二日酔いの治し方

朝、朦朧としています。それもそのはず、昨日友だちと呑んで、そのまま寝ちゃったしな。てか、どれだけ呑んだのか記憶ないし。
てことで、友だちの家から出勤です。アホです。
当然職場についてもしんどい。まぁ、二日酔いといえば二日酔いかもしれませんが、単なる睡眠不足という話もあります。まぁ、試験前の自習中だからええかと。
1時間目の授業で「しんどいねん」というと
「昨日、帰り際に「呑みすぎたらあかんよ」って言うたやん」
と、子どもがあきれた笑顔で言ってくれます。優しいなぁ。
それでも、今日は試験前の最後のチャンス。今回は、なにげに危機感を感じているのか、けっこう質問に来ます。なんか、子どもたちの成長を見ているようでうれしいです。でも、質問しながらも「しんどそう…」といういたわりがあるのが、本当に優しいな。
3時間目の授業では「重症患者」のケアです。でも、ふたりとも間違えずにすいすい解けていくところに快感を感じたみたいです。授業時間半分で、「スペシャルグループ、解散!」と宣言。みんなのグループにもどっていきました。もどっていった先の子どもたちを見ていると、なにげに勉強の輪に交ざっています。というか、ある子はグラフの書き方教える側にまわってるし。少しスキルを身につけることで、グループに溶け込めるんですね。その、ほんの少しの手助けが大切なんだなあと、あらためて思いました。
午後は「子どもの発達と保育」という科目に来られた講師の方の話を聞きに行きました。「キッズいわきパフ」の岩城敏之さんです。この方、わたしが小学校の時に参加していたキャンプのリーダーでした。当時からおもしろい人だったのですが、やっぱりおもしろい人でした。でも、おもちゃを通して文化や子育て、さらには未来を語ることができるって、すごいなと思いました。ちなみに、あいさつに行ったら、はじめはわからなかったものの、話しているうちに「子どもの頃と変わらへんな」と言われて、まぁそんなもんですよね。

そんなこんなで、いろんなことをやっていたら、気がついたら二日酔いも治ってました。
さてと、家に帰ってビールを呑もう!

絶句した

ここ1年ぐらい、いつも胸にバッチをつけています。

これ、前に鹿児島に行った時に「ゴミ混沌ストア」の方が展示されていて、すごく気になっていたけど、ネックレスだったので買うのを断念していました。ところが、そのあとのGID学会で、Y之内さんが「はい、これ」って胸につけてくれたのが、このバッチです。なので、大切に使わせてもらっています。
このバッチ、子どもからちょこちょこ「それ、かわいい」って言われます。
今日も
「そのバッチ、かわいい」
って言われたので
「レインボーバッチだよ。レインボーの意味、知ってる?」
「知らない」
「レインボーは多様性をあらわすんだよ。特に、性の多様性ね」
って言うと、
LGBTやろ」
と。さらに
「友だちにいるで」
「LかGかBかTか、どれ?」
「T」
とのこと。さらに
「でも、気持ちわかるわー。わたしも女なの、イヤやもん。男になりたい」
と、ここまではいいけど
「ね」
と、同意を求められたところで絶句です。
もしかしたら、この子、わたしのことをトランス男性予備軍とか思っているのか?
最近子どもたちがわたしのことをどう思っているのか、さっぱりわからない。

承認欲求のジェンダー差

毎朝、出勤途中、同僚とダラダラしゃべりながら歩いてます。たいていは「飲み過ぎた」みたいな話ですが、たまに「昨日こんなことを考えて」みたいなことも話します。
で、今朝の話は当然「承認欲求」の話です。「講演やったり起業したりってことを通して他者から依存されるみたいな人、トランス女性よりトランス男性のほうが多くて、これも承認欲求なのかな」みたいなことを話したら、その同僚さん、しばらく考えて答えられました。
同「それ、トランス男性というより男性に多いんじゃないですか?依存されるによって承認欲求を満たす人。かつては「家庭」だったけど、今は無理ですしね」
まさに!
い「で、女性は依存することで承認欲求を満たすわけですね?」
同「(笑)」
い「で、ふたりで幸せアピールをする」
同「幸せなのはいいことじゃないですか」
い「いや、アピールすることができるような幸せなんて、どこかうさんくさいです。幸せなんて、そんなのじゃなくて、「いろいろめんどくさいこともいっぱいあるけと、それでもまぁなんだかんだいって幸せなんだろうな」くらいがちょうどいいんですよ」
同「(笑)」
なんかもう(笑)。

