あるいは身体加工することが「解」となることというほうがいいかな。
もしも身体加工を「解」と思って実際にやって、思う効果が得られなかったら、次は何を解にすればいいんだろう。「身体加工までやったのにダメだった」というダメージはかなりきついと思うんですよね。
わたしにとっての身体加工は「いろんなことをやった残余」でした。あるいは「差分」かな。もっと言えば「身体加工しなくてもやっていけると思ったからやった」ってことかな。
まぁ、そんなのは「性同一性障害(笑)」ではないという話もあるかもね。「苦悩や苦痛こそが性同一性障害のステイタス」ってことかな(笑)。
ただ、かつてO田さんと話してたけど「身体加工できなかったら死ぬ!」という人と「身体加工しなくてもやっていけると思うけど、やる」って人と、どっちが身体加工への希求度が高いかってことなんですよね。わたしは実は後者だと思ってるんです。これをパズルに例えると、前者は「まず身体加工というピースを置く」ところからスタートする感じかな。だから他のピースを置くこともできる。それに対して後者は「身体加工は最後のピース」って感じでしょうか。つまり、それなしには完成しない。だからこそ希求度が高い。
「自称性同一性障害と本物をどう見分けるか」という論文、タイトルはセンセーショナルだしSOC7とは真逆のことを言ってるように見えるけど、案外大切だと思うんですよね。医療者というか「専門家」は、主訴を批判的に見ることが大切だと思うのです。もちろん「否定的≠批判的」です。つまり主訴をさまざまな角度から観察することで、オプションを広げる。「解はひとつではない」ということを提示する。そして本人が選択する。
受容的であることと迎合的であることは違う。
それは身体加工も教育も同じこと。
午前はお座敷、午後は会議、夜も会議
今日は朝一、中学2年生対象のお座敷です。ここの中学校には古ーいお友だちがおられて、その方からの声かけでした。ちなみに去年はAっちゃんがやったとか。で、「今年はいつきさんに依頼しようと思ってる」と言ったら「あの人、忙しいからなぁ」と答えたそうな。ヒマなときはヒマなんですよ(笑)。
なんでも学校の人によると、子どもたちは落ち着きがないとか。基本的に勉強がよくおできになるお子さまたちが通学する学校なので、落ち着きがあってガッツリ聞くのがデフォルトらしいです。で、この子らはそうではないんだとか。でも、わたしとしては「ノリ」のよさが大切なので、望むところです。
さて、お座敷開始。子どもたちは笑っていいのかどうなのかとまどっています。が、ほどなく緊張もほどけてきて、顔に表情が出てきます。よかった(^^)。ここからは、とりあえず一気に20分ほど話しをして、少しノリを変えましょう。さらに20分くらい話をしたら、基礎知識へと話は移行します。ここを乗り越えられるかどうかなんだけど、さすがは「おできになるお子さま」です。ガッツリついてきます。てか、ものすごい勢いでメモしてる子もいるし、すごいわ。
で、最後に再びネタの時間帯。今回新たに入れたネタは笑ってくれるかな…。ウケた!
