今日で今年度の勤務も終了。
とりあえず出勤して、ダラダラ。ちょこっとジョギングして体調管理です。
帰ってきて断捨離開始。といっても、わたしのまわりじゃなく、放送部です。とりあえず車にドカドカ荷物を積みます。大量のゴミによるプレッシャーはずいぶん減りました。あとは、ちょこっと来年度へ向けていろいろ連絡をとったりして、車を動かします。向かうはクリーンセンター。ここで、積んだ荷物をドカドカすてて断捨離終了。
家に帰って少し用事をして、カイロプラクティックへ。これもまた体調管理です。
そんなこんなの1日もまたいいな。
年: 2018年
今日が最終日
今日は午後から会議で出張です。来年度のことを軽く決めるなど。
会議のあとは、やっぱり呑み会。会場をどこにしようかと思ったけど、「尹家」にしました。今までのお店は気に入ってもらえたみたいだけど、ここも気に入ってもらえるかなぁ。サムギョプサル食べ放題だしなぁ。年齢層は高めだしなぁ。
予約は6時からでしたが、到着は15分前。でも、みんなビールに飢えてます。もっとも、わたしは飲み放題にもかかわらずヱビスの持ち込みです(笑)。
てことで、かんぱーい。早っ。みなさん、あっという間に飲み干してしまい、早くも次のジョッキです。そうこうするうちに前菜とかキムチとか副菜とかが出てきますが、これがおいしい。そして真打ちサムギョプサル。これもまたおいしい。プッコチを切ってもらってはさんで食べると最高です。〆はキムチチャーハン。目の前でつくって下さいます。ほんの少し焦げた感じがまたおいしい。
ということで、みなさん大喜びで帰られました。
ふぅ。これで長かった連続宴会の日々も、とりあえず終了。
つきあいがいいのか、意志が弱いのか
今日も朝から出勤です。学年末は、やることがあるようなないような。実は、ガッコって、そうなっているんです。だって、転勤する人はなーんにもできないし、なのにそこで仕事があったら、「やる人」がいない状態で仕事だけあるという、最悪の状態になるからです。もちろん、そんな中、教務だけは全力疾走状態ですけどね。
なので、少し雑務をして、ジョギングして、おべんきょもして定時であがり。京都駅近辺で少し時間調整をして、やってきたのは「水月亭」です。メッチャ久しぶりです。今日はここで毎日新聞の方の送別会があるとか。で、別にわたしは関係なかったのですが、気がつくと来ることになっていました。
いやぁ、久しぶりの水月の肉はおいしい!しかもジョギングしてるから罪悪感がない!お酒もマッコリ→麦焼酎とすすみます。
でも、話の方は、はじめは記者さんの話でしたが、気がつくとけっこうシビアな話になっていました。わたしもそのシビアな話にくっついて自分の意見を述べるなど。そんなことをしていると、あっという間に閉店の時間です。いや、早いんです。
と、Cヌンさんがひとこと。
C「もう一軒行こ」
い「えー」
C「行くやんな?」
押し切られました。昼間のメールでは
「二次会には行かないと固く決意」
と書いてたのになぁ。固くて脆い決意でした。
で、結局終電です。まいった…(;_;)。
1時間バージョンへ向けて
今日は午後から大阪南部の大都市でお座敷です。与えられた時間は1時間15分。これはきつい。でも、いい機会です。とにかく短い時間のバージョンをつくらないと、あとあと困ります。昨日のお座敷をもとに、さらにスライドを刈り込みます。とにかく、大胆にひとつのトピックを消さないと10分単位で時間短縮は不可能です。昨日のバージョンが最後早口でちょうど1時間半。まぁ15分の短縮はできたかな。
でも、はっきり言って、そもそも1時間そこそこで話をするのがとても難しいです。だって、部落問題に例えると、「士農工商」で部落問題を考えている人に、部落史の見直しにもとづく歴史を話して、部落問題の現状を結婚差別のこととネットのことくらいに限定して話して、さらに複合差別のことを話すくらいのことは話してますからね。
とはいえ、時間がないものはしかたないです。さてさてどうなるか。
今日聞いて下さる人々は「人権推進委員」の方々です。なので、年齢層は高めだけど、人権感覚は豊かだし、知識のある人はそれなりに持っておられるみたいです。そういやこないだも似たような人を相手に話したし、こういうのが多いな…。
で、お座敷スタート。とにかく「英語が多いです」と前置きして、ゆっくりしゃべる(当社比)ことに専念しました。それにしても、スタートが10分遅れはきついな。時計見ながら話をしますが、刈り込みまくって、そこから10分短縮はどう考えても不可能です。そこはあきらめてもらいましょう。
話をしながらわたしが話すスピードを自ら分析。たぶん、力が入ると早口になるんだな。で、どこで力が入りはじめるかもだんだんわかってきました。でも、そこは刈り込めないところなんですよね。
それでも大きくうなずいてくださる方や、やたらウケてる方がおられてとてもうれしいです。手綱を締めながら、話していましたが、最後5分はさすがに超速になってしまいました。
てことで、無事1時間15分ジャストで終了。でも、もっと刈りこまなきゃならんなぁ。
お座敷のあとは推進委員さんたちの「1年間お疲れさま会」に乱入です。向かったお店は「福亭」。食べ飲み放題で2880円!安い!