「表」にする

とあるところから「いままでやってきたことや書いたことを表にせよ」というお題が降ってきたのですが、これが案外むずかしいです。
もちろん、やってきたことはやまのようにありますが、これが「表」に入ることなのか。たぶんほとんどが入りません。さらに、入るとしてもどこに入るのか。まぁメインのところじゃなくて、「その他」なんでしょうけどね。
でもこうやって表にすると、いろんなことをやってきたし、いろんなことを書いてきたなと思うのですが、一方で、今いるところはそれらがほとんど評価されないところなんだなと、あらためて考えさせられるわけです。じゃ、これから先の人生で、いままでやってきた「雑事」と同等な量を新たなフィールドでできるかというと、たぶん時間的に無理でしょうね。そう考えると、絶望的ですらあるのですが…。まぁ、質を変えるかないか…。

承認欲求を満たすこと

今日は午前は第二の故郷に出張です。内容は、いつもの通り、学力問題についての論議です。
なんかどうもかみあわない。いや、かみあわないのはわたしだけなんですけどね。どうも焦点がズレます。たぶん、変なところ見てるんです。だって「参考になれば」とか言って、「フィンランドにおける包括的性教育のpdf」を送ったりしてますから。なんか、たぶん、あることを示すために、かなり遠いところに駒を置く感じなんですよね。まぁいいや。

で、午後は職場に行って、あれこれやって。そんな間にも、いろんな情報が入ってきます。
で、帰り道に「人をたぶらかす」ってことについて考えました。
これ、うまい人います。てか、わたしもうまいです。でも、それをどれくらい意識化し、それをどう使うかってすごく大事です。
「人をたぶらかすことがうまい人」は、たぶん「承認欲求が強い人」の「承認欲」をうまく満たすんですよね。「わたし、あの人と知り合い!」みたいな。で、それって、どこか依存体質とつながっていると思います。ちなみに、「承認欲求が強い人」をうまくたぶらかすことができる人も、実は「承認欲求が強い人」だったりします(笑)。なので、「承認欲求が強い人」によって「承認欲求が強い人」の承認欲求が満たされるということになります。ちなみに、この手の人が一番手っ取り早く承認欲求を満たす方法は「有名になること」です。てことで、講演の講師になったり本を出したり、まぁ、壮大なブーメランが飛んでくるわけです(笑)。
実は、人をたぶらかすのはとても簡単で、結論としては、依存の対象となることを引き受ければいいわけです。ちなみに、依存の対象になることもまた承認欲求を満たすことにつながります。「いや、引き受けるのはたいへんだろう」と。実は簡単です。ヤバくなったら逃げればいい。じゃ、その人はどうなる?それは「知らない」って逃げればいいんです。しかも、これ、意識化してなかったら、こういうことをやってることがわからないから、本人には罪の意識もない。でも、逃げられた側はたいへんです。依存体質を満たされたうえで、さらにはしごをはずされるわけですから、ヘタすると生死にかかわります。
まぁ、たぶん、というか、確実にわたしにもこういう過去があって、いまだにそのことを引きずっています。だから、とてもこわい。
でも、それをこわいとも思わず、意識化してかつ自分のためにやる人がいたら?それはこわいです。で、そんな人はきっと現実にいるわけです。
ほんとにどうしたものかなぁ。

ねむい

朝起きると、とにかくねむいです。おかしいな。一昨日も昨日も、けっこう早く寝たのにな。
職場に着いてもねむさは変わらず。まいったな。
それでも試験前だから、図書室学習です。いろいろ準備はしてあるから、なんとかなるでしょう。今回の試験は折り返しだから、いままで2回とは意味が違います。ヤバイ子は、今回コケると致命傷です。なので、挽回とは言わないまでも、そこそことってもらわないとまずいです。

