朝起きて、どうしようかと思ったけど、やはりランです。鴨川を十条通りまで走って、引き返して塩小路橋まで走れば20分くらいです。今日は1kmが6分30秒くらいです。ちと速いな。でもま、いいか。
帰ってきたらK川くんがマッサージしてくれました。うれしいな。
と、起き上がってきたのはMりくん。へ?沖縄にいるのとちがうん?なんでも用事をしがてら玖伊屋に顔を出してくれたとか。うれしいな。
その後、シャワーを浴び終わったT本さんがマッサージをしてくれて、さらにIちくんがリフレクソロジーをしてくれて、T本さんがハンドマッサージをしてくれて、至福の午前です。
あとは朝ごはんを食べて、片づけをして。
問題は、昼ごはんをどこで食べるかです。「おたふく」なきあと、ほんとに困ります。実は「ちよみ」と思ってたんですが、あいてないのかな。「あずき」はいっぱいだし。なので、久しぶりの「わかば」ということにしました。
お母さん、相変わらずです(笑)。
とにかくすじ焼きからスタートして、アギ・ウルテあたりを攻めていきます。飲み物はもちろんハイボール濃い目(笑)。ガチで濃いハイボールを飲んでるうちに寝てしまいました。で、起きたらハンバーグがなくなってた(;_;)。
ここで、そろそろいい時間になってきたので退散です。
家に帰って、思わず猫の額で横になったら爆睡です。目が覚めると9時半。なにげに気持ちよかったo(^^)o。
新たな気づきのおさんぽ→玖伊屋
朝起きて、とりあえずランニングです。1km7分です。まぁええとこかな。3km走れば20分ちょいってところです。
そして、猫の額で朝ごはんを食べて、読書。気持ちいい。
昼前にスタートです。
今日は前々から「やりましょう」と言ってた車いすユーザーのおふたりとのおさんぽです。
とりま、11時半に集合。最初に昼食を食べようと思ってる「糸ちゃん」のグーグルストリートの写真を見せて「ここ、入れますか?」とおふたりに確認。
「行けるでしょう」
とのこと。よかった。次にトイレの確認。「生きセン」と「多文化交流センター」と「マダンセンター」かな。でも、マダンセンターは狭すぎるとか。なるほど。
そんな準備のあと、出発です。日差しが強い。
「こんな日に設定したの、誰や」
とか言いながら、できるだけ日影で説明を試みることにしました。
今回は集合場所が七条なので、ふだんとは逆コースです。てことは「ストーリー」の組み立ても変わります。まずは簡単に部落史を紹介して、そこから「貧困≠差別」みたいな話をして、その証拠となる建物を案内するところからスタートです。でも「排除されてた」って証拠もあるわけで、それも案内。
ここで問題発生です。案内板が読めない。車いすユーザーには奥過ぎて高過ぎる。なるほどな。
で、ここからいよいよ「差別との闘い」の話です。まずは柳原銀行です。が、ここでまたまた問題発生です。あまりにもバリアフルです。それでも1階には長ーいスロープで入れるらしいですけど、2階は絶望的です。うーん。
お次は「石碑」です。が、またまた問題発生です。説明文は石碑の裏側に彫ってあります。ここにアクセスできない。
こちゅかるさんに写真を撮ってもらってあとでシェアする方法をとりましたが、やはり直接見ること、つまりアクセスできることが大切なんだよな。
そんなことを考えながら、「糸ちゃん」へ。半分は食べたいのと、半分は宴会ができるかどうかの偵察と。うーん、完全な定食屋ですね。
でも、「赤」と「白」はあります。

「こごり」もあります。うまいわ。

「鍋焼きうどん全部入れ」はダシが絶品です!

