朝、診察&リハビリです。まずはレントゲン。
つながってますね。最初の写真をあらためて見ると、えらいことでした。
その後、手首をグリグリやって
「固いなぁ。でも前回よりはマシかな。リハビリがんばってください」
とのお言葉。
で、リハビリです。
作業療法士さん、あちこちの筋をうまくほぐして
「ふむ、曲がるようになったかな」
とひとりごとを言ったあとグイと曲げられます。うまいな。
リハビリのあとは移動開始。昨日「行く」と言った研究会の会場へ向かいます。途中ワープしたりして、なんとか間に合いました。新会長さんから
「昨日はどうも」
とあいさつされるなど。なんかもう、変な世界になりつつあります。
やがて、研究会開始。今年度の研究課題を見た瞬間カチンときました。
「「わが国」ェー」
しかたないな。今日はおとなしくしてようと思ったけど、発言するしかありません。なので、挙手。が、無視されました。しかたないな。直談判やな。
レポートがはじまるタイミングで事務局長のところに行くと、昨日のHさんがおられたので
「人権教育の世界でこんな言葉つかったらアカンやんか」
とひとこと言って、事務局長に向かって
「もう少し言葉に対してセンシティブにならんとアカンで」
とすごんでしまいました。
こういうの、ほんとはものすごく疲れます。やりたくない。でも、やらなきゃならないんです。だって、もしもあの場に外国人教員がいたら、どんな思いになるか。いや、あの場にいなくとも、府内に外国人教員はおられるし、その人を排除する言葉は許せません。
で、席に帰ってレポートを聞いていたのですが…。
みなさん、ていねいなとりくみをされています。が、なにかが違う。なんなんだろう。やはり病理モデルなのかな。「その子をなんとかする」なんです。もちろん、その側面が必要ではあります。が、そのことだけを考えるのか、「社会モデル」を念頭に置きながらパッチワークとしての「なんとかする」と考えるのかは、まったく違います。このあたり、まんまこないだの佐藤さんへのリプライです。そして、レポートから後者のテイストが伝わってこない。後者のテイストは何によって伝わってくるのかというと、まわりの子にかかわる語りの有無かなと。つまり「集団づくり」です。あるいは、「集団」とまでは言わなくとも、その子とつながりがある子の間にある相互変容みたいなものかな。そういうのが伺えない。結果、意地の悪い言い方をするなら
「せんせい、がんばらはったね」
になってしまう。それは人権のレポートではない。
とにかく「うーん」と思いながら研究会をあとにして、夜の仕事へ。
冒頭「わが国」の話からスタート(笑)。
いや、言葉にセンシティブになることって、決して言葉狩りではないということです。それは、今は「保護者」と言ってるのが、かつては「父兄」だったように、ある言葉が誰かを排除してるという問題提起の中で、教育界において使われる言葉は変えてきたということです。その延長に「国民」や「わが国」という言葉への問題提起がある。そういうことを「次の教員」に知ってほしいんです。
そのあとは、いつもの通り、のんびりと時間を過ごして、無事終了。
「こんなんでええの?」
と聞くと
「いいんとちゃいますか」
って言ってたから、まぁええのかな。
それにしても疲れました。帰ってビールだな。きっとうまいでしょう。
福祉について考えていき隊結成!
