若い?

山に登るといつがしんどいかというと、これが2日目だったりします。
1日目は、下界の不摂生な生活とか来るときの道中の疲れとか、いろいろあるんですけど、たぶん気が張っているので、それなりに持ちます。ところが、2日目は気圧の変化とか気候の変化とか湿度の変化とか、さまざまな要因が重なって、ものすごく簡単につかれます。なので、朝から絶不調。
そこにもってきて、太ももがぴーんと張っています。これ、原因はわかっています。昨日の午前中の「飛ばし」じゃないです。昼からの「プルークボーゲン」が原因です。
「プルークボーゲン」って、大きくひざを曲げたりすることがほとんどなくて、ず〜と3分程度の緊張感を保ちながら、ひたすら身体を支え、雪面に圧を加えるという感じなんです。これ、かなりきます。マジでコブをやっている方が楽です。
でも、2〜3日経ってから「来る」んじゃなくて、翌日来るわけですから、まぁ、いいかと(笑)。
で、一日子どもたちの相手をして、夕方1時間ほど、今シーズンだいたい最後の滑りを楽しんできました。
なんか、あっという間の3ヶ月だったなぁ…。

命の洗濯

起床は6時半。7時前に友だちの家をスタートして、山に向かいます。
山に近づくと、いつもの風景が迫ってきます。遠くから見ると、ゲレンデの状況はいいみたい。なんでも木曜日に30cmほどふったらしくて、今朝は冷え込んでいるからいい感じじゃないかなぁ。
スクールに着いたら、午前は仕事がないとのこと。てことはフリーで滑れるということです。ラッキーです。なにしろ、朝一番をフリーで滑ることは、最近では基本的にはほとんど不可能ですから。
冷え込んだ雪に圧雪がかかっていて、適度に堅くてフラットなバーン。天気は快晴。お客さんもほとんどいません。エッジの細い線に乗ってやると、「チーッ」と音を立てて滑っていきます。最高の気分です。
約2時間、山のあちこちを飛び回って、去りゆくシーズンを惜しむことができました。
午後からは、レッスン。小学1年生の子どもと保育園の年長さんの子どもを担当です。はじめははにかんでいた子どもでしたが、だんだんとうち解けてくるとわけのわからないことを延々としゃべりはじめます。「あのね、この間ドラえもんの映画に行ってね、それでね…」リフト一本分しゃべっていました。まぁええけどね(笑)。

しゅぱーつ!

てなことで、そんなこんなは放ったらかしておいて、お山へ向けてしゅぱーつ!今日はお山のふもとの友だちの家で前泊です。
途中「今日の会議、待ってます」というあたたかいメールが来ました。瞬間「しもた!」と思ったのですが、「いまから引き返しても夜の10時になるわなぁ」という感じでごめんなさいしてしまいました。
夜、友だちの家について、さっそく出陣。居酒屋→スナック→ラーメンという定番のコースを歩んで午前2時就寝。

子どもたちの交流会

今日は、在日外国人生徒交流会。
はたして子どもたち、集まってくれるかなぁと思っていたら、いつもとは比較にならないくらいたくさん集まってくれました。
まずは、昼ご飯づくり。キムチチゲとチヂミと水餃子という、代わりばえのしないメニューです。それでも、みんなでつくると楽しくておいしいものです。
で、昼ご飯を食べながら自己紹介。放っておいたら、学校名と名前くらいしか言わないので「ルーツは?」「民族の名前は?」などというツッコミがあちこちから入ってきます。さらに、「質問タイム!」などというのがあって、「自分の民族名は好き?」などという鋭い質問を浴びせかける人もいます。
でも、こういうのを投げ込むことによって、その後の会話がおもしろくなるんですよね。まぁ、わたしはひたすら食器を拭いていましたけど…。
なんだかんだで、あっという間に4時過ぎ。終了の時間です。
家に帰ったら、突然眠気が襲ってきて、そのままダウン。おやすみなさい…。

羊の数

夜はミカンをもらいに友だちのお家へ。その友だちのお家、ゴージャスにも有線がひいてあるらしいです。で、しばしジャズなんかが流れながらボチボチつまみながら黒い話。その後、有線のチャンネルを見ながら「変わったねぇ」などと話をしていたのですが…。「羊の数」というチャンネルを発見。「かけてかけて!」と頼んでみて、聞いてぶっ飛びました。「羊が724匹、羊が725匹、羊が726匹(以下略)」ほんとうに、羊の数を数えていました。それからしばらくしゃべっていたのですが、ふと気がつくと「羊が758匹、羊が759匹(以下略)」やっぱり数えていました。
ところで、何匹でリセットになるんだろう…。

卒業式で!