ここでゆっくりとランチタイム。
なんでもY田さんが足を虫に噛まれたとか。かゆいかゆいと言ってはります。介助者さんがポリポリしてはります。が、なんでも施設だと怒られるんだとか。
「こんなつまらないことで呼ぶな」
って言われるとか。いや、つまらなくないし。
「痒くてかけないのはしんどいよねー」
って話になったので、思わずこの時のあとに経験した「幻肢痛」の話をしたり。
「それはたいへんでしたね」
って言われたので
「まぁでも、こんなことやった、こんな時にしか経験できないから、幻肢痛を楽しむしかないですよー」
って笑っておきました。
で、午後は九条の案内です。こちらは通常の流れでまわります。なので、パッチギ!橋とか40番地跡とか。
と、途中でOか山さんが笑っておられます。曰く
「コースが読めない」
路面がうねりすぎていて、車いすのショックが強すぎるらしいです。なるほど、点字ブロックのことは知ってたけど、「道にお金をかけずに放置する」ことそのものが、車いすユーザーから街を自由に動く権利を奪うんですね。
そして、午後の最後が「ひかり公園」なんですが、ここが自転車止めがあるんですよね。
と、Y田さん
「入れる気がする」
と言って、教習所のS字みたいな感じで中に入ってしまわれました。すごい!なので、無事説明ができました。
おさんぽのあとは崇仁新町の「やきやき」でビールです。いや、ビールが水分じゃないってことはよくわかりました。ビールを飲めば飲むほど喉が渇きます。しかたないので、裏メニュー&氷水でその場をしのぎました。そんなことをしてると、姫路からG藤さんが来られて、一緒に玖伊屋へ。
今回の玖伊屋のメインイベントは障子の張り替えです。先にIちくんが古い障子を剥がしてくれてたので、そこに貼るわけですが、ここでG藤さんが腕をふるわれました。まさか美術の教員とは知りませんでした。
さぁ、あとは飲もうか。わたしがやったのは、鳥のもも肉を焼くのと、胸肉の酒蒸しをつくるのとだけでした。
でも、いいんです。今回は同僚が子ども連れで来てくれたので、とてもうれしいです。
そんなこんなで夜が更けていくのですが、たぶん11時前にダウンしたな。記憶がない(笑)。
再起動
今日から1学期の中間試験がはじまります。が、昨日の呑みすぎでなにげにしんどいです。幸い、1時間目はカントクなし。なので、忘れていた雑務をするなど。
2時間目は受け持ってる6人講座です。ここ、去年は学年トップを走り続けた子もいたりするんですが、たぶん驚くほど点が取れないだろうな。それは、例えば小学校の頃は100点を取り続けていた子が中学校に入るととれなくなるみたいなものです。つまり「できて当たり前」から、そうじゃなくなるという、ただそれだけのことです。
試験が終わってしばし寝かせて、採点開始。あっという間に修了です。さすがに「できて当たり前」のところはきっちりとってるけど、そうじゃないところは、まぁそれなりです。でも、なかなか解いてきてくれるのでうれしいですね。
で、2時ぐらいに、突然「久しぶりに走ろうかな」という気持ちになってきました。
やはり「登山中」は、どうしても走ろうという気になりません。てか、ずっと走っていて、どのあたりで走らなくなったのか考えてみたら、肉離れした日からですね。で、年末は「おべんきょ成果」だったし、正月はノンアルのラストスパートやったし。とてもじゃないけど、走る気分じゃありませんでした。でも、3学期になって、子どもたちが「走り」の授業になったので、ちょこっとつきあったけど、校内ロードレースが終わると「走り」の授業がなくなるので、そのあたりで気持ちが切れて、なんとなく走らなかったんですよね。
それが、最近「やばいな」と。お腹がプクプクになってきています。これは絞らねば。
ということで、突然「走ろう」気分になったわけです。
ところが、まわりの人から「今は暑いからやめておけ」と全力でとめられました。なので、4時までガマン。4時になってグランドに降りると、誰もいません。そんな中をゆっくりゆっくりと、6周走りました。距離にして2kmちょい。時間は17分ほど。てことは、1km走るのに8分もかかっています。でもいいんです。そこからです。
走り終えたら少しだけ筋トレ。
