平行線・全同教大会1日目

朝、目が覚めると、7時半。そんなにしんどくないですね。とりあえずシャワーを浴びて、コーヒーを淹れて、昨日コンビニで仕入れておいた朝ごはんを食べて。のんびりした朝です。そしてスタート。
まずは全体会です。ここでUりんちゃんと合流。ほどなく全体会開始です。相変わらず、壇上のジェンダーバランスが悪いですね。それにしてもHまさん、副理事長だったんだ。てか、ジェンダーバランスを少しでも是正しているのT野さんだとは。てか、その隣はW松さんで、さらに隣は濱元さん。てか、司会はY本さんかよ!うまいなぁ。
ここから延々とあいさつが続いて、基調提案なんかがあって、特別報告です。
語られますね。基本的には熊本の作風なんでしょうね。とにかく、生徒の話とご自分の話を交互に話していかれます。まぁそれはそれでいいんだけど、やはり去年と同様、
「語らなきゃならんのか?」
という疑問が脳みそをぐるぐるします。
で、昼ごはん。熊本といえば久木田さんですね。先日この本を出版されました。Uりんちゃんと3人で昼ごはんです。入ったお店は「とりかわ」というお店。まずは本を買ってサインもしてもらって。そして、焼き鳥をつつきながら、いろいろ話。あっという間に時間が飛んでいって、気がつくと、分科会開始直前の時間になりました。やばい。
で、分科会会場へ。ちょうどあいさつしておられるところでした。まぁ間に合ったな。
1本目のレポートは東京都同教です。簡単にいえば、高校におけるインクルーシブ教育です。が、「今さらか?」と思ってしまう感じがします。おそらく小・中では、とっくの昔にやってきたことを、今やっている感じです。しかも、何か違和感がある。レポーターのI崎さんの「奮闘記」みたいになっているんですよね。まぁでも、それだけ東京は厳しい状況にあるってことなのかな。とにかくもやもやしたので、つい質問してしまいました。
「Aさんにとって解放はなんだったんだと、I崎さんは思われますか?」
しもた、言いすぎた^^;;
2本目のレポートは熊本県同教です。再び、教員の語りです。えーと…。
確かに、子どもたちがつながることはとても大切です。そして、つながるためには、自分を見つめなくちゃなりません。でも、そこに教員の自己開示が必要かというと、必ずしも必要ではないと、わたしは考えています。まぁでも発達段階というのはあるかもしれませんけどね。
てことで、今年も
「教員は語らなきゃならないんですか?Y田さん自身はどう捉えておられますか?」
と質問(笑)。
レポートのあと、ステージの方に行くと、Tさきさん?に呼び止められました。
「あんた、去年もおったな」
たぶんTさきさんは、教員に自分を見つめてほしいと思っておられるんですね。だからこそ
「最後は心の問題」
とまで言われる。なぜなら
「法律ができても差別はなくならない」
と言われます。なので、
「同性婚に賛成する人がこれほどたくさんいても、同性婚が認められていない。やはり制度が変わらなきゃならない」
という反論をします。
Tさきさんとわたしは立場が違う。おそらくはTさきさんは教員ではないかもしれません。仮に教員だとしても、カテゴリー集合(笑)、「教員/非教員」ではなく、「部落出身/非部落出身」というカテゴリー集合で考えておられる。だから、部落にこだわるとともに、教員の変革にもこだわっておられる。それに対して、わたしはあくまでも「教員/生徒」というカテゴリー集合で考えている。と同時に、部落以外のマイノリティもターゲットにしている。だから、発想がどうしても違う。
とうとう
「あんたとは平行線やな」
と言われてしまいました。なので
「そんなことないと思いますよ。心と制度は両輪なんです」
と答えました。たぶん、やろうとしていることは同じなんです。ただ、方法が違うだけです。でも、なかなかわかってもらえない。
そんな感じて総括討論へ。なので、Mさんの話をしたり、92年度卒業生さんの話をしたり。
総括討論のあと、M永さんを交えて、再びTさきさんと対話です。しばらく話をしていると、少しずつTさきさんが変わってこられました。
「あんた、自分のことを話していないと言ってるけど、もしかしたら滲み出てるのかもしれんな」
そりゃ、ダダ漏れでしょう(笑)。なので
「それはそうかもしれませんね」
と答えました。
そこから少しずつTさきさんの顔が緩んでいきます。なんか、すごく考えておられます。そして
「では、またあした」
とあいさつをかわして、本日の分科会は終了。

