久しぶりの参加・どこまで続く?(8日目)

今回、久しぶりに「当事者交流会」に参加しようかと。ま、いろいろ理由はありますが、とりあえず、来年への布石ってことで。
で、会場に入ると、目の前に黒いヤツとか島之絆とか。ま、そこに座りますわな。すると、あとからあとからやってくる人がいて、気がつくとえげつないメンバーのテーブルになっていきます。おもしろいなぁ…。
島之絆のメンバーに紹介してもらった人たちとワイワイしゃべったり、まりあちゃんもまじえてワイワイしゃべったり。
そうこうするうちに、中村中さんのライブがはじまりました。すごいなぁ…。
てなうちに、交流会終了。
来年、どうする?

お店から出たら、はじけてしまったH間さんが「二次会!」とか騒いでます。ま、わたしもですけどね。で、近くの居酒屋でもうひと騒ぎ。
しかし、若いFTM
「向こうの人、知ってる?」
「いや、誰ですか?」
「特例法知ってる?」
「知ってます」
「特例法つくった人。この人もね」
みたいな会話をしたりして。まぁ時代も変わりました。
で、いろいろ話をしてたけど、最後は倒れてたみたいで、M木ちゃんが身元引き受け人になって*1、とりあえず沖縄の最後の夜も終了です。

*1:Kうさんが「頼むで、ほんまに頼むで」って念押ししてたとか^^;;。

さて、本番(笑)・どこまで続く?(7日目)

で、いよいよ(笑)懇親会。
ビール→ワインと渡り歩きながら、あちらで話をしたりこちらで話をしたり。にしても、優しい友だちたちが
「ほら、これ、食べ!」
って料理を持ってきてくださるのでとてもうれしいです。コップはずっと持ってるけど、おはしは置いちゃいますからねぇ^^;;。

「こっち来い」
と壇上に呼ばれて、そのまま行ったら
「ワイングラスを置いて来い」
って怒られて^^;;。いや、これ、ほんとはネタなんです。ってわからんか…。で、ひとりずつあいさつしろと。で、トリはわたしかよ…。
「あの、来年のオープニングどうしたらいいか、ずっと考えてました」
結局それです。壇から降りたら東さんがやってきて
「漫才やろか」
って、結局それかよ!

で、二次会ヘ。今回はK城さんつながりで、とってもいいお店を予約することができました。持つべきものは友だちです。ひとりではなにもできないわたしが、それでもなんとかやっていけるのは、すごく力のある友だちがたくさんいるからです。
さて、ようやく一緒に飲みたい人たちとゆっくりできるひとときです。が…。
ゆっくりしすぎて寝ちゃったみたいです(笑)。
目が覚めると
「帰るぞ」
と。で、歩こうとしたら
「乗れ!」
って言われて、タクシー押しこまれてしまいました。いやぁ、力のある友だちに恵まれています(^^)。

プレイベント・どこまで続く?(その6)

今日は終業式。長かった一年も、今日で終わりです。
で、いろいろ残務整理をして、とっとと職場を後にします。で、乗り継ぎ乗り継ぎしながら到着したのは那覇空港(笑)。あしたからはじまるGID学会の前泊です。人使いの荒いわたしは、沖縄の友だちK城さんに迎えに来てもらったりして^^;;。なんでもK城さん
「ツーシータ−やし」
って言っておられるので、どんな車かなと思ったらRX7でした。いやぁ、興奮です!
で、連れて行ってもらったお店が、夏にも来た「ゲジョル」です。
「今回は参鶏湯を注文してあるからね」
との野入さんのお言葉に、こちらも興奮です。とりあえずはオリオンビールからスタートするわけですが、オモニが
「これ、人気あるよ」
と薦めてくださったのが、ラズベリーのお酒。うーん、甘い…。と、突然ひらめきました。チャミスルと混ぜるとうまいはず!てことで、
チャミスル、ください」
「あー、みんな混ぜるとおいしいって言ってるよ」
突然のひらめきは正解でした。
そんなことをやっているうちに、K城さんとパートナーさんが登場。4人でわいわいしゃべりながらおいしい朝鮮料理をつつきます。と、参鶏湯登場。

でかっ!量多っ!うま!でも、完全におなかいっぱいになりました。
楽しいひとときが終わって、今日は野入さんの家にお泊まりです。ゲジョルから歩いて行くのですが、途中の町並みが、もう最高です。

えらい興奮しているわたしを見て、野入さんのひと言
「いつきさん、こういうところ、好きやねぇ」
あきれられてしまいました。
お家に着いたら2匹の犬のお出迎え。気がつくと、完全になつかれてしまっていました。

野入さんのお家でワインをいただきながら、社会学関係の話。うわぁ。魅力的やなぁ…。でも、わたしのいる場所は教育学。う~んと思いながら寝ていく夜でした。

きっとわたしはダメなんだろな・どこまで続く?(5日目)