なんかうれしい。
呑むとあらわれる
「あらわれる」って書くと「現れる」のか「表れる」のか「洗われる」のかよくわからないんだなと、あらためて思ったり。
てのはおいといて…。
午前はとにかく雑務をガシガシこなして、やらなきゃならんことはほぼ終了です。
午後は第2のふるさとに出張です。内容は、某人権教育研究会の総会です。考えてみると、人権教育研究会の総会って春に3つ、冬に3つ、合計6つ出てるんですね。よーわからん。
ちなみに記念講演は、某人権教育研究会の元会長です。かつては「元会長?ケッ」とか思ってましたが、いつの頃からか、そう思わなくなりました。たぶん、そういう人が会長になるようになったんでしょうね。京都の事情を考えると、まぁそういうことなんです。
で、話を聞くと、わたしらみたいな人にとっては「いまさら」な話なんですが、若い人には必要な話だなと思いました。
まぁ簡単に言えば、京都の南部における同和教育の歴史を、中学校教員の観点から振り返るみたいな話です。これ、そこにいた人にしかできないです。たぶん、クッチャンクチャンに荒れてた学校で、日々生徒指導に追われながら、それでも前を向いて実践をし続けた人にしかできないし、わからない。でも、それを若い人に伝えなきゃならんのです。
もちろん、いま、クッチャンクチャンに荒れてる学校なんて京都にはないです。じゃあ参考にならんかというと、そうじゃない。大切なのは「生徒観」であり「社会観」なんですよね。それは伝えなきゃなりません。
そんなことを考えながら、夜は数学の飲み会です。
なんか、この間ガラスを割った話とか、この間朝からキレてガラスを割りたくなった話とかしてたんですけどね。新転任の人に
「ガラス、割りたくなりませんか?」
って聞いたら
「たまに腹が立つ生徒が」
とか言われたんで
「へ?」
ってなりました。ないわ。子どもに腹が立つこと、ほとんどないわ。困ることはもちろんあるし、たまに腹が立つことはもちろんあるんだけど、ガラス割りたくなるほど腹が立つことはないわ。
もちろん骨折したことはあるけど、もう10年も前の話です。なので
「生徒には腹が立ちませんわ。腹が立つのは教員やね」
って話したんですけど、考えたみたら、この発言は同僚に対してはヤバイ発言ですね(笑)。
と、いつも一緒に駅から歩いてた仲よしの同僚が横にやってきて、スミノフ呑んでるわたしに
「飲んでないじゃないですか」
と、日本酒をドボドボドボと注いでくださったり。
なつかしいなぁ。もうないだろうなぁ。
でも、呑むと人間が出てくるなぁ。
いまにはじまったことじゃないけどね(笑)。
久しぶりのフルタイム
「フルタイム」といっても「フルタイム・トランスジェンダー」のことではないです。てか、性同一性障害大国の日本では、フルタイムなんて死語になったかもなぁ。わたしがトランスしはじめた2000年あたりは、まだまだパートタイムが主流だったし、パートナーと子どもがいて教員やりながらトランスなんて、だれもやってなかったけどな。しかも住んでたのは人口9000人の田舎だったし。そんなところで子ども会もPTAの会長もやったしね。
けっこう「荒野を切り拓く」ことはしてきたつもりだけど、「君らはなにをやってきた?」って言われてもな(笑)。ちなみに、「一般の」人だけど「物は言って」きたけどね。
でも、こんなほとんど誰も見てないところで、話してもしかたないな(笑)。
て話ではなくて、仕事の話でした。
月曜日は避けられない私用のために昼から休んだし、火曜日は避けられない趣味のために朝に休んで昼から出張だったし。久しぶりに朝から定時まで仕事です。
やらなきゃならんことがそれなりにあるけど、なにからどうしていいかわからない状態です(笑)。
それでも、のつこつと仕事をしてるうちに信じられないスピードで時間がたっていました。これはヤバイな。
放課後は教え子(たまにお座敷で話すMって子の子ども)の子どもが質問に来たり。おぅ、複2次式の因数分解か!がんばってるなぁ(^^)。あまりきちんと教えないけど、自分で気づいて納得するのにつきあうのが、わたしのやり方だから、4問解くのに1時間くらいかかったけど、納得して帰ってくれたかな。
さてと帰ろう。
