今日は午後から某在日外国人教育関係のシンポジウムです。わたしは主催の側なので、かなり早めに出動。ところが、相方がいない。しゃーないので、勝手を知らないまま右往左往しながら準備を進めました。ようやく一段落ついたところで、お昼ご飯を食べようと思い外出。さて、速攻食べられる店は…。結局天一をあきらめて、なか卯ですわ(;_;)。牛丼食べている最中も電話はかかってくるわ、メールは来るわ。もう、ワヤです。
それでもなんとか開会の時間にはすべてがすんでいました。
あいさつ・記念講演とすんで、朝鮮初級学校からの緊急アピールです。むちゃくちゃな映像(動画はこちら)です。器物破損とか脅迫とか侮辱とか、いろんなことがなされているのに、完全放置です。誰かの家の見学ツアーとはエライ違いです。映像を見ながらクラクラ来てしまいました。
その後、外国籍の公立学校教員の差別的処遇にかかわるシンポジウム。みなさんの話を聞いていると、制度的なものだけじゃなくて、なんとも言えない、真綿で首を絞めるような「空気」がただようところもあるんですね。もちろんぜんぜんない職場もありますが。なかでも、
「一生懸命やっている。それは、できて当たり前というプレッシャーがあるから。もしもダメだったら「やっぱり朝鮮人だから」と言われるのではないかとおそれている」
という言葉に、深くうなずいてしまいました。まさに、マイノリティの先駆者って、こういうプレッシャーの中で、日々淡々と暮らしているんだろうなぁ。
深くうなずくこともあり、笑いもあり、いろんな世代の、いろんな校種のパネラーの人たちからの話を、ほんとうに新鮮な気持ちで聞くことができました。