なんですが…。
そいつのお祝いをする間もなく…。
年: 2008年
肝臓との勝負
今日は夕方から新大阪で最終打ち合わせ。
先日のトランス全国交流会の事後処理&打ちあげです。
事後処理の方はサクッと終了。その後、日之出の方々と合同の打ちあげです。
交流会に早い時間に参加して下さった方は食べられたと思いますが、「カスと菜っぱのたいたん」や「カスと大根のたいたん」をつくってくださったおばちゃん二人も参加して下さいました。お二人とも「交流会に参加させてもらってよかった」と口をそろえていっておられました。特に、お一人は「昔、うちの近所にもいはったわ。料理がうもうてなぁ。こないだあそこに行って話を聞いて、そうやったんかとやっとわかったわ」と言っておられました。なんかほんとうにうれしかった。
あと、最後の方に駆けつけて下さった方も、「いま、職場にFTMの人がいるんです。わたし、前回の交流会に参加させてもらっていて、あの時のことがあったから受けいれることができたんだと思うんです」と言って下さいました。
今回の交流会、部落解放同盟日之出支部との共催でおこないました。ですから、日之出の方々も「参加者」としてあの場におられました。そのことの是非をめぐって、実行委員会でも話しあいをしました。その中で勇気づけられた意見がありました。
外へ繋がっていけるコミュニティの状態にやっとなってきたんだなというのが感想です。
10年前まではやはり痛すぎて、傷が深すぎて、風がふくだけでも辛いみたいな業界って感じがしてましたが、そういう意味では成長したんだと思います。
東京・近畿圏以外の地域ではまだまだそういう部分は残っていると思いますが、人権に強い関西だからこそできることだと思うので、どんどんつながりを造っていくべきだと思います。もちろん当事者重視主義は残しつつ。
そして、あれから2週間経って、その通りだったなという気がしました。
中でつながることと外とつながること。深めることと拡げること。そのふたつを、とりあえず少しは実現できたのかもしれないと思いました。
てな感じでいい調子で呑んでいたら、帰れるギリギリの時間になりました。明日は仕事です。やばいぜ…。
結局ほんとうに終電でしたよ。
体、持つかなぁ…。
昼夜逆転
ふと目が覚めると5時。暖房が効きすぎて暑いです。なんか汗をかいています。喉が渇いています。ついフラフラと冷蔵庫に行き、目の前にあったチューハイをあけてしまいました。あぁ、久々のモーニングチューハイです。でも、これが飲めるところまで体調が回復しているんだなぁ…。
横では一晩起きていた元気なヤツらがなにやらしゃべっています。と、突然二人で出て行って、しばらくしてもどってきました。で、「どう?」とか言っています。
見てみると、FTMとMTFが服を交換しています。FTMの子のスカート姿…。なんかおかしい。なにがおかしいんだろう…。足さばきとか背筋の感じとか、結構似あっているわりに立ち居振る舞いがぜんぜんなっていない感じです。でも、ヤツは学校では現役女子高生なんだけどなぁ…。一方、FTMの子のジーンズ姿…。ぜんぜん男に見えない。さすがお水出身です。着こなしが「メンズを着ているおねーちゃん」なんですね。本人もずいぶんと気に入っているみたいです。それにしても、たいしたもんだわ…。
一緒に泊まっていた人が「7時にスタートしたい」ということだったので、6時過ぎから撤収開始。7時過ぎに撤収終了でお家へ…。
家に帰ったら9時前。そのまま布団にもぐり込んで次に気がついたら12時過ぎでした。
今年度最後のイベント
3月はイベントが続きます。先々週がGID学会*1、先週は在日外国人生徒交流会、そして今週はstn21*2の総会・学習会・懇親会です。
この総会、東京と関西で交代で行っています。東京でやる時は、たいてい「中野ZERO」でやります。で、京都でやる時は、なぜかわたしが段取りをしていまして、会場は知りあいに頼んで、学校を会場にしています。
で、まずは総会。と言っても、会計の報告と活動報告が口頭であるだけです。まぁ、もともとが「組織」ではなく「自立した個同士の緩やかなネットワーク」をめざしているので、そう厳密に総会でなにかを決めなくちゃならないわけでもないんですよね。ただ、活動をしていく上で会費をとっている関係で、報告はしなくちゃならないということです。で、そんなことはあっという間に終わって、あとは自己紹介と簡単な近況報告です。とは言え、近況報告が後ろの順番に行くに従ってどんどん長くなるのは世の常です。それだけみなさんがそれぞれの場でそれぞれにとりくみをすすめているということなんだと思います*3。
続いて学習会。