てことで、1時間25分のお座敷に子どもたちはガッツリついてきてくれました。ええ子らやんo(^^)o。
午後からは1年の総決算の会議です。とはいえ、できることはすべて終えた確認です。今年は…。悔いが残ると言えば言えないこともないけど、やるだけのことはやったかな。なにより、去年に引き続き、在日や部落の子どもたちと校内で在日や部落の話をできたのがよかった。
いくつか「せつない(;_;)」と思うこともあったけど、それはしかたないことです。
夜は恒例の会議です。
会議で考えたことは別エントリで。
会議の後は恒例の飲み会。「牡蠣の食べ方、どうします?」のオプション提示に「ポン酢で」と即答するわたし。まぁ、結果を自分で引き受けるってことは、すでにやってきたからな(笑)。
クールダウン
朝起きると、さすがにしんどいです。まぁ、2日間でイベント3つは無茶です。だって、呑み会3つと同義ですからね(笑)。
今日は午後から外まわりのつもりなので、車で出勤です。やはり車だと早いです。しかも道がすいてます。ますます早いです。なので、めっちゃ早い時間にガッコに到着。
職場に着いたら、データのバックアップ開始です。もちろん、わたしが転勤するわけじゃないけど(笑)、バックアップをサボると次のバックアップがメッチャ時間がかかってしまいます。そうこうするうちに、みなさんも出勤。
この時期の職員室での会話は来年度の人事のこととですね。1年かけて、あるいは何年もかけてできた人間関係がなくなる。寂しい季節です。
午後はこないだできた本を近場の人のところに配りに行きます。まずは前のおべんきょ場所。さすがにおられません。でもおべんきょ部屋には後輩にあたる人がおられて、いろいろ話。そうか、来年度、新しく入ってくる人がいるんだ。今年は1年あまり遊びにこれなかったけど、また来ようかな。
その後、東九条に行ったり立命館大学に行ったり。
そんなこんなで、1日がゆるゆる過ぎて、あとはダラダラな夜を過ごそうかな。クールダウンです。
久しぶりの交流会
朝、屍累々とはこのことです。なんだかあちこちで討ち死にした感じです。でも、それだけ昨日の夜が楽しかったってことです。でも、食欲はありません。
そうこうするうちに、10時半。そろそろこの状態をなんとかしないとやばいぞと思っていたら、交流会初参加の生徒と引率がやってきました。でもまぁ、この引率さん、前に玖伊屋に来たことがあるからまったくおどろいておられません。生徒に「何食べたい?」と聞くと「カレー」という答え。なるほど。それは違いない。でも、今日の主旨とは違うんですよね。
てことで、定番のチヂミと餃子、そして葱の卵炒めを初参加の生徒がつくってくれることになりました。
とりあえず買い出しです。その間、わたしはダラダラ休憩です。と、うちの生徒がやってくるわ、Aっちゃんの職場の生徒がやってくるわ。そしてそもそも前の晩から卒業生とオモニがいてくれてるわ。今日の交流会はかなりな盛況です。てか、これでこそ交流会です。
買い出し隊が帰ってきたので、わたしはぎょうざの皮づくり。一通りできたので皮をのばそうと思ったら、麺棒がない。まいったな。探してもまったく見つからないので、結局卒業生がヨドバシまで行ってくれました。
はからずも時間ができたので、まずは自己紹介第1弾。そんなことをやっていると、麺棒がやってきたので、餃子包みの開始です。今日は人が多いから早いわ。
さっさとできたので、みんなでわいわいごはんを食べて、自己紹介第2弾。今度はちょっと深めの自己紹介。もちろんはじめてだと深くしゃべるのは難しいから、あちこちから質問が飛んでいきます。なんだかんだで4時ぐらいまでだらだら交流会をやりました。
それにしても、久しぶりに京都の子どもたちが集まったな。ここ数年、参加者0もあったから、本当に素直にうれしいな。がんばって子どもたちを集めよう。
stn21のセミナー→卒業生の会
今日はイベント2連発です。
でも、午前中は家の中でゴロゴロ。昨日の食べすぎと飲みすぎをなんとかしなくちゃ。
で、昼前から行動開始。とりま同志社大学に行きます。イベントひとつめはセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのイベント「セクシュアルマイノリティとしても教職員vol.2\」です。それにしても資料が重い。
大学で今日のレポーターのKずみさん@千葉と合流。視聴覚器機の確認だけやって、すみやかにランチです。もちろん、向かうは心のふるさと天一です。うまいわ。
食べ終わって会場にもどると、当然のことながら参加者の方々が来ておられます。笑われました。
で、イベントスタート。まずは分科会。わたしは第1分科会、Kずみさんのレポートの司会です。
