今年最後の20周年になる玖伊屋

朝方、はしゃいでるヤツがいるので目が覚めましたが、なんとか二度寝に成功。でも、間もなく片づけをしなくちゃならない時間になったのでのそのそ起きだしました。今日はあまり急がなくていいので、余裕がありますね。それでも、のんびりやると、あとが詰ってくるから、ササッと片づけをして帰りましょう。各種引き継ぎもして、撤収です。
帰り道にいろいろ買い出しをしたり、荷物を放り込んだりして、いったんお家へ。とにかくお風呂に入って、ふとんに潜り込んで、いったんレスト。
やがてパートナーが帰ってきて、なにやら「川」がどうたらと。なんでもコンビニで払おうとしたら、注文番号が違うと言われたらしいです。「メール来たやろ?」と聞くと「来てない」と。なので「登録アドレスは?」と聞くと「たぶんこれ」と。見たら、確かに来ていません。そこから延々と作業開始。結局、カスタマーサービスに電話してもらって、無事作業終了です。

で、おたふくへ。ここで、Iずみちゃんと合流して、個人的プレイベントです。ここ2ヶ月の近況を交換しているうちに、他のふたりも来られて、しばしまたーり。と、常連さんも来られて、「あー岡崎の人」みたいな。前に一緒に二次会で鴨川に行った人のご両親でした(笑)。

で、東九条へ。
今日は恒例の鶏の丸焼きです。

鶏を食べながら、ワインを飲みながら、しばらくしゃべってましたが、なんだか疲れてきて、ベッドに潜り込んだら寝てしまいました。
そりゃそうだわ^^;。

ややこしい合宿

今日は試験返し以外やる気がおきません。まぁ、けっこう時間的には余裕がありますから、それでいいんです。で、授業の最後に
「今日はなんの日かわかる?ひとつは太平洋戦争がはじまった日。もうひとつは金芝河が釈放された日。そしてもうひとつはジョン・レノンが殺された日。とりあえず、またあとでイマジンでも聞いて、愛と平和に思いを馳せてくれ。じゃ、また来週、よい週末を」
とだけ話しておきました。

で、夜は恒例の「ややこしい合宿」です。
今年はみんなが来るのが遅いみたいです。なので、妙に時間があります。しかも、なんか天気が微妙です。どうするねんと思ったのですが、儀式の準備だけはしときましょう。
で、6時半くらいに外に出たら、なんとなく雨はやんでるっぽいです。てことで、
「6時45分に表に集合」
と号令をかけました。
で、今年の儀式も無事終了。それにしても1時間半は寒いわ。
あとは部屋に入って暖をとりながら鍋タイムです。あったまるわー。
と、ある整骨やってる卒業生が胸の痛いところをトントンして「これ、折れてる」と(笑)。やはり折れてましたか。
で、しばらく卒業生としゃべってましたが、そのうち
「いつ倒れてもいいように敷いといたるな」
と言って敷いてくれたふとんに早々に入って、知らない間に寝ちゃいました。

お座敷8連発の最終日

朝はいつもの通り出勤です。で、試験の見まわりをしたり。で、午前の最後の仕事は採点です。お昼ごはんの前にどこまで採点しようかなと思っていたら、採点が終わってしまいました。よかったよかった。
で、夕方仕事を終えて移動開始です。今日は車で移動です。向かうは京都府北部の街です。数年前はよく呼んで下さいましたが、ここ2年ほどは声がかからないので、「需要がなくなったんだなぁ」と思っていたのですが、なぜかお声がかかったので「お久しぶりです」と行かせていただくことにしました。
それにしても疲れてます。そりゃそうです。10月になってから準備をはじめて、25日にはじめての試みとしてのシンポジウムをやって、その後東九条マダンを経て、11月中ごろの小さなピークを終えて、しかも感想文を打ちまくって、11月終わりの大きなピークの入り口に立って、これで11月がおしまい。12月になって、いきなりお座敷weekと全同教大会です。よくここまでもったなと、それが不思議です。
で、今日の夜がその最後です。
でもまたまた問題が。2時間のネタを1時間半で話せと。しかも、年齢層が広い。どうするか…。とにかく、ところどころの枝を払いながらも、超高速でやるしかありません(笑)。
てことで、お座敷スタート。はじめのうちはみなさん笑って下さいますが、途中からジャブを打たれ続けるボクサーの顔になってこられます。それでも、ところどころのネタで笑って下さるのがすごいです。で、なんとかかんとか最後までたどりついて、みなさんもわたしもフラフラです。
でも、終わってからご自分の話をしにこられた方がおられたりして、すんごいうれしかったです。
さぁ、でも、明日からは日常だ。安全運転で帰りましょう。

