体調よりも

で、呑み会。
来ないんですよねぇ。
「いや、ちょっと」「あらかじめわかっていたら」「体調が」
んなもんね!体調がなんだ(笑)!
てことで、呑んでいたのですが…。
やはり、若手教員にとって、ロールモデルがいないことが深刻なのかなって話が出てきました。
同和教育に限らずですが、言葉では伝わらない。具体的な「協働」を通さないと、たぶん無理です。で、その「協働」をする人がどれくらいいるか。
わたしにはいました。なので、その成れの果てが今のわたしなわけです。じゃ、今のわたしは?むずかしいですね。若手教員と「協働」するきっかけがない。いや、ほんとうは無数にあるんですが、うまく機能していない。
そんなもどかしさを感じながらの飲み会でした。
でもね。グチを言ってもしかたないです。前を向くしかないですね(^^)。

でもやっぱり呑む^^;;

こないだK野さんから
「ブログの書き方考えろ」
って言われたんですが、あったことを書いていくと、結局「呑み」のエントリが多くなるのですよ。
てことで、今日も懇親会です。とはいえ、4人でまったりとした懇親会です。ここで、ほんとうに偶然というか必然というか、そんな出会いを楽しみながら、まったりとした時間を過ごしました。
うん。
またひとり、仲間が増えた!

ガチでやばい^^;;

朝、とにかく身体が動きません。しかたないので、うとうとゴロゴロ。片づけをみんなにまかせて、とにかくひたすら体力温存です。
昼前にようやく身体が動きはじめたので、最後の「詰め」をして、東九条を脱出。おたふくに向かいます。
おたふくでは、いきなりKっくんに怒鳴られたけど(笑)、まぁ、誤解ってことがわかって、あとはニコニコ。
にしても、飲めません。ビール中瓶一本がやっとです。延々と何を飲もうか考えて、最後は
「ウーロン茶、電子レンジでチンしてください」
なるオーダー。
ふぅ、暖かいお茶は身体にやさしいなぁ(^^)。
にしても、これはガチでダメだな^^;;。

で、交流会〜玖伊屋

ひと通り終わったところで、わかばに移動。実はマダンセンターで交流会をしようかと思ったけど、やはりめんどくさいので、日本一おいしいすじ肉を食べてもらおうかと。
ここで、K野さんが語る!そうですよねぇ。

で、8時前にマダンセンターに移動。ここからは玖伊屋です。なんか、シームレスです^^;;。
今日のメニューはガンボーと冷やし汁的なものにしようかと。とはいえ、つくる気はまったくありません。指示だけ出して、あとはダラダラ…。いや、かなり身体が疲れてます。
とにかく、ウォッカのジュース割を呑んで、疲れたところでベッドに寝転んで、K田さん→Iずみちゃんに激痛マッサージをしてもらって「ぐわー」とか言っているうちに寝てしまいました。

逃げ切った…

朝、野入さんのお宅を出て、どこに寄る元気もなく空港へ。空港では「金曜日に出します」と宣言したレポートを書き書き。
飛行機に乗って、しばらくは「あそこが那覇空港」「てことは、あれが普天間だな」「嘉手納基地が見えんなぁ」「うわ、辺野古は真下か」とか思っていたものの、沖縄本島を離れたところで爆睡です。目が覚めると高知のあたりを飛んでいます。まもなく着陸ですね。
空港からは「はるか」を使うことにしましょう。ほんとにしんどい。でも、車内でふたたびレポート書き書き。完成したところで送信です。
なんか、便利になったけど、どこまでも仕事ですねぇ。
レポートができたところで、きょうのおべんきょの準備開始。なんせ、事例報告しなくちゃならないのに、なーんにもできていません。
とりあえず家に帰って荷物を置いて、またまたおべんきょ場所へ移動。その道中、ずっとスライド作成です。結局、おべんきょ開始時間の5分前にスライド完成。あとは口先三寸でなんとかなるか^^;;。
しかし、20年近く前のデータがよくそろったもんだなぁ(笑)。