なんか知らないけど、どなたかが頼んでくださるおかげでどんどん料理が出てきます。そのどれもがおいしい!ヤバイ、食べ過ぎます。でも、最近走ってるせいか食べることへの罪悪感は少し少なくなっています。でも、それがアカンのやろな。
お腹いっぱいになってしまいました。明日も走らなきゃ。
で、ミーティング
その後、地下鉄を反対方向に乗って、京都駅へ。今日は「秘密結社」のミーティングです。と言っても、ワインを飲みながらダラダラ話をして、決まることといえば「日程」「場所」「内容」「担当」くらいのものなんで、ネットでもできることです。でも、たぶん集まることに意味があるんでしょうね。このダラダラ感が、たぶん必要なんです。
帰りは車で来られたUりんちゃんに送ってもらいましたが、家の直前でものすごい眠気がきました。しかたないよね。
とにかくお風呂に入って寝よう。
刈り込んだけど…
今日は夜に突然入ってきたお座敷です。ちなみに「突然」の理由は、もともとの講演者だった尾辻かな子さんがジュネーブに行かなきゃならなくなったからだとか。えーと、ネームバリューも芸風もまったく違うけどええんかな。
そんなことを思いながら会場へ。到着すると、とてもフレンドリーな空気で迎えてもらえました。まぁ、主催は部落解放共闘なので、フレンドリーに決まってます(笑)。
やがて続々と参加者が来られます。が、お馴染みの顔もチラホラ。てか、はじめて担任した時の卒業生が、お母ちゃんと一緒に来てくれたし。マジかよ…。
ちなみに今日は「1時間半で」とお願いされてしまったので、1時間半になるように、プレゼンをかなり刈り込みました。それでも、スライドの数を見た担当の方が絶句しておられましたけどね(笑)。いや、使い方知らないから、ムダなスライドがいっぱいあるんですよ。
で、お座敷開始。
今日のテーマは「時間を守る」と「ゆっくりしゃべる」です。でも、話しはじめて気づいたのは、わたしもともとメッチャ早口なんですね。つまり、お座敷だから早口だとか、時間が足りないから早口だとかいう話ではなくて、そもそも早口なんですね。これをゆっくりにするのは至難の業ですよ。でも、それがわかったので、練習あるのみです。
お客さんの反応は…。両極端かな。なにせ、前半は膨大な量の「知識」です。でもしかたないです。たとえば、在日外国人のおかれた社会的状況を理解するためには、前提となる在留資格の問題とか歴史的な話とか、どうしても必要になります。それと同じことです。でも、そこに食いついてくる人には、たぶんおもしろいだろうと思うんだけどなぁ。
中盤は現状についての話です。ここはそんなに難しくはないけど、これまたきっとご存じないことが多いだろうしなぁ。
そして後半はわたしの専門分野。背景となる社会構造です。ここはたぶん、話がオセロゲームのようにひっくり返りまくるので、それについてくるのがたいへんかも。でもまぁ、これもついてきてもらえたら脳みそが適度にシャッフルされて気持いいと思うんですけどね。
てことで、みなさんの反応を見ていると、ウケまくってる人と呆然としている人にくっきりとわかれた感じでした。でも、これ、スピードを落とせば、もう少しなんとかなるのかも。なにせ、途中からノリがよくなると話すスピード加速してしまいましたから^^;。
それでもなんとか時間内に終われて、こちらはよかったよかったです。
フェアウェルパーリー
実は「私たちのつくる明日」の最中、Fじおさんに「30人ほど入れるお店、探して」と頼んでました。すると、Fじおさん、見事に探してくれました。で、宴会開始まで、近くの「エビスバー」で時間つぶし。と、お店に入るとみんないるし。てか、わたしたちのあとからもみんな入ってくるし(笑)。
