飲み続け

なんでも崇仁新町が再開するらしいという連絡がIちくんから来たので、昼過ぎに崇仁新町で合流することにしました。お店に行くと
「せんせにラインしようかと思ってた」
とのお言葉。完全に常連化してます。ちょっとうれしい。
まずはビール。

この図柄は久しぶりです。何を頼もうかな。ちょぼ玉かな。

つくってはいただいたけど、たくあんが入ってないからタダと言われてしまって、もうしわけないなと。
やがてIちくんがとうちゃくしたので、久しぶりのちょぼ焼きといきましょう。

今日はミンチがないのでチーズが明太味とカレー味の2種類になりました。ちなみに
「チーズは新しいのあけたで」
とのこと。久しぶりの開店なので、いろんなものが古くなってるんですね。でも、あけられただけマシなのかな。
他のお店を見ると、まったくお客さんが入ってません。まぁしゃーないかもしれませんね。お店の大将は別のお店の人とビールを飲みながら、いろいろ情報交換をしておられるようです。と
「向かいでチャーハン買ってくるけど、一緒に買う?」
とのこと。Iちくんが注文してくれて、しばらくすると出前をしてくださいました。てか、出前か?普段は1日長蛇の列なお店が2軒ともまったくお客さんがいません。なので、持ってきてくださったとのこと。

おぉ、これは!チャーシューが乗った「スペシャルチャーハン」とのことです。これを通常チャーハン価格で売ってくださったのは、やはり「焼き焼き」さんが常連だからかな。にしても、ほんとにお客さんがいないんだろうな。
お味の方は。うまいなぁ。唾液が出てくる。なるほどなぁ。これが新福菜館のチャーハンなのか。
あと、お店の中に入れてもらって「仕事してるふり」をさせてもらって遊ぶなど。

さてと。頃合いもいいので帰りましょう。
家に帰ったら晩ごはん。「また飲むのか」と笑われながらビールを飲んで。
その後、秘密結社のZOOM飲み会。はじめはきごちなかったけど、だんだんほぐれてきました。なにより川崎の人が参加されていて、これはいいなと。あと、ふと消えてしまう人もいて、これまたいいなと。
とてもフリーダムな飲み会になりました。
てことで、12時間くらい飲み続けたな。明日はアカンやろな。

急転直下

昨日出た緊急事態宣言というか、「特定警戒都道府県」に京都が指定されたので、もしかしたらということで車で出勤です。てか、職場は職員向けのメール配信とかはじめてて、朝に職員集合をやる連絡もまわっていたりします。
とにかくいろいろたいへんです。
もっとも、家にいるときとか職員室にいるときは、そのたいへんさを実感しないんですよね。まぁあたりまえっちゃああたりまえなんですけどね。
で、最終的には登校日がなくなったのはいいとして、在宅勤務を「しなさい」ってなったのがびっくりです。なんでも3チームつくって、1チームは出勤するけど、残り2チームは学校に来るなということになるようです。
「もしかしたら」はこのことだったんですよね。つまり、おべんきょ部屋に入れなくなるってことです。なので、持ち込んだ本を車に積んで帰ることにしました。
夜はKっ川くんのリハビリです。なんでも少しがんばりすぎたので、少しペースを落とすんだとか。ホッとすると同時に、お医者さんに「リハビリが足りない」と怒られそうやなと。ただ、筋トレの効果が出てて、パッキパキになってた肩の状態が、かなり柔らかくなってるんだとか。
まぁそんな感じの金曜日です。

アカン流れ

ここしばらく、なにが重いって、PCです。いかにRZ5が軽いとはいえ、それでも電源を含めると、やはりめっちゃ重いです。なんでPCかというと、おべんきょ部屋に持っていくためです。が、昨日はレポート書いてたからおべんきょ部屋は使ってません。てことは、PCも使ってない。
本来、PCなんか持ち歩くものじゃなくて、持ち歩くべきものはデータなんですよね。なのに、なんでこんなことやってるかというと、ガッコがデータを持ち歩くことを前提としてないからです。USBメモリはもちろんのこと、ネットもプロキシで思いっきり制限かけてるから、校内LANにつながってる状態でしかデータが持ち歩けません。おべんきょ部屋のメリットはネットがないことなんだけど、最大のデメリットもネットがないことです。
せめて、官給品のPCをおべんきょ部屋に持っていって、帰ってきて校内LANにつなぐことでデータのやりとりができるようになる方法はないかなと探しましたが…。
あったo(^^)o!
これは使えます。一部めんどくさいことはないわけではないですが、これならなんとかなりそうです。
これでPCの持ち歩きが不要になるかな。てことは、肩に食い込むリュックの重みに耐える必要もなくなるな。やれやれ。