さて、どうしましょう。とにかく飲み会まで1時間以上あります。ただ、ホテルに帰って走るほどの時間はありません。えーと…。
熊本城のまわりを散歩しようかな。
てことで、ところどころで写真を撮りましょう。

で、小一時間歩いて、「交流会」の会場へ。いつもの人とあいさつしたり、久しぶりの人と再会したり。
しかしてっさが出てきたのはびっくりです。

おいしい料理をいっぱい食べて、お酒をおいしくいただいて、「ファイナル交流会」を楽しみました。まぁでも、来年から新体制でやるんだろうな。その時は、わたしも手伝わないとアカンかな。
そして2次会へ。「キツネと葡萄」というお店です。ただ、ちょっと気になることがあったので、しばしN井さんと個人的に話。つきあってくださって、ありがとうございます。ここで、熊本のM永さんとM山さんが合流。なんか、いろいろわいわい話をしてたけど、ほとんど記憶がありません。
てことで、おひらき。H川さんが車で来られてるとのことで、ホテルまで送ってもらいました。助かった。寝よう。
てことで、爆睡です。長い1日でした。

いざ熊本・全同教大会0日目

朝、荷物を持っていくかどうか迷いましたが、持っていくことにしました。まぁ、選択肢が増えるということです。
立番をパスさせてもらって、急ぎの仕事をやっつけましょう。なにしろ、来週頭は午前も午後も出張なので、職場に行く時間がありません。それにしても、来週のことまで見通して仕事しなくちゃならないのは、なかなかにキツイです。何かし忘れていたら、すべてが崩壊してしまいます。
とりま、1時間目は試験カントク。2時間目は自習。そして速やかに職場を脱出です。向かうは熊本です。明日から全同教がはじまるので、前泊です。今回は、あえて新大阪から「さくら」に乗ることにしました。新大阪駅のホームに着くと、某人権教育研究会の会長がいてびっくりするなど。しかも、席が近い。会長は1Bで、わたしは2D。逆でなくてよかった。
ということで、昼ごはん。

冷蔵庫のあまりものの詰め合わせです。ちなみに、入れ物は東九条マダンの残り物。私的に使ってしまってすみません。
4時過ぎに熊本に到着。ホテルにチェックインしたいけど、実はホテルが県庁前にあるので、かなり遠いです。早くチェックインしたかったので、豊肥線でワープしてから、市電に乗りました。しかし、市電の運転、すごいです。てか、こんなレバーがあるんだ。

隣のバスやトラックがスレスレになった時にミラーを撤収するためのレバーです。これがレバーを撤収した状態です。

で、ようやくホテルにチェックイン。うーん、どうしよう。まぁせっかく「走る道具」を持ってきたから、走りますか。

本日のラン。走りはじめたけど、暗くて道がわかりません。地図を見たけど、どこを走れるのかもわかりません。なので、てきとーに走って、大きい道の信号の手前で曲がってを繰り返してホテルまわりの周回コースをつくってみました。これが1周が約2kmなので、ちょうどよし。
最初の1kmのコールが6分切ってたので、よしよしと思ったけど、走ってる感覚よりもタイムが出ません。結果、6.6kmを39分05秒で、アベレージが5分54秒でしt。スプリットは5分48秒→5分46秒→5分28秒→5分35秒→6分13秒→5分42秒でした。
遅いなぁ。これでは「かけっこ」ができませんね。