わたしは前に一度トランスジェンダー生徒交流会で報告を聞いている「レインボースクールプロジェクト」のアンケート結果についての話です。交流会の時には、子どもたちがアンケートに答えたこともあり、そこで感じたことなんかを交流しました。それに対して今回は、大人が対象ということと、聞いている人が主としてゲイであるということ、さらに教育関係者やアクティビストであるということから、あらたな提起がたくさんありました。中でも、「パレードに行っている人はほんの一部」「パレード以外のところでとれば、おそらくぜんぜん違う結果が出てくる」という提起を自分の経験にもとづいて語られたのですが、このあたり、わかってはいるものの、やはり実感としてわかりきっていなかったなぁという気がしました。そうそう、爆笑したのが、トランスジェンダー生徒交流会の子どもが「パレードに行ったら、「オレって普通やん」と思った」という話でしたかねぇ。それ以外にも、アンケートの活用方法についての話とかもあり、「今後に期待する」という参加者の思いが伝わってきました。
で、懇親会。
今回は京都駅近辺でやったということもあって、「チヂミの王様」です。
ここ、ほんとうにいつも無理を聞いてもらって、しかもすごくよくしてもらっています。いっぱい飲んで、いっぱい食べて、いっぱいしゃべって、みなさんにも満足してもらえたんじゃないかなぁ。あまりにも盛りあがりすぎて、はじめに「3時間ね」と言われていたのに4時間もいてしまいました。さすがに大将「もうそろそろ勘弁して」と言いに来られました。ごめんなさい。
で、その後、文庫センターで2次会(笑)。
ゲイのメインストリームは夜の街に消えて行かれて(笑)*4、文庫センターに行ったのはトランス系+ゲイの方2人。いや、ゲイの方が来られたのはすごくうれしかったです。なんか酔っぱらっていたので、えらい勢いでしゃべっていた気はしたのですが*5。
で、帰らなくちゃならない人が帰りはじめたところで、わたしも押入から布団を引っ張り出してダウン。
変わりばえせんなぁ…
今日から仕事は来年度へ向けて動きはじめます。
かつていた変な校長は「4月1日に人事が発表になるので、それまではなにもしない」とか言ってましたが、あの時はほんとうにたいへんでした。さすがにそんな変なヤツは最近はいないので、そうとう円滑にことが進むようになっては来ましたが…。
まずは、離任式。
当然わたしは「平場」です。離任のあいさつを聞きながら、「いつになったら「あそこ」に座るんだろうなぁ(笑)」などと考えていました。だって、離任のあいさつの持ち時間が「1年1分」だったら、あたしゃ20分以上しゃべれるわけで(笑)。
続いて職員会議。来年へ向けての大枠がでます。で、資料をザッと見て…。
まぁ、来年も「いつもの1年」になりそうだな。
でも、子どもたちの存在は常に「いつも」ではありません。そうだそうだ。そこに「新たな1年」を感じながら、気持ちもあらたにやろうかな…。
通常業務
起床は朝6時。いつもの通りお弁当をつくってスタートです。なにせ、今日の午前は日直です。遅れるわけにはいきません。
それにしても、初日のクラッシュの影響か、妙にヘルメットが重い。しかも、確認のために首を振るとヘルメットの重さに首が負けそうです。ヤバイです。なんとか職場に着いたはものの、なにげに体がだるい。ますますヤバイです。
朦朧とした感じではありますが、まぁやらなきゃならないことは決まっているので、淡々と通常業務をこなします。
で、気がつくと定時。1日なんてあっという間だなぁ…。
帰ったら、お風呂に入って晩ご飯を食べて、録画しておいたF1を見て。
やっぱ、F1のコーナーリングって早いわ。いまさらながら驚きました。まぁどうでもいいことですがね…。
さて、あさってはstnか…。どうなることやら…。
シーズンも終わりかぁ・最終日
朝、窓の外を見ると雪(笑)。
てことは、レッスンのはじめは新雪汚しにケテーイ!
初級に毛が生えた程度の子どもたちですが、お客さんが少ないこともあって、レッスンがはじまってもまだまだ子どもたちが滑れる斜面には新雪が残っています。あちらのコース、こちらのコースと1時間ちょっとかけてたっぷりと新雪を滑りました。子どもたちも「ふわふわ感が楽しい〜」とおおはしゃぎしていました。そりゃそうだ。わたしも楽しいもん(笑)。
その後はちょいと練習。
午後からは、ふたたびあちこちのコースを滑りまくります。
子どもたちに細かい練習はさほど必要ありません。それよりも、たくさんの距離を滑らせること。ただし、いいシュプールを滑らせて、リズム感とかふさわしいスピードを身につけさせること。これは、いい姿勢を体に染みつかせるためにもとても大切なことです。極端に小さなリズムや極端に速いスピード、極端に急な斜面に行くと、いい姿勢が身につきません。あとは、滑りながらも名前を呼んで声をかけることかなぁ…。
午後の最後はフォーメーション。
フォーメーションは、互いに相手を見ながらスピードをあわせ、リズムをあわせ、さまざまなことを調整することが必要になります。これもまた、すごくいい練習です。そうやって、自分本位な滑りではない滑りを身につけていきます。みんなの息がピッタリとあうことで、すごくきれいなフォーメーションへとつながっていきます。それがまた、みんなで滑る喜びへとつながっていくんですよね。
で、レッスン終了。
さて、あとは自分の練習だ。残された時間は約1時間。とにかく、コブに飢えています。コブに行こう。1時間コブを滑り続けて、一番最後のコブで派手に転倒。リフトの真下のコブだったので、上から「おぉ!」という声が聞こえてきます。ユニフォームのままでこけたのはちょっとまずいけど、まぁそれもスキーです。ちょっと気持ちよかったです。