で、帰りの電車の中でいきなり職場から電話。うわぁめんどくさい。なんかしでかしたかな(;_;)。
と思ったら、「放送がかからない」とのこと。なるほど、それで放課後静かだったのか(笑)。
「とりあえず、調整卓の電源が入るかどうかをチェックしてください。入らなければ、コンセントとブレーカーをチェックしてください」
とだけ伝えたんだけど、地下鉄の中で
「あ!」
と気づきました。で、またまた電話がかかってきたので
「火事なんかの時の緊急放送のマイクがはずれるなどして、そっちがオンになってませんか?」
って伝えると、それが正解でした。
よかったよかった。これで明日の朝もいつもの仕事からスタートできますわ。
これでできる→定型句か
今日は午後から出張です。なのでついでに休みをとって、免許の裏にハンコを押してもらおうかなと。そんなことを思ってたら、時間的にパートナーの母親を病院に連れていくことが可能みたいなんで、そんな用事もしようかと。
てことで、結局、起床はいつもと同じ時間になってしまいました。なんのための年休やねん(;_;)。でもま、ええかと。
そんなこんなで押してもらいました。

これでレンタカー屋さんに連絡できます。
午後は某人権教育研究会の、まぁ言ってみれば総会です。第1回の総会は、小中高から1本ずつレポートが出て研究協議です。わたしは不文律的に決められた役割があります。去年も一昨年もやりました。
で、今日もレポートが終わると会長やってる友だちが後ろ振り返って「言え」とか合図してきます。なんでこの歳で鉄砲玉やねんと思いながら発言です。
小学校のレポートは、掘り下げるとおもしろかったかな。メッチャしんどい家庭の子がいて、担任の時も家庭訪問してそのしんどさをわかってたけど、加配になって家庭訪問したら、担任時代の「わかってた」は「わかったつもり」だってみたいな。いろいろ質問したけど、最後に質問したのは「せんせいの変わり目はわかったけど、子どもも変わっていってて、その中で記憶に残る言葉とかありますか?」ってこと。すると「覚えてない」と。「覚えてないけど、やたら握手してたのは覚えてます」と。「そういう子でした。とにかくおもしろい子でした」と。
おもしろかったんやろな(笑)。
わかるわ…。
中学校のレポートは…。不登校の子どもにかかわるレポートです。ていねいです。とにかく家庭との連携をしっかりとられてます。でも、何となくそこが気になる。あれだけ家庭訪問とかやってたら、家族や子どもにすごいプレッシャーがかかったんじゃないかな。そんなことを思って質問したら、その子は不登校を脱出したんだとか。きっかけは「絵」だったとか。まぁ、きっちりとしたとりくみがあったからこそ、そのきっかけがあるんだろうけど、「なにやってんだろ、あたしゃ」って気分になるだろうな。あと、どうやら家族の仲がいいことも原因なのかな。学校からのプレッシャーをうまくいなしながらやってたんじゃないかな。そうなると結局は「家庭の教育力」なわけで「なにやってんだろ、あたしゃ」になるんですよね。
高校のレポートは、障害のある子へのかかわりです。これもていねいなとりくみをしておられます。もちろん当該の子だけじゃなく、まわりの子にも働きかけてて、進路も保障できてて、満点です。が、気になる箇所が…。「消極的なところがこの子が克服すべき課題」って書いてある。もちろん、それはそうなんだろうけど、その「消極さ」は社会的に強いられたものっていう観点はあったのかってことです。なので、そんな話とともに、事例として、「部落出身の子の低学力の克服のために個別のとりくみはしてきたけど、常にその背景に社会的な問題があることを心に刻み、それそのものをなんとかしなきゃならないと思ってきた」って言ったんですけど、それが気にくわない人がいたらしい。
「部落問題はあってはならない差別。それに対して障害は歩み寄りが必要なこともある」
出た「あってはならない差別」。定型句です。てか、まったく論点が違うし、わけわからんことを言われてですね…。
