ハードな1日・終焉

盲導犬の見学会が終わったら、とりあえず家族と一緒にお家へ。
その後、パートナーがキムチのつけ込みのための白菜の塩漬けを午前中にしておいてくれていたので、それを東九条に放り込んで、そのまま京都府南部へ。今晩は、放送部の裏合宿=学校祭の打ち上げです。これ、10年ほど前からいつの間にか恒例になっていて、秋の寒くなってくる時期なのに、キャンプ場に行って焼肉をするという企画なんです。
途中激混みの道をとにかく南へ南へと下っていき、ようやくキャンプ場に着いたのが7時過ぎ。バーベキューセット+肉+お米はわたしの担当だったので、みんな飢えています。ひたすらバタバタと準備をして、ようやく晩ご飯。
ほっと一息ついたのもつかの間、パラパラッと雨が降ってきました。今回はタープを持ってきていないし、そもそもそんなものはるスペースもありません。あたりを見渡すと…。ありました、避難所が。わたしたちが泊まるバンガローの床下!バンガローは斜面に建っているので、下の方はけっこうなスペースです。ここに焼肉セットを移動、持ってきたハロゲンライトで照らして、さらにバンガローの中にあった扇風機で強制排気。なかなか心地のよい空間になりました。部員達も「秘密基地みたいや」とはしゃいでいました。
11時頃までワイワイと話をして、わたしはおねむ。バンガローにもどって爆睡です。

濃いぃ飲み会

人権学習がすんだら、とりあえず全力で片づけをして京都市内へ。放送部の顧問総会です。なんつーか、よくわからん…。でも、いまの委員長が「なんとかしたい」と思っておられる、その気持ちはとても伝わってきます。できることは協力したいなぁ…。って性格が、自分の首を絞めていくんだけどねorz。
で、バイクを家に置きに帰って、再び京都駅へ。
埼玉から来られたお客さん2人と地元の人1人とわたしの4人で飲み会です。
話の内容が、セクシュアルマイノリティハンセン病部落問題と、猛烈に幅広いです。ちなみに、その埼玉のお二人、こうした人たちへの膨大な聞きとりをされている研究者で、幅広いだけじゃなくて、深い。だもんで、言葉があふれ出てくる(笑)。
マッコリを飲みながら、肉をつまんだりサムゲタンを食べたりしながら、気がつくとあっという間に10時半。「あした、研究会で発表なんです。今晩は徹夜かなぁ(笑)」と言いながらお開き。元気やなぁ…。

自主フィールドワークとか…

今日は、人権教育がらみで「ツラッティ千本」の見学と西陣のフィールドワークでした。案内してくれたのは、小林丈広さんです。この人の話は、近代史を「衛生」という観念から解き明かしていくもので、ものすごく面白いです。
今回は、とりあえず、軽〜く「町式目*1」にかかわる説明を受けたんですが、それぞれの町の「まちづくり」への考え方というのがよくわかりました。
で、その上で西陣へ。おそらく織物産業が繁栄していた時は現代の「町式目」みたいなものが不文律としてあったんだろうけど、いまや完全に崩壊しはじめていることがよくわかりました。それがいいことなのかわるいことなのか…。なかなか評価は難しいですね。
午前のフィールドワークが終わったら、午後の講演まで時間があったので、ふたたびツラッティの近辺を自主フィールドワーク。「お土居」があるのが京都の「町」の面白いところなんですけど、このあたりには残っているんですね。で、そこを境目にしてがらっと町のたたずまいが変わります。なるほどなぁ、と。
午後はふたたび小林さんの講演。実は、同じような話を5年ほど前に聞いているので、さほど新しい収穫はなかったんですけど、明治30年あたりからの部落の有力者層の流出の話は、やはり刺激的でした。まぁ、個人的には流出する気持ち、わからんわけじゃないけどね…。