てことで、午後はペーパー読み。昨日に引き続きレビューを読みました。たしか最後に「ネタ」が書いてあったはずと思ってたのですが、ない。とりあえずもう一回前から読んでいくと、ありました!途中にあったのか…。
さらにおもしろそうなペーパーがいっぱい紹介されていて、これは読まねばと。
3時過ぎに恒例の筋トレ&リハビリタイム。その後、なぜか部屋にある乗馬マシンにまたがってペーパー読み。
でもアカンアカン。読むばかりではアカンのですよ。読んで満足するのはアカン流れです。とこで脱出できるか…。

レポートは簡単なのになぁ

一昨日、昨日読むためのペーパーを持って帰ったので、今日はそいつとPCをリュックに詰めて出勤です。重い…。両肩でリュックを背負うようにしていますが、これはこたえる。たぶんガッコに着いたらきついだろな。
職場に着いたら、今日は何するかを考えます。昨日残しておいたメモには「府人教/公募」と書いてあります。そうか、こないだの会議でレポート引き受けてしまったんだよな。てか、
「夏季研に出してないのに、ええの?」
と言ったら
「出して出して!」
と会長まで言ってたしなぁ。内容は「多様性ワークショップのとりくみ」です。すでにゲンコがあるので、それをA4版2枚にするだけの作業です。とひま、いろいろ削って、オチをつくって、午前いっぱいで完成。しかし、こんな低いクオリティでいいのか(笑)?
午後は持ってきたペーパーを読みます。すでに何度も読んだペーパーだけど、おさらいです。1988年のこのペーパーは、何度読んでもすごいです。あとは3回あるレビューですね。これで大きな流れがわかります。流れがわかれば、わたしの入る場所がおのずと顕在化するはずです。てか、たしかどこかに場所をつくってくださってたはずです。えーとえーと…。見つけた!
そうか、こんなニッチなところに書いてあったんだ…。
さらに、なかなかおもしろい指摘がなされてるペーパーがあったので、そいつをパラパラ。てか、これも読んでた。
従来、ジェンダー研究は女性と男性のギャップに着目してたけど、女性がひとかたまりなはずがないわけです。そこで、女性内分化に着目したペーパーです。
実はこの手のことは、すでにウィリスもやってるし、最近では知念さんの本もあります。が、いずれも「男性内分化」であって、女性はひとかたまりで見ています。もちろん、例えば知念さんはそれをわかったうえでやっておられるのですが…。
で、ペーパーを読んでいくと、そうやってカテゴリーをつくっていくのかとか、社会の要請をそのようにして内面化していくのかとか、女性内のトラッキングが見事に描かれています。
これ、使えるかも…。
とは言え、読むのは楽しいけど、書けない…(;_;)。

次の方向を向く

今日はちょいと用事で休みをとりました。とは言え、いつもの時間より早く起きてしまうのが悲しいです。まぁ理由はいくつかあるのですが、そのうちのひとつが「肩が痛い」です。というか、こわばってる感じかな。で、早朝から別件をひとつこなして、いよいよ今日の用事です。うまくいくかなと、ちょっと不安でしたが、家庭訪問の結果を受けてか、かなりスムーズに行きました。やはり「次を向いた」ってのが大きいのかな。
それにしても、手続きがたいへんです。あそこに名前を書いて、ここにハンコを押して。ただ、めんどくさかったのが「男扱い」されたこと。気がつくと動悸が激しくなって気分が悪くなってきて、ここまで身体症状が出るんだなと、あらためて思いました。
その後、パートナーと王将へ。実は、日曜日も一緒に来たんですよね。まぁ、ひとつ大切で大きなことが「次」へといったので、「おつかれさま」ってことです。
少し早めにすべてがおわったので、久しぶりにゆらゆらしながらペーパーを読んだり。
まぁ、穏やかに一日が過ぎていったかな。

