今年のお座敷納めか?

朝、H大学へ向かうべく新快速に乗ります。が…。なんか、変。どうやら琵琶湖周辺の雪の影響でダイヤが乱れているみたいです。焦ります。が、焦ってもどうしようもない。まぁ電車の中で仕事をしましょう。
なんだかんだ言っても、5分ばっかの遅れでH加古川駅に到着。Hさんが迎えに来てくださっています*1
「どうぞ」
と乗せられたプリウスは、学長を乗せるためのものとか。いろんな意味で
「でぇ〜」
でした。

で、ほぼ定刻通りにお座敷スタート。大学での話は、原則延長ができませんから、やっぱり緊張します。さらに、学生さんが聞いてくれるかどうかは、ある意味強制力がないのですごくはっきりしています。さらに、世代の問題があるから、わかってもらえるかどうかの問題もあります。おそるおそるネタを振りはじめたのですが、(・∀・)イイ!!とにかく、食いついてきてくださっています。徐々にペースがあがっていきます。最前列の学生さんが大笑いしています。うれしいなぁ。後ろの方の学生さんも
「あ〜、これね!」
と、身振り手振りで反応してくださっています。聞き取れなかったのか、隣の人にネタを聞いて、隣の人がていねいに説明をしているらしい風景もあります。
てなことで、えらい気持ちよくウケて、午前のお座敷終了。
あ〜、元気出た!

*1:Hばっかやな…

ナイスなおじさまたち

「ナイスな」なんて死語ですが…。
とりあえず、編集者さんとわかれて、お昼ご飯を食べに行きました。ふと横を見ると「22日は感謝デー」とか書いてあります。ラーメン一杯300円は安いなぁ。てことで、そこに即決。
で、待ちあわせの1時半に再びドーンセンターへ。
ところが1時半になってもそれらしき人が来られません。だんだん焦りはじめます。場所まちがえた?それとも時間?
とりあえず相手の人にメールをして、メールの過去ログをあさって…。
あ、待ちあわせ2時半だ…。相手の人からも
「2時半ですよ」
というメールが即入ってきました。まぁ、仕事持ってきたからいいや。と、ほどなく相手の方も来られて、せっかくの時間なので、よもやま話。

その後、今日の「前座」となる「おじさまたち相手のお座敷」がはじまりました。
ふつう、おじさま相手のお座敷は、かなりビビリます。ところが、今日の雰囲気はひと味違います。それぞれの企業で人権問題担当をしている人たちで、それも「イヤイヤやっている」とは程遠い人たちです。会場の空気もとても柔らかい。なによりみなさんの表情がニコニコしています。おかげさまで、予定の2時間があっという間に終わりました。もっとも、あとで担当のA木さん*1から
「1時間半+質疑応答でっせ」
と笑われましたが。

インタビューらしい

今日から冬休み。ちょっと朝はゆっくりできます。なので、8時半頃にのそのそ起き出しました。まぁわたしは11時に大阪に行けばいいので、余裕です。
と、家族もみんなまだ寝ています。
「大丈夫なん?子どもは?」
そこからが大騒ぎ。子どもは完全遅刻です。パートナーも完全遅刻です。
てか、パートナーも子どもも、ふだんわたしが起こしているので、完全に油断をしていたみたいです。にしてもなぁ…。
子どもとパートナーを学校・職場に送った時点で、なぜかわたしの待ちあわせ時間の遅刻が決定です。あ〜あ。

で、ドーンセンターに到着。
なんか、ロビーががらんとしています。予算を削減されて、こんなになったんだ…。久しぶりに来たから、フェアトレードの店を物色するの、楽しみにしていたのになぁ…。
で、ロビーでインタビュー開始。相手の方は男女共同参画系のニュースレターを発行されている編集者さん。話をしながら、どんどん話がわき道にそれていきます。まぁそりゃしかたないですよね。
おそらく発注元の人が要求している話と、ふたりで
「そうそうそう!」
みたいな感じでしている話が、どんどん乖離していくんでしょうね。
終わってから
「大丈夫ですか?」
と聞くと、
「大丈夫です!」
ときっぱりとした答えが返ってきたので、たぶん大丈夫なんでしょう。そりゃ、プロですからねぇ。できあがりが楽しみです。