で、部屋に帰ってストレッチして、着替えたら、再び新市街の方に移動です。今日は久しぶりに「東ジュンさん」と会うことになっています。問題はお店をどこにするかですね、と、K野さんから「今なら入れるよ」という連絡があったので、ご一緒させてもらうことにしました。お店は「四季彩かぐや」というお店です。
ここでビール→日本酒→焼酎と移行しながら、馬刺し・馬レバー刺し・一文字くるくるなど熊本のおいしい料理を楽しませてもらいました。もちろん、それより楽しいのは「話」です。もう、異種格闘技戦です。でも、東ジュンさんとK野さんたちを会わせたかったんですよね。かなり盛り上がったので、よかった。
てことで、お店をおいとましたけど、東ジュンさんとわたしはまだ小腹がすいた感じです。やはりラーメンか…。てことで、「黒亭」へ。と、K野さんも合流です。てことは、ラーメン+餃子+ビールですね。

ラーメンは小サイズだったけど、めっちゃおいしかったです。
さてと、帰りましょうか。と、電停に行くと、すでに終電が終わってました。しかも、目の前で県庁方面のバスが行ってしまいました。しかたないですね。タクシーか。
てことで、ようやくホテルにたどり着いて、軽く缶チューハイを飲んだら、爆睡です。

教材のつくり方を伝える

朝、体調は悪くないですね。やはり家呑みが楽です。ただ、ゴチャゴチャしてたらあっという間に出勤の時間です。
今日は車出勤。なので、早く職場に着きます。
あれやこれやして、立番です。陸上部の顧問とランニングの話で盛り上がるなど。高校って、そこそこのプロがいるので、いろいろ教えてもらえて助かります。
本来は1・2と授業だけど、なし。3時間目は3年生の授業で自習です。
「君たちとも2年間つきあってきたけど、もうあと少しだねぇ」
とか言いながら
「兵庫県知事選にかかわる話、なにやらおもしろいことになってきたね」
といらん話をぷっこんでみるなど。
授業から帰ってきたら、そのまま試験を受けとりにいきます。さてとどんな感じかな。とにかく速やかに採点の祭典のはじまりです。そのままおべんとタイムを挟んで、ひたすら祭典です。まぁ、数学なので、それほど大変じゃないといえばそれまでですが、それでも「止めたら止まる」ので、続ける以外ないです。ということで、最後までやり切って、点数の合計をしてみると…。今回も阿鼻叫喚か(笑)
ひと息ついたら、夜の仕事へ向けてスタートです。
今日はこの日につくりはじめたプレゼンを見せる日です。冒頭
「ミニッツペーパーにコメントするとき、ナンバリングすればいいということに、10回目にして気づきました」
としょーもないことを話して、前回の「部落差別から学ぶ」授業のミニッツペーパーに、少しコメント。やはり気になるものにコメントするんだけど、考えたこと出してほしい。出したところからはじまりますからね。アサーティブは難しい。しかし、コメントする側がアサーティブを考えなきゃならんというのが、なんとなくもやるけど、でも、しかたないか。
てことで、本論です。
今回は、「沖縄へのまなざし」について話をしますが、メタレベルのこととして「どのように教材をつくるのか」というあたりも知ってほしいなと。「生徒」として話を聞いたら「ふーん」で終わるのですが、「教員(の卵)」として聞くためには、そのあたりのことも知ってほしいですね。ちなみに、こんな話でこの間「ダメダメ先輩」に話すと
「なんと豪華な」
って言って貼りましたが、誰もそんなこと思ってないでしょうね。
てことで、スタート。まずは、わたしなりに、自分の考え方の「転換点」を伝えます。一応、穴埋めレジュメはつくってあるので、そこにキーワードを埋めていってもらいます。そしてそこから、赤裸々な「教材づくりの過程」を伝えます。
教材づくりをする人って、はじめはみんな「素人」です。そこから、さまざまな「気づき」を経て、「プロ」になっていく。例えば、わたしだって、沖縄について何も知りませんでした。でも、今は、まぁそこそこ知ってます。それは、たくさんの人のおかげです。でも、その「たくさんの人」と出会えるかどうかは、また別の話です。たぶん、出会えたんですよねぇ。
それともうひとつ、あたかも「違う」かに思えることを「つなぐ」こと。
そんな話をしていたら、やばい!6時45分んです。動画は35分かかります。早急に見せなければ!
ということで、動画を上映。反応はあまり見たくないので、スクリーンを見ていました。でもまぁ、うまくできてるよなぁ。
てことで、今日はミニッツペーパーを書く時間がありませんでした。まぁしかたないです。
ということで、夜の仕事終了。さてと、帰ってビールだ。そうそう、明日からの準備もしなくちゃ。