おべんきょのあとは、I城さんとか新しいおべんきょ仲間のF村さんなんかと打ち上げ。おいしいお好みをつつきながら、ジェンダー界隈のかなーり濃いぃ話をしてしまいました。
でもま、そろそろ身体も限界だな…。

フルボッコ→またーり

午後は野入ゼミに乱入です。今日の発表はMくんのお友だちのNくん。蔦森さんもご存知の学生さんみたいです。なので、みんなでかわいがってあげようとかいう(笑)。
で、発表を聞いて、蔦森さんはひとこと
「おもしろくない」
一刀両断です。あとはほとんどサンドバッグ状態。右から左からフルボッコです。
でも、そんな蔦森さんに愛を感じます。だって、ほんとにおもしろくなかったらあっさりと帰っちゃう人です。現に、もともとは5分くらいで帰るって言っておられたのに、結局最後までおられたわけで。
にしても、Nくん、終わってから「愛を感じた」とか言ってたから、これまたそうとうな人だな(笑)。

ゼミのあとはまったり。
「深夜ゼミ」の会場が今日は休みということで、野入さんのお宅でMくんも含め、3人で飲むことになりました。
ここでいろいろMくんから話を聞かせてもらったり、複合的な差別問題について語りあったり。短い時間ではあったけど、とても密度の濃い時間を過ごさせてもらいました。
にしても、明日は朝が早い。ボチボチ寝なくちゃ…。

神さまからのひとこと

その後、なんと蔦森さんの車でランチに行きました。蔦森さんは、わたしにとっては大先輩。雲の上の存在です。そんな人がわざわざ会いに来てくださったわけで、ほんとに大感激です。
それにしても、もう、蔦森さん、ぶっ飛んでます。出てくる話がおもしろい。でも、その中に強烈な意志が見え隠れします。
「いい人を演じるのはやめようと思ったの」
ぐわー!強烈です。
「マジョリティは油断してる」
どわははは!ひっくり返りそうです。
でも、これらの言葉は、その裏側を考えるとすごく重いです。いままでボンヤリとは感じていたけど意識化されていなかったことを、すごく意識化される気がします。
でも、表も裏もないひとことも出るわけで…。
「いつきさん、あなた、変な人ね」
いや、蔦森さんにそれを言われたら(笑)。

甘い香り

朝、とりあえず出勤して、軽く仕事。
で、電車→バスと乗り継いで、さらに飛行機に乗れば、あっという間に沖縄です(笑)。
高速バスに乗って、途中野入さんと合流して、到着したのは沖縄南IC。今日の目的地はコザです。
まず向かったのは、「ヒストリート」なる沖縄市資料館みたいなところです。
去年は「伊波普猶」からはじまる旅でしたが、今回は「コザ暴動」なんかに代表される米軍統治下の沖縄を知る旅のようです。もちろんプランニングは野入さんなので、裏の裏を楽しめます。

で、ヒストリート、おもしろい!いや、おもしろいと言ったら語弊があるのかもしれませんが、やはりおもしろいんですよね。とにかく、写真がおもしろい。もちろん、写真の真ん中あたりもおもしろいんですが、その周辺がおもしろい。野入さんとふたりで声をかけあう内容は
「あ、アメラジアン!」
です。
なんというか…。べたりと単色で塗られた風景にアメラジアンの子どもたちの存在は色鮮やかに浮かび上がる感じがするのです。それは、本人の意思かどうかは関係なく、時代の申し子が「単色であること」を拒否して「多様性」を主張している、そんな気がしてならないのです。
他にもコザ暴動の写真とか、「black is beautiful」の写真とか。複雑です。幾重にも重なった抑圧の構造がここにある感じがします。
「A票」の話とか「off limit」の話とか、なんしかこの小さな資料館ひとつで半日かかりそうな豊富な資料があります。

でも、そろそろお腹が減ってきました。
ヒストリートでPクさんとかK城さんとかと合流して、向かうは「ブンガロ」。ところが、クーラーが故障してるとかで休業です。「では」ということで、「大衆食堂Mickey」へと向かいます。沖縄の定食屋、一度行ってみたかったんですよね。もう、タコライスとかテビチとか、めっちゃおいしいです!

