今回は少しまじめ方向で・徳島合宿(1日目)

今日は9時に京都駅集合です。昨日の今日なので、ちょい遅れ気味になったのですが、無事みんな合流。メンツはY姐、M木ちゃん、S斗、上の子どもとわたしです。途中、渋滞があるのはお約束。しかたないです。それでも、あっという間に徳島に着いて、フェリー乗り場へ。K野さん、Kりんちゃんと合流。お!もうフェリー、着いてるじゃないですか。今回、合宿に初参戦のFよんに電話。
「いまどこ?」
「もう着いたみたいなんですが、まだ降りられないみたいなんです」
「OK。じゃ、降りられるようになったら電話ちょーだいね」
で、ダラダラしていると、電話。
「降りてもよかったみたいです」
向こうからFよんとMっちーが仲よく歩いてきました。

まずは腹ごしらえ。M木ちゃんのリクエストでラーメンです。向かったのは万平
わたしはもちろん「ラーメン小」を頼むわけですが、初徳島ラーメンのみなさんは恐れを知らない注文をします。

どんだけ食べんねん…。てか、なぜにマーボー丼?

それでもなんとか腹ごしらえを終えて、今回の。メインイベントのひとつ、「おさんぽ」の場所に向かいます。H瀬さん
「フルコースだと2時間+説明1時間。ハーフだと30分+説明1時間。どうします?」
とのこと。
「せっかくなのでフルコースで」
という返事をしちゃいました。ラーメンは小ですが、おさんぽは特大です。
そこから2時間、町の中をぐるぐる案内してもらいました。小さな町なのに、神社や祠が山のようにあります。で、あり?お寺がない?
ムラにはお寺がつきものなんですが、ありません。で、神社が山のようにある。不思議な感じです。ムラの成り立ちがそうとう古いことや、「掃除」や処刑場の竹を組むの(名前忘れた^^;;)が「役」だったことと関係があるのかなぁ…。
にしても、かなり「ぶっちゃけ」な話をしてくださるので、とてもわかりやすいし、興味深いです。
やがて教育集会所にもどってきて、ここからは説明です。ご自身の生い立ちからスタートして、現在とりくんでおられること、さらには、その中で考えてこられたことを、ムラの説明に交えて話されます。これはおもしろい!
なんていうかなぁ…。
教育集会所が、ムラだけではなく、近隣も含めたセーフティネットの拠点になっている。で、なぜそうなるかというと、ムラの中には「法律」のおかげでセーフティネットがつくられたけど、ムラの外にはそれがない。法律が切れて、他のムラではそうしたムラ中のセーフティネットも壊れていったけど、ここではH瀬さんが踏ん張ってそれを維持し続けた。すると、そのセーフティネットを頼ってムラの外からも人が来るようになった。
とんどん公的なセーフティネットをつぶして、家族にそれを背負わせようとしている今の状況の中で、とても貴重な活動をされているし、ここがもしかしたらひとつのモデルになるのかもなっていう気がしました。
でも、とても貴重な働きなのに「公的ワーキングプア」とのこと。「思い」に頼って、それを保障しないわけです。いずれ、ここが潰れた時、大変なことになるんじゃないかっていう気がしました。まぁ、日本中のあちこちでおこっているって話もありますが…。
そんなこんなで、3時間半ほどの貴重な時間を過ごさせていただいて、もうひとつのメインイベント会場へ。今回は、なぜかK原さんの実家にお世話になることになりました。
まず、わたしたちを迎えてくれたのは、おかあさん手づくりの「そば米雑炊」です。

これ、本来は「〆」の食べ物な気もしますが、オードブルとしてもなかなかです。
で、焼き肉スタート。タン塩からはじまって、カッパからサムギョプサルを経由して…。いや、おいしいです。徳島は、なんでもおいしい!
飲める人も飲めない人も、なんだかんだと焼き肉食べながらわいわい話。

なんの話だかわからんけども、メッチャ楽しい!なんなんでしょうねぇ(笑)。
そうこうするうちに、座も乱れはじめて、ぐちゃぐちゃです(笑)。
ま、そんなこんなの楽しい夜はふけていくわけです^^;;。

うまい肉がない(;_;)