とうとう来た

朝、目覚めはまぁまぁですか。とりま出勤。ふだんはそのまま職員室に行きますが、今日はまずは事務室に行きました。来てました。

ここから2週間半、またまた脳みそをフル活用する日々がはじまります。ちなみに、今週末は全同教、来週末は山陰地方、再来週末は交流会の合宿なので、土日はすべてつぶれています。どうするねん(笑)。
ちなみに、今日から2年生のみ期末試験です。てことは、今日の2年生授業ひとコマがなくなります。ラッキーと思って、カントク表を見たら、ひとコマ入ってるじゃん(笑)。まぁそんなもんです。さらに、昼休みに会議が入りました。てことは、午後に行こうと思っていた小学校の授業研、ムリですね。
てことで、立番をすませたら、各種書類を出して、校正作業の前準備…。
と思ったら、支店長から呼び出しです。来年のことでした。まぁ、いつものことですね。ここでいろいろ「大人の話」をして、ちょこっと校正作業をしましょうか。
実は、T橋さんにファイルを送ったあと、同じものをプリントアウトして校正作業を進めていました。それを送られてきたものに書き写す作業です。それをちょこっとやったら、すぐに試験カントクの時間がきました。なので50分間ボー。カントクのあとは、再び「書写作業」です。すると、あっという間に昼休み。会議があって、外に出たら数学科の主任がやってきて
「5時間目、短時間打ち合わせを」
とのお言葉。
「はいはい」
と答えると
「たしかに、「はい」を2回言われると、ちょっとムカッとしますね」
と言われて謝るなど。
そんなこんなで、いろんなことをしているうちに、定時が来たので退勤。
今日は歯医者→血液検査と、お医者さんのはしごの日です。ちなみに、日曜日に歯が欠けたので、それも診てもらいました。しかし、「最終の薬剤入れ」は、ちょっと痛かった。まぁたいしたことはないんでしょうけどね。次のお医者さんで採血をしてもらいながら
「先週、職場の健康診断で血液検査があったんですよね」
とグチるなど。採血のあと、お医者さんから呼ばれて、血圧の話になりました。結局、夜の薬を少し増やすことになりました。
さてと、お医者さんのはしごも終わったから、実家に行きましょうか。パートナーのお母さんが体調を崩しておられるので、しばらくうちの実家でゆっくりしてもらうんだとか。いいことです。わたしにとっても大切な「親」です。お会いすると、案外元気でホッとしました。
ということで、帰りますか。ビールを呑んで寝ましょう。

5回目か?

