今日は担当しているふたクラスの試験返しの日です。ということは、とりもなおさず今年度の最終授業ということです。
まずはひとクラス目。いつものように度数分布の発表です。まぁみんなホッとしたかな。でも、年間トータルだし、なにより素点の合計と実際に評価に用いる数字は違います。なので、単純に「○点だから赤点じゃない」とは言えません。なんでこんなややこしくなったかというと、観点別評価になったからです。
てことで
「文科省が悪い」
とだけ言っておきました(笑)。
試験返しのあとは1年間の振り返り。みんなに振り返りを書いてもらったあと、わたしからのコメントです。
もうひとクラスは悲喜こもごも(笑)。まぁいいでしょう。結果はあとからついてくる。そしてこちらと振り返りとわたしからのコメントです。
今年もコメントは
「まずはありがとう。たのしかったです」
からスタートです。ただ、ほんとうにみんなに任せてよかったのかどうか、迷ったこともつけくわえなきゃね。それでもわたしにとって、数学の授業は団体戦であることは伝えましょう。そしてそれは、ほんとうは他教科もそうなんですよね。そうやってともに単位を勝ち取る集団のことを「クラス」と言うんだと思います。そしてそれは、もしかしたら自己開示へとつながるかもしれません。なかなかそうはならないけどね。
まぁそんなこんなで、今年度の授業は終了。子どもたちのコメントを見ると、個人のことを書いてる子もいるけど、やはり「クラス」や「友だち」について書いてる子もいます。よしよし。授業担当者の仕事は、そのコーディネートなんです。
点数が確定したところで、最終の成績処理です。とは言え、10点単位の変更があっても、ほとんど成績は変わりません。まぁ年間の成績とはそういうものです。
で、教科会議。ここで論議が起こったら、それはよほどのことです。まぁ少し混乱を持ち込んだけど、担当者の意思は尊重します。てことで、成績の提出をしたら、今年度の教科担当の仕事はおしまいです。
と、ブログを見ると、「92年度卒業生さん」とは別の92年度卒業生のWさんからコメントが!いきなり脳裏の中で顔がどアップになります。懐かしいなぁ。そうかぁ。いろいろあるみたいだけど、元気でやってくれてるんだ。そして、ここをたまにのぞいてくれてるんだ。うれしいなぁ。
かつては「振り返らない」ことが大切だと思ってました。だから、みんながわたしに連絡しないのは、それぞれがそれぞれの場所で充実してるからだと思ってきました。ただ、おそらくその時期ではなくなってきたのかな。自分の転機みたいなところを振り返ったとき、もちろんそれはたくさんあるだろうけど、もしかしたら「あのクラス」がその転機のうちのひとつであったなら、それを振り返ることは悪いことではない気もします。少なくとも、わたしにとって、あのクラスは教員としての原点です。
なんか、ほんとうにいろんな思いが押し寄せてきました。なので、コメント返し。
そして、久しぶりに走ろうかな(笑)。
今日はキャンパス内をいろいろ走りましょう。はじめは7kmにしようと思っていたけど、なんとなく目標を8kmに伸ばしてみました。8km走ると、案外キリが悪かったので、ついでということで9kmばっか走りました。
最終的に9.1kmを57分02秒でした。アベレージは6分16秒です。スプリットは6分29秒→6分29秒→6分12秒→6分12秒→6分20秒→6分13秒→6分09秒→6分25秒→5分58秒でした。最後の1kmがベストだったのはいいけど、その前の1kmがめげてるのがわかって、興味深いですね。
走り終えて職員室にもどって、少し雑談。でも、定時が来たから帰りますか。きっと今日のビールはおいしいはずです。