なにが難しいのかなぁ…

1学期の人権学習へ向けた打ち合わせでの出来事です。
今回は、ある学年で「ジェンダー」にかかわる学習をします。ところが、ある教員が突然言いはじめました。「男らしさ・女らしさをなくしてみんな中性化を目指すのはどうかと思う」。いや、だれもそんなことは言ってませんって^^;;。「ある人が、男らしく生きようと女らしく生きようと*1、それはその人の自由です。でも、それを他の人に押しつけるのをやめようという話なんですよ」「もうひとつはね、男らしくとか女らしくとか言われた時に息苦しさを感じる人がいたとしたら、『そこから解放されて生きようよ』ということを伝えてもらえればと思うわけなんです」というふうに伝えました。
でも、だめみたい。「最近では医療現場でも男性専科とかできているし、わけていくのが時代の趨勢」とか言いはじめたので、「いや、前立腺の検査をしようにも女性にはないし、卵巣の検査をしようにも男性にはないし、そういう問題じゃないです」という話までしなくちゃならない状況です。
まぁ、1ヶ月ほど前にこの人にジェンダーにかかわる話をした時に「関心がない」って言っていたので、関心がない話なんでしょうね。で、関心がないという状況で生きていられるということは、関心を持たずに生きられる場所にいて、そこに安住していられるということなんだと思います。そうではない人にとって、そういう発言や態度がどれほどの抑圧になるかなんていうことは、わからないんだろうなぁ。

*1:もちろん、そんなもんが未来永劫固定的なものかどうかとか、生得的か環境の産物かなんて話はしていませんけどね…。

情報

今日、一本の電話がありました。
なんでも、今日のフジテレビのスーパーニュースで、子蟻のGIDについての特集があるようです。で、そのうちの一人は、京都の公立高校の教員のようです(笑)。
番組はもうはじまっているのかな?でも、放送そのものは18時15分くらいからのようです。まぁ、地上波は関東地方のみ、それ以外の地域ではCSに契約していないとダメらしいので、わたしは見ることできませんけどね。
さてさて、どうなっていることやら…。

絶不調

ちょいと作業をしようと思って子どものパソコンに火を入れると…。ブートしません。しゃーないので、knoppixのCDを持ってきてブートしてみると…。どうもファイル構造そのものが変ちくりんになっているみたいです。で、win2kのCDを持ってきて回復コンソールでchkdskをかけてみると、一部分だけ見えるようになりました。さいわいその中にデータが入っていたのでこいつをDドライブにコピー…。できません。やれやれ…。再度knoppixでコピーしようと思ったら、NTFSの書き込みをサポートしていないらしいです。ほな、どないすんねん…。とりあえず、頓挫です。
で、自分のパソコンはというと…。B’s Recorder Goldを立ち上げようと思うと、ブルースクリーン→自動的にリセットです。こちらもnortonでチェックしたのですが、いまいちわからない。いったん削除して再度インストールしても一緒。てことは、メモリかなぁ。memtest86の世話になるかなぁ。あー、めんどくせ〜。

拷問

とにかく眠いです。1時間目、半分寝ながら授業をしたことを告白します。4時間目、なんらかわらなかったことを告白します。で、昼休み。お弁当を食べると、さらに眠さが倍増します。もう、耐えられません。なので…。イスに座ってウトウトと…。
ところが、時間が悪かった。なにしろ、昼休み後半から5時間目開始にかけてチャイムが鳴りまくる時間帯なんです。その数、30分ほどの間に4回*1。しかも、スピーカーはわたしの頭の上あたりにあります。これがうるさい。
5分ウトウトしたらチャイムで起こされ、もう一度ウトウトしたら再びチャイムで起こされを繰り返して、1時35分には教科会議。んなもん、起きてられますかいな…。

*1:1時10分・1時15分・1時25分・1時35分

法事

夜はわたしの祖母の13回忌。
さて、問題は服です。どうしようか…。これ、だれもが困りますよね。親戚は来るし、お寺さんは来るし。しかも、わたしのところの場合、祖母はお寺さんだったので、お寺さんが10人近く来るんですよね。
迷ったのですが、「これで行こう」と決めたのが、これにちらりと写っている服。もちろん中はセーターじゃなくてユニクロの7部袖のブラウス。さてさて、どうなるか…。
おつとめの時にとなりにいた叔母さん。「あの〜、失礼ですがどちらさんでしたっけ」「あ、昔の名前は謙一郎です」「あ〜、なんや〜、けんちゃんかあ」。
おつとめのあとのご飯の時に、お酒を注ぎに行ったお坊さん。「お酒どうぞ」「あ、どうもありがとう」。それだけかい!どうやらそのあと、弟*1との間に次のような会話があったらしいです。「お兄さんは来ぃひんかったんか?」「なに言うてますにゃ、さっきお酒を注いでましたやんか」「へ?」。
なかなか法事は楽しめますねぇ。