Kずみさんのレポート、なかなか興味深いです。もちろん総学を使った「LGBTQ研究」そのものもすごいです。でも、後半のおまけがまったくおまけになっていない。こちらが本論っぽいです。まぁそれはそうかもです。基本的に「LGBTQ研究」は実践だし、子どもたちが研究をするわけで、教員としてはいかに場をつくるかってことですからね。それに対して、後半はご自身のことやご自身が研究をされたことですから、厚さの方向性が違います。ところどころにきちんとネタをぶっこんでおられるのですが、みなさん笑っていいのかどうかとまどっておられたのが残念でした。てか、そこは司会の腕の見せ所だったはずだよな。
で、後半は全体会。東優子さんの講演「性と身体:自律とインテグレーションをめぐる議論」です。なんだかむずかしそうに見えるけど、性の健康と権利をめぐる歴史と現状ってあたりの話でした。こういうのを聞くと「知ってないといけないよね」ってあらためて思いますね。こういう話を踏まえた上で話をするのと、踏まえずに話をするのではまったく話の厚みが違います。終わったあとにほっしーが、ちょっと興奮気味に「話、すごくよかった。勉強になった」って言ってたけど、ほんとうにそんな講演でした。
で、速やかに懇親会へ。ここではカミングアウトするかどうしようか悩んでいる教員と同じテーブルになりました。なんか「わたしはこうだからこういう処遇で扱ってほしい」というカミングアウトにはどうもなじめないんですよね。ではなくて、社会を変えるカミングアウトが必要なんじゃないかと思うのです。でも、なかなかむずかしい。その点うちの組合はたいしたものですよね。わたしを女性部長にするわけですからね。まぁでも、社会を変えるっていうのは、そういうことを積み重ねた先にあるんだろうな。
まぁそんなことを話しているうちに懇親会終了。
ここからほっしーともうひとりで東九条に移動。卒業生の会です。
マダンセンターに到着すると、すでに鍋の準備がほぼできています。今日はいつになく人が多い。京都の卒業生が2人来ています。と、うちのガッコの卒業生が来て、さらにうじも来たりして、大盛況です。あかん、酒が進むやんか。
すごくサービスしてもらったo(^^)o
今日は1年間の総決算の日です。なにかというと、当落を決める教科会議です。さてと、わたしのクラスから赤点が出るか?
ちなみにわたしは成績担当。当落を最も早く知れる立場です。昨日のうちに成績が入っているので、わたしは見込み点を計算したりソートして成績をつけたり。ちなみにexcelなんでvlookupを使えばいいじゃんと思われがちなんですけど、いろいろ考えながらやる作業でもあるので、最終的には手作業と変わらないかな。
で、ギリギリ教科会議にデータを間に合わせて、ほっと一息です。
教科会議が終わったら、最後の成績処理。これで今年度の教科の仕事はおしまい。
あとは雑務です。なんにもないはずなんだけど、なんかゴチャゴチャあるんですよね。
そうこうするうちに「いつ電話に出られますか?」というメール。電話か…。なんでも「メールは失礼だから電話で」と上司に言われたとか。やれやれ。てことで、長電話をしたり。
てことで、普段より遅めに職場を出て、家族と合流。目指すは「チヂミの王様」です。
チヂミの王様のマスターとは25年来のつきあいです。はじめて会ったのは、今はなき「山城屋」というテント村みたいな市場でした。上の子が生まれてすぐの頃かな。よくパートナーと三人で買い物に行きました。その後、東九条に移ってこられた当初は、京都在日外国人生徒交流会のキムチ漬けの時の材料はチヂミの王様からわけてもらっていました。そんなことで、家族にぜひとも食べてほしいなと。で、タイミングとしては、わたしの誕生日とパートナーの誕生日を兼ねて、かつ昨日がおわった直後の金曜日かと。ちなみに、12日は子どもたちがケーキを買ってきてくれました。
9日はなにもなし(笑)
お店に入って、とりまビール。いきなりサービスのプレモルです。そして出てきたのがこれ。
あまりにも豪華すぎます。もうしわけない。
いつもの通り店内は満席です。マスターも皿出しをしておられます。でも、一段落ついたところで椅子を持ってこられて…。さらにCAVAも持ってこられて乾杯です。
そこからあとは、いろいろ話。昔のことから今のことまで、東九条の話から韓国の話まで。ゲラゲラ笑いながら、ずっと話をしていました。
それにしても、ほんとにいろんな人にお世話になりながら生きてるよなぁ。ありがたいなぁ。
それにしても、食べすぎた。というか、子どもたちはわたしよりももっと食べすぎたらしいです。まぁそうでなくてもチヂミの王様はいっぱい出てくるからなぁ。
とにかくピークか?