今日は1日出張です。なので、朝は少しのんびり。毎朝、これくらいの時間があれば、ずいぶんと身体が楽なんだと思うんですけどねぇ。もっとも、遠距離通勤してるのがアカンのか。
てことで、午前の出張先へ。第2のふるさとの隣町の小学校です。まずは授業見学。少人数なので、体育は1年2年が合同なんだとか。でも、パッと見わかりませんね。それだけ1年生はこの半年ちょいで成長するってことなんですね。
中間休みは全校で走るんだとか。一部高学年の子らが嫌がってるみたいですが、ほとんどの子らは楽しそうに走ってます。素直と言えば素直なんだけど、なんとも言えない感じです。
しかし、全体的に教員の語りが静かです。エンタメ性のある授業がない。個人的にはそれが好ましい感じです。授業内容に集中できる感じかな。ただ、やはりタブレットは慣れませんね。みんなが手元を見てる。みんながひとつの教室に集まる意味があるのかなぁと思ってしまいます。
で、会議の方は情報交換。どの学校も「フワフワしてる」らしくて、笑ってしまいました。
そんなこんなで午前の会議は終了。午後の会議のために京都府中部の高校に移動です。
午後は某人権教育研究会の会議です。こちらはつつがなく進行していくのですが、最後の最後にえらいことが発表されました。
なんでも、全国に行くレポートは、これまでは秋の大会で決まったんだけど、来年度から春の研究会からセレクトされるんだとか。ちなみに、春の大会には小・中・高から1本ずつセレクトされます。で、わたしはこの間の秋の大会でレポートしたうちの一本でレポートするハメになったという。てことは、来年度の春の研究会へのセレクトの確率は1/2から1/4になります。
問題は、ある年に人権担当をしていたからといって、次の年も人権担当になるかというと、一部の人間をのぞいて(笑)、そうとは限りません。てか、一部の人間をのぞいて(笑)、その学校にいるかどうかもわかりません。さらに、おそらくリメイクが必要になりますが、一部の人間をのぞいて(笑)、そんなめんどうなことをする人はほとんどいません。
なんでも幹事会で
「この条件に当てはまるのは」
とかいう話が出てたとか。
えーと、陰謀やな(笑)。
まぁ、どうでもいいです。なるようになるでしょう。
「まぁ、過去4回やったし」
と言ったら、びっくりされました。
てことで、会議も終わったので帰りましょうか。ビールだビール。

過酷な月曜日

朝、少しだけしんどいですね。やはり、日曜日は、いくら楽しいと言っても、パタパタしてると翌日がキツイですね。
てことで、出勤。過酷な月曜日のはじまりです。授業の冒頭は、昨日の報告。
「昨日は解放教育の歴史についての研究会でね。わたしは歴史は専門じゃないけど、参加させてもらったんだよ。わたしは教員になって3年目くらいから、ずっと人権教育にかかわってきた。特に担任時代は在日や部落の生徒が自分のことを語れるクラスをつくろうとしてきた。まぁそういうのを先輩から教えてもらってきたんだけど、そういうとりくみがどこから来たのか、自分のルーツを探したくて参加させてもらったんだ。とてもおもしろかった」
1・2時間目はプリント学習です。なので、昨日の文献購読で扱いきれなかったところを、少し読んでみるなど。福地幸造への批判がどんなのかと思ったら、「弱い」と(笑)。兵庫はハードやなぁ(笑)。
3時間目は空き時間。ふと本棚を見ると、こんな本が…。

あったんや(笑)。
と、呉さんから「小沢有一がらみのペーパー」が送られてきました。あぁ、あったなぁ…。ふと思いついてハードディスクの中をサルベージすると、ありました。1995年の某在日外国人教育関係の集会におけるレポートです。もちろんファイルは一太郎です。ファイル名は8文字以内の半角文字です。よく見つけたな。てことで、pdf化して送り返してみるなど。
そんなこんなをしていたら、あっという間に4時間目です。ここからは馬力を入れねば。
「さぁ、試験前日だ。「ヤバイ」という自覚のある3人は前においで」
というと、ちゃんと来ました。よしよし。さらにもうひとり来たので、一緒にやりましょうか。
さて、4時間目と5時間目で等差数列・等比数列・∑をできるか?とにかく4時間目はできるところまでやって
「はい。休憩。しっかり脳みそを休めてね」
と言っておべんとタイムです。
5時間目になんとか∑をやって、疲れた…。と、ある生徒がわたしを見て「おつかれさま」という顔をして笑ってました。優しいなぁ。
さて、6時間目は教科会議と思ったら、今日はなし。助かった。1時間目に「プリントなくした」とかいう生徒がいたので、生まれてはじめてロイロノートを使ってプリントを送るなど。
掃除カントクのあたりで、さすがにクタクタです。職員室にもどって、少し校正をして…。アカン、眠い。寝落ちしてしまいました。まぁようやくやってきて「休憩時間」です。
さてと。定時が来たから帰りましょう。お風呂→ビールだな。寝る前にパートナーがヘッドをやってくれて、そのまま爆睡です。