*1:「これこれこういう仕事の人には家を売るな」という約束事

感想はそれかいな…

今日は組合の教育研究集会。うちの組合のこの手の集会の出席率は、おそらくかなり高率なんじゃないでしょうか。なにせ、ひとりが1%程度の重みを持っていますから(笑)。ですから、実人数はメッチャ少ないです。でも、内容はすごく充実しています。しかも、ほとんどが部落問題とか在日問題とからんでいたりします。まぁ、そういう組合なんだっていうことですね。
で、今年もレポート。内容は、「取り立て屋さん*1」のアドバイスによって、この間の放送部の作品づくりです。
ところが、書きはじめてハタと困りました。なにせ、制作過程にわたしはほとんどコミットしていません。部員達が何に困り、どこを工夫し、何に気づいたかみたいなあたりについて、ぜんぜん知らないんです。どうしよう…。でも、レポートを書きはじめたのが木曜日の朝。〆切がその日の夕方という(笑)メチャクチャな日程だったので、部員達にインタビューするわけにもいきません。まぁ、それでも口先三寸でなんとかなるかというええ加減さで、なんとかつくりました。
そんなレポートですから、まともに発表できるわけがありません。それでもみなさん、「へー」とか「ほー」とか「うんうん」とかしながら聞いて下さります。まぁ、ネタとしては新鮮ですからね(笑)。
で、発表が終わって質疑応答の時間。いやぁな感じはしていたんですが、向こうでにやりと笑いながら手をあげたのは、古株の組合員。というか、古〜くからの仲間(先輩)です。「君のレポート聞いていつも思うんやけど、子どもたちの声が聞こえてこないんやわ…」。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんで一番イヤなところをついてくるねん。わかってますって。で、思わずこたえた私の第一声は「あのね、全同教やあるまいし(笑)」。
こんな古風な人のいる組合ですわ。

*1:この名前、なつかし〜

まつ〜り〜だ!まつりだ!

朝早めに玖伊屋をおいとまして、今日は前にすんでいたところの秋祭りの手伝いに行きました。ちなみに、今回は大学生がふたり、一緒に手伝いに来てくれることになりました。
現地に着くと、餅つきの最中です。「では」と、わたしも一緒に餅つき。「若いなぁ」とほめられはするのですが、どうしてどうして。地元のおっちゃんの腰の入ったつきかたを見ると、ちゃうなぁと思います。向こうでは、地元の老人会がおでんと天ぷらをつくっています。これがまた名物なんです。しっかりと味のしみたおでんもおいしいですが、天ぷらが絶品。ちなみに、もっともおいしいのがタケノコとこんにゃくです。ふたつとも色が変わるまでしっかりと味つけがしてあります。しかも、ちょっとピリ辛。これを天ぷらにすると、ほんとうにおいしいです。そして、その量たるや…。とにかく、朝から晩まで揚げてはりました。
昼からはみこし巡行。わたしの役目は太鼓です。和太鼓をたたくのははじめてだったんですが、いい音がします。ちょっと重いけど。ことしは子どもたちの参加が多くて、あたりは小さい半被だらけです。なんか、ヤッコ凧が走りまわってる感じがして、なんともかわいいですね。
そして、夜は出店。夕方からひたすらチヂミの粉を混ぜてタネづくり。といっても、これは大学生の役目です。大学生達がタネをつくっていると、子どもたちが寄ってきます。やがて、「お兄ちゃんとお姉ちゃん、つきあってんの?」からはじまって「なんでこんなお兄ちゃん選んだん?お姉ちゃん、かわいいのに」という定番のツッコミが入ります。ほんとうにわかりやすい子らですわ。
そして、焼きはじめました。もう、またたくまにガンガン売れていきます。焼いても焼いてもおいつきません。そのうち、消防団が「辛いのくれ」。「はいは〜い」とプッコチをひとつまみ入れて出したんですが、やがて「もっと辛いのくれ」。マジっすか?じゃぁということで、プッコチをパラパラっとかけて出すと、「もっと辛いのくれ」。あんたら、こわれてるんとちゃいますか?向こうでは「辛いなぁ」とうれしそうに食べているらしいです。結局、「鬼辛です」と、一面プッコチだらけにしたのを出したら、ようやく納得。「それ、あと5枚くれ」って。漢だねぇ(笑)。
そんなこんなで息つく間もなく、ビールを飲みながら、延々と3時間半、約300枚のチヂミを焼き切りました。マジ、疲れた。もちろん、家に帰ったら、爆睡です。あした、仕事になるやろか…。