LL2日目

案の定、会場に到着したのは集合時間ギリギリです。きのう中夜祭に参加した人たちは、半分死んでます。まぁこれくらいでちょうどいいんでしょう(笑)。

今日は昼をはさんでセッションが3回。
今回は「集合!トランスジェンダー生徒交流会」というタイトルで話をしろということだったので、ビデオを見てもらったりしながら話をしました。個人的には
「ビデオを見せるのは反則やなぁ…」
と思ってはいたのですが、案外
「わかりやすい」
と好評だったので、まぁええかということにしてしまいました。

それにしても、話をしながら自問自答していたことがあります。
結局、「語る」という行為の中には「チョイス」があるんですよね。で、「語れること」だけを語っている自分がいるのがよくわかります。いうなら、「心の箱」の中からすでに出してしまったものだけっていう感じでしょうか。でも、「まだ出していないもの」とか「あるとすら気づいていないもの」もたくさんあるはずです。そういうのはやっぱり出さない。
おそらく教員という職業柄、さらに関西人という属性上(笑)、あるいは「慣れ」というところから、「語る言葉」はたくさん持っています。でも、その言葉は、実は自分をガードするものなんでしょうね。つまり、すごくガードが堅いっていうことなんだと、なんとなく気づかされました。
それを一番気づかされたのは、「空き」だった最後のセッション、S奈ちゃんの話を聞いた時です。
S奈ちゃんは12歳の時に階段から落ちて脊髄を損傷して胸から下がマヒしてしまいました。本人は
「今回本になったのは研修*1
とか言っていましたが、たしかに客観的な障害の説明については、すごくわかりやすい。でも、いざ自分のことになると歯切れが悪くなる。その歯切れの悪さは、おそらく心の中にあるさまざまなフラストレーションや混乱が言葉にしきれないからなんじゃないかなぁと思いました。つまり、「語る」ことでガードができない。自分の中にある弱さとかもろさとかあいまいさが、その姿から伝わってきます。
本人は
「4年後にもう一度、もっとみなさんに楽しく聞いてもらえるように」
なんて言っていましたが、もしかしたら、その時には「ガードする」術を身につけてしまっているのかもしれない。となると、もしかしたら今回聞くことができたのは、「ダイヤの原石」と出会えたことなのかもしれないなぁと思いました。

なんか、S奈ちゃんに比べて、自分ってもしかしたらダメだよなぁと思いながら、今回のLLも無事終了。体調ももどってきましたよ(笑)。

*1:自分の障害をわかってもらうトレーニン

LL1日目

今日と明日は「本」になります。
今回は暴走機関車とかSん善さんなんかがいないので、ちょっと寂しい書庫になりそうやなぁ…。
と思いきや、朝からMっちゃん@全身やけどが今年も絶好調でとばしておられます。安心しました(笑)。

今年はセッションが2日間で8つあって、そのうち6つを担当するみたいです。わたしは今日も明日も最初の3つに入っています。てことは、
「さっさと終わって、夜の予約に専念しろ」
ということなんですね(笑)。

今日はセッションの前に、「ランチトーク「障害を語る」」というのがあります。昨日の「ケメ河内」さんと中邑賢龍さんのトークです。
う〜ん、ケメさん、完全に中邑さんにコントロールされてるなぁ。てか、中邑さん、うますぎ!でも、ケメさんと昨日の夜、こういうのを批判していたんだけどなぁ。
まぁいいか…。

で、LL開始。
まずは第1セッション。あぶれですOπ
かわいそうに思ったか、O倉さん@記憶障害がわたしの話を聞いてくれました。
それでも第2セッションからはお客さんもついてよかったよかった。
それにしても、みなさん、ほんとうに真剣に聞いて下さるし、積極的に質問をして下さるし、なにより自分の問題意識をきちんと出して下さいます。そのおかげで、こちらもどんどん話を提供することができます。これがLLの醍醐味なんでしょうねぇ。
それにしても、いきなりN江さんがおられてびっくり!やるなぁ…。
てことで、1日目終了。