いや、なんてことないです。いつもの通り、「あれ」も含めていろんな曲が流れて「あれ」も含めていろんな飾りもんがあるだけのことです。式は粛々と進んでいきます。ひょいと会場を見ると、ビデオ撮影をしている保護者の方。モニターを除くと、「あの曲」にあわせて「あの飾りもん」が大写しになっています。まぁ、そんなご時世なんでしょうね。
早く子どもの卒業式にならないかな。保護者だったら、テキトーに暴れても大丈夫やし(笑)。

NHKで!

朝の通勤の車の中で何を聞くかということは、一日のはじまりとして、とても大切なことです。この1年間、いろいろ試行錯誤しました。はじめのうちは、mp3プレーヤーをつないで自分の好きな曲をかけていました。そのうち、αステーションをかけながら、DJを聞いたり、いろんな曲を聴いたりと、まぁ、標準的(?)な感じが続きました。ただ、αステーションって、毎日聞いていると、だんだんしんどくなってくるんですよね。悪くはないんだけど、なんだかジェンダーバイアスにまみれた話もたくさんあって…。で、最近はNHKです。考えてみると、あたしゃ大学時代はずっとNHKを聞いていたんですよね。
で、今朝も車を走らせながら、クラシックを聴いていました。どうやら、今日は武満徹*1の音楽がなっているみたいです。ふ〜ん、渋いところいくなぁと思って聞いていたのですが、やがて、アナウンサーが「ギターのための12の歌、第1曲ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア…」とアナウンスが入り始めました。そして、「第12曲」に続いて読まれた曲を聴いた瞬間、ぶっ飛びました。「インターナショナル」。まじっすか?
ところが、曲が進んでいくのですが、車も進んでいきます。で、ヘイジュートあたりがなっている時に、職場に着いてしまいました。う〜んと思ったのですが、すぐに職員朝礼がはじまるので、しゃーないです。とりあえず、職員室へ。朝礼が終わったら、速攻自分の机へ。ちょうど机においてあったラジカセ*2。ヘッドホンをはめてじっと聴いていると…。なりました。たしかにインターです。美しい和音です。みんなで大声で歌うのではなく、たったひとりで、つぶやくように、それでも歌い続ける、そんな感じの演奏でした。
いま、インターを流すラジオ局は、どこにあるんだろう…。
武満徹の「どですかでん」に入っています。

*1:読めない人も多数おられるとか。昔、音楽大学の学生が「たけ・まんてつ」と読んだという話を聞いたことがあります

*2:なんで、こんなもんが机の上にあるのやら(笑)

日教組教研・3日目

今日の柱は「性の教育」。いよいよ出番です。
で、「がんばるぞ」っと朝起きたら…。声が出ない…。
そういえば、きのうの交流会の時から声が出にくくなっていたんだけど、とうとうこうなってしまったか…。もちろん、声帯をあまり震わせないようにしたら(つまり裏声)出るんですけど、ほとんど「ヘリウムの声」状態です。一緒に合宿した人たちはえらい心配してくれましたが、ちょうどいいです。なにせ、きのう発言したときはぜんぜんウケをとれなかったので、かなり_| ̄|○きていましたから。きょうはとりあえず、この声で一発笑いをとってからということで…。
で、分科会開始。
まずはレポート。その後、討議。一巡目はしゃべりたい人がたくさんいるだろうから、まずはスルーです。2巡目からは全開。それにしても、わたしが発言するために挙手するたんびに笑うのはやめてほしいっす(>福岡の友だち)。
結局、今日の発言機会の回数はトップクラスになったんじゃないだろうか。すみませんでした。
でも、話をしながらいろいろなことを考え、人の話を聞きながらいろいろ考え。で、考えて発展させて発言してということを繰り返す中で、だんだんと自分の考えが練れていくというのがおもしろいです。
お昼は、ちょっと離れたところにあるうどん屋さんへ。名物あなご丼を注文。穴子の天ぷらが3被気分も乗っていて、なかなかのボリュームでした。おいしかった。
午後も、出ない声で発言しまくり。で、「性の教育」の総括。助言者の池上さんの話に萌え〜。「だって、性交について教えているっていっても、それは体位を教えているんじゃなくて、生殖のしくみを教えているんでしょ。卵子精子をかけようと思うと、棒が必要で、それがあるということじゃない。なんで花や魚はOKで人間がダメなのか」そりゃその通りです。それにしても、もう一人の助言者(弁護士さん)にえらいウケていたんだけど、あの人なにを考えていたんだろう…。「結局、性の教育というのは、人と人との関係をどうつくるかということなんです」いや、その通りです。だからこそ、「両性の分科会」っておもしろいんだろうなぁ…。
ということで、4時半に終了。あとは、近鉄に乗ってひたすら京都へ。眠い…。京都駅の551でおみやげを買って、家に帰って、ご飯を食べて、あとは寝るだけです。
あした、声が出るだろうか…。まぁ、むりだろうな。