今日から3日間、中間試験です。ただ、わたしの担当教科は3日目に試験があるので、採点のしようもありません。ただ、本店に出さなきゃならない書類があるので、そいつをやっつけましょう。しかし、毎年ビミョーに書式を変えるのはやめてほしい。プリントアウトして書くのであれば書式の変更点がわかるんだけど、excel(笑)に直接記入するときは、どこが変更点かわかりにくいです。てか、セルの結合をしてるのかよ!めんどくさい。
そんなふうにして3時頃までがんばって、30分ばっかグラウンドをジョグ。日差しは暑いけど空気はそれほど暑くないです。でも、走り終わったところに事務の方が来られて「死にますよ」と注意されるなど。たぶん大丈夫です。
で、1時間年休をとっておうちへ。シャワーを浴びたい。なにせ、昨日は走ってしゃべって呑んだけど、シャワーを浴びる体力がなかったから、今日はマストです。
すっきりしたところでお出かけ。
今日は不思議なメンバーが集まる飲み会です。発端はこの日ですね。今もつながってる卒業生はほんの数人しかいませんが、そのうちのひとりで、しかも授業つながりという稀有な人Tさんです。でも、あの年のあのクラスはほんとにいろんな話をしたし、そんな中でこの質問をしてくれたのでした。
で、発端となった日にわたしを読んでくださった「教え子」のMさんと、わたしが「おべんきょ」の世界に入るきっかけになったKさんが社会福祉のつながりがあって、その4人で呑もうかと。ちなみに、「マニアックなお店」というプレッシャーがかかってたけど、結局先日と同じお店です。
お店についたらすでにTさんがおられたので、さっそくビール。走ったからうまいわ…。しばらくしたらKさん登場。どうやら高校時代の顧問と同じ名前だったらしく、Tさん、反射的にビビるなど。
と、某人権教育研究会関係のHさんが突然登場。
い「こんなところでなにやってはるの?」
H「呑んでるんやがな」
そりゃそうだ。なんでも某人権教育研究会の新会長Uさんと呑んでるんだとか。
H「明日、来るんかいな」
い「行きますよ」
H「Uさん、紹介するわ。来ぃ」
てことで、しばし来年度のことについて謀議。てか、HさんとUさんも今年度のことで謀議してたんやろな。
で、席に帰って、ここからはTさんの高校時代の思い出話でみんなで爆笑してました。いや、わたしの授業、ひでぇな。
そういや、あのクラスは演習してたから、予習せずにやってました。すると、たまに間違える。間違えたら、なぜ間違いに気づいたか、そして間違えた原因はどこにあるかを説明して、その後、正しいルートをどうやって見つけたかも話をする。そんな授業をしてました。すると、授業中寝てしまうと、「あれ?ここはどこ?」ってなるそうで、それがおもしろかったんだとか。
あとは授業中の雑談かな。とにかく数学をやらなかったらしいです。てか、ここには書けないようなことを話してたらしい。そういや、思い出しましたよ。ひでぇ。
そうこうするうちにMさん登場。MさんとKさんは師弟関係にもあるし、MさんとTさんも師弟関係にあります。そして、そのフィールドが社会福祉なので、話がまたまたはずみます。現在施設で働くTさんに
「ほんとは施設をつぶさないとアカンのやけどね」
と言いながらも、Tさんの利用者さんへの愛が伝わる話がおもしろい。もしも今探してるルートがダメなら、リビングライブラリに来てもらおうかなぁ。
そんな感じて10時過ぎまでさんざん笑って飲んで、最後にラインの交換。と、
「めんどくさいからグループつくろう!」
ということになって、Tさんがグループをつくってくれたんですが、その名前が「福祉について考えていき隊」で、これまた一同爆笑。
帰りの駅でパチリ。
いい夜でした。また集まりましょう!
新たな世界
朝、目が覚めると7時半。帰ってきたのが遅かったので睡眠時間は短いかもしれないけど、なんか寝た気がします。走ったからかな。
とりま朝ごはんを食べに行きましょう。そうか、東横インは部屋に持っていけるのでした。部屋で食べたほうが楽だな。ということで部屋に持って帰ってきたけど、取りすぎました。
が、食べてしまいました。たぶんお腹が減ってるな。