ルーツをたどるおべんきょ会

今日も朝はおふとんの中でコロコロ。起きたくないけど、起きますか。
そだ、朝のうちに明日からのおべんとのネタをつくらねば。そんなこんなでパタパタしてたら、出発しなきゃならない時間がきました。
今日も午後からおべんきょ会です。題して「解放教育史研究会」です。わたしは「教育史」は専門ではありません。が、解放教育の最後の生き残りというアイデンティティはあります。おそらくは、解放教育第1世代が1960年代の人々とするなら、わたしの先代は1980年代に実践をしていた人たちになります。わたしは1990年代から実践をしていることになるので、第3世代くらいかな。そして、第4世代はいない。そういうわたしにとって、第1世代のことを「なんとなく」ではない形で知りたい。そういう気持ちがこの研究会に参加したいと思った動機です。ただ、初参加です。ちょっとドキドキします。会場はHRC[1]Human Rights Center@弁天町です。久しぶりに来ましたね。
やがてメンバーがそろって、おべんきょ会開始です。ちなみに、今日は遅れませんでした(笑)。司会は今井さん@大阪大学です。まずは棚田さん@部落解放・人権研究所が切ってくださったレジュメにしたがって、文献購読です。ターゲットは板山勝樹さんの『戦後日本における反差別教育思想の源流――解放教育思想の形成過程です。
まずは序章。解放教育が4つの時期に区分されて、「あー、なるほどなぁ」となります。そして、メインとなるのが11章と12章。扱っているのは、福地幸造の実践です。福地幸造!懐かしい…。かつてM田さんやF田さん、さらには史朗さんからもよく名前を聞きました。もちろん、湊川高校定時制と、わたし勤務校はまったく状況は違います。でも、拙いながらも、自分がやってきたことの源流が「そこ」にあることを感じます。
ディスカッション→休憩の後は江口さん@摂南大学のペーパーについてのディスカッション。そこには当然、西田秀秋が出てきます。あまりにも懐かしい。M田さんがめっちゃ批判してましたねぇ。ディスカッションでは、そういうところに絡んでこられるのが呉さん@鳥取大学です。切れ味が鋭いだけじゃなくて、ところどころエモーショナルなテイストが混じるのおもしろい。
そんなこんなで、楽しいディスカッションが続いて、時計を見ると5時になっていました。ぜんぜん気づかなかった…。
おべんきょ会のあとは、当然呑みです。ネット参加の呉さんがメッチャ呑みたがっておられて、ぜひぜひ次回は呑みたいなと。
で、近くの飲み屋に行って、反省会。思わず
「今日はクンタ・キンテの気分でした[2]実際は「キンタ・クンテ」と言ってしまった^^;
と言ったら、江口さんも棚田さんも「なにそれ?」おいう顔をされたので、やはりわたしのネタは古いなと。
その後も延々と昔話を披露してしまって、
「ICレコーダーまわします?」
とか言ってしまうなど。
そんなこんなで、楽しいおべんきょ会でした。

footnotes

footnotes
1 Human Rights Center@弁天町
2 実際は「キンタ・クンテ」と言ってしまった^^;

まずは4人のおべんきょ会

今日は午後に4人のおべんきょ会があります。が、午前は特に何もなし。なので、朝はおふとんの中でコロコロ。のんびりと起きて、朝ごはん→メールチェックとすませて、さてとどうしよう。とりま筋トレですね。風が強そうなので、なんとなく気がむかないけど、今日走らないと、またいつ走れるかわからないので走ることにしましょうか。