今日は試験返しの日です。どうしようかと思ったけど、やっぱり1年間の感想を書いてもらうことにしました。
感想はこわいですね。「罵倒してくれてもいいよ」って言ってますから。でも、おおむねみんな「いいこと」書いてくれました。ええ子らや。そうそう「教え方が独特って聞いてたけど」みたいなのが何本かあって、そういうウワサが流れてるんだなと。何人かの子が「キューカンバーを大切に」って書いてくれてました。心配してくれてるのもうれしいし、キューカンバーを覚えてくれてるのがうれしいです。
感想を読んでほっこりしたところで、各種書類を出しに行ったり、事務室で来年の話をしたり。でも、そんなことをやっているうちに「これではアカン」と。なにせ、今日が〆切です。なので、半日年休です。
ちなみに、試験返しから帰ってきたら前回モルタルを手伝ってくださった方から長いコメント1が返ってきてました。なるほどー、やはりそこは無理筋だったから…。さらに駅のホームでメールチェックすると、センセから「根源的な大手術が必要」との臓腑をえぐるようなコメント2が返ってきてました。
どうする…?
帰り道ずっと考えていたけど、コメント2はもしかしたら移植手術をすればいけるかもと気づきました。てか、たぶん移植手術したほうがすっきりするじゃん。
てことで、家に帰って移植手術開始。とにかく大きなところを動かすのは簡単です。問題は接合部の細かなところと、後ろを前へ持ってきたことのバランスです。コテコテやってて気がついたらあっという間に2時間たってました。
残された時間は8時間。
次にコメント1です。どうする?やるか?いや、このまま突っ走るか…。
と、T田さんから「ふぁいと!」とメッセージ。涙が出そうにうれしいです。みんな気にかけてくださってるんだなぁ。ここでふと、悩んでいることを相談。すると「限定された中で書くのがおべんきょ成果」との至言が。そっか。やはりやらねばな。
てことで、覚悟を決めて作業開始。ただ、そう考えて作業開始をはじめると、案外それでもいけるなと。
でも、考えてみればあたりまえのことで、わたしがやってることは「理想から現実を見る」ことではなくて「現実を記述する」ことなんですよね。で、その現実は語られたものなんです。なので語った人が考える現実が語られてるんです。そこにわたしの理想が入り込む余地なんてこれっぽっちもないです。だから書けてあたりまえなんです。
てことで修正作業をしてる最中に気がつきました。そうだ、Yき姐に「牛」を送らねば。てことは、本論より「牛」が先か。まぁ、「牛→本論」って人もいるらしいし、考えが成熟してたらそれでも書けるはず。本論は細かいところを埋める作業ですからね。
てことで、先に牛をやって送ります。ついでに「お手紙」も先に書いてしまいましょう。なにせ、お手紙に沿って修正しているわけですから書けないとおかしいです。で、お手紙を書きながら、大鉈振るうところを考えます。
そんなことをやってると「虻」が飛んできました。ありがたや。でも、またまた少し修正。するとまたまた「虻」が飛んできました。ほんと申し訳ない。
そんなふうにして、気がつくと…。
できた?できたか?ほんとに?
とりあえず、ざっと最初から通して読みます。
うーん、たぶんできたな。ここでダメダメ先輩から心配のメール。なので、送ってみるなど。「ええんとちゃう?」というメールが返ってきて、少しやりとり。てか、〆切まであと30分。これは送らねば。
てことで、11時半に無事提出。
ふぅ。今回も、いや今回は前回よりきつかったかな。
バレンタインデーに返ってきたけど、そこから先は年度末のバタバタでどうしようもありませんでした。年度末はとにかく出張が多い。そこへもってきて、特殊業務だの卒業式だの入稿だのとガチで仕事をしなくちゃならなくて、ようやく向き合えたのが3月2日でした。まぁ、換気扇掃除をしてたんですけどね(笑)。それから2週間なかったです。でも、これがなんとかなったのは、まさに「時期」でした。一週間前だったらと思うとビビります。昨日今日休めたのが大きかった。
でも、それよりもなによりも、今回もいろんな人が助けてくれました。臓腑をえぐるような大切なコメントをくださったセンセとか、体調悪いのに一緒にモルタル塗ってくださったS藤さんとか、仕事の合間を縫って「虻」をつくってくれたYき姐とか、〆切間際のタイミングをはかってエールのメールをくださったT田さんとか、仕事で疲れてるのにいろいろアドバイスくれたダメダメ先輩とか。そうやって考えてみると、おべんきょってひとりでやるけどひとりじゃないんだなって思いますね。
さぁ、疲れた。今日はビール飲んでないけどもう寝ようかな。
と思ったら、パートナーが「乾杯する?」って言ってくれました。でも今日はやめときましょう。キューカンバーです。
「あしたしよ」「そうやね」
ってことで、おやすみなさい。
お酒のんでなくて寝られるかなぁ(笑)。
思い切る・9.9合目?