*1:祖母のお寺を継いだ

とりもどしたもの

今日は、昼間は在日外国人の中高生の集まりです。2年ほど前は「今回は集まるだろうか」などと心配していたのですが、最近は生徒をつれてきてくれる人が増えてきて、そんな心配はなくなりました。助かります。
最近たくさん来てくれるのは中国人の子どもたちです。日本で生まれた子もいるし、渡日して1ヶ月半という子もいます。それぞれの子どもたちが、今直面している課題はバラバラです。生徒によっては、その課題が課題として認識していない場合もあります。そんな子どもたちが、とりあえず「出会う」ことで互いが互いを啓発しあうんじゃないかなぁという気がしました。そして、啓発しあうことで、互いが互いの力を使って何ものかを「とりもどす」んじゃないかなぁというふうに思うんです。
なにをとりもどすのか。
それは、名前であったり、言葉であったり、記憶であったり、家族であったり。
子どもたちが自己紹介をしながら、中国の地図を書きます。「どこから来たん?」「このへんかなぁ」。こんな会話を聞いているのは、とても心地よい時間でした。

それにしても…

で、議長は何をするかというと、ほとんど決まったとおりに議事を運営していくだけです。台本もあります。なので、とても楽。唯一しんどいのは「寝られない」ことくらいかな(笑)。
で、台本をチェックしていると…。おもしろい表現がちょこちょこ。「過半数を超える」とか「午後18時」とか。たぶん、これまでいろんな人がちょこりちょこりと手を入れているうちに、矛盾した表現とか重複した表現が出てきたんでしょうね。
でも、それだけじゃない気がする。うちのがっこうでの職員朝礼でもたまに「プリントを机上の上に置かせていただきます」などという表現が出てきます。思わず「空中に置くんかい!」とツッコミを入れたくなりますね。
でも、あまりこういうのを茶化すと、あとで自分がやった時にツッコミ返しが来るのでやめとこ…。

組合の定期大会

今年、ウチの組合の専従が大幅に若返りました。まぁ、それなりの年齢層*1がしんどくなってきているのも確かだし、そもそももう「タマ」がいないんです。で、去年いろいろな人に前専従が折衝していたのですが、なんとか引き受けてくれる人がいたということです。ただ、その代わりと言ッちゃぁなんですが、やっぱり「支える」ことが必要だと思うのです。まちがっても「あぁ助かった。んじゃよろしくね〜」と言って、トットととんずらこぐなんてことは、ぜったいしちゃいけないと思っています。
なので、先日「いつきさん、定期大会の議長やってくださいね」とニッコリ笑われたんですけど、「もちろんOKですよ」とにっこり笑い返すことになってしまいました。
てことで、今日は定期大会。といっても、ポケモンよりも少ない人数の組合ですから、小さな会議室で充分です。「討議の時間」と言っても、みんながふだんを考えていることを話しあう時間です。でもね、こういう時間って大切だなぁと、つくづく思いました。家族に言うと負担をかけるだけ。職場でもそういうことをなかなか言えない。友だちと会う時間もなかなかとれない。やっぱりふだん、なかなかホンネを出したり、弱音を吐いたり、愚痴を言ったりということはできないんですよね。それがだんだんオリのようにたまっていく。すると、笑顔が消えていく。そのことが、(教員の場合は)子どもたちへのまなざしに露骨に反映してくるんですよね。
定期大会が終わって、交流会。話は尽きません。やっぱりそうなんだなぁ。みんな求めているんだなぁ。

*1:って、わたしもか…

人権教育研修会

今日は、教職員人権教育研修会。「人権って、なに?」というテーマで、参加体験型を織り交ぜながらの研修です。人権にかかわる条約とかを知りたいというアンケート結果があったから、こういうのにしたんだけど、あんまりおもしろくないと思うんだけどなぁ。
参加体験型って、やってみるとおもしろいんだろうけど、あまりやりたいと思わないんですよね。なんというか、あらたまってという感じなのがどうもなじめません。
でも、ファシリテーターの人がうまいからか、ウチの学校の教員のノリがそれなりだからか、会場の方はかなり盛りあがっていました。
使われたネタは「違いのちがい」「フォトランゲージ」「ダイヤモンドランキング」あたりでした。
ちょっと興味があったのは「フォトランゲージ」。9カ国の「家族&家財道具一式の写真」を見せて「家族のきずながあると思う順番にダイヤモンド型にランキングせよ」というお題なのですが…。みなさん、どうも「昭和30年代」への回帰指向があるように思えるんですよね。「貧しさの中のきずな」みたいな。
まぁ、なんとなくわからないでもないし、「思う」だけですから某石油原産国の超お金持ちの家族とか「こんなんきずなはないよね」と一刀両断してもいいんだけど…。でも、なんか違和感があった。
そうそう、ひとつわかったことは、日本の住宅事情は「狭い家の中に大量の荷物がある」でしたね。

はじまった…

いや、民間監視員とか導入したら、ぜったい癒着とか天下りとか起こるぞって思っていたのですが、やっぱり「交通安全協会」とかがけっこうあるとか。京都はどうなんだろうなぁ
で、市内に住んでいる人間としては京都の町中の分布が気になるところです。なので、最重点・重点の場所を色塗りしてみました。こちらです。
見事に真っ赤です。まいったなぁ…。
しかも一番困るのが南警察署の重点監視地域。玖伊屋の会場近辺がきっちり入っていますがな。これ、まずいよなぁ…。

そのかわり、往復の最中は車は流れてくれるはずだよね。