その後、中の町へ移動。ここで、エイサーの練習の見学です。とはいえ、今日は二軍。中高生の練習です。ところが、これがいい!もう、目の前で繰り広げられる練習風景が、そのままドキュメンタリーになりそうです。なんか、青年団の結束というか…。先輩のにぃにぃがロールモデルなんですね。子どもたちがにぃにぃを見上げるその目がキラキラしています。こうやって世代を継いでいるんだろうなぁ。感動しました。

そんな風景を堪能して、さて、帰ろうかとタクシーを探しに再びまちなかへ。と、前を歩く米兵らしきバディの手元にはタバコが…。匂い、甘っ!タバコじゃないじゃん(笑)。
ま、そんなこんなで、ようやく野入さんのおうちへ。ここで古酒呑んでるうちに寝ちゃいました。
てか、明日が本番だよ^^;;。

ごらんー、パレードがゆくよーo(^^)o

なぜか朝6時に目が覚めてしまったのですが、よく考えたら、それくらいには起きなきゃならんのです。と思ったら、すでに起きて、なにやらパソコンカチャカチャやってる人がいます。てか、寝たのかなぁ…。
とりあえず、わたしは昨日の夜の後かたづけから開始です。てことで、缶をつぶしてたら、また怒られちゃいました。「もう朝やん!」と思って時計見たら、まだ7時になってませんでした。そりゃ怒るわな^^;;。
で、M木ちゃんY姐えと一緒に味噌汁つくったり、チャーハンつくったり、サンドイッチつくったり。
そうこうしているうちに、いったん家に帰った人たちも続々とやってきて、荷物の搬入やら飾りつけやら作業開始です。
しかし、このペースで間にあうのか?それでも、なんとかかんとかスタートできたみたいです。
みんなが出ていったあと、三人でごみ捨てとか掃除機かけとか、とりあえずひと通りのことをしなくちゃなりません。ようやくそのあたりを終えたのが11時くらい。最後のゴミ出しをして、北浜に向かいます。
集合場所が近づいてくると、にぎやかな音が聞こえはじめます。あれは王朝楽団ですね。と、ドラム隊の音も聞こえます。
運営の人たちがいるあたりに行くと、さっそく仕事が飛んできます。なんか、中の人なのかそうじゃないのか、よくわからないのですが、仕事が飛んでくるってことは「仲間認定」されているってことなんでしょうね。やはりそれはうれしいことです。
てか、運営スタッフ、少なすぎかも。みんな救護班とか梯団の担当で、集合場所の片づけする人、ほとんどいません(笑)。ま、いいです。役に立てるなら。
にしても、すごい人数です。受付を片づけて、最後のゴミを持っていっても、まだ全部がスタート切りきれてません。なのに、先頭はやたら先に行ってる感じです。
とりあえず、階段を登るYきみちゃんから「いつきさん!ここに合流!」って声が飛んできてたので、ダンスグループまで行くことにしましょう。一番おもしろそうでもあるし(笑)。
ほどなく追いつくと、知ってる人がみんないます(笑)。みんな爆音サウンドにあわせてノリノリです。せっかくだから、わたしもノリノリでいきましょう。
それにしても、暑い。なのに、クワガタさんが沿道から手を振ってくれていたりするし、なにがどうなってるのやら^^;;。

御堂筋に入って、シュプレヒコールです。
「差別はいらない!」
「一緒に生きよう!」
なんか、涙が出てきます。
考えてみたら、もうかれこれ30年近く「反差別教育運動」をやってきたんですよね。ここ数年は、ほんとにひとりで「差別はいらない!」と言い続けてきた。24時間ひとりパレードをしていた。そんな実感があるわたしにとって、こんなにたくさんの人が、こんなに声をあわせて「差別はいらない!」と叫んでいる光景を見ることができたんだなぁ。ほんとに信じられない気持ちです。
長く生きるもんだなぁ。生きててよかったなぁって、ふと思うと、うれし涙がこみあげてきて、声が出せなくなります。