日教組教研・2日目

今日から分科会です。今年も「両性の自立と平等」の分科会です。
まずは合宿所で朝ご飯。といっても、もちろん自炊です。友だちのリクエストで、フレンチトーストなんかをつくって、「もくもくファームのウィンナー」を炒めて、おいしい朝ご飯。もしかしたら、下手なビジネスホテルよりいい朝ご飯かもしれない…。
で、出陣。会場に到着すると、知った顔があちらにもこちらにも。3年目になるとこうなるのか…。
今日の論議の柱は「情勢」と「労働」。あまり出番はないなぁと思いながらも、気がつくとそれなりに発言している自分がこわいです。だって「労働」つったら、トランスの高校生の話をせざるを得ないでしょう。それにしても、風邪が悪化しつつあるみたいです。ティッシュをひと箱持っていってよかったっす。
お昼は近くにあるガストへ。まぁ、知らない町だからしかたがないです。福岡の友だちは、「きのうの酒がまずかった…」とか言いながら雑炊を頼んでいました。coolな人だよ、まったく。わたしはビールを頼みましたけどね(笑)。
午後一番はさすがに眠いです。半分寝かけながらもレポートを聞き、適当に発言し、まぁ楽しい時間を過ごさせていただきました。
夜は、分科会に参加した人たちと近くの居酒屋で交流会。
日教組教研って、基本的には各都道府県単位で参加しておられるので、2日目の分科会の後は、各都道府県単位の交流会をして、分科会の報告をしながら交流をするみたいなんです。でも、京都はいつも少数の参加ですから、2日目の夜はいつでもフリーです。で、一昨年の埼玉の時に、分科会に参加している人たちに「ねぇねぇ、一緒に飲みに行って、もっと話をしましょうよ」と誘いかけてみたんです。すると、けっこう皆さん乗ってきた。で、なかなか楽しい一時が過ごせました。それで味を占めた人たちが北海道にいた。で、昨年の北海道では、有志の人たちが近くの居酒屋を借りて、自主交流会を開いてしまった。これがまたおもしろかった。で、味を占めた三重の人たちが、今年もやろうということで、この交流会が実現したということなんです。まぁ、勝手にビラを配って、本部の人に怒られたりといったハプニングはあったけど、それはそれでいい思い出(笑)です。10数人でわいわい盛りあがって、店の人にはえらい迷惑をかけてしまいました。わたしも、「この人と話をしたいなぁ」という人ときっちり話ができたので満足満足。
その後、合宿所に移動して、三重の人たちの濃いぃ話につきあったり、数学の手品をしたりして飲んでいるうちに、気がついたらクズになっていました。

日教組教研・1日目

なぜそんなに早く撤収したかというと、今日から3日間、三重で行われる日教組教研に参加するためです。
とりあえず家に帰って、昨日の片づけの仕上げ。昼頃には準備を完了して、三重へ向かいました。それにしても、津まで近鉄特急で2時間程度。近いなぁ。津新町で降りてタクシーで全体会場へ。さすがにすごい渋滞です。ちなみに渋滞の原因は検問だったりするのですが…。途中、右翼の街宣車とすれ違ったのですが、アピールがいいっす。「いいか〜、俺たちは帰るけどなぁ、また来るからなぁ、お前ら、待ってろぉ!」。なんだか、プロレスの会場にいる気がしたのは、わたしだけなんだろうか。
会場では特別分科会が始まっていました。学力問題に関心があったのでとりあえず入ったのですが、なんだか難しい話をしていて、最初から入っていないから気がそれるばかりです。なので、知りあいを捜しては外に出て話。結局、不参加だな。
夜は、友だちと一緒に、松阪の京町にある西むらへ。目的はホルモンのしゃぶしゃぶです。これ、10年ほど前に食べて、その味が忘れられませんでした。で、再度食べたのですが、やはりうまいものはうまい。しかも、値段は1890円。肉のしゃぶしゃぶが6000円くらいすることを考えたら、安いです。それにしても、仲居さんに「これ、どこの肉ですか?」と聞いたら「胃です」。で、他のものを指さして「これは?」と聞くと、「胃です」。いや、わかってるんやけどね(笑)。もうちょっと詳しく教えてくださいよ。あ、「これはセンマイです」っていうのはあったけど、それはだれでもわかるって(笑)。
最後はうどんで〆めて終了。食べ終わると、けっこうお腹にどしんときます。そりゃそうですよね。ホルモンってけっこう脂を持っていますから。でも、鍋なので、それが適度に落ちているからいいんでしょうね。西むらほどではないかもしれないけど、一回玖伊屋でホルモン鍋でもしようかな…。
で、夜は津の駅前にあるお友だちの持っているマンションで合宿。トリノオリンピックの男子回転を見ながら寝てしまいました。