てことで、中華屋さんでガッツリ盛り上がって、二次会へ。これもFじおさんがお店を見つけてくださいました。考えてみたらFじおさん、お酒飲まないんだっけ。ほんとにごめんなさい&ありがとうございます。
二次会ではKっかわくんにマッサージしてもらってごめんなさい。さらに帰りはAんりくんに送ってもらってごめんなさい。
ほんとうにみんなに迷惑かけっぱなしだけど、きっと幸せなんだろうなo(^^)o
しでかしたった!・GID学会(2日目)
朝、メッチャしんどいです。でも、そんなことは言ってられません。とにかく起きなくちゃ。
てことで、いつもの朝ごはんを食べて会場に向かいます。と、まだ開いてない。まぁええか。しばしみんなで「しんどいなぁ」と言いあっているうちに会場もあきました。
−Xジェンダー
会場に入ると、ややこし系の連中が集まりはじめてます。
「GID学会でXジェンダーがとりあげられる日が来るとはねぇ…」
みんな感慨深げです。なにせ、みんなX系の人たちですから。そんな中、わたしひとりXではない。妙な居心地の悪さは、きっとXの人たちがこの学会で感じてきた気持ちなんでしょうね。いや、それどころか排除されてきたというか「下」に見られてきたというか。
わたしがXに対して抱いていた「単にジェンダーの押しつけを嫌っているだけだろう」みたいな感覚を変えてくださったのは原ミナ汰さんでした。ある飲み会で、自分の疑問をぶつけたところ、「そうじゃない」と。その時の驚きは、かつて「Wぃんたさん」と出会った時の驚きとそっくりでした。きっと原さんとの出会いがあったからこそ「ここ」にいられるんだろうな。
とは言え、すごく関心があるシンポだけど、今日の午後のプレゼンがまだできていません。話1/3、プレゼン2/3では話が頭の中に入ってくるはずもなく…(;_;)。もったいないことをしてしまいました。
- 心理的支援
続いてのシンポも同様に頭の中に入ってきません。
松本さんのガイドラインの歴史はなつかしかった。そういや、『セクシュアルマイノリティ』を書いた時、常に最新版を追っかけてたなぁ。
お次の康さん、メッチャ早口やな(笑)。なんか、口調を聞いてると、月一の恒例の会議を思い出しました。
ちなみに阿部センセが「「患者」を使わず「受信される方」を使うんですね」と言われたのは、さすがによく気づかれたなと。ちなみに、康さんだけじゃなく織田さんもです。そう言えば「トランス男性/トランス女性」を使うのもそのふたりですね。
石丸さんの認知行動療法は、これまた前のおべんきょ場所のことを思い出したり。
最後のまめたさん。ずいぶん毒を抜いたな(笑)。「明と暗」というより「注意すべきこと」くらいになりました。
てことで、午前の部終了。昼ごはんを呑みながら次のシンポの登壇者たちの打ち合わせに合流しました。
でも、さっさと呑んで会場に行かなきゃ。今日の総会も何が起こるかわかりません。
ところが総会がなかなかはじまらない。と、康さんが来ました。理事会終わったか。三橋さんがなにやら話をしたあと「今日は出ない」と情報をくださいました。そうか、今日は名称問題は論議せずか…。
と、いずみちゃんが中塚さんに理事長解任要求。唐突に見えるかもしれないけど、妥当でしょうね。保険適用という中塚さんにとっての悲願とも言える大きな役割は果たされました。後任が誰かという問題はあるにしろ、病理派の人では、これからのトランスジェンダーの健康と権利を求める学会は担えないと、わたしは思いますけどね。でも、中塚さんは続投宣言をされました。そうか、本人が「やめる」と言わない限り退任はないんだ。たしかにゼロ島さんも、自分から「やめる」って言ったしな。