今日は母親と弟家族とうちの家族の合同宴会(笑)。母親の誕生日が近いので、まぁその関係です。
で、「肉を焼こうか」ということになったので肉を買いに出かけたのですか…。ないですね…。安くておいしい肉が。そもそも、肉屋が近くにない。こんな時、つくづく京都市北部はイマイチやなぁと思います。しかたないので、スーパーで適当な肉をみつくろって、あとは細工をしたりしながら「おいしくする」方向で行くことにしました。

にしても、3家族集まるとなかなかにぎやかです。あーでもない、こーでもない。あれを食べろ、これを食べろ。あれとって、これとって。みたいな感じで、飲んで食べてしゃべってなひとときを過ごしました。
どうやら母親は少し飲み過ぎたみたいですね。まぁでもたまにはいいでしょう。今夜はうちに泊まってもらった方が安全だな。

エネルギーの処し方とか…

今日も「人生」を聞かせてもらいに行きました。
まぁ、わたしは精神科医やカウンセラーではなくて、一介の教員というか、「おべんきょ途中」な人ですから、人生を聞かせてくれるのは「話してくれることが可能な人」ばかりなんですね。でも、そういう人の話を聞くことが、実は大切なんじゃないかなぁというふうにも思うのです。まぁ言ってみると「問題解決型」の「ソリューションバンク」です(笑)。
なんか、話を聞いていて、内側にどんな形でエネルギーがたまるのか。そのたまるスピードと、そのエネルギーをどう処すのか、そんなあたりがすごく大切なんじゃないかなぁという気がしてきました。

にしても、ほんとにみなさん、しんどかったことも話してくださいます。それだけに、恐縮もするし、なんか、びびってしまいます。でも、感謝なんでしょうね。

とうとう来てしまった「二人会」

今日は蓮池さんの「お礼行脚」らしいです。で、45分〜55分、漫談をせよとの話なんですが…。ほんまになにを話せと…。まったく考えられないまま、今日が…というより、「その時」が来てしまいました。
会場に到着すると、すでに蓮池さんはスタンバっています。バディタイムのおふたりのためのマイクも用意されています。完全に出遅れています。と、遠く名古屋からのお友だちが来ています。びっくりです。と、Nちゃんが登場!来るのかよ(笑)!
とりあえず、カウンターに座って、ビールを呑みながらネタをつくることにしましょう。ルーズリーフを引っ張り出して、まずは「マクラ」から。にしても、今日のお客さん、年齢層が幅広いながらも、ちょい上の世代が多いしなぁ…。しかも、この店、民主的な人(笑)が多いから、完全アウェイやしなぁ…。まぁでも、久しぶりに「まつりネタ」も入れてみようかなぁ。などと、いろいろ考えるわけで。
「ネタ」をクリながら考えたのは、結局わたしの話の組み立てって、いくつかの「話のパッケージ」があって、それを組み合わせていく感じなんですね。で、その「パッケージ」と「パッケージ」をどううまくつなげるか。そんな感じみたいです。まぁ言うならば「電子ブロック」みたいな感じなわけですね。「マイキット150」ではないわけです(笑)。
15分ほどで、大まかな流れは完成。てことで、このあたりから蓮池さんの「お笑い版・夜と霧」の鑑賞です。いや、蓮池さん、「お笑い版」というより、ガチですやん。てか、ネタ、かぶってますやん。まいったな…。
で、わたしの番。とりあえず、蓮池さんのネタをパクったマクラを振ったんですが、いきなり滑りました^^;;。まぁいいや。ちょいと普段と勝手が違うのですが、まぁいいです。自分のペースで話をする以外方法はないです。そのうち、わたしのペースに引きずられる人も出てくるでしょう。
まぁ、そんな感じで、ダラダラと小一時間、なんとか話を終えました。
さて、その後はお待ちかね「バディタイム」の演奏です。ほんとにきれいなハーモニーです。「それはOitoite」、いい歌だなぁ…。しばし音楽の世界に浸れました。
で、あとはお客さんたちと交流の時間。なんか、聞いてくださった方々の心に小さなさざ波を立てたのかな。そんな気がしました。なら、よかった。それで十分です。

その後、みなさんと別れて、蓮池さんとNちゃんとわたしで軽い夕食会。おなか減った。
で、「また、こんなことやろうね」みたいな話をしたりして、まったく怖いもの知らずのわたしです。まぁ、一種のパフォーマンスなわけで、やはりライブの楽しさってやつを味わえたんでしょうね。
いい夜でした!

