なかまの力に支えられて

今日は夜に滋賀県甲良町でお座敷です。
甲良町と言えば、とにかくひたすらお世話になった人たちがいる町です。そんなところでお座敷かと、少々ビビりながら河瀬駅に到着です。実は、ビビってる理由はもうひとつありまして、鉄板ネタを話さなきゃならないのに、時間は1時間半しかありません。とうてい収まりきるわけもなく、でも帰りの時間を考えると厳守です。しかも、年齢層は高いとのこと。となると、いつものマシンガントークは無理なのか?どうすんねん。
河瀬駅からはなごやかにおしゃべり。おそらく声をかけてくださった方は「甲良町ははじめてだろう」と思っておられるでしょうけど、実は何回も来ていますからねぇ。
会場についてしばし話をしていると、Mゆこ姐さんが登場。
「いつきちゃん、今日は話が終わったら帰るねんな?帰りの電車のためにビール買ってきたろ。なにがええの?」
とても話が早い人ですo(^^)o。てことで、ヱビスをお願いしてしまいました。
で、お座敷開始。あきません。笑いがとれない…。と、大きな声で笑う人が…。Mゆこ姐さんです。ナイスフォローです。その声につられて「笑ってええんや」とみなさんの顔がなごやかになります。そこからはなんとなく場が動きはじめて、何人かのおそろしくいいリアクションをしてくださる方々の顔を見ながら1時間半の「ガトリングトーク」をやり終えました。
にしても「モロコネタ」で小さな拍手はうれしかったなぁo(^^)o
話し終わったらクタクタです。でも、やはり1時間半はあきません。たぶん話についてこられなかった人がたくさんおられただろうし、「話者」としては失格ですね。なんか、そんな反省をしながら帰りの車の中で話をしていたのですが、電車に乗ってMゆこ姐さんに買ってもらったヱビスをプシュとやると、なんとなくMゆこ姐さんとかY崎元○長さんなんかの優しさが染みてきて、冷たいビールのうまさが体中に行き渡りました。

やはり、お座敷はひとりではできないな。聞いてくださる人たちとの関係の中でお座敷はあるし、そこになかまがいてくれることの力強さはほんとに実感します。そして、そのなかまの存在が、次のなかまを生み出す原動力にもなるんだな。
わたしとしては決して「うまくいった」とは言えないできだったけど、それでも逆に「いいものもらえたな」って思えるひとときでした。
さてと、今日はおとなしく帰って、(わたしが前座をつとめた)探偵ナイトスクープを見ようかな。