絶望的な状況の中で、希望は捨てない

選挙は終わりました。
あの選挙の結果を見てどう思う?
新聞でもテレビでも「自公、圧勝」という見出しが出ている。でも、中身を見たかい?
実は、自民党議席を減らしている。公明が伸ばしたから合計でトントンになっているだけ。それに対して、民主党共産党議席を伸ばした。しかも、共産党は20議席を越えたね。
それから、小選挙区比例代表の結果も見てみたかい?小選挙区では自公は圧倒的に強いけど、比例代表では自公はほんの少し勝っただけ。
沖縄では自公は全滅。
確かに数の上では圧勝になるんだけど、実際のところそう言えるかどうか。

でね。何が言いたいかというと。
「見出し」には「意図」がこめられてる。だからね、見出しを見るだけじゃなくて、中身を読もう。「衆議院選挙」で検索かけたら、検索結果が出るよね。で、その結果のタイトルを見て「わかった」と思わず、その中身を読もう。そうすると、「見出しに込められた意図」や、そこで語られなかったことがわかってくる。

格差社会に対して「ノー」という闘い、戦争に対して「ノー」という闘いは、これからも続く。そして、そう考えている人がいるということがわかった。今回はそういう選挙だった。だから、わたしはこの絶望的な状況の中で、それでも希望は捨ててない。
まだまだ語り続ける。

じゃ、授業をはじめるよ。
こないだの宿題、あてるよ。

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