その後、10時まで部屋でゴロゴロ。10時になったのでチェックアウト。10時ジャストの人がたくさんいて、エレベーターは大混雑です。チェックアウトをすませてロビーでボーとしてると、大荷物の方がおられて、エレベーターをとめてました。たいへんやなぁ。
そうこうするうちにS藤さんが来られて合流。今日一日がはじまりました。
向かうは九州大学。最寄りの駅でとりま昼ごはん。S藤さんのご希望により、「資さんうどん」です。ケンミンショーで見たことあります。お店に行くと、行列ができてます。すごいな。しばらく待って席に案内されました。なにを食べようか。まぁ、定番メニューからですね。ということで、「ごぼうの天ぷら肉うどん」にしました。
やがてやってきたのがこれ。
かなり大きい。でも、うまいです。もちろんごぼうの天ぷらもおいしいのですが、ダシがいい。パンチがきいてます。そして麺もいい。さぬきほどではないけど、柔らかさの中に弾力があります。これはおいしいわ。
昼ごはんを食べたら、いよいよ九州大学へ。到着したところで記念写真など。
今日は日本哲学会の大会で、わたしはワークショップで話をすることになりました。発端は『心とからだの倫理学』です。著者の佐藤さんとS藤さんがお友だちで、佐藤さんを紹介してもらって、zoomでおしゃべりしたことがきっかけで、今回のお座敷になりました。ちなみに、こないだの打ち合わせは今日のためでした。
お座敷は3時45分から。かなり時間があります。今回はハイフレックスなので、少しテストをしてみたり。そうこうするうちに3時になりました。と、突然走りたくなったので
「走ってきます」
と言ったら笑われてしまいました。だって、お医者さんに言われたんだもん。ただ、あまり時間がないので20分だけですね。坂道を延々と登って、大学の一番奥の農学部前まで行きました。それにしても九州大学、めっちゃ広いな。
帰ってきて着替えたら、すぐにお座敷の時間です。ヤバイ、汗がとまらない(笑)。
で、お座敷開始。リアルで聞いてくださってるのは40人くらいかな。広い教室なので、少々まばら感があります。ただ、ネットの向こうにも70人くらいおられるので、100人くらい聞いてくださってることになりますね。しかもみなさん、哲学のプロパーです。ハードルが高い。
ところどころでいつものようにネタをふります。はじめのうちはみなさんとまどっておられましたが、
「これ、渾身のネタなのに」
とか振ったら、関西圏出身の方々[1]この人とかこの人とかが反応してくださって、ようやく場が温まってきました。ここからは、ネットトラブルが数回あって、少し「どこまでしゃべったっけ?」感があったりもしたけど、なんとか時間内に終了。でも、けっこうガッツリ聞いてくださってて、うれしかったです。
終わってからの佐藤さんのツッコミが、これまた難しい。でも、人権教育担当者として考えたこととかいろいろ話させてもらいました。
その後、質疑応答。誰も質問しないのではと思ったけど、なんのなんの。いろいろ質問してくださって、これまた「さすがやな」と思うなど。そんな中こんな人からもコメントがきて、これまたびっくり。でも、とても共感されたようで、うれしかったなぁ。
6時15分ちょうどにワークショップ終了。その後、数人の方とやりとりして、そのまま関西圏出身の人たちとタクシーに乗って博多駅に向かいます。駅から電車に乗ってあれこれしゃべりながら、新幹線を予約しようかなと。と、みなさん、博多駅で一杯だけ飲むんだとか。しかも、名古屋に帰るOく田さんが予約しておられる新幹線と、わたしが乗ろうとしてたのが30分しか変わらないんだとか。
うーん。
わたしも飲もう(笑)。
で、駅で飲んでるうちに、なにやら7月にもう一回福岡に来ることになるような話になったり(笑)。
で、40分ほどのプチ呑みのあと、おみやげとワインとアテを買って、新幹線の中の人になりました。ちなみに、グリーンポイントを使ってグリーン車です。快適です。ワインを飲みながら、ゲンコを書いたり今日を振り返ったり。そのまま寝てしまって、目が覚めたら岡山。京都まであと1時間ですね。ここで寝たらヤバイです。
京都に着いて、あとはおうちに帰るだけ。長い、でも充実した2日間でした。そして、新たな世界と出会った2日間でもありました。
S藤さん、こんなステキな機会をつくってくださって、ありがとうございました!