おべんきょ部屋

ガッコって、とにかく資料がないです。少しつっこんだところまで調べようと思ったら、なにもない。もちろんないわけじゃないです。でも、あまりにも少ない。
例えば部落史の教材をつくろうと思ったら、やはり資料が必要です。家には『京都の部落史』(全10巻)をはじめ『井手の部落史』『近江八幡の部落史』などガチのがあるし、『近代日本と公衆衛生』みたいなのもあるし。在日朝鮮人にかかわる教材の資料だってガッツリあります。障害についてはないな。そしてジェンダー・セクシュアリティについてはガッコとは比較になりません。
なのに、出勤しなきゃならない。
たぶん、制度設計がおかしいんですね。もともとは高校教員は専門性が高いと考えられていて、自宅研修とかあったけど、35年くらい前から「ガッコにいるのが仕事」ってなりました。もちろん「研修」ってのはあるんだけど、自宅は認められません。もっとも、前のおべんきょ場所の図書館とか行っても、ジェンダー・セクシュアリティ系だとうちのほうが資料はたくさんあったりします(笑)。あ、部落史もうちの勝ちかな。資料なんてのは、そういうものなんですよね。
つまり、高校教員がそういう資料にあたるってことを考えない制度設計になってて、それは高校教員はそれほどの専門性をもたないって考えられてることとつながってる。てか、最近は大学教員ですらそんな感じか。でも、大学だったら研究室があるからな。

さて、休校中におべんきょしようと思うのですが、あまりにも環境が整ってない。どうしたものかと思ったけど、ここで「あるじゃないか!」と。放送室です。電話はあるので連絡はつきます。ネットがないから逃げなくてすむ(笑)。これはいいかも。
てことで、とりま、めぼしい本をキャスターバッグに詰め込んで放送室まで持っていきました。まぁずっとこもるわけにはいかないけど、ここを使っておべんきょしよう。

家庭訪問

今日は某所でちょっとこみいった話。わたしが用事があって行ったわけだから、本来は私が話をしなくちゃはじまりません。でも、こみいった話って、それではダメです。こういう時は、自分の話をするのではなく、相手の話を聞くところからはじめなきゃなりません。もちろん、上からどかんと押さえつけるのも方法ですが、それはあくまでも外圧です。内圧じゃないから、きっとやがて「あれ?」と思うときが来る。そうなったら、今日来たことの意味がなくなります。
とりあえず、1時間半ほどゆっくりと話をして、終了。
帰りの車の中で、「これ、どこかで経験した感覚だなぁ」と思ったんですが、思い出しました。家庭訪問だ。
こみいった話をする時は、テーマを出したあとはまず相手の話を聞く。それを教えてくれたのは、今まで出会ってきた子どもたちや保護者のみなさんなんですよね。それがこういう形で役に立つとはなぁ。

今日も断念→居場所

今日はもともとは『いつまで続く「女人禁制」 排除と差別の日本社会をたどる』の出版イベントでした。が、もちろんこのご時世なので中止。その後、「合宿やるよ」という連絡があって、これは行かねばと思っていました。が、病み上がりのパートナーがいる状況では、さすがにヤバイです。というか、基本的にメンタルは落ち気味なので、やはりやめておこうと。
ということで、午前にひとつ用事をして、あとは家でゴロゴロ。いや、ゴロゴロはダメです。おべんきょしなければ。
ところが、場所がない。今は上の子どもに占拠されています。わたしのおべんきょ部屋は、なにやらパートナーがギター教室にZOOMで参加するとかで、スタジオ化しています。台所は居間と続いているので子どもの占拠の延長です。居場所がない。どうしたものか…。
あそこだ!
かつて寝室に使っていた2階の洋室があります。ここも使いにくいんだけど、唯一、ハイベッドの上は使えそうです。ここ、かつて寝ていた場所です。なつかしいな。はしごの上り下りはちょっときついけど、登ってしまうと居心地がいい。居場所がないなと思った結果の居場所はいいな。