けっきょくとどまる

今日の夜は会議があります。でも、あまりにも疲れたので、とにかくビールを軽く呑んでから返ることにしようかと。
ということで、Iっぽくん&こんちゃんと一緒にクロスロードへ。で、かんぱーい!
って、かんぱいしたら、あまりにもおいしい。さらに、ローストビーフのぴろん盛りが出てきて、これがおいしい。ワインにあう!てか、ワイン飲んでるわけですよ。
と、なにやらこれからHがしさんと会いに行くとか。じゃぁ、あいさつしなきゃなりませんね。てことで、完全に会議はあきらめました。
で、Hがしさんを驚かせて、その後みんなでワイワイと中華をつつきながら呑み。
にしても、明日も仕事だよ。

底冷えの体育館→てんこ盛り

今日の午前中は滋賀県の中学3年生対象のお座敷です。そう言えば、月曜日も中学3年生対象でしたっけ。まぁそんなもんです。
会場は広い体育館。ヒーターをつけてくださっていますが、さすがに滋賀県、冷えます。なんでも子どもたちは「防寒着を着てもいい」と言われているそうな。そんなん、いいに決まってますやんか。でも、わたしはなんとなく上着を脱いで、フリース姿になってみたりして。
で、話しはじめました。子どもたちは、はじめはあっけにとられている感じでしたが、少しずつ集中してくれる子が増えてきました。もちろん、集中していない子どももいますが、まぁ1000人近くもいればそんな子がいて当たり前ですよね。
ところが、途中から状況が変わりはじめました。寒い。マジで寒い。子どもたちがガタガタ震えています。もちろん、わたしもガタガタ震えます。でも、与えられた時間、わたしもしゃべらなきゃならないし、子どもたちも聞かなきゃなりません。てか、お互いに「やーめた」って言えればいいのですが、はじまったものは最後までいかなきゃ終わらない。これはつらいです。それでも子どもたちは真剣に聞いてくれます。ほんとに生徒ってえらいなぁ。
てことで、1時間の苦行を終えて、お座敷終了。終わってから前の子らと「寒かったねー」「はいー」みたいな会話をして、体育館を出ました。

で、電車に乗って移動開始。予定より30分前倒しで動いています。てことは、次の目的地に着いてから時間がありますね。
ということで、イオンの中にあるフードコートでラーメンを食べることにしました。2日連続のラーメンです。ラーメンを食べながらも、やらなきゃならないことがあります。試験の解答づくりです。なにせ、今日つくらなければ、明日の採点に間にあいません。でも、ここまで、ほんとうにつくる時間、ありませんでした。
で、ラーメンをすすっては問題を解くをしばらく繰り返しているうちに、あら不思議。解答だけじゃなく、配点もできてしまいました。

で、午後のお座敷はこの間ずっと悩まされていたものです。与えられたタイトルが「近代社会と差別問題」。おおげさです。しかも「話せ」と言われたテーマが次の通りです。

・先生のこれまでの取り組み
セクシュアリティについてのご説明
・カミングアウトできる環境づくり(他者の変容やロールモデルのお話)
ヘイトスピーチ対策法に対する先生のご見解
・部落差別解消推進法に対する先生のご見解
・在日外国人問題も同和問題もSOGIの問題も同じ問題と分かるお話(手紙のお話など)
・先生の今後のご活動など

これは明らかに無理です。てことをfacebookに投げたら、みなさんから温かいメッセージがたくさん返ってきました。ちなみに「なんで引き受けた」というメッセージも多々あったのですが、「頼まれたことは断れない」性格のわたしなので、こんなことは前にもありました。まぁそんなもんです。
それでもとにかくこないだようやくつくったプレゼン、枚数が全部で380枚になりました。てことは、1時間で190枚。1分で3枚ちょっと。まぁ15秒に1枚でいい感じでしょう。
てことで、お座敷スタート。
あとは、怒濤のマシンガントークです。ちなみに、手話通訳の人からのプレッシャーを避けるために、舞台の反対側に立ってみたりして。さらに、要約筆記の人のほうも見ないようにしたりして。
まぁしかし話の中身はあまりにもバラバラです。しかたないです。テーマがバラバラですから。それでも、みなさんニコニコと聞いてくださります。うれしいなぁ。てか、必死でメモをとっておられる人がおられます。それ、待てへんし。
てことで、2時間たったところで
「380枚、しゃべりきりました!」
で画面が黒くなりました。いやぁすごかった。にしても、ほんとうに疲れた…。もうやりたくない…。けど、育て甲斐のあるネタではありますね。