わたしが言いたかったのは「社会モデル」と「病理モデル」の話なわけです。それに対して「手話しか使わないって人がいるけど、それだったら関係が成り立たないから、妥協が必要」とかいう話は論外だし「車イスに点字ブロックはジャマなので妥協が必要」って話は読み筋が違う。果ては「多数者にあわせることも、場合によっては必要」だと。いや、手話の話は、そういう「妥協を強いる多数者」へのカウンターなんだってば。
さらに部落問題を特権化してる。なんでそうなるかなぁ。
もちろん「いや、だから」と反撃だけはしておきましたが、めんどくさいな。
幸い、レポーターは意図をわかってくださったみたいでホッとしました。
まぁでも、個々の問題をバラバラに捉える人と、個々の問題の個別性を踏まえたうえで共通するところを探す人がいるのかな。わたしは明らかに後者なんですけどね。
ま、そんなこんなで出張も終了。
夜は定例の会議→飲み会。
会議の前の「赤いガソリン」も定例です。
こちらはホッとするなぁ。
主体的で対話的な学び(笑)
今週末から今年度最初の定期試験、1学期の中間試験がはじまります。
わたしが担当しているクラスは、すでに試験範囲は終わってるので、今まで週末課題やゴールデンウィーク課題で出したプリントを印刷して、教卓に置いて、「ほしい人はとりに来い」ということにしました。さてと、みんなどう動くかな?
と、みんな、ウワーッとやってきました。ありゃ、みんな、やる気があるんだ(笑)。
ちなみに、今年の子ら、少しこわいので、というか、去年の経験があるので、この試験から点数をとらせようかなと。なにせ、去年、放っておいたらヒーロー続出で、最後に1点を争わざるを得ないことになりましたからね。
なので、まずは
「今回、ヤバイと思ってて、とにかく30点とれる気がしない人、手をあげて」
と、自主申告してもらうことにしました。ここで手をあげてくれるのがうれしいです。いや、ほんとに苦手で、だから手をあげられない子がいるのは当然です。でも、あげてくれる子がいたら「自分だけじゃなかった」って安心して手をあげられるようになります。
で、複数人いたので、5枚分のプリントのタイトルを書いたあと、
「30点狙いの子は、これとこれとこれをきちんとやるよーに」
とアドバイス。さらに
「質問がある人は前においで。どんな質問でもきちんと答えるよ」
と。いや、苦手な子は何を質問したらいいかなわからないんですよね。しかも、そんな子に限って「こんな質問してもええんやろか」と遠慮します。
でも、おかげさまで「実部とか虚部ってなんですか?」みたいな質問もしてくれて、よかったよかった。
さらに、普段遊んだり寝たりしてる子も、さすがにここではワイワイやりながらもプリント解いてるみたいだし、メッチャ苦手な子を前の子がめんどうみてくれたり。
なんか、ええ感じです。「主体的で対話的な学び」の空間があります。「深い」かどうかは知りませんがね(笑)。
たしかに定期テストをやめた学校もあります。もちろん、うちもやめたらみんな勉強というか学びを開始するかもしれません。でも、少なくとも「いま」に限定するなら、定期テストの一週間前は、こうやって和やかに勉強するんだから、「定期テストは動機づけ」って割り切れば、それはそれでええんちゃうんという気もしたりするわけです。
やはりうれしい→やはり楽しい
何が悲しくて日曜日なのに5時に目が覚めるねんと思うのですが、飲んだ翌日ってこんなもんですね。ちなみに、6時に目覚ましをかけてるので、ほんの少しだけ睡眠。
で、7時前にスタート。向かうは第2のふるさとの近くの教習所です。この日に入所して、5時間乗って、今日が卒検です。もっとも前回がなかなかだったので、少々不安ではありますが…。
てことで、待合室で、頭の中でコースを走ります。9時10分から説明開始。その後、検定です。緊張します。ちょっと脚が震え気味です。まぁ緊張もあるけど、たぶんシートの位置がひとつ後ろなんだな。まぁしかたないです。とにかく左折の脱輪を気をつけることですね。それさえなんとかすれば、なんとかなるでしょう。
で、コースを最後までまわって、車を降りて、検定員から「合格です」とのお言葉をいただきました。よかった…。
ちなみに、もうひとりの人、メッチャクチャうまいんだけど、あとで「条件に「眼鏡等」って書いてあったけど、メガネしてなかったぞ…」と思い出すなど。どうなったんだろ…。