朝、4時半に目が覚めました。瞬間もっかい寝ようかと思ったけど、パソコンを開くことにしました。もちろん開いたからと言ってすらすら書けるわけじゃないです。でも、開いて読んで考える。
すでにデータは頭に入ってます。もちろん全データじゃないけど、使うデータを動かす段階じゃないです。で、使うデータは入ってます。でも、まだ読みとれきれてないところがあります。あるいは、読む角度を変えると別の捉え方ができる場合もあります。そして今やらなきゃならないのはそれです。
もちろん新たな「枠組み」を導入する方法もあります。というか、本来それをしなきゃならんのかもしれません。でも、それもまた「そのタイミング」じゃないです。
てことで、それをする時間をどうしても確保しなきゃなりません。なので、今日は休むことにしました。昨日成績処理をすべてすませておいてよかったです。
と、Yき姐から「虻」が届きました。ゴメン、すでに大幅に変えてるねん(;_;)。で、その旨メールすると「そんなん、書きながらうにゃうにゃ動くもんやから」って返事が返ってきました。ありがたや。
とにかく今回の大鉈で新しい言葉が登場してます。それをどこで出すかが、ひとつの問題です。今の場所はあまりに唐突です。なので、もう少し前に出したい。でも、それをどこにするか。どんな形で出すか。それが考えどころです。あーでもないこーでもないと考えてるうちにお昼になりました。
いちおう昨日は今日ガッコに行くつもりでおべんと詰めておきましたが、せっかくなので「トゥンセラーメン」を食べることにしました。
ちなみにパッケージが変わってるのに気づきました。
スコヴィル値が書いてあります。9413らしいです。何を考えてるねんと。で、完成。
やっぱりおいしかったです(笑)。
どうりで、北極ブラックとか辛辛魚とか「辛さが足りない」と思ったわけです。ただ、メッチャクチャ辛くすると売れないので、当然マスで売る商品は辛さを抑えるわけです。それを「ブルダックの2倍が出て韓国1じゃなくなったから、より辛くする」とかいうことをやるパイドゥはすごいです。
てのはおいといて。
午後も大鉈をふるいます。ディレクトリの中にはどんどん旧バージョンが増えていきます。ま、しかたない。とりあえず「新しい言葉」の居場所は確定しました。次は心臓部です。もっかいAさんの実践をゆっくりと見つめます。他の人のことをAさんはどう描いているのか。描くことを通してなにをしてるのか。そしてそもそもAさんはなにをしたのか。それを細心の注意を払って考えます。すると、少しずつ浮かび上がってきます。
そうか、その行為はそれを意味してるのか。そうか、それを語ったことはこのことを意味してるのか。
それを文章に落とし込んでいきます。そうやって6時半くらいにとりあえずひと区切り。いちおう最初から最後までつながりました。
が、まだ残ってます。それは、一番最初の文章です。Aさんではなく、わたしはなにをしたかったのか。なにをしようとしてるのか。なにができたのか。それを書かなきゃなりません。そして、タイトルです。なにができたのかをひとことであらわさなきゃなりません。
そんなことをしていると7時になりました。
ここでいったん終了です。あとはお風呂の中で考えましょう。なにせ、お風呂の中とトイレの中が一番よく考えがまとまる場所ですからね。
ひとつヒントが出たので、それをメモφ(..)。
さぁ、晩ごはんを食べてクールダウン。
と、Yき姐から新たな「虻」が送られてきました。ありがたい。いちおう、新しい「よ牛」とともに自分の修正虻を送ったんだけど、まったく違うものです。まぁしゃーないです。わたしが英訳すると
「あしひきの山鳥の尾のしだり尾の」
が
「ofしだり尾of尾of山鳥ofあしびき」
みたいな感じなるわけで(笑)。
さらに寝る前にダメダメ先輩とやりとり。ここでまた新たなヒントを得たり。まぁこうやって、少しずつ狭めていって、ひとつのところに追い込むんだろうな。
で、12時くらいに限界が来たので、ウィスキーでクールダウンして寝ることにしました。
さぁ、あしたが最終日だ。
最後の迷走
今日はパートナーの誕生日です。だからといって、朝はなにがあるわけでもなくいつもの通り過ぎていきます。