で、お次のシンポが出番です。
- 性別違和のある子どもたちの居場所づくり
会場担当の方がハラハラしておられたみたいですけど、なんせ総会ですから、それと並行してのシンポはありえませんよね。なので、少し遅れてのスタートです。第二会場はガチの満席です。ほんとにイスがひとつも余っていません。立ち見も出ています。みなさんの関心の高さを感じましたが、あたりまえですよね。交流会参加者がしゃべるんですからね。
でも、その前に、交流会の主宰からそれぞれのグループ紹介。まずはわたし。座長席から演者席に移動したところでさっそくウケました(笑)。てか、みんな何を期待してるんだ^^;。その後も何回かウケたので、まぁ成功ですね。次の石崎さんは緊張のあまり3分で終了。てか、わたしが伸ばした分を吸収してくださったのかな。さらにお次の真木さん、すごいなぁ。ほんとうにあちこちでていねいな活動をされてます。でも、人数が集まらない。そりゃ東北だもん。でも、続ける。すごいなぁ。そしてまめたさん。プレゼンうまいわ。でも長いぞ(笑)。
そして「公開交流会」のスタートです。これ、昔からやりたかったんですよね。それがやっと実現できる。きっと聞いてる人は子どもたちの話の内容に注意がいくだろうけど、そしてそれも聞いてほしいけど、本当に経験してほしいのは、子どもたちが集まると話を引き出し合うというところなんですよね。誰かの話を受けて自分の話を出す。そこで起こる化学反応です。そういうメタレベルの経験をしてほしかったんです。そして、みなさん、見事にそれを実現してくれました。ちなみに、個人的には、うちの交流会の子どもたちがわたしのことを「いつきセンセイ」と呼んでくれるのが、少しこそばゆかったです。
とにかくいい「公開交流会」でした。
にしても、最後の
い「あんなふうになりたいっていうあこがれの人、いる?」
ま「りぽたん」
い「他にもおるで」
の意味、わかってもらえたかなぁ。ロールモデルの選択肢があるってことなんですよね。
- 私たちのつくる明日
前半は交流会シンポの人たちとダラダラしたので聞けず。後半のみの参加でした。
りぽたんの「トランスジェンダーは開拓者」はかっこよかったな。少しうれしかったです。とまとさんの質問も強烈でした。「GID」から「transgender」にシームレスに移行することはありえないです。なぜなら概念がまったく違うからです。そして、仮にそれをする人がいたとしたら、それは「transgender」というものに込められた思想をわかっていないということになります。とまとさんはそれをあぶりだしたかったのかな。
ちなみに、わたしは一貫して「transgender」を使っています。『セクシュアルマイノリティ』では医療と法律の部分を担当しましたが、それは宮崎留美子さんとの分担の問題です。だって同時期に『トランスジェンダリズム宣言』を書いたもん。でもまぁ、当時は他者から「性同一性障害」と言われてたからなぁ。
てことで、最後の針間さんのあいさつで今年の学会も終了です。来年は岡山か…。
こっちが本番
今回は懇親会と交流会が同時開催。棲み分けをはかったのかな。懇親会に行きたい気持ちはあったけど、まめたくんが交流会をしてるから、やはりそちらに参加かな。
てことで、交流会。ひたすらウィスキーのストレートを飲みながら、あっちふらふらこっちふらふら。
その後、二次会へ。こちらは「黒い軍団」のひとりというか、一番とんがった人がセッティングしてくれました。そういや、お酒飲めないはずですよね。ほんとうにありがと!