で、午後は関西インクルーシブ教育研究会です。はじめて参加したのが1年弱前です。そこから、できるだけ参加したいと思っているのですが、一度参加できなかったら「次回日程」の決定に参加できないので、なかなかやっかいです。今回はたまたまあいていたのでラッキーでした。
ただ、遅れての参加で、「たぶん文献購読には間にあわないだろう」とタカをくくっていたのですが、順番が文献購読があとになったみたいで、本を読まずに参加するという、最悪の参加のしかたになってしまいました。それでもここの論議はあちこちに飛んでいくので、それなりにからむことができるのがうれしいです。今回の文献は『ウェルビーイングを実現する学力保障―教育と福祉の橋渡しを考える』でしたが、「ウェルビーイング」と『「力のある学校」の探究』の関連性あたりなら論議に参加できるかな。
てことで、
「「力のある学校」って、2003年ぐらいから出してきはったけど、あれ、その前年の2002年の同和施策の法切れの中で「やってきたぞ!」「意味があるんだぞ!」ってことをアピールして、「同和教育から人権教育へ」という流れの中でも同和教育を位置づける、ひとつの方略だったんじゃないですか?」
みたいな発言をしてみるなど。
でも、これはけっこういいところをついたみたいでした。
そこから「アカウンタビリティ」のこととか、「人権教育の生き残りのさまざまな方法」とか、あちこちに話が飛びまくって、今回も終了。
あー、楽しかった。
今年度初
朝、目が覚めてコーヒーを淹れて、猫の額でしばしくつろいでみました。
少し不思議な気持ちになりました。ここにビーチベッドを設置したのは5月1日ですね。もちろん「おべんきょ」のためです。なので、ビーチベッドに寝転んだら本を読むかパソコンパチパチやるかでした。なのに、今日はどちらもないです。いや、ほんとはやらなきゃならんのですが、でも、2日前ほどの切迫感がない。なんだか、ぽっかりと心に穴があいた感じです。
でも、そういう時間を味わうのも悪くないです。どうせまた濃密な時間がすぐにやってきます。
で、昼前に家を出て、向かったのは滋賀県です。今日は「部落解放・人権政策確立要求びわこ南部地域実行委員会」の定期総会で、今年度初のお座敷です。
年度初のお座敷は、いつも少し緊張します。理由は単純で、「忘れてるかもしれない」ってことです。これ、セリフを飛ばすかもしれないってのもありますが、もうひとつ怖いのは時間配分なんですよね。ちゃんと1時間半の枠におさまるかどうかが心配です。こればかりは復習してもダメで、やってみないとわかりません。
とりあえず、迎えに来ていただくことになってる駅まで行って、Tみ田さん・Y本さん・N山さんと合流。会場に向かいます。会場では機器設定をして、まずはおべんとです。量が多い^^;。おなかいっぱいです。
その後、復習がてら、スライドの調整をしたり。
で、いよいよお座敷開始です。
滋賀県って、実は話をしやすいんですよね。なんというか、反応がいいんです。ネタには反応してくださるし、ネタに反応してくださいます(笑)。
今日もひと声出した瞬間、そこから反応がありました。ところどころにはさんだ小ネタもそれなりにウケて、ますます調子に乗って話します。しかし、わたしのネタは年齢層としては薄いんですよね。わたしと同年代にはウケるけど、そうでない人にはなんのことかわからんネタとか、関西の人にはウケるけど、そうでない人にはなんのことかわからんネタとか、そんなんが多いんですよね。まぁでも、それはそれでええかと思ってます。「なんのこと?」って思ってる人の隣の人が笑ってくださっていたら、それはそれでおもしろいじゃんと。
なので、今日もそんな感じでしょーもない話で1時間半走りきりました。
でも、わたしよりもっと走られたのは、手話通訳の人と要約筆記の人でしょうね。たぶん今日はぐったり疲れられただろうなぁ^^;。
お座敷のあとは打ち上げです。気がつくとわたしのテーブルはムラの人ばかりだったのかな。運動やってる人のプライドというか矜持というか、そんなのを垣間見させていただいたひと時でした。
が、みなさん、よう呑まはるわ。わたしも調子に乗って焼酎呑んだけど、明日大丈夫か?