まぁ、わたしがダメ人間なのは既知のこととして、プラス何がダメなのか…。
今日は校内セクションの忘年度会です。わたしが所属しているセクションは、部長を筆頭にとてもいい人たちで、仕事もバリバリとやる。で、ギャグのセンスも切れてるし、笑いが絶えない。まぁ、ここを逃げ場にする教員も多々いるみたいなところです。なので、その呑み会なら楽しくないわけがないです。ひたすら
「んま!」
「笑」
の繰り返しです。
で、わたしも一緒に笑っていたのですが…。なんか、徐々に「差」が明確になってきます。その「差」をひとことで言うなら「クラブ」です。ほんとに部活が楽しくてしかたない。そして、その部活を通した子どもたちとのつながりをほんとうに大切にしている。そして、子どもたちとのつながりが深い。ほんとうに
「先生なんやなぁ」
と思ってしまえる人たちなんです。
翻って、わたしは…。
部活は放ったらかしです(笑)。クラブは子どもたちの場所だと思っているので、「自分たちが居心地よく楽しめるように、自分たちで考えろ」ってスタンスです。なので、子どもたちとのつながりは薄い。
まぁ、体育系と文系って違いはあるでしょうけどね。
でもまぁ、そんな差を目の当たりにして、でも
「まぁいいか…」
と思ってしまった複雑な気持ちのひとときでした。

あ…。でも…。
トランスジェンダー生徒交流会に来てる子どもから卒業式の写真が「今から家族で飲み会です」というメッセージと一緒に送られてきました。その写真のかわいさに、思わず笑顔がこぼれました。
ま、そんなつきあいをしてるんだな、わたしは…。

「自然」と「反自然」の線引き・どこまで続く?(4日目)

今日の夜はトランス関係のミーティング。当然その後は飲み会なわけですが…。
まぁ、トランス関係の人と飲んでいるわけですから、話題はトランス関係になるわけです。で、話題はホルモン療法のことになっていって、そこではたと考えたわけですが…。

例えば、わたしみたいな年とってからのMTFのホルモンって、まぁ「効き」はたいしたことないです。すでに変化し尽くしたあと、ちょいと変化する程度です。でも、MTFであっても、例えば2次性徴直前あたりのホルモンは、おそらく劇的に効くんじゃないかと。そうすると、放っておいたらあっちにいくであろう成長の曲線を人為的に曲げることになる。そして、身体の形をコントロールしていく。例えば、胸の大きさはこれくらい。身長はこれくらい。声の高さはこれくらい。
しかし、そうした身体の形にはモデルがある。そのモデルは、おそらくは社会のあり方に規定されている。そして、その社会のあり方は、女性のあり方を規定している。そして、その規定に沿わないネーチブ女性の生きづらさをつくっている。
とするなら、「モデル」にあわせて身体の形をコントロールすることは、「モデル」からはずれたネーチブ女性の生き方を抑圧することにつながる。
トランスがトランスとして生きることを決意する時に「ありのままの自分で生きようと思った」なーんていうタームが出てくることがあります。でもその「ありのままの自分」が、実は「モデルとしての女性/男性」であるとしたら、そしてそのためのホルモンや手術ならば、それはほんとうに「ありのまま」なのか?っていうことなんですよね。

じゃぁ、わたしがやっていることは?
程度の差はあれ、同じことと言えるし、でも、違うとも言える。なぜなら、その「程度の差」こそが問題になるんじゃないかと思うからです。
トランスなんていう行為は、基本的に「反自然」なんだと思います。でも、その「反自然」の中に、どの程度「変えないもの=自然」をブレンドするのか。そのことで「モデル」からはずれた身体の形を持つ女性への抑圧を少しでも緩和することができ、そのことは最終的には(モデルからはずれざるを得ない)MTFへの抑圧を緩和することにつながるんじゃないかな。

たぶん正常な呑み会→?・どこまで続く?(3日目)

今日はとある研究会の最終会議です。まぁ、今年一年振り返って、来年を展望する感じでしょうか。
で、終わったら、これまた恒例の呑み会。
まぁ、そんなにひどい飲み方をする人たちではないので、しみじみとこぢんまりと飲むわけです。
と、そこにいきなりメール。
「呑も」
「うん」
早々に終わった飲み会を脱出して、別の飲み会へ。気がつくと終電です(笑)。
まぁこんなもんだわ^^;;。

明けて現役の会・どこまで続く?(2日目)