今日は午後に出張があるので、午前中が勝負です。ひたすら採点の祭典です。が、数学が2クラス。しかも採点しやすいように試験問題をつくったので、サクサク進みます。途中避難訓練があったけど、無事午前いっぱいで採点完了。その後、ノートチェックをして、平常点の計算もして、聖跡処理は99%終了です。あとは、遅れてノートを提出する子の
追加の平常点と、あさっての試験返しで採点ミスのチェックをすればいいです。ここで昼ごはん。
で、午後からは就職関係の出張です。今年の就職状況と試験時なんかの問題点を京都労働局と情報交換です。それにしても「コミュニケーション力」って、いったいなんなんだ?浦野さんの話を聞いたわたしとしては、ツッコミどころ満載です。にしても、高校生の就職フォーラムかなんかで「就職時に一番大切なのは何?」という問いへのグループ討論で、みんなで出した答が「コミュニケーション力」だったらしいです。ちなみに、正解だったとか。さらに2番目が「協調性」で3番目が「独創性」らしいです。高校生は忖度するなぁと思うとともに、2番目と3番目はバッティングしてるじゃんと。これが就職試験の現場らしいでの、ほんとに暗澹とした気持ちになりますね。
で、家に帰っておべんきょ開始です。
実は、昨日センセからコメントが返ってきて、迷走をはじめました。いや、迷走ではないか。でも、根源的なところを指摘されて、そこはぜったいに修正しないとやばいぞと。ただ、あまりにも根源的すぎるので、その影響力はそうとうです。
はたして時間が足りるのか?でも、やらなきゃどうしようもありません。ただ、ピークが目の前にあることははっきりしています。そのピークにいたる道を探す、ただそれだけのことです。
変わっていく町
今日はパタパタする日ってのを覚悟して朝がはじまります。
まず玄関を出てひょいと横を見たら、猫の額ほどの庭の屋根が崩壊してます。崩壊するのはいいんです。基本的には風や雪の対策のために簡単に崩壊するようにつくってます。チキチキマシン状態なんです。が、直すのはめんどくさいのはめんどくさい。ま、日が長くなってきたから、帰ってやりますか。
で、午前は巡回とカントク。その後はこないだ入稿した本ができあがってきたので、それを配布用に仕分けです。それにしても、よくぞ20日でつくってくれたなぁ。ほんとに助かります。
で、午後はウトロのフィールドワーク。今回は新採の人なんかも一緒です。
まずは金秀煥さんの講演です。このご時世、韓日関係にかなりピリピリしておられるのが伝わってきます。具体的には、歴史をどうとらえるのかってことです。なにせ、日本政府そのものが韓日の歴史を政治的な問題と位置づけて、それをもって韓日の関係をつくろうとしてますからね。でも、本質はそこではない。なので、それをどう伝えるかってあたりを随分と考えておられるみたいです。
でも、とても簡単です。「人の生きざま」なんですね。「1965年に政治決着したから、もうすべてなし」ではない。戦争と植民地支配が、人の人生にどういう影響を与えたかってことが大切なんですよね。まぁでも、日本政府はそういうことは捨てるだろうな。だって、日本の原子力政策の中で生まれた福島第一原発の事故が、人の人生にどういう影響を与えているかってことすら捨ててますからね。そういう政府だってことです。
ま、そんなことを考えながら、やがてウトロの歴史に話は入ります。出てくるスライドに、知ってる人がチョコチョコいます。懐かしいなぁ。わたしがウトロをウロウロしはじめたのは1992年です。もう27年もたつんだ。
で、フィールドワーク。うわぁ。ほんとに町がない。西半分は前のままですが、東半分は、ほんとになくなりました。「こっちおいで」って肉を食べさせてもらったガレージもありません。さびしいなぁ。でも、しかたないです。いつ立ち退きか、いつ洪水かって生活ではなくなったんですよね。だからこれからも細く長くつきあいは続けさせてほしいな。
そんなことを感じながらフィールドワーク終了。
家に帰って屋根を直して。家の中に入ると「辛子蓮根来てるよ」。
熊本のY本さんが誕生日のプレゼントとしてくれたものです。うれしいなぁ。
みんなでパクパクというかシャクシャクというかいただきました。