こちらはレベルが高い

新快速に乗って大阪へ。さらに環状線に乗って、鶴橋に移動です。ところが
「次は、弁天町〜」
とか車内アナウンスが言っています。
「へ?弁天町?」
外回りに乗ったつもりが内回りでしたOπ。
それでもなんとか予定していた時間には会場に到着。午後からは市民のみなさん向けのお座敷です。
みなさん、大阪東部の方です。当然レベルが高い。山はあるけど、意味とオチのないわたしの話ではたして笑ってもらえるだろうか…。しかも集まってこられた方々、ちょっと高齢の方もおられます。ヤバイです。ドキドキしながら話しはじめたのですが、「にやり」とする人や、笑いを堪えている人もおられて、ちょっとホッとしました。でも、笑い、堪えないでほしいなぁ^^;;
終わってからアンケート見せてもらいましたが、おおむね好評だったみたいで一安心…。

みんな若いなぁ…

今日の午前はY市でお座敷。聞いて下さるのは幼稚園のPTAのみなさんです。当然と言えば当然ですが、やはりみなさん若い!しかもこの幼稚園のPTAのみなさん、それだけじゃなくて、なにやら好奇心が旺盛な感じがします。準備をしておられる感じが、えらい元気です。
「こちらです」
と通されたのは、幼稚園のホール。うしろでは子どもたちが遊んでいます。そりゃそうだよなぁ。幼稚園に入れない年齢だと、PTAのみなさんが見なくちゃならないわけだしね。でも、ザワザワしている場所はけっこう慣れています(笑)。
「あ、みなさん、慣れていますから、気になさらないで下さいね」
という感じでスタート。
話しはじめたら、すごく反応がいい!ちゃんとネタを拾って笑って下さいます。それだけじゃなくて、たぶん深いところで考えておられる方もいる感じ。みなさん、おそらく子育てでほんとうにあわただしい日々を送っておられるでしょうから、「楽しい時間」を過ごしてもらえたらいいな。
てことで、あっというまに2時間が終了。ちょこっとだけみなさんとおしゃべりして、後ろ髪を引かれる思いでY市をあとにしました。

子どもとかかわる人たちの特徴?

今日は朝から越谷の学童保育指導員の方々の研修会です。会場についてしばらくすると、続々とやってこられます。100人は越してます。すごいなぁ…。しかもみなさん、聞く気満々という感じです。研修に対して、すごく積極的なんですね
で、話しはじめたら、これまた反応がすごくいいです。きちんとネタに反応してくださる。だけじゃなくて、感情の振れ幅が大きいのかな。笑うだけじゃなくて、深く考えてくださっている感じが、あちこちから伝わってきます。やっぱり、小学生、それも低学年とつきあっておられるからなんかなぁ。
とにかくすごく柔らかい感じで聞いていただけて、こちらも楽しめました。

で、会場の喫茶店で主催者の方々とお昼ご飯。T田さん、こっそりと缶ビールを持ってきてくださっていて、ほんとうに感謝ですよ。

なんか久しぶりの気がする

今日は滋賀県でお座敷です。
昨日時間を調べて
「8時前スタートだな…」
と思っていたら、実は7時半過ぎの電車だったことが判明。朝はえらい大あわてでした。
それでも無事会場について、コンタクトをはめたり歯を磨いたり(笑)。
で、お座敷開始。
1時間40分ほど時間をもらったおかげで、なんとかしゃべれました。ただ、開始が遅れたので、終わりも遅れてしまいましたが^^;;。
それにしても、「お座敷」ってずいぶんと久しぶりな気がするなぁ…。

セミナー2日目

昨日の夜は、なんだかんだで2時半ぐらい話をしていました。
で、今日は9時からセッション開始。
実は今日については、明確なビジョンはありません。まぁ、どちらかというと、「社会のありよう」へのアプローチができたらいいかな。と言っても、自分の中にまとまった言葉があるわけじゃないので、逆に「生の言葉」を紡いでいくことにしましょう。みなさんもいろいろ考えておられるでしょうから、そこを互いに絡めていけば、きっとおもしろいことになると思います。
まずは、簡単なワーク。
続いて、交流会の話を少しだけ。そこから「学校」「就労」「戸籍」と話はさまざまに膨らんでいきます。もう、膨らみすぎて、わけがわからなくなる瞬間もありますが、それはそこまでそれぞれの意識が行っているからなんでしょうね。
その後、参加者の方々のグループ討論。テーマは「どうすればいいのだろう?」。ここまで話を持っていけるのも、「2日間」という時間と「合宿」という形態のおかげなんじゃないかなぁ。
最後にみんなで感想を出しあって、長い長いセミナーが終了。
感想を聞きながら、
「あぁ、こういう場をもらってよかった」
と心の底から感じました。N江さん、ありがと!