久しぶりに走る
朝はいつもの猫の額で朝ごはん。
時間もあるので、新聞をゆっくり読みましょう。新聞って、とにかく情報がいっぱいつまっています。知らないことがいっぱい書いてあって、おもしろい。とにかく「あいの日」は新聞を読む時間がありませんなので、貴重な時間ですね。
その後、しばしダラダラ。
昼前に東九条へ。
青空写真展です。実はまだ見てませんでした。新聞に「明日まで」って書いてあったので、これは行かねばと。
ゆっくり見ると、新たな発見がたくさんありますね。やはり希望の家が果たしてきた役割は大きいんだろうなとか、ヤンミンギさんとか崔忠植さんとか、「うわぁ」と思ったり。ハンマダンのみなさんも若い。そして、東九条マダンに出演しているウトロ農楽隊の人びとの写真もあります。
そんなのを見ながら、やはり自分は東九条に知りあいはいっぱいいるけど、何もしてないなぁとあらためて感じます。もちろん、自分の現場は学校なので、それはそれでいいのですが、地域でなにかということは、なにもしてないですね。まぁしかたないか。
で、新幹線に乗って西へ移動。降りたのは博多。駅前に人だかりがあったので何かと思ったら、志井さんが来てました。
ホテルに着いて、速攻着替え。久しぶりのジョギングです。
初めての街を走るのは、なにがあるのかわからないので楽しいです。河原がおもしろそうなので、ウロウロ。清流公園のあたり、おもしろい。
ホテルに帰ってきて、お風呂に入って、しばしダラダラ。
その後、S藤さんと合流して呑み。哲学な人がいっぱいおられて、少しとまどうなど。でも、異種格闘技戦ぽくて楽しいです。しかし、芋焼酎は効くな。どうやら途中寝てしまったみたいです。S藤さんから「帰るよ」と言われて目が覚めて、なんとかホテルまでたどりついたようです。部屋に入ったら、バタン。
筋肉痛
朝、職場に向かいながら、久しぶりにトドリストをつくってみました。最近、頭の中につくるだけで文字化してなかったからなぁ。やはり文字化した方がよさそうです。
職場に着いたら、さっそくトドをこなしていきます。
まずは今週末に使うかもしれない名刺づくり。ずっと
「切らしてます」
「いいですよ」
ですませてきたけど、やはりあるに越したことはないかなと。
その後、細々としたタスクをこなしているうちに始業時間が来て、あとは授業だのなんだな。そうそう、テストの解答をつくって印刷もしなきゃ。
と、来客があって…。
そんなことをしていると、めっちゃ疲れてきました。心配になったので、保健室に血圧を測りに行くなど。
い「朝が高いんですよ」
養「それ、心配ですね」
い「でも、夜はアルコールのおかげで下がるんです」
養「笑」
みたいな。
そんなことをしてると、あっという間に定時になりました。
おかしいな。こんなに1日が短いのは、やっぱりおかしい。自分の処理能力が落ちてるんだろうか。てか、疲れもひどいです。それも筋肉痛がある。なぜなんだろう。
そんな感じで帰りの電車。京都駅に着いて、階段を急いで降りていると、足を滑らせて尻餅を着くなど。さいわい左手はつかなかったからよかったものの、危なかった。
地下鉄に乗って最寄りの駅まで移動して、行きつけの内科医へ。久しぶりに血液検査です。ついでに血圧の相談にも乗ってもらいましょう。
「運動はしておられるんですよね」
「サボってます」
ということで、薬をもらう前に、生活習慣の改善を提案されました。1日30分、ゆっくりとしたジョギングをしろと。しかたない。さっそく明日からやりましょうo(^^)o。実は、シューズは買ってある。
で、家に帰ってzoom、ウトロ平和祈念館の運営会議です。
みなさん、ウトロウィークを乗り切って、本当にホッと一息という感じです。わたしはそれほど何もやってないので、申し訳ない気持ちです。それでも、ここに入れてもらっているのは、やはりうれしい。なので、なんらかの形で貢献しなきゃね。
そんな感じで9時過ぎにすべてのタスクが終了。みんなご飯を食べたあと、わたしを待ってくれていました。で、みんなで「マツコの知らない世界」を見ながら、わたしはビール。寝る前にパートナーが筋肉痛のところをアロママッサージしてくれました。
ありがたいなぁ。
快方に向かってる?
