今日は、年1回、プロレスを見に行く日です。というか、もう少し正確に言うならば、年1回プロレスの招待券をもらう機会がある年があって、今年はもらえたので見に行った、と。てことで、いつもありがとうございます。
はじめて行った時は、ま”さんが解説をしてくれて、すごくおもしろく観戦できました。で、次に行った時は、ちょっとわからないところも多々あって、やっぱり下調べが必要なんだなぁと思いました。で、今回は、下調べを子どもにまかせてしまったという^^;;。いや、なんか最近上の子どもが新日本プロレスにはまっているみたいで、試合のある日は見ているそうな。
さて、今回は席がアリーナじゃなくてギャラリーだったのですが、これがなかなかおもしろいです。アリーナにいると「近い」感じはあるのですが、よく見えないところがあります。ところが、ギャラリーはきわめて見晴らしがいいです。それだけではありません。客層も違います。ギャラリーで見ている人は、ほんとうに「好き!」という感じ。なので、試合中もかけ声がかかるわツッコミが入るわ。近くのマニアの話を聞いているだけでも充分楽しめます。
それにしても、プロレスって、歌舞伎みたいな感じなんだなあと、あらためて感じました。見得を切るべきところではきちんと見得を切ります。そして、動くべきところでは見事なまでの動きを見せてくれます。その緩急の差と「間」は見事です。そして、それを実現しているのは、あの鍛え上げられた身体なんですよね。しかも、それが試合形式なので、一種「どちらがどの技で勝つか」という謎解きもまた観客に与えられます。ギャラリーのマニアが、試合途中で「今日はどっちかわからん…」とつぶやいていましたが、そう思わせる筋書きって、やっぱり見ていておもしろいですよね。
さらに、試合が進むにつれて、どんどん雰囲気が盛りあがっていきます。2時間半かけてひとつの盛りあがりを実現する「芸能」って、もう、希有な存在のようにおもいます。
で、この雰囲気はテレビではわからないものなんでしょうね。てか、子どもがひとこと「テレビではきこえない音が聞こえる」とつぶやいていましたから、ライブならではのものがあるんでしょう。いや、はまるの、わかりました。