それにしても、なんで三角関数ってそんなに理解できないのかなぁ。計算なんてほとんどないし、作図の繰り返しだから、パターンを覚えたらメッチャ簡単なんだけどなぁ。まぁでも、図形で考えられるところで、そもそも数学が苦手な子とは違うのか。
そう考えると、わたしの世界の認識方法と子どもたちの世界の認識方法は全然違うんだろうな。もちろん「あたりまえ」なんだけど、問題は「方法が違う」ってところで、これは情報「量」という話じゃなくて、もっと根本的なところなんですよね。なんせ、わたしは量はたいしたことないしなぁ。
これ、こないだの澤田さんの話の中に出てきてすんごいおもしろかったのに日記に書き忘れていた「コンテンツ」と「コンピテンシー」の話ですね。もちろん両方あると最強なんですけど、わたしは「コンテンツ」は少ないですけど、「コンピテンシー」はあるんだろうな。でもこれ、どこかで学んだわけじゃなくて、「コンテンツの少なさ」ゆえに、必要に迫られてこっちに流れただけなんですけどね(笑)。

まぁ、そんなこんなで、ひたすら眠い一日が終わって、ふとんに入るとようやく眠気が去って行きました。さて、これで寝られます(笑)。

多様な出会いをコーディネートしたい

朝、目が覚めた瞬間「ここはどこ?」って思ったけど、なんとかホテルであることを思い出して、次の瞬間「あれ?ロビーに何時集合だっけ」と不安になって時計を見ると、7時半。よかった…。
とりあえず朝ごはんを食べて、荷物を整理して、ひと息ついてロビーへ。どうやら集合は8時半だったらしく、余裕でした。よかった。

で、今日は分科会。レポートを頼まれているのですが、当然何も考えていません。まぁ、リビングライブラリについてはずっと考え続けてきた内容だから、いまさらなにか新しいことはないですよ。
てことで、いつもの通りなげやりなレポートをしてしまいました。でも、それを澤田さんがみごとにフォローしてくださるというか、盛り上げてくださるというか。ありがたいです。
で、岩手県からのレポート。アルバイト調査と労働についての授業です。
もしかしたら、全国的にアルバイトを禁止する高校が増えてるのかな。まぁ、禁止する理由はいろいろあるんだけど、それだけ社会と隔絶させてどうすんねんども思うのです。しかも、最近は「遊ぶ金ほしさ」というより、家計の補助とか将来の進路のためとか、かなり切実な理由が多いので、やみくもな禁止はきついと思うんだけどなぁ。
で、アルバイトをするなら、やはり労働法について知らなきゃならんと思うのです。当たり前だけど。でも、教員が知らないんですよね。わたしも含め(笑)。
ま、そんなことを考えているうちに、分科会も終了。
で、全体会もつつがなく終わって、解散です。

で、沖縄の人と一緒に、向かうは東山駅です。その向こうには「おたふく」があります。
で、4時くらいまで呑んで、さらに九条に向かって、8時くらいまでウダウダして、本日の行動はすべて終了。
さてと、家に帰る体力は残ってるかなぁ(笑)。
しまった、今日は天一の日だった(;_;)