今日も3時半までわわわと仕事。なんでこんなに仕事があるんだろ。わたしの要領が悪いのか?でも、なんしか、ソファで横になってデータを読む時間がまったくとれません。おかしいな。
そんなこんなで、3時半に職場を離脱。リハビリです。
前回は難しい顔をされてしまったので、今回はどうかなと思いながらリハビリ室へ。途中、右肩のリハビリをして下さっていた作業療法士の方に会って
「久しぶりです」
と声をかけられるなど。なので、
「ほら、見て!」
と右腕をガツンとあげて見せました。作業療法士さん、ビックリしておられました。
「あれからリハビリされたんですね」
と言われたので
「普段づかいですね。でもみなさんのおかげです」
とお礼を述べたり。とそこへお医者さん。いきなり左手首をぐいぐいやって
「固いなぁ」
とのお言葉。どうやら固いらしいです。
それでも今の作業療法士さんが手首を触ると
「柔らかいですね。がんばられましたね」
との優しいお言葉。そこから、今日の70%を攻めるリハビリ開始。あー、疲れた。
なんでこんなに疲れるんだろ
朝はいつものように出勤。今日は昼前にふたコマだけなので楽勝です。で、職員朝礼に行くと、ホワイトボードに「放課後職員会議」の文字が…。テンションだだ下がりです。
で、職員室に帰って、各種書類をつくろうかと。ここで、えらいことに気づきました。なんか、書類を入れてる引き出しがいっぱいです。これはアカン。
ということで、断舎離開始。てか、こんなに古いものが入ってたんだ。そんな気づきがあるということは、「こんなに古いもの」は見てなかったということなので、捨ててもいいということです。そんな感じでバサバサ捨てて、さっぱりしました。これで書類がつくれます。
で、授業が2発。けっこう質問に来てくれたのでよしよし。まぁ、「そこ聞くか」というところを聞いてくるのはご愛嬌。そこを聞いてくれたらいいんです。
今年度はけっこう授業のスケジュールがつまってたので、かなり焦って授業をしてしまいました。ひとコマあたりのスピードもそうですが、毎週の確認プリントをやる時間も惜しんだので、子どもたちも確認できなかったんでしょうね。それをまとめてやってる感じです。
そんな感じで、あっという間に昼休み。
午後は昨日のリアクションペーパーの入力です。
昨日の夜の仕事では「国民ェー」というスライドをつくりました。何が伝えたかったかというと、ある言葉を使う時に、なにかを排除してるかもしれないということを意識することが大切ってことです。「国民」という言葉を選択するということは、自動的に外国籍者を排除してしまうということです。さらにそれの事例として、カジノ反対のポスターを見せて「日本人の税金」という言葉の選択に自動的に付与される意味について話しました。
それに対して「批判するつもりはないけど閉塞感を感じる」というリアクションがありました。そうか。ここに閉塞感を感じるんだ。わたしは自由になるんですよね。言葉の選択肢を広げ、その中から選択する。そういう行為は自由だと思ってるんですよね。あるいは「国民」どいう極めて縛りのきつい限定された意味の言葉があった時に、そこにほんの少しだけ「余白」を加える。それは「国民だけじゃないんだけどね」どいうひとことでいい。そういう余白を加えることは、閉塞感とは真逆という感覚があるんだけど、おかしいかなぁ(笑)。
まぁ、そんなことを来週話してみましょう。
6時間目はセクションの会議。だけど、特に議題はなし。なので情報交換をする人もおれば、しない人もいる。わたしは報道特集の映像をチェック。これを見せた時、みなさん、なにをキャッチされるかなぁ。
放課後は職員会議。なんだろ、このムダ感は。読めばいいことをしゃべって伝える。まぁ、しゃべられなければ読まないんだけど、それなら「〇〇について書いてあるので読んでおいてください。あとで「読んでない」はなしですよ(笑)」としゃべればいい。会議そのものの必要性はあるだろうけど、すべての会議が必要とは思えないですね。
で、会議が終わったら定時前。うーん…。まぁええか…。なんしか疲れました。
家に帰ってビール前の体重計のメーターが普段より1kg少ない数値を指してました。そういうことなのね。さそやビールがうまいことでしょう(^^)。
外国ルーツの高校生をエンパワメントする実践―大阪府立「枠校」の卒業生調査からー
今日は某人権教育研究会の総会です。なので、京都府中部の町まで出張。朝の乗客は多いです。それも学生さんが多い。沿線にはたくさんの大学があるからかな。ちょっと考えただけでも、佛大、花園大、立命館大、京都先端科学大、そして京都医療科学大と京都建築大か。その先には鍼灸大もありますね。すごい路線だな。