実践ベースの呑み会
今日は朝から病院です。まぁなにがなんということなくて、デュピュイトラン拘縮の予後を見せるためなんですけどね。
相変わらずみなさん、朝が早いです。予約をとってるはずなのに、メッチャたくさん並んではります。まぁそれを知ってるわたしも朝が早いんですけどね。
で、予後はまぁまぁ。でも、ほんとはあと1回ザイヤフレックスを打ったほうがいいらしいです。1年以内なら再診とのこと。どうしようかなぁ。
で、昼前にガッコについて、あとは淡々と授業です。それにしても、クラスの半分くらいが寝るんだな。まぁ、小声で授業をするし、子守唄みたいな授業ですからねぇ。ただ、ブリントを配った時の反応がなぁ。片方のクラスは賑やかにブリントやるけど、もう片方は無反応。こわいな。
で、放課後は体育館の放送施設のチェック。ミキサーが壊れてるので、放送部にころがってる古いミキサーを代替品でかませてるんですけど、なんかワイヤレスマイクの出力が小さいらしいです。おかしいな…。
いろいろ見てたら、チューナーの出力の切り替えスイッチが悪さをしてることが判明。やれやれ。
で、夜は年に1本共同でおべんきょ成果を出してるセンセとか仲間と呑みです。
いちおう今年度のネタを考えるのが目的です。前回いろいろ話しあったけど、センセがうまくまとめてくださったおかげで、なんとなく書けそうな気がしてきました。
それにしても、話をしながらあらためてわかったのは、小中と高は別世界だということです。今どきの高校なんて、昔の中学校だと思ってたけど、やっぱり高校は高校なんだなと。フリーダムさがまったく違います。それでも窮屈なんですけどね(笑)。
で、タイトルの「実践ベース」ってなんやねんということですが、これの対語は「分析ベース」です。
今日はほとんど半日T田さんとメールのやりとりをしていました。そこで出てきた言葉です。
どうも分析ベースの人間と実践ベースの人間は折り合いが悪いというか、話が通じないというか。これ、なんとなくわかります。
「教育現場って、いろんな不確定な要素があって、人間相手でドロドロしてて、そんなのが学者にわかるはずがない。ケッ」なんていう現場至上主義が実践ベースの最悪のパターンかな。
まぁでも、折り合いは悪そうです。たぶん、分析ベースの人って、世界の見方が分析的なんでしょうね。それも、かなり細かく分析してしまう。
「そんなに細かったら全体はわからん!」
って言われても、わかっちゃうんですよね。そういう感じなのかな。
あるいは車の運転か。
「クランク入る時は、コーナーが背中を過ぎたらハンドルを切る」
とか習ったけど、ほんとは上から俯瞰して、前輪の位置と後輪の位置がどんな感じになっててタイヤがどれくらい切れるからこうこうってやったほうが、たぶんわたしにはわかりやすい。まぁ、感覚よりも理解で車の運転してる感じです。
「そんなんやったらとっさの時に間に合わん」
って言われそうだけど、理解してるから正確な動作ができて間に合うと思ってるんですよね。
で、今日の呑み会は、現場感覚豊かな人たちなので「実践ベース」だったというわけです。まぁでも、それはそれで楽しい。あまりにも楽しくて、帰ったのは終電でしたとさ。
明日、どうすんねん。