またまた出ました、ロッカールームトーク。今回は「誰とならロッカールームトークをできるか?」なんですね。
女性とこの話をすると、
「あぁ!それそれ!」
という感じの人もいれば
「わたし、ロッカールームが苦手」
という感じの人もいるんです。
後者の人たち、おそらくは「女性の最大の味方は女性だけど、女性の最大の敵も女性」ということを肌で感じてこられた方みたいです。今回も、フェミニズムはすごく大きな武器だということをふまえた上で、既存のフェミニズムへの違和感をずっと感じてきた話が出てきました。
でも、これこそがロッカールームトークだと思うんですよね。生まれ持った属性「だけ」で同じロッカールームに入れるかというと、本当は違うと思います。どちらかというと、互いの共有できる経験をたくさん積み、そういう自分たちの経験をフラットな関係で語れ、そこから新たなものが生み出される。それが「同じロッカールームに入りたい」と思える関係なんでしょうね。
もしかしたら、これが性別二元論を突破するひとつの契機になるのかもしれないと、ふと思ったりして…。
日: 2009年11月25日
III部の迫力
今日は夕方(というか、夜)に桃谷高校III部*1の人権学習の時間にお呼ばれです。単なる定時制ではない。単なる通信制でもない。桃谷III部ならではの雰囲気があると聞いているので、ちょっと緊張気味です。
基本的には聞くか聞かないかは本人の自由。制度上は「聞いたら(たぶん特別活動の)出席」になるというだけのこと。それだけに、「聞こう」という人が来られるわけです。
教室に集まってこられた人を見たら、身が引き締まる思いです。いわゆる高校生世代の子どもたちはどちらかというと少数派です。一番前に陣取っておられるのは、ハルモニ・ハラボジたち、ムラのおじちゃん・おばちゃんたちです。
この人たちの思いにつながるためには、やっぱりわたしの実践を差し出しながら、自分の思いを話すしかありません。この人たちが聞いてくれたら、きっと高校生世代も聞いてくれます。聞いてくれさえすれば、やっぱりIII部に来ている子だから、どこかでつながれるだろうと思いながら話をしました。
なんというか、ウケるところが「通」です。うなづかれるところでは、首がちぎれるほどうなづかれます。
与えられた時間は1時間ちょい。逆に言えば、それ以上伸ばしてしまうと、きっとみなさんしんどくなるはず。
普段よりも実践をたっぷりと話し、自分の話は枝葉を刈り取って最小限にとどめながら、それでもなんとか話せました。
終わった後の拍手、すごく暖かかったです。いい経験ができました。「新ネタ完成」という意味でもね(笑)。
今回段取りを組まれたC原さんが
「いつきさん、III部に来たくなったでしょ?」
ときつい球を放ってこられます。
「でもね、夕方ビールが呑めないから却下(笑)」
まぁ、理由はそれだけです(笑)。
ささやかな幸せ
昼休みに生徒が「教えて〜」とやってきたので、グダグダしゃべりながら対数の計算を教えていました。と、横にあるシンクを見たら…。青く光る小さなガラスがあります。いったいなんでシンクの向こう側に飛んでいるんだ?
でも、すごく幸せな気持ちになりました。
アクシデント!
ここ数日、なんか視界がぼやけています。「おかしいなぁ」と思ってコンタクトを見ると、なんか曇りがあります。どうやら油汚れみたいです。
しかたないので、始業前に、とりあえずはずして職場のシンクで洗剤を使って洗おうとしたその瞬間、そこにはコンタクトがありませんでした。
シンクを見てもわからない、排水口を見てもわからない。しかたないので、排水管をはずしてみたのですが、それでもわからない。
あぁぁ!お金と時間が…。