ロングディスタンス・ワークショップ2日目・夜

本日最後のセッションは、夜の2時間。
すでに、ネタはなくなりつつあります。そこへもってきて、今日帰る方がおられます。今日ネタを出し切ると明日が持たない。でも、明日に持ち越すと、今日帰る人をフォローしきれない。どっちをとるか。
やっぱり、今晩帰る人が優先です。明日は明日の風が吹くということで、1時間ちょっと事例研究の続きをやって、その後持ってきたさまざまな資料を提示・説明をしました。さて、これで完全にカードは出し切ってしまいました。あした、2時間半ほどあるんだけどどうする?

ロングディスタンス・ワークショップ2日目・午後

午後は5時間もあります。どないすんねん。
とりあえず、昨日話をしなかった「基礎知識」を話して、それぞれの事例のクライアントについて「マップ」をつくってみることにしました。これ、けっこう難しいですね。というのは、与えられた情報からわかることとわからないことがあります。
そういえば、かつて「自分はMTFだ」という生徒と話していて、そのうち「ん?」と思いだしたので、「本当に女性である方が自分にフィットしているの?男性として男性が好きな人もいるんだよ」と言ったら「え!」とびっくりされたことがあります。で「そっちのほうが、自分にはピッタリ来る気がする」とのこと。まぁ性的指向性自認の問題をゴチャゴチャにしていたわけですが、知らなければそういうことって当然ありますよね。てか、わたしも高校時代そうだったし。
で、そんなこんなの話をしながら、徐々にバリエーションのところまで言及。このあたりで、ようやく1時間半経過です。
ここでちょっと休憩。残り3時間半。
午後のセッションの後半は、近くのお茶屋さんに出かけてピクニック気分でもつことにしました。
セクシュアリティのバリエーションやわたし自身のことについての質疑応答を受けたのですが、これがまた多岐にわたる質問になりました。えらいこっちゃ。
実は、この後半のところで事例研究をもう少し深めようと思っていたのですが、これがまた難しい。というのは、具体的な事例って、一筋縄ではいきません。なので、いきおい質疑応答に時間を使ってしまったのですが…。
そうこうするうちにお茶屋さんの閉店時間が近づいてきたので、ふたたび休憩。午後のセッションは、残り1時間です。
休憩後、ふたたび会場にもどって「トランスジェンダープチ体験」という、今まで使ったことがないワークシートをしてみたのですが、これがまた難しいというかイマイチというか…。そんなこんななことをしていると、それでも残りの1時間が経過して、ようやく午後のセッションが終了。5時間って長い…。

ロングディスタンス・ワークショップ2日目・朝

朝起きて、ふと窓の外を見ると、猿…。

というのはおいといて、今日がワークショップの本番です。
わたしの所に来られたのは、8人。この方々と、いったいどんな1日を過ごすことになるんだろう…。
電話相談では「性」にかかわる相談がけっこうあるとのことです。なので、とりあえず覚えておられる「事例」を出しあってみることにしました。で、出された事例を見て、「まいったなぁ…」。簡単といえば簡単なものもあるのですが、超応用問題とかもあります。こりゃたいへんだわ。てか、あたしゃ電話相談は素人だし…。それでも、それぞれにどんな感じでとらえるのかを検討しはじめたところで、午前の2時間半が終了。
で、午後。

マクラ・ワークショップ1日目

今日から3日間、日本電話相談学会のワークショップに参加します。と言っても、別に電話相談をはじめるわけじゃなくて、高座の口がかかったんです。
今日は、単純に1時間半ほど話をするだけです。でも、あしたから鬼のように長い時間のワークショップがあります。さてさてどうなるのか…。
なので、今日の話はあくまでも「マクラ」です。なので、基礎知識とかなんにもしゃべらずに、ひたすら自分の生い立ちを話しました。話をしている間に、後ろの方から「もうそろそろ終わってね」というオーラがやってきました。というのは、このワークショップ、まず「飲み」からはじまるという、とてもステキなワークショップなんです。つまり、わたしの話は「飲み」のマクラでもある、と。
なので、時計の針が9時を指したあたりで、一言。

ということで、中程となります。

で、終了。ええんかいな…。

やっぱターゲットはあのあたりか…

今日は、夜、R大学の学生さん達対象に高座です。
この企画、EECというプロジェクトの一環だとか。なので、内容的な要望は教育の現場の話から人権・トランスまでなんでもありという感じでした。なので、結局いつもの通りの話*1
話っていつでも1960年代からはじまるんですが、これ、学生さん達にとってはなんらリアリティがないわけです。で、佳境は1980年代だったりしますが、これまた学生さん達にとってはなんらリアリティがない。ところが、このあたり、教員をやっている人たちには、もうどうしようもないリアリティがあるわけです。で、ウケる。O阪I大でもO阪F大でもK戸大でもK西大でも教員の方にはウケます。で、R大はというと、きっちり聞いておられた教員にはウケていました。でも、大学生はポカーンorz。
高座の後は、近くの居酒屋で打ちあげ。
しばらくのんびり話をしていたのですが、向こうの方で大阪出身の学生さんがお好みの話をしはじめました。思わず食いついてしまいました。すると、わたしの隣の広島出身の学生さんもきっちり食いついてきました。ちなみに、お二人とも「カス」のことはよくよくご存じ。なんでも、広島ではコンビニでカスを売っているとか。すごいよ…。ところが、けっこう「好き者」っぽい担当の教員の方は、カスをご存じない。
で、結局、その方のゼミでお好みパーティーをやることに決定。
なんだか、東九条でやることになりそうです…。
で、大いに盛りあがって、結局終電で帰還。

*1:それにしても、だんだん「古典落語」的になってきたなぁ。

やっぱ新カテゴリーをつくろう

さすがに4日間で3回目となると、ちょっと疲れも出てきます。でも、テンションをあげまくってやれば、それはそれなりに。しかも、3回のうち一番時間的に余裕があったので、つい張り切ってしゃべってしまいました。そのせいか、最後の30分はみなさん苦しそうでした。ごめんなさい。やっぱ、もうちょっと「ながら」のほうがいいみたいですね。