せっかくなので

ほんとうは今日の朝一番に子どもたちに見せるつもりだった今年のリメイク部分、せっかくなのでここにあげておきましょう。
基本は最初のバージョンですが、それの前段にをスライド化したものを入れて、さらに「最初のバージョン」の「6」以降を下の内容に入れかえることで短縮させようと。で、入れかえた内容はこれ。

エレノア・ルーズベルトのいう「小さなところから」ってどういうことか。

キーワードはふたつある。

ひとつのキーワードは「助けて!」
「助けて」は負けの言葉じゃない。自分がしんどい場所に置かれてることをアピールする言葉。例えば、いじめられてても「仲間からいじられてるだけ」って思ったら「助けて」って言えない。これはいじめだと思うから「助けて」って言える。
つまり、なにが理不尽であるかということを見抜く力が必要。簡単に言えば「なにがあかんのか」を知ってないと言えない。

そしてもうひとつは「あかんのちゃうん」
「助けて」っ言える社会は「あかんのちゃうん」という人がいる社会。
いじめの現場で「自分はやらない」ではなく「あかんのちゃうん」
「ガイジ」とか「ホモ」と言ってるとき「あかんのちゃうん」
外国人に「国に帰れ」と言ってるとき「あかんのちゃうん」
それは「人」に向くだけじゃない。例えば性暴力が許されたり女性にパンプスを強制する社会に対して、「あかんのちゃうん」
でも、なにが「あかん」かは、それを見抜く力が必要。例えば「ホームレス」を見たときに、どこに向かって「あかんのちゃうん」って言うかやね。本人に向かって「あんたの努力が足りんからあかんのちゃうん」というのか、ホームレスが生み出されてきた社会を知って、その社会に向かって「ホームレスがいる社会があかんのちゃうん」というのか。
そして「あかん」と言えるためには練習することが必要。

「なにがあかんのか」。それを知るのが人権学習。そのために「あかん」と声を上げてきた歴史や人と出会う機会をつくる。そして高校3年間で「あかん」とどんどん声をあげていってほしい。ちなみに声をあげたからすぐに変わるわけじゃない。でも、へこたれたりあきらめたらアカンよ。
それはさっきのビデオにもあったよね。

まぁでも、休校措置があけたらやる機会をつくらなきゃね。

うれしかったひととき

朝、いつもの時間のいつもの電車のいつものドアのところに並んで、だいたいいつものところに座ります。あたりを見渡すと、いつもの人々が座っておられます。
それにしてもお客さんはメッチャ減ってます。てか、駅の改札のあたり、1年前はキャスター持った人がウロウロしてたのに、今はまったくいない。
家にいる時や職場にいる時はCOVID-19の影響を感じるというより肩の骨折の影響のほうがよほど感じるけど、テリトリーから一歩出ると、すんごい変化を感じます。

で、電車の中で座ってると
「お久しぶりです。〇〇です」
とあいさつされました。
〇〇さん…。誰だ…。メッチャ人のいい柔らかい物腰の人です。うーん。
学校関係ではないな…。えーと、女装関係?スキンヘッドにされてるから、ウィッグつけるとわからんぞ?
でも、隣同士で悩みまくるのもアレなので
「なんの知り合いでしたって?」
と質問。すると
「DARCです」
おー!こないだお世話になった!
「龍谷大学でもお世話になりました
っ言われて恐縮するなど。
ここからは、木津川ダルクの感想を話したり、逆に木津川ダルクの近況を教えてもらったり。
「今日も何があるかドキドキワクワクです」
とか、ほとんど担任気分ですね。
そうそう、なんでもLGBT関連の人が集まるのもあるんだとか。そりゃそうでしょうね。
最後に
「また遊びに来てくださいね。クローズなとき以外は来てもらったほうが刺激があっていいんですよ」
と言ってもらったり。

それにしてもうれしい。電車の中でダルクの人から声をかけてもらえる高校教員ってどれくらいいるだろう。もしかしたら、アライではあるけど、少し仲間にカウントしてもらえてるのかもしれないなと思う朝でした。
ちなみに職場に行って
「ダルクの人に声をかけてもらってメッチャうれしかった」
って報告したら
「おー、すごい!」
って反応してたから、うちの職場も悪くないな(^^)。