やがて、パレード弾幕隊の出番です。
ダンスチーム、もう、やりたい放題ですね。でも、そのやりたい放題ができるために、みんなでガードしてるんです。カウンターでやってきたことのうちのひとつかな。しかし、御堂筋の路上でブレイクダンスするか(笑)。
ま、弾幕持ってたから見えなかったけど。

やがて道頓堀橋。
いろんな思いが錯綜します。つい最近、7月8日にはここでカウンターをかけていました。それまでも、幾度となく歩道から声を上げてきた。その同じ場所を、はじけるような笑顔の仲間とともに歩きます。沿道の人たちの反応もヘイトデモに向けられる反応とは明らかに違います。みんな笑顔で手を振ってくれたりカメラを向けてくれたり。パレードの人たちもピースで応えます。

そうこうするうちに、ゴールに到着。
もうダメポです。長いわ(笑)。
目の前ではK田さんとHす池さんがビールをぷしゅってしています。でも、このあとわたしは運転があります。ここはがまんがまん。
さて、片づけてと思ったら、土砂降りの雨です。
「これはあかんなぁ」
とか言いながらみんなで雨宿り。でも、パレードの最中もってくれたんだから、御の字です。
とりあえず、すべての機材を持って「アジト」に移動です。アジトに到着した頃には、天気は回復。必要な「バラシ」を終えて、打ち上げ会場に向かいます。

打ち上げ会場は、すでに大盛り上がりです。わたしも負けじと飲んで食べて。
てか、食べたの、朝のパンとみそ汁だけです。たぶん、わたしだけじゃなくて、運営の人たち、みんな似たようなもんでしょう。
ここでも、あちこちで笑う人、泣く人。それぞれがそれぞれの思いを爆発させています。なぜかわたしにマイクがまわってきて…。というか、Bんちゃんが一度目で合図してきて、その時は「うううん」と首を横に振ったのですが「誰か?」と呼びかけていたので、「じゃあ」と立候補した次第で…。で、ちょこっと話をしたら、Aめさんがやってきて、やはり大泣きしておられます。

まぁ、そんなこんなの打ち上げも終了。あとはみんなで片づけ。またまたゴミ出しです(笑)。
で、なぜかコリアNGOセンターに行って二次会です。今、なぜここに自分がいるのか、15年前だと考えられません。でも、いるんだよなぁ。
そんなことをAおひょんにインスパイアされて、思わず自己紹介でしゃべったりして。
なんか、とにかく鶴橋の夜は延々と続くみたいです(笑)。

フィニッシュ

で、当然のことながら呑みです。
なんか、「元気ハイボール」などというぁゃιぃ飲み物があって、それをピッチャーで頼む人がいて、当然のことながらわたしもそこに乗ってしまうわけで(笑)。
そんなこんなでわさわさ呑むのですが、話の方はものすごくハードでした。
なんというか、ある属性でくくった時、その属性では把握できない「個々の経験」があるわけです。その「個々の経験」は、「属性のくくり」の集まりでも共有できない。で、共有できないことがはっきりした時、それは、おそろしいほどの孤独を感じさせるんじゃないかなぁ。
ちなみに、「大人」はそんなことはあまり必死になって言ったりはしないのですが、人間誰しも「反抗期」があって、それは年齢の問題じゃなくて、「気づき」や「違和感」や「疎外感」なんかとの兼ね合いなんでしょうね。でも、その「反抗期」と自分自身が向きあうことや、その「反抗期」とケンカをしてくれる人がいることが大切なんじゃないかな。
そんなことを考えながら、激しく呑んだ3日間の最後のひとときが過ぎていきました。