どとうの晩ごはん

考えてみると、明後日から大型連休。で、その直後の7日に全校イベントをしかけていて、その準備ができるのは…。今日と明日だけ…。明日は「蓮池さんのしでかし」があるので、たぶん準備ができるのは今日だけだな…。
てことで、放課後は体育館の暗幕つり祭です。放送部の連中と、わっさわっさ。入部したての1年生もわっさわっさ。んー。さすがは2・3年生は使いものになります。動きがいい。1年生は「やる気」がからまわりします(笑)。でも、1年生が一番大切なのは「やる気」です。動きのいい先輩たちが楽んで仕事をする姿を見ながら、1年生もだんだん「動き」を身につけていくんでしょうね。

てなことで、少々疲れながら帰宅。
今日は母親が来るとのことで、出掛けに
「先にごはん食べはじめておいてね」
って言ってたんですが、なにやらパートナーは忙しかったらしく、「今からごはんをつくる」とのこと。
実は、こんな時はわたしがつくったほうが早いんですよね。
さて、なにをつくろう…。
なんしか、ニラの小口切り、生姜のみじん切り、玉ねぎは…。新玉ねぎなんで大きめのみじん切り。鶏のミンチをぶち込んで、塩と片栗粉を放り込んで、こねこねこね。できあがった肉団子をどんどんお湯の中に放り込んでいきます。
さて、お次は、もやし・玉ねぎの串切り・エノキ・ニンジンの拍子切り・キャベツの短冊切りを混ぜて、お皿に盛りつけて、ラップをして電子レンジに放り込みます。
蒸しあがった野菜に肉団子を盛りつけて完成です。ポン酢でいただくとおいしいです。うん、新玉ねぎを大きめのみじん切りにしたのは正解です*1
出来上がりまでの目標時間は45分だったけど、30分でできたからよしとしましょう。
パートナーは山菜の天ぷらを揚げてくれて、なかなか豪勢な晩ごはんになりました。

*1:そう言えば、「生春巻きの玉ねぎは新玉ねぎ以外ありえない!」って言ってた人がいたなぁ。あれ、ほんとにおいしかったo(^^)o

ネタはいたるところにある

今度、車いすユーザーを含む飲み会をすることになりました。で、店を探すわけですが…。
その過程で、いろんなことに気づかされます。
いや、かつて「電動車いす3台縦列駐車」な飲み会をやったことはあるので、その気になればバリアを参加者一同で踏みつぶすことも可能だってわかってるんですけど、それは車いすユーザーさんの「意思」というか「趣味」というか「ノリ」というか「茶目っ気」というか、そういうのにかかってるんですよね。で、今回は「踏みつぶしタイプ」じゃないので、車いすユーザーがあたりまえに一緒に飲める店にしようと思いました。
で、探しはじめたけど。
わからない!
「ない」とか「ある」とかじゃなくて、そもそも情報がない。いや、探せばいろんな人がそういうサイトやブログをつくっているみたいなんですけど、例えば、食べログとかぐるなびとか見ても、わからない。例えば、「バリアフリー対応」って書いてあっても、それが「どの程度のバリアフリー」かがわかりません。てか、そもそも「バリアフリー」についての記述がない。いや、店としたら情けない話なんだろうけど、「バリアフリー非対応」と書いてあれば、それはそれでひとつの情報です。でも、書いてなければ、いちいち問い合わせないといけない。
まぁ、結局は「あそこなら大丈夫だろう」と思ったところに実際に行って、店の予約をして、ユニバーサルトイレの確認をして…。ユニバーサルトイレ、施錠されてます。「事務室までインターホンを」って、自然がガッツリ呼んでる時はどうすんねん(;_;)。
まぁ、そんなこんなで、数日いろいろ悩ませてもらいました。というのと、いかに「障害がない状態」を前提に社会がつくられているかということの一端を教えてもらいました。
でも、こんな経験しなければわからないよなぁって思った時、これ、授業のネタになるなと。15分はもつなと。
そんなことを考えてしまうわたしですわ^^;;。