ということで、本日のラン。
いつもの6km+1kmの周回コースです。最初の1km、ペースが上がらないなぁと思ってタイムを見たら、6分を切ってました。速いな。ここから骨格を使った走りを意識して走りはじめると、ペースが上がります。ただ、着地が難しいですね。と、地面を踏む感覚で走ると、脚をまっすぐにして着地できる気がします。このあたりはスキーの要領ですね。
前回走ったときは、後半のペースが落ちたので、今日は中盤はペースを落として後半ペースを上げることにしました。後半は緩やかな下りで、しかも追い風です。これ、もともと苦手なシチュエーションです。でも、「勢い」を殺さないようにして、ひたすら地面を踏むことと、身体を柔らかくして脚を後ろに大きく動かすことを意識して走りましょう。
結果、7kmを39分46秒で、アベレージは5分38秒でした。スプリットは5分59秒→5分19秒→5分31秒→6分03秒→5分39秒→5分07秒→5分49秒でした。
レースペースに比べると遅いけど、それでも速いですね。しかし、走り終わったら身体がパキパキになったので、やはり普段使っている筋肉とは違う筋肉を使ってるみたいです。でもまぁ、いいことかな。
しかし、だんだん文章が長くなりますね。

てことで、帰ってきたらストレッチして、昼ごはん。うーん、やはりビールを飲みましょう。うまい。
さてと、そろそろおべんきょ会に行こうかな。と思ったら電話。
「なにしてるんですか?」
「え?もう?3時半からと違うんですか?」
「2時からです」
マジか…。とにかくあわてて前のおべんきょ場所に向かいます。ちょうど電車の接続がよくて、比較的早めに到着できました。が、大幅な遅刻には変わりありません。すみません。
で、おべんきょ会の方は、新しい人が来られたので、その人から過去のおべんきょ成果についての感想聞いて、それに基づいていろいろ話。まぁ、ブレーンストーミングというよりは雑談ですね。でも、雑談の中からネタが出てくることもあるので、それでいいのかな。
雑談のあとはイタリアンのお店に移動して、晩ごはん。

お皿がかわいい。そして食べ物がおいしい。てか、クラフトビールもワインもおいしい。
そんなのをさんざん食べて呑んで、それでも話題は教育をめぐるあれこれです。楽しいな。
そんなこんなで、10時過ぎに終了。おなかいっぱいですね。さて、帰りますか。

今日も夜の仕事

朝、さすがにつらいです。まぁそりゃそうです。水曜日は遅かったし、昨日も「夜の仕事」でした。まぁそれでもなんとか車で出勤です。てか、やっと来た金曜日です。長かった。
とりま、朝ごはん→メールチェック→職朝→立番の定番コース。そして1時間目の授業です。といっても、プリントです。みんなワイワイと楽しそうに問題を解いてます。いい感じですね。もっとも、やる気スイッチがどこかに行ってる子もいますが、来週2時間あるので、そこでなんとかしてもらいましょう。
てことで、わたしは「沖縄へのまなざし」について考えましょう。簡単に言うと、これをつくるまでの「あがき」についての話です。ちなみに、元ネタは8年前に話した内容です。あの時、無謀なオファーだと思ったけど、話してよかった。てことで、当時のレジュメを引っ張り出したら、そこに10年前の「やる気のないレポート」がついていたので、ラッキーでした。
これまでやったことがないテーマとか、やってきたけど新しい切り口で語ることとか、そういう時の教材づくりは、ほんとうに時間がかかります。そん時の気分をひとことで言うなら「途方に暮れながらあがき続ける」感じです。でも、教材づくりってそういうものです。なので、「沖縄へのまなざし」そのものも知ってほしいけど、教材づくりのしんどさと、でも「つながった!」と思ったときのうれしさも伝えたいなぁ。
そんな感じで、授業の後もプレゼンづくり。途中、オイタをした生徒の対応が少し入ったけど、そこは笑顔で引き受けましょう。その後、中堅教員と生徒指導にかかわる雑談を少し。
午後もプレゼンとかレジュメをつくりましょう。とにかく、できることをやれるときにしないと、すぐに詰みます。
すると、あっという間に時間が過ぎて、1時間労働者の権利を行使していたけど、10分ほどオーバー。いかんいかん。遅れたらシャレになりません。
ということで、京都府中部へ向けてスタート。かつてはこの街からよく呼んでもらっていたけど、もう何年も呼んでもらっていません。ちなみに、今日行く場所は、かつてフィールドワークにも来させてもらったところです。そういや、いつも使う「作文」発祥の街でもありますね。
てことで、到着。暗くなっているので、まわりの状況がぜんぜんわかりませんが、なんとなく変化している気もします。ここはかつて「終末処理場」と呼ばれた施設の奥にあったムラです。でも、現在は混住が進んで、かつての姿は跡形もないんだとか。まぁいいことなんですけどね。ただ、人の意識も変わるらしいです。おそらく、わたしを呼んで下さった方は、そこに変化球を投入したいのかな。
かなり早めに到着できたので、ブログの更新でもしましょうか。と、今日の持ち時間が1時間半であることを思い出しました。たぶん、プレゼンは2時間かかりそうなので、非表示スライドをガッツリ増やしてみたり。
で、お座敷スタート。なんでも保育士さんが多いんだとか。あとは地元の教員、そして地元の自治会の方々です。年齢層が広いと、なかなか厳しいものがあります。とにかく、笑いがない。いや、笑っておられるんだけど、笑うための間がない。すみませんすみません。
でも、あるネタで、「ぷぷ!」っていう声が聞こえたので、メッチャうれしかったです。
ただ、今回は「解放運動」「解放教育」にこだわってみました。なので、EHCの話も出してみたり。するとうなずいておられる方がおられて、つながったなと。
ということで、なんとか1時間半で収めきりました。みなさん、どうだったかなぁ。感想が気になります。
それでも帰りましょう。家に帰るのは11時前かな。クールダウンのビールが呑みたい。