疑問が少し解けた

今日と明日、「高校カリキュラム交流会」とかいう集まりがあります。これ、日教組主催の集まりで、特に高校教員が集まるものみたいです。で、そこにレポートしろと。まぁ、ここで出していないレポートはいっぱいあるから「ええですよ」と安請け合いした次第です。
で、今日は全体会。上智大学の澤田稔さんの講演とシンポジウムです。ちなみに澤田さん、どこか出会ったよなと思っていたのですが、どうやらこの日路上でお会いしたらしく、そのままfacebookの友だちにしていただいていたという。さらに、こないだのアブタークのイベントにも来られていて、わたしの話を「おもしろい」と言ってくださっていました。
てことで、講演を楽しみにしていたのですが、おもしろい、ふだん「学習指導要領」とかマトモに読まないのですが、やっぱり読んだほうがいいですね。文科省の考えが伝わってきます。
ちなみに「文科省」と言っても一枚岩ではないわけで、かなりリベラルな人もいるはずだと思っていたのですが、やはりそうだったんだなと。そういうリベラルな人と保守的な人と、さらには他の省庁の駆け引きの中で、落とし所として出てくるのが「学習指導要領」だったりします。そういうふうに裏側から読むと、とてもおもしろそうです。
さらに講演の後のシンポジウムで、そのあたりは深められました。ちなみに、このあたりになるとかなり疲れていて、頭が働かなくなっていましたが…。てか、1時から5時半まで休憩が合計20分くらいしかないのはきついでしょ。
ただ、結局は、現在の教育をめぐる多忙化は、教育を事務方によって操作されているところにあるらしいなと。つまり「整理された整った姿」を前提にしている。ところが、現場はそうはいかないです。次の瞬間、何が起こるかわからない。で、それを楽しむようなろくでもないのが教員してるわけです。なので、教員が文書づくりに親和性がないのは当たり前です。例えば、文書づくりひとつとっても、「ごあいさつ」でも「ご挨拶」でも「御挨拶」でもええやんと思うのですが、「ご挨拶」じゃないとダメとかね。
逆に事務方の人が「何が起こるかわからない」ところに放り込まれて動きがとれなくなる(だろう)のと裏腹なわけです。
ただ、教育の本来が「ハプニング」にあるのに、教育行政が「予定調和」を重んじるようになっているので、その歪が教員にくるわけです。
これをどうしていくかですね。

てなことを考えていたけど、ほんとに疲れたところで今日のプログラム終了。
で、懇親会です。さすがにこの交流会に来るのははじめてなので、知ってる人がそんなに多くはないです。でもまぁええかということで、九州ブロックの人と話したり滋賀の人と話したり。そんなこんなで、気がつくとウィスキーストレートと炭酸のチェイサーを握りしめてました(笑)。
で、二次会は地元のスナックへ。ここでわたしは澤田さんを独占。まぁ、名目は明日の分科会の打ち合わせですが、なんか、やたらおべんきょの話をしてました。
てことで、11時頃にはおひらき。ホテルに帰って、歯磨きをして、服を脱いでふとんに入った瞬間に爆睡です。

意外とできるな

昨日までの脳みそ使いまくりな日々をとにかく終え、今日はひといきつけそうです。ほんとに、なんでこんなことをやってるんだろうとは思うのですが、まぁしかたないです。
てことで、のんびりと数学のプリントつくったりしてたら、一通のメールが来ました。えーと。テープ起こしの校正ですか(;_;)。
2時間の講演の校正だからどれくらいかかるだろ。とりま、やるか…。なんでも、今日はノー残業デーらしいけど、みんな関係なく仕事してます。まぁそんなもんでしょ。
で、なんだかんだとやっていたら、6時頃には終わりました。なんだ、できるじゃん(笑)。

で、夜はstnのミーティング。今度の11月25日に交流会をすることに決定。やはりここは肉を食べたいということで、「変態肉食交流会」とか名前がつきそうになったけど、まぁ無難に「秋の交流学習会」にしようと。まぁ、変態でもええんやけど、正式ルートにのせるときにめんどくさいからなぁ。

うーん

今日の授業の「入り」のひとこと
「今日は「にっぽん、爆発しろ」という気分です」
です。
結局、リベラルといわれる層が議員にはすごく少なくて、そういう人数を全部かき集めても勝てないんですよね。その背後には、リベラルな中道という人が少ないってことがあるのかな。極右が増えることで極左に流れないとバランスがとれなくなった。すると、ネトウヨ的議員は山のようにいるけど、極左はそもそも議会制民主主義を否定したりもしてたから議員にいない。
まぁ、あれが現実的な解なんだろうけど、もう「カレー味のうんこかハヤシライス味のうんこか」なわけで、「どっちにしろうんこやろ!」なわけです。
だから、ほんとにもう「にっぽん、爆発しろ」としか言えない。
でも、ここで生きていくしかないのかなぁ。