「すべてのわざには時がある」

天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

とは、旧約聖書の伝道の書の中の有名な一節なんですが…。
この一節をふと思い出す瞬間があります。今日もそんな瞬間があった日でした。
仮に、トランスというもののひとつの側面が「内と外の不一致を一致させる作業」だとします。あくまでも「仮に」ではありますが…。
で、通常、この「内」と「外」は固定されたものと捉えられている。そして、「一致させる作業」とは、一方を他方にあわせること、具体的には「外」を「内」にあわせると考えられているのかもしれないなと。
でも、実際には「内」も「外」も動いている。で、動いている「内」と「外」の一致は、単に片方を片方へとあわせるだけでは不可能で、あるいはそういう作業ではなくて、「内」と「外」が重なるタイミングをはかることなのかもしれない。そして、タイミングをはかりながら、「ここぞ」という「時」を掴んだ時に「飛び移る」ことなのかもしれない。早過ぎたら届かなくて落っこちてしまう。タイミングを逸する「次のタイミング」を待たなきゃならない。イメージ的には「SASUKE」か、はたまた「マリオ」みたいな(笑)。
まぁでも、「落ちる」より「待つ」ほうが安全ではあるな^^;;。

「昭和」なメンバー

今日は数学科の歓送迎会。とはいえ、主役のひとりはインフルエンザで倒れてますが…。
にしても、他校から転勤してこられた人から見ると、うちの職場は「まだこんなところがあるの!」という場所らしいです。
曰く「システマティックではない」
曰く「みんな好き勝手やってる」
ま、まぁ、そりゃそうです。だって、その方が居心地いいもん(笑)。
たぶん、そんなのが許されるから、わたしは今の職場にいられるんでしょうね。てか、そういうところでしか生きられないんだと思います。
で、数学科っていうのは、社会科ほど好き勝手をせずに、でも英語科ほどシステマティックではない、これまたほどよい連携と、ほどよい自由さが両立する位置にあります。これがまた居心地がいい。もともと理科の教員になりたかったわたしですが、いま「数学でよかった」と、本当に思っています。
ま、そんなメンバーなので、言いたい放題やりたい放題です(笑)。いやぁ、楽しかった!

にしても、若手にしゃべるスキを与えなかったから、これはまずかったかな…^^;;。
明後日、謝らなくちゃ…。

勉強にはなるけどね

今日は年に数回ある休日の生徒引率です。まぁ
「生徒のため」
というひとことで、最低賃金以下の「お駄賃」をもらって仕事をするわけです。
はっきり言って、放送講座っていう研修会だし、そんなところで事故が起こるとも考えられないし、引率なんてなくてもいいと思うんですけどねぇ…。
ま、行って話を聞くと、いろいろ応用可能で、
「よかったじゃん」
ってなるんですけど、でもそれはあくまでも副産物でしかないし…。
なんしか、妙に疲れてしまって、帰り、バーかなんかでおいしいビールをちょいと呑みたいなと思ったんですが、夕方4時にやってるお店もなく、かと言って「おたふく」はヘビーだし、もしかしたらホルモンの串焼きだったらいいかもと思ったけどそんなのもあるわけでない、夕方前の河原町三条のおもしろくなさを味わいながら、家に帰ってチューハイを呑んで、おべんとのネタをつくる。
ま、そんな日曜日でした。

世界共通

今日は朝鮮中高級学校の参観日という情報が入ったので、これ幸いとばかりにおじゃましてしまったりしました。いや、用事があるので行ったんですが、ついでに授業を見せてもらうことができました。
うーん…。
数学やっててよかったなぁ。いや、言葉はわからないんですけど、やってることはわかるんですよね。だから、「きっとあんなこと言ってるんだろなぁ」とか、そのうちソンセンニムのしぐさとわたしのしぐさの共通点に気がついたり。
「うちの学校、日本の学校と同じことをやっているか、わからないんです」
とおっしゃる方がおられましたが
「数学は世界共通ですよ。言葉は違うけど、同じことをやっているってわかります。それがすごくうれしいです」
って答えちゃいました。
うん、数学は言葉の壁を越えるというか、そもそも数学がひとつの言語というか。なんしか、ちょっとうれしくなったりして。

そう言えば、大学時代、日韓合同礼拝の聖歌隊やった時にもあったなぁ。同じ歌をそれぞれの言葉で歌ったんですが、「アーメン」のところが揃ったんですよね。あとで考えたら当たり前なんですが、その時は意図せずだったので、そこにいた全員が驚きもし、感動したんですよね。
あの時と同じ思いを、今日久しぶりに感じました。