てことで、今年はようやく滑走日数10日を達成。けっこうたいへんだったわ…。
シーズンも終わりかぁ・2日目
今日の相手は小学生のちっちゃいのが5人。
そこそこ滑るのはいいのですが、それでかえってチョカチョカできるわけで、もうたいへんです。
曰く「ジャンプしよう*1」「コブに行こう」「スピード出していい」「急斜面に行こう」いや、全部あかんし。あげく、先頭争いをするわ、追い越しをするわ。
こういう時は、正直「ガツン」と言わないといけません。
「お前、ジャンプしたいって言ってたな。そこのコブでジャンプさせたろか。ほんまに飛べるでぇ…」
なぜなら、すべては安全のためです。
楽しいスキーも、ケガをしたら台無しです。そのためには、スキー場でやってはいけないこととやってもいいことの区別ができることが大切。小学生のうちにそういうのをたたき込むことによって、これからのスキー人生を長く楽しみ続けることができるようにしたいんですよね。
とは言え、ハメを外すことも大切。自分の技量の範囲を見極めて、その中でできる「ハメはずし」はスキーを楽しむうえで大切です。その範囲を設定することもまた、わたしたちの仕事です。なので、時折「え〜」というところにもつれていきます。
あるいは、ゲレンデでもいろいろなことをやって楽しむことができます。せっかく5人で滑っているのでフォーメーションを楽しんだりもしてみます。
そんなことをやっていると、3時頃には子どもたちもヘトヘト。「もっと滑りたい!」と言いますが、それはダメ。今日はいい天気でした。ということは、気温が高く、雪は重たいです。そういう状況でやるスキーは、予想以上に体力を使います。しかも、3時を境に気温はどんどん下がっていきます。すると、溶けた雪が凍り始めます。荒れた雪がそのまま凍ると、バーンは大変な状態になります。ここでの転倒はケガに直結します。
引き際を教えるのもまた、わたしたちの仕事です。
でも、自分自身の引き際、よく見誤るんだよなぁ…。あ、スキーじゃなくて人生のね(笑)。
*1:それ、ボード用やし
クラァッシュ!
午後は天気も回復してきたのでレッスン。生徒さんを待っていると、集合場所の横にあるコブ斜面を楽しそうに降りてこられます。
「そっちから来ましたか」とツッコミを入れると、「コブ、スキなんです」とのこと。じゃぁ、今日のレッスンはコブへ向けたトレーニングですね。
まずはストックワークの練習から。ストックワークって、簡単そうに見えて実は奥が深いんです。ウェーデルンができるかどうかはストックワークにかかっています。と言っても、「ストックつくだけやんか」なんですよね。実は、ポイントはストックをつかない方の腕にあるんです。ふつう、ストックをつく方の腕に意識は集中していて、もう一方の腕には意識はいきません。すると、腕が下がってしまう。ここで腕が下がると、体が回る。すると、斜面に対して正対できないんです。これ、緩斜面だったらどうでもいいんですが、アイスバーン・急斜面・コブでは致命的です。ですから、緩斜面でそれができるように練習をします。
あとは、足首の使い方ですか。それと、コブのことをにらんで、ちょっと屈脚のウェーデルンなんかもやってみたりして…。
で、仕上げに一本コブをやってみました。
まずはわたしから。調子よく滑り始めて3ターンほどした時、いきなりストックが雪に突き刺さってしまって出て来なくなりました。おぉ!と思った瞬間板がはずれて、頭から斜面につっこんでいきます。そのまま頭で一回転前転して見事着地。立ち上がってしまいました。
それにしても、首は痛いし、なによりも頭が「キーン」とかいっています。やがてクラクラッとして吐き気までしてきます。これ、やばいやん…。と、しばらくしたらそのあたりの症状は治まってきました。が、首が痛い…。当たり前ですがね。
さいわいレッスンも終わるところだったので、そのままレッスンを続けて、すぐに終了。そのあとの自己練習では、大事をとってコブは一本しか滑りませんでした(笑)。
で、現在夜9時。食欲は旺盛。お風呂も気持ちいい。問題は首痛です。あしたはもっときついやろなぁ…。
つながった…
ところで、わたしが行くスキー場、AirH”の圏外なんですよね。というか、わたしが行く場所ってスキー場に限らずH”の圏外が多いんです。なので、メールチェックができなくなる。困ったなぁとは思っていたのですが、ふと思い出したのが、かつて携帯でメールの送受信をしていたんですよね*1。てことは、いまの携帯でもできるはずやんか。
てことで、ドライバを入れておいたのですが、はたしてつながるやろか…。というか、前につないだ時の設定で、まだいけるやろか…。
期待と不安と絶望の入り交じる気持ちでつないでみると…。あっという間にネットにつながりました。まぁ、定額が使えないのでメールの送受信+lynxでアンテナをチェックくらいしかしませんが、それでもまったくつながらない状態とは雲泥の差です。助かった…。