伝わるかなぁ

朝、さすがにしんどいです。しかし、先週からが長かったですね。1週間前が1ヶ月前に感じられます。
それでも、とりま出勤。
木曜日は1・2・3と授業がありますが、プリント学習に突入しているので楽勝です。が、眠い。
今日はターゲットにしている子が勉強しています。質問にも来てくれました。ほっとしますね。やはり、自分の意思で「やろう」と思ってくれるのが一番です。
授業が終わったら、いろいろ放ったらかしにしていた書類を書きましょう。まずは、授業アンケートの分析です。といっても、母集団が小さいから、分析になりませんね。まぁ、適当に書いておきました。続いて、来年度へ向けた大切な書類。まぁまぁこんなもんかなぁ。
午後は「夜の仕事」のためのプレゼンづくりです。今日のテーマは「部落差別」です。ちょうど阿久澤さんの2次校正をやったところなので、脳みそが「そっち」に行ってます。もっとも、ベースになるのは、ふだん授業で使っているプレゼンです。ただ、それだけでは「人権教育論」にならないので、「部落差別と学校教育」というスライドをつくって、部落解放のために教育が果たしてきた役割を、ほんの少しだけ入れることにしました。
結局ギリギリまで作業をして、夜の仕事へ向けてスタート。が、途中、プリントアウトしていないこと気づいて「うわ」と思うなど。まぁしかたないです。夜の仕事場でプリントアウトしましょうか。
てことで、夜の仕事場のPCを立ち上げて、wordを開いたら、えらいレイアウトが変わります。そうか、フォントが入ってないのか。なんとか修正して、ようやくプリントアウトできました。
てことで、授業開始。
まずは昨日の夜の報告から。実は眠いだけじゃなくて、少し落ちているので、テンション低めからのスタートです。
生徒向けのスライドではありますが、ところどころで解説を入れたりするのは、教員志望のみなさんなので当たり前ですね。啓発動画はカットしますが、それでも90分で終わる気がしません。なので、ワークしようと思ってたけど、なしですね。
「部落差別と学校教育」のところを話しながら、
「これ、先週の西成高校がやってることでしょ?」
とコメント。西成高校のとりくみは、解放教育を応用していることが示せたらいいな。となると、格差の話ともつながるはずです。
さらに「部落差別の不思議」として「土地」の話も少しだけ入れさせてもらいました。阿久澤さん、ありがと!
そんなこんなで、ミニッツペーパーを書く時間を5分ほど残して、なんとか終了。
さてと、帰りますか。疲れたからビールがおいしいはずです。