3連休の〆

夜は、11月3日の東九条マダンの会議。
かつて、時間通り行ったら会場が閉まっていたことがあったし、その後も開催時間がものすごくルーズなので、会議の前にちょっとお買い物。で、会議に行ったら、すでにはじまっていました。なんなんだ、こりゃぁ?
会議そのものは、過去10回ほどとほぼ同じ。時間は30分ほど。そのために、往復40分ほどかけていくのもなんだかなぁと思いますが…。まぁ、これもつきあいというものかな。いろんな人に会えたし、よしとしましょう。
その後、交流会ということだったんですけど、「これなもんで…」とヘルメットを指さしたら、みなさんそれ以上は誘いません。「しゃーないね」「うん、つかまったら懲戒免職だからね」で、みなさん納得。ちょっと後ろ髪を引かれる思いはあったけど、子どもの数学を見なくちゃならないし、なにより今晩は家でゆっくりしたいです。
それにしても、そうか、ヘルメットって、飲み会を断るには絶好のアイテムだったんだ。
あ、子どもは数学やってませんでした(笑)。

てことで、某会議(笑)

ま、行きがかり上というか、いろんなやりとりの中で「頼まれても断らないようにしよう」と決断しなくちゃならないこともあるわけで、そんなうちのひとつが今日やってきました。
まぁ、結果的にはみんなでビデオをつくったりして楽しかったですけどね。結果よければそれでよしとしましょ(笑)!

原因追及

放課後、今度の体育祭の打ち合わせがあるとかいうので、放送室へ行きました。
まぁ、いってもあまりやることもなので、トランスミッターのマニュアルなんかを見ながら時間をつぶしていると、「これなに?」と聞いてくるヤツひとり。卒業生が遊びに来ていました。指先を見ると、バラバラになったMDウォークマン*1。というか、それのドッキングステーションですね。
実は、ドッキングステーションからウォークマンがはずれなくなっているので、先週バラしていたんです。で、そのまま時間がなくなったので放ったらかしにしていた、と。
なんか、興味ありゲにしている卒業生を見ていると、ついバラしたのに手が伸びてしまいました。
そこから、ふたりであーでもない、こーでもないと、さらにバラしはじめました。
わたしは基本的には、「なぜこうなっているんだろう」と追及していくタイプです。さらに、できるだけバラしたくないけど、しゃーない時はしゃーないなぁ、でももどすのめんどくさいなぁというタイプでもあります。だから、放送室内が散らかるんだけどね。
その卒業生は、「バラそ」の一言でガンガンバラしていくタイプです。わたしが「あ、そのスプリング、あとたいへんやで」と言っても「大丈夫」とつぶやきながらバラしていきます。
ま、こんなふたりですから、けっこうはかどるわけです。わたしが「ちょっと待って、う〜ん。ここバラそか。あと、このスプリングはめられる?」と聞くと「大丈夫」。で、バラす。
いや、楽しいです。あれがこうなって、これがああなって…、な〜るほど、そんなふうになっていたんだぁの繰り返し。
で、最終的にくみ上げて…。あれ?なおってない。
いや、原因はわかっているんです。あるパーツが根性なしなんです。でも、いまから気合いを入れるためには、時間がない。お外は暗くなってきたし、もう今日は終了。また今度やりますわ(笑)。

*1:sonyのだからこれでOK(笑)