急遽呑み

せっかくI木市に来たので、「呑む?」とメール。ほんとうは筋肉痛のこともあるから家に帰った方がいいんですけど、なんとなく誘ってみたら「りょ」との返事が返ってきました。ということで、試験前の子どもたちも呼び出して、軽く呑み会です。ついでに、3月へ向けた謀議をしたりして。
それにしても、ビール→日本酒燗酒2杯→泡盛ストレートは呑みすぎたかなぁ…。

スマホ問題→「聞かない」というメッセージ

朝、身体がメッチャ痛いです。実は、昨日は雨が降って、雨上がりの歩道をキックボードで移動していましたが、向こうからやってくる自転車をよけるべく進路を変更しようとしたら、点字ブロックがあって、それにタイヤをとられて転倒しちゃいました。昨日はあまりにも痛かったので、肋骨やったからと思ったのですが、たぶん筋肉痛ですね。つまり、転倒した時、身体をガードすべく瞬間にすごい力を出したなごりみたいです。でもま、それならいいや。

で、今日の午前は「第二の故郷」での会議です。最寄りの駅まで行って、山の上に行くべく、激痛の身体を動かしてると、見知らぬやさしいおじいさまが「乗ってくか?」と声をかけてくださいました。うれしいなぁo(^^)o。
で、会議は相変わらず言いたい放題です。学力の現状と、学力の向上を阻害する要因と、その背景にあるものについて、あーでもないこーでもないと話しあいます。で、今日は「スマホ問題」が話題にあがりました。
これ、悩ましいですね。もちろん通常使用も悩ましいですが、例えば、「こもってる子」にとっては、いまや世界との窓口だったりします。それをとりあげるか否か。片や「窓口をとりあげてはいけない」という意見もあるだろうし、片や「依存だから、一度とりあげたほうがいい」という意見もあるだろうし。まぁ、わたしは後者なわけです。「依存先を増やす」ほうがリスクは少ないし、その方法を身につける方法を考える。
で、最後の最後に「これからの人権教育をどうしたらいいか」とかいう、メッチャ大きいテーマが宿題になったりして、どうしろと(笑)。

会議が終わって、京都駅まで移動です。電車の乗換に45分くらいあったので、ラーメンでも食べようかとお店に入って注文したら、まさかの30分待ちでした。それでも食べ終わって駅まで走ったら、ギリギリで予定していた電車に乗れました。よかったよかった。

で、午後はお座敷。今日は定時制の部の教職員研修です。なんでも教職員数は20人ぐらいだそうです。てことは、こぢんまりとした研修になりそうですね。もちろん、だからといってなにかが変わるわけではありません。
とりあえず、会場の会議室に入ると、机がすべて横向きです。そういや、かつてうちの学校で先輩が「机の向きを変えるぞ」と横向きのをすべて前向きにしたことを思い出しました。あの時「そのままでもええですやん」というと、メッチャ怒られました。「話をしてくれんだから、その人が話をしやすいようにするのは当たり前のことだ」ということでした。それ以来、わたしは必ず机の向きを変えるようになりました。ま、それはあくまでもわたしの考えだから、どーでもいいんですけどね(^^)。
で、お座敷開始。はじめはみなさん「ふーん」という感じだったんだけど、途中からガッツリ聞きはじめられて、そうなるとわたしも気持ちが乗ってきます。が、おひとり、ずっと下を向いて、内職しているフリをしたり寝てるフリをしたりしておられる方がおられます。気になりますね。だって、わざわざ2時間もかかる研修会に来て、最後までおられて、なおかつそういう態度をとられるということは、「そういう態度をとりたい」という意思のあらわれなんじゃないかと思うのです。その「意志」を知りたいなぁと思うのですが、無理でしょうね。もしかしたら当事者なのかなと思ってみたり…。
でも、他の人はニコニコ聞いてくださっています。で、今日も2時間ガッツリと話をして、無事終了です。

寄らいでか

H大阪からの帰り道には鶴橋があります。こないだは断念したけど、今日は時間があります。
なので、久しぶりの茂利屋へ。

いや、おいしかった(^^)
そして、いつもの変わらない雰囲気。癒やされるわー。

トリプルヘッダー

昨日、ドロドロになるまで疲れたけど、今日は少し朝は時間があります。なので、少しゆっくりして、まずは1発目のお座敷へ。
−母校の系列校にて
まずは母校の系列の中学校の子ら対象のお座敷です。ちなみに与えられた時間は10分。何をしゃべるねん。しかも、聖書の箇所を選べとか言われたし。まぁ、数日前に選びましたとも。ヘブライ人への手紙の第12章の第1節です。

こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

この場所を選ぶのは父親に助けてもらいました(^^)。ちなみに、そのアドバイスをくれたのはパートナーだったりします。ありがたや…。
会場に入ると、うるさい。ほんまにようしゃべります。まぁ、日常ですからね。で、讃美歌歌って聖書を読んで。ってあきませんやん。すでにそれだけで5分ですやん。なんぼなんでも10分はかかりますよ。てか、10分で終わるかどうかもわからんし。しかも、あとの時間、ケツカッチンやし。
てことで、スライドを使って時計とにらめっこをしながら、自分のライフストーリーを話しました。で、なんとかかんとか10分で終了。
みんな、すごく真剣に聞いてくれました。あとで担当教員の方からのメールで「去年いらだってた子が「今日の話、よかったわ」って言ってくれた」ってあって、すごくうれしかったです。

  • 今のおべんきょ場所へ

で、会場からキックボードで移動開始です。与えられた時間は8分。たぶん間に合うだろうけどね。
で、予定通りの電車に乗って、ホッと一息。あとの勝負は、最寄りの駅から移動です。大阪に着いて、乗換駅まで走って行くと、目の前に電車が。乗れた!で、最寄り駅に着くと、考えていたのよりも10分早く着いていました。
実は、もともとはお座敷開始時刻に到着予定だったので、20分のビデオを流してもらうべく送ってあったのですが、もしかしたら間に合うかも。てことで、またまたキックボードで移動開始です。で、校舎に着いて、エレベーターに乗って、教室に着いたら、開始時間ぴったりです。やった!
てことで、ビデオ上映はなし。最初から話をすることにしました。
今日のネタはミッション3。ここでやるのははじめてです。はたしてHがしさんのおメガネにかなうかどうか…。しかも1時間半しか時間はありません。ま、飛ばすべきところは飛ばして、突っ走りましょう。ネタもマニアックだから若い人にはウケないやろし(;_;)。でも、少し年上の方がおられるのが救いということで…。
案の定、若い人たちにはウケないけど、年上の方にはウケてました。てか、若い人もニコニコしてくれてたから、たぶんそれなりにウケてたのかな。
終わってからHがしさんから「おもしろかった」との感想を聞いてホッとしました。基本的には扱う内容は一緒なんだけど、たぶん切り口が違うんですよね。でも、Hがしさんからずいぶんと教えてもらいながら話を組み立ててきたから、「おもしろかった」って言われるのはうれしいです。

  • 1日の続き

で、学食で昼ごはん。最近の学食はおしゃれらしいけど、わたしが行く学食は昔ながらな感じがします。
その後、H大阪市の副支店長・番頭さん対象の悉皆研修です。こないだもだけど、なんであたしゃこんなことやってるんだろ。もっとちゃんとした人がいるだろうに。でもま、与えられた機会だし、話の中身がイマイチだったら、もう呼ばれなくなるだけのことなので、いつもの通りヘラヘラやりましょう。
で、ヘラヘラやってたら、前回と違って、なにやら時間に余裕があります。なんでだろ。話の中身は変えてないどころか、多くなってるくらいなのに、時間に余裕があるということは、ここまでがよほどのペースだということなのかな。でもまぁ、それなら動画を見せることもできますね。
てことで、ほぼフルバージョンを走りきって、ちょうど2時間です。
にしても、聞いておられた方、たいへんやったやろうな…。