そんな感じで会場に到着。9時集合と言われてたけど、電車に乗り遅れて少し遅刻。いや、一本の遅れが大きくなるんですよね。
で、記録用のビデオカメラをセットしたら、特にやることもなく。そこへ本店のえらいさんが来られました。なにやら今日は午前中で帰るんだとか。これはイヤミを言いに行かなければ。
「なに?今日、午前中で帰るんやて?午後の講演を聞く気がないってことやな?つまり、在日外国人教育をやる気がないってことやな?」
まぁ、日程調整がうまくいかなかっただけってわかってるけど、イヤミは大切です。とは言え、今年度の本店主催の研修会にようやく在日外国人教育が入ったり、動きはじめてはいます。なので、それについては
「うれしかったよ」
とほめておきました(笑)。
さらに某在日外国人教育関係の全国大会の宣伝もおこたらず。なんか、2日目はさっきの研修会があるけど、1日目に来るかもとか。ならば2日目は若い衆に参加させろよと。
そんなふうにして会議がはじまりました。
室長の話を聞いていると、「外国人生徒の在留資格の把握につとめる」とか出てきて、やったなと。やっとの一歩です。しかし、その文章、今年のを読んでないんですよね。しまったな。いや、非常勤の人も含め全員に渡したら、わたしの分がなくなってしまったんですよね。ただ、別の文言も加わったらしく、めんどくさいなと。
そんなこんなで、午前の会議は終了。
午後は記念講演。タイトルは「外国ルーツの高校生をエンパワメントする実践―大阪府立「枠校」の卒業生調査からー」、講師は今井貴代子さんです(笑)。今井さんとのつきあいは長いです。交流会をはじめる前、stnで呼んだこともあるから、たぶん20年近いんじゃないかな。はじめてサシ飲みした時今井さんはまだ学生で、一緒に天一に行って、そのまま今井さんは帰れず、なんでも夜通しどこかで飲んでたとか。でも、ほんとうに在日外国人の子どもたちとともにいる実践者であり研究者でもある。なので、「枠校」の実践と、それが大阪府立高校全体へと波及している内容について話してほしいと思いました。山田さんの話もだけど、大阪の実践をそのまま京都にもってくるのは不可能です。ただ、ヒントはある。そのヒントをつかんでほしいという思いです。
まずは全体状況。マニアックな数字を持ってこられました。京都府の18歳までの家族滞在の人数です。なんと、16歳〜18歳が73人もいる。ということは、わたしたちの前で顕在化している生徒数は、ほんの氷山の一角ということです。そして多くの家族滞在の子らは高校以外の「どこか」にいる。
そういう状況と文科省の動きを説明されたあと、いよいよ「枠校」の話がスタート。枠校の歴史と現状、そこでおこなわれていることの紹介です。なかでも居場所の大切さは「だよな」と思いました。今井さんの話の中で繰り返し出てきたことは、ロールモデルの存在でした。それはかつての、そしてもしかしたら今もですが、部落の高校生のことと重なります。家族は全員土木業で、大学に行った大人はまわりにいないというのが普通でした。同じように、家族は全員工場勤務で、親戚は高校にも行けてないという外国人生徒が大学に行こうと思うにはロールモデルが必要です。そしてもうひとつ必要なのが教員の支援です。支援と言っても、たとえば「はげまし」「情報提供」といったあたりかな。ただ「はげまし」は誰にでもできるけど「情報提供」はむずかしい。
そこで必要となるのが教員のネットワークです。みんなで情報を共有する。
こうしたことに寄与するのが「外国人教育研究会」なんですね。つまり、教員のネットワークだけでなく生徒のネットワークもできる。後者が交流会です。
さらに今井さんは現在の課題も語られました。それは働き方改革です。そこで活用できるのがICTだったりします。そしてそれを担保する文科省の動きがある。そんなあたりを利用しながら、でも一番大切なことは、「社会的な障壁を取り除いくことで、その子が生きやすくなること」なんですね。
ちなみに、そのあといろいろ質問された方がおられましたが、たぶん府教委の人間とは違うと認識しながら、府教委の代弁をする大学教員って思ってたんじゃないかな。まぁ、今日の今井さんの出で立ちは、ふだんと違ってシュッとしてましたからね(笑)。
てことで、夜の仕事へ。
前回のリアクションペーパーに「専門家主義批判について、もう少し知りたい」というのがあったので、どんな動画を見せるか悩んだ末、これの全国放送バージョンを見せました。全国バージョンにはわたしはチラリとしか出ませんが、それでもみんなびっくりしたのかな。ただ、リアクションがなくてさびしかったり(笑)。
夜の仕事のあとはzoomで恒例の会議です。しかし、そんな感じで9時ころまでやってたら、さすがに疲れました。
やはりkeynoteはよくわからん