二次会で少し息を吹き返したけど、すでに時遅し。半分寝かかりです。それでも三次会でリンガーハットに行ったのは覚えてるけど、あとはさほどの記憶もなく(笑)。
時代は変わる・GID学会(1日目)
今日から明日にかけて、第20回GID学会です。とは言え、今日は午後から。午前はゆっくりできます。どうしようかと思ったけど、ホテルの近辺の周回コースを走りましょう。少しアップダウンはあるものの、1周がちょうど10分。3周して筋トレ。シャワーを浴びて出発です。
学会の会場はホテルからすぐのところ。たらたら歩いたらすぐに到着。すでに会場には見知った顔が…。早々に受付をすませて、とまとさんとNぎさんと3人で、近くの中華料理屋へ。昼ごはんを呑んで体力チャージ。
会場に帰ると、すでに受付は長蛇の列です。えらいこっちゃ。と、大会会長の針間さんを発見したのでごあいさつ。それ以外にもいろいろ知りあいがおられるので、あちこちごあいさつ。そうこうするうちに交流会のメンバーもやってきました。ちょっと一安心。
で、学会スタート。
- 会長の特別講演
針間さんの自分史からはじまる講演です。てか、これ、完全にパロディでしょ?なので、隣に座っている交流会参加者の中学生に「これ、パロディやしな」と、いちおうネタがわかるように解説をしました。なるほど、物心がついた頃から精神科医になるものと思っていたわけね。これ「中核群」へのフリだろうけど、すでに中核群とか辺縁群とか死語ですよね。
それにしても、ひとりひとりの小さな営みが世界を変えていくという力強いメッセージはよかったなぁ。
- 三橋順子さんの講演
全文はここにあります。ふむふむと聞いていましたが、最後のほうでいきなりわたしの名前が出てきてのけぞりました。名称問題についての提起は鋭かったです。問題は、これを受けて理事会はどう考えるかですよね。
−保険適用問題の特別報告
覚えてないです。てか、あしたのプレゼンつくってた。
- ICD-11のこと
松永さん、すごいなぁ。歴史をわかりやすく整理してくださいました。こうやって、何が問題になってどう変わっていったのかを追っかけなくちゃね。
とまとさん、すごいなぁ。よく調べたな。半分くらいは知ってたけど、知らないこともいっぱいありました。当日のスライドはここにあります。
で、中塚さんの話。さすがのわたしもキレました。だって、名称や言葉が変わることの意味をなんにもわかってないんですよね。GID→transgenderだって、MTF→trans womanだって、単に言い換えただけじゃなくて、パラダイムの変換があるし、そこにはたくさんの当事者の思想がかかわっている。なのにそれを「言葉も整理しなくちゃ」などというのは、まったくダメです。
あまりにもブチ切れたので、思わず挙手したけど、座長の鶴田さんに気づいてもらえませんでした(;_;)。
−特例法の課題
このあたりで、集中力が切れてきたのと、明日のプレゼンをマジでつくらなきゃならなくなってきたので、意識は半分演題半分PCな状態になってしまってました。
そんな中、谷口さんの話はすごかったです。ふだんわたしも言ってるけど「人権はすべての人にあるはずなのに、cisgenderが与えられている権利がtransgenderには与えられていない」ということを、国際法の論議もまじえてすっぱりと言い切られました。まさに特例法の問題はこれなんですよね。「特例」ではダメってことです。
そして、本多さんもまた、同様の議論をされました。ただ、スライドがわたしと同じで文字だけなので、少しおしゃれさに欠けたかも(笑)。
そんなこんなで、1日目が終了。
わたしの印象として、「transgender」の立場をとる人が多く登壇したということと、国際的な流れから現在の日本の状況を論じる人が多かったなというのが印象でした。なかでも、「強制・強要された、または不本意な断種手術の廃絶を求める共同声明(‘Eliminating forced, coercive and otherwise involuntary sterilization – An interagency statement’)」に触れた方が数名おられたのがうれしかったですね。わたしはお座敷では必ず触れることにしていますが、本当に知られてない。てか、たぶん当事者ですらほとんど知らないんじゃないかな。だからこそ、GID学会で触れること、それも複数の人が触れることに大きな意味があったんじゃないかなと思います。
てことで、どんな話があったかはさとしさんのところを見ていただくということで…。