ということで、本日のトリプルヘッダーも無事終了。

「ワチャワチャする」ことと「寄り添う」ことと

朝起きると絶不調です。しかたないです(笑)。もちろん、今日も昨日と同じ分科会に参加です。なので、分科会場まで松江の街を散歩です。きれいですね。そして古い街並みですね。古さがあちこちに残っています。なので、おもしろい。
で、分科会場に着いて、ホッと一息ついたところで、いよいよ分科会開始です。
まずは大阪のレポート。うーん、なんだろ。薄い。でも、これ、レポートの仕方が下手なだけとちゃうかな。Aさん本人とレポーターのふたりしか出てこない。でも、もっとワチャワチャしたことがきっとあるはずなのに。と思って、それを聞こうと質問したら、「ワチャワチャがわかりません」と言われてしまいました。わからんか…。
で、次のレポートは滋賀県。あ、疲れた。聞く限り「いじめ案件を処理しました」としか聞こえない。でも、滋賀が出すレポートがそんなはずがないです。でも、質問する元気がありません。と、きっちり橋本さんが質問されました。うーん、イマイチやなぁ。
その次は徳島のレポート。これまた、うーん。まぁ、たぶんカウンセリングマインドみたいなのを持っておられるんでしょうけど、なんかなぁ。子どもの動きが小さいんですよね。みんなから出てきたことをめあてにして、それをみんなで達成する。でも、そんなにみんなが一方向を向くわけもなく、たぶんここにもワチャワチャしたことがあったんじゃないかなぁ。もしもそれがなければ、レポーターに見えてないか、あるいはそれを許さない統制の集団だったのか。
で、「めあてを達成することがいいことなのか?」という質問をしたけど届きませんでした。それどころか、教頭さんが出てきて、レポーターをほめてはりました。優しい職場であることはわかりました。わたしら、同僚というか先輩というか仲間というか、そんな人から叱られた経験はあるけど、ほめられたことはほとんどないです(笑)。

てことで、昼ごはんは星野さんも誘って、みんなでお蕎麦屋さんへ。マジでおいしい!

午後のレポートは広島の養護教員の方です。んー、好きにやってはりますね。まぁ、保健室は好きですし、保健室ができることは多いです。なにより、養護教員は、学校の教員の中で唯一評価権を持たない、つまり生徒と「評価」という面においては権力関係にない人ですから、できることは多いです。そう思っているわたしからは、なんか、えらい「他の教員から批判されてる」感が出てくるレポートでした。まぁ、そんなふうな学校でがんばってはるんでしょうね。

で、総括討論です。
当然、発言をするわけです。
「今回のレポートを聞いていて、なんか、教員が管理しすぎなんじゃないかなと思うのです。かつては、例えば、体育館の裏とか校舎の裏とか、教員の管理外のところがあったけど、今はすべてコントロール下にある。それでいいのかなと思うのです」
でも、なんか届かない。そうか、実践を話してなかった。てことで、再度発言。

かつて担任した子が万引きしましてね。で、「なにがあったん?」って聞いたら、バイトはじめてクラブやめたら、仲良しの友だちと疎遠になって、ムシャクシャして万引きしたらしいってことがわかりましてね。なので、謹慎だけど、その友だちをその子の家に呼んて、ふたりで話をさせたんですよ。で、わたしはお母ちゃんのグチの聞き役ですわ。ふたりで何を話したか知りません。でも、それでええんです。その子らは、同じクラスのムラの子が自分のことを話した時にバックアップしたんです。
そのムラの子も、ある時放課後のクラスで友だちに「こないだの同和学習の時のみんなの態度に傷ついた」って話したらしいです。そしたら「言ってくれてありがとう」って言われて、なんか、ふたりで泣きながら話したらしいです。でも、わたしはそんなことが起こってるなんて知りません。
わたしの知らないところで、子どもたちはいろんなことをしてるんです。子どもたちは自分がやりたいと思うことをするんです。部落やって言いたくなるからするんです。
わたしらができることは、そんな場をつくること、保障することくらいしかないんだと思います。

届いたかなぁ。
と、会場担当の方が来られて「ちょっとこっちへ」と。なんか怒られるのかなと思ったら、べっぴんの会の山崎さんがおられました。
「ありがとう、ホッとしたわ。ずっとイライラしててん」
と言ってくださいました。
そうかぁ。山崎さんは聞いてくださったんだ。
たぶん、ワチャワチャってそういうことなんですよね。わたしたちの知らないところで、いろんなことが起こってる。そこでなにが起こるかはコントロールなんかできない。それは、子どもたちに任せる以外ありません。そこで任せるということは「信頼する」ということなんじゃないかな。
「寄り添う」という言葉は、たしかに大切ではあると思います。が、それは「任せる」こととは真反対です。そこに常に教員がい続けることになる。それは、子どもたちがつながる力をそいでしまうことにもつながりかねない。さらに、不要なときには「ストーカー」にもなりかねない。もちろん、「寄り添う」ことが必要なときはやらなくちゃなりません。でも、常にそれが必要なわけではない。「任せる」ことがブレイクスルーを呼び起こすこともある。
そんなことを思いました。

てことで、今年の全同教大会も終了。
電車の時間をマージン見て予約したので、ちょっと時間が余ったけど、それでもなんとかかんとか家に帰ったのが10時過ぎ。
疲れたー。