とにかく月曜日は午前の授業が3/4なので、ひたすら授業に行ってる感じです。にもかかわらず、朝の電車が「障害物との接触」で、安定の遅延です。まぁでも「お客さまとの接触」でなくてよかったです。
てことで、職場に着いたら、あまり時間がないけど、とりあえず朝ごはん。朝ごはんを食べながら、プリントづくりです。なにせ来週から中間テストで、今日、試験範囲が終わります。ただ、試験まで4コマとか6コマしかないので、どういう範囲をどういう順番でプリント出すかが大切です。そうそう、送られてきた文章がふたつあって、こいつのチェックもしなきゃ。
そんなことをわわわとやって、まずは1発目の授業です。
授業から帰ってきたら、片方の文章の修正。そうだ、夜の仕事の予習もしなきゃ。しかし、この予習内容、もっと前に知ってなきゃなりませんでしたね。もっとも、そう思えるのは「今」だからなのかもしれませんが。
その後2連発。わたしの前に陣取って、ひたすら質問をしてくる生徒がいます。それ、ほとんど授業中に説明したぞとは思うのですが、どうやら教科書への書き込みが嫌いらしいです。となると、有効なメモの方法を考えなきゃね。てか、本来は考えてもらわなきゃならんのですけどね。
で、おべんとを食べながら「専門家主義批判」の動画を考えてみたり。はたまた、来週の夜の仕事のプレゼンつくってみたり。keynote、使いにくい。なにが使いにくいって、テンプレートが少ない。てか、ほしいテンプレートがない。単純な話で、ふたつの論議を比較するためにオブジェクトがふたつ並んだテンプレートがほしいんですけど、ない。しかたなくつくろうかと思ったけど、なんか、つくるのがたいへんです。いろいろ調べてみたけど、言われたメニューが出てこない。もしかしたらバージョンの差なのかなぁ。まいったなぁ。わたしはおしゃれなスライドをつくりたいんじゃなくて、単純に文字を映したいだけなんですよね。
それでも、ipadにはそれなりに慣れてはきたかな。
午後は会議があったり、管理職の面談があったり。私し相手の面談はめんどくさいやろなぁ。なにせ、支店長も副支店長も後輩やからなぁ。でも、もうすでになにを言われることもなく、淡々と過ぎていく面談です(笑)。
放課後は追認補習。なかなか数学的には重たいものを抱えた子らです。これまでいろんな子の追認をしてきたけど、かなりきついですね。どこかで数学をやめちゃったんだろうなぁ。高校だと数学をやめることは単位を落とすことだし、追認をあきらめることは卒業をあきらめることなので、とにかくやめるわけにはいかない。でも、小学校や中学校は「やめ」ても卒業できるからなぁ。どうしたもんだろ。
微分のグラフ描きを3問やって、それを見ながらでいいからひとりでやるというテストをやったけど、質問が出てきて
「いや、いまはひとりでやる時間」
と、思わず笑ってしまったけど、そうなんやろなぁ。
てことで、追認補習が終わったら、ほとんど定時です。今日はほとんど机の前にいなかったな。
とにかく帰ってビールを呑もう。
やる気スイッチOFF
朝起きると、完全にやる気スイッチがどこかに行ってました。まぁしゃーないです。ただ、今日は完全OFF日なので、もったいない。
とりま、朝ごはんを食べてから、今日何をするか考えましょう。ほんとはデータ読みはもちろん、少しでも書きたいところです。でも、方針が定まってないから書けません。マジでやばいです。
そうだ。おべんとのネタだ。てことで、午前いっぱいを使ってこれから1週間の朝・昼の食事をつくりました。
ちなみに、朝ごはんはポテサラ。おべんと用にほうれん草のおしたし、たまご巻き、ゼンマイとつきこんにゃくのきんぴら、ニンジンと干し椎茸の炊いたんです。メインは毎日変えましょう。
そんなことをしていたらお昼になりました。なので昼ごはん。
休みの昼ごはんは定番のトゥンセラーメンです。
さてと。どうしようかな。と、テレビをつけるとBSで鉄道への熱い愛を語る番組があったので、しばし見てみるなど。アカンなぁ。
番組が終わったところで、ようやく本を読みたくなってきました。なので、横になりながら「矢吹本」を読んでみたり。そうか、歴史と社会状況への考証か…。うーん。まぁでも、マスターナラティブみたいなのは検討する価値はあるかも。そのための本は2冊揃えたし。
なんかでも、あまりこねくりまわすのも違う気がしますね。もともとのシンプルな分類でいいのかもしれない。そういう中で一生懸命生きてこられた「語り手」の話を紹介するだけでも充分な価値があるのかな。
そんなことをしてると、なんとなく暗くなってきました。よしよし。あとはお風呂に入って、ビールだな。
それにしても、たぶん書籍化とかなんとかがなかったら、もっと楽に生きられるんだろうな。まぁええか。自分で選んだ生き方だ。