5時半くらいにふと目が覚めて、ベッドに潜り込んで再び爆睡。9時前に起きて、和室と台所の窮状を見て、「これはあかん」と直感。だって、11時には現役生が来ます。
今回は働き者の卒業生が多くて30分ほどで片づけ終了。それから、昨日の鍋に辛ラーメンを放り込んだ朝ごはん。おいしいけど、食べ過ぎそうです。
そうこうするうちに、11時です。ボチボチ現役生が来る時間。
「おー」
「来たでー」
「今日、何つくるん?」
「鍋」
てことで、みんな買い出しに行きました。さて、なにができるんだろ。
帰ってきた中国帰国の子、土鍋に八角・ナツメ・くこの実・人参・ニンニクあたりを入れて煮出しています。すごいよ!さすがは中国料理!医食同源です!肉団子を鍋にくぐらせては取り出します。
「固くなるしな」
もうね!感動です。
やがてできあがった鍋のおいしいこと!
そんな鍋をつつきながら、話はディープに進みます。
「ルーツ、どこやったっけ?」
「ややこしいから言わへん」
「せやけどな」
そこからルーツにこだわる、パラムの会からはじまるわたしのストーリーがはじまります。「ネーチブややこしい」に対抗するためには「自ら求めたややこしさ」でいくしかないです。だって、自覚的にややこしさを選ぶって、「選べずに担うしかない」というのとは違うややこしさをはらんでいるんですよね(笑)。
なんだろ…。
逃げられたのに逃げなかった。ので、逃げられなくなった。それはそれで変なんですよね…。
で、なおも突っ込んでいくと、ボチボチと「ややこしさ」を話してくれます。だって、同じ親から生まれたきょうだいだけど、生まれた場所が小さな海を隔てただけで国籍が違うんです。国籍ってなんだろう。民族ってなんだろう。わたしがわたしであることと、国籍や民族はどのような関係にあるんだろう。そんなことを、子どもたちの言葉を聞きながら考えさせられます。
こんな時間は至福の時間です。こんな時間を独占するのはもったいないなぁ。みんな来たらいいのになぁ…。
そんなことを考えているうちに、話題は「たいしたことない」話へと。まぁ、ガチな話は長続きしないです(笑)。
てなことやっているうちに、お部屋の片づけしなくちゃならない時間に。でもわたしはそろそろダウン気味^^;;。
まぁそんな現役の会でした(笑)。

卒業生の会からはじまる・どこまで続く?(1日目)

今日の午前・午後は、某在日外国人教育関係の会議です。いろいろ情報交換をしたり、いろいろ将来を展望したり。展望できる将来、ないなぁ(;_;)。
で、そんな人たちと夕方呑み。なんか、ほっとできる会話を楽しめました。F知さん、ありがと*1

で、東九条へ。今日は「卒業生の会」です。
この会、発足当初はけっこう勢いがあったんですが、最近参加者が少なくなって寂しい思いをしています。なんでかなぁ。
たぶん、発足当初のメンバーが大学を卒業式、あるいは仕事が充実し、あるいは結婚し。そんな中で、それなりにしっかりとした日常を送れているからなんでしょうね。まぁ、「便りがないのは元気な証拠」ってヤツです^^;;。それからもうひとつは、現役大学生の忙しさかなぁ。みんな、バイトとかサークルとかでバタバタしてるみたいです。
でもね。たぶん充実し、あるいは忙しい日常の中で、ふと立ちどまって考えるひとときは大切だと思うのです。だから、やはり「卒業生の会」は続けたい。
そんな中、最近よく来てくれる子が、今回も「行くよ!」と手をあげてくれました。俄然ファイトがわきます。で、Tーマスがやってくれました。「Fぁよんが行くよ」「Sーじが行くよ」。Jョディも顔を出してくれるみたいです。気がつくと、なかなか賑やかな会になりました。

酒を飲みながら、笑いながら、あるいはデッドボールすれすれの珠を投げながら、「自分って何人?」「自分って何?」という、ともすればスルーしがちな会話が延々と続く空間に自分が身を置くことができることは、どうしようもない幸せです。
そんな幸せを感じながら、ふとんにくるり沈没をしていく「いつまで続くのか?」の日々の一日目は終わります(笑)。

*1:こんなとこ見てないだろうけどね(笑)。

なぜかホルモン

てなことを、ふとつぶやいてみたら、激務で潰れちゃいそうな人から「ホルモン食べたい」という脈絡のないつぶやきが来ました。
「いいですね!」「行きましょう」「いつ?今日?」「はい」
「はい」かよ!
てことで、ホルモンのおいしいお店へ(笑)。
「すんません。今日、ゴニョゴニョあります?」
「あるで。今日、ホニャホニャもあるで」
「うわ!それも!」
いい宴でしたo(^^)o

ケビン迎撃作戦・怒涛の3連発(その3)

「ケビンって誰やねん!」
と言われたら、
「さぁ…」としか答えようがない気もしますが、なんしかケビンさんが東京から来られたので、みんなで迎撃しようかと。ちなみに、今回の呼びかけ人はわたしじゃなくてYきみちゃんです。
先発隊はすでに東九条で準備→宴会をしています。とりあえず、交流会のメンバーを連れて行ったのですが、カオスですね(笑)。コクリュウ系とカウンター系と玖伊屋系と交流会系が渾然一体となっています。もう、メチャクチャです。
ま、でも、こんなことは東九条ではいつものことです。わたしはクワっとお酒を飲んでいるうちに、出入り口のあたりでごろ寝。優しい人がふとんをかけてくれて、そのうち「ジャマ」とわかった人が優しくベッドまで連れて行ってくれて。久しぶりに「完璧な」人間のクズになりました(笑)。
でも、わたしなんて世話ないわな(笑)。