すき間の1日

今日はもともと出張が入っていたけど、いきなり日程変更になったため、何もなくなった出張日です。なので、試験カントクもないし、授業もありません。ごめんなさい。
なので、ゆるゆると過ごします。
喫緊のタスクは、明後日が締め切りのゲンコです。とはいえ、ほとんど書けています。最後のところをどうするかだけです。まぁオチですね。ところが、これがなかなか。なかなか降りてきません。仕方ないので
「オチが降りてこない」
とぼやくと
「「オチ」が落ちてこない」「失われたオチを求めて」
と返ってくるので、仕方なく
「オチを求めて三千里」
とか返しておきました。ちなみに
「やっぱオチって大事なんですね」
というつぶやきがあったので、
「大事なことは最後に言う」
と、かつて前のセンセから教えてもらった格言を伝えるなど。
そんなこんなでいろいろ考えているうちに、気がつきました。順番を変えたらオチになる!
てことで、無事オチました。知らんけど。
あとは、冬休みの宿題を印刷したり、あれやこれやしていると、あっという間に定時になりました。さて、帰ろう。明日から、ややこしい日々がはじまる。

そして日常

朝、起きようと思えば起きられるけど…。ほんの少しだけ寝坊をしましょうか。と言っても、朝の雑事を少し省略するだけで、いつもの時間にスタート。
立番が終わったら、タスクリストにしたがって雑事を開始。まずはノートチェックから。その後、校正原稿を送ったり、連載の校正をしたり。とは言え、金曜日にめっちゃがんばったので、急ぎの仕事はありません。
と、支店長からメール。いつもの仕事がやってきました。まぁそんなに文章を変える必要もないのですが、少しゆっくりと見てみましょうか。そうそう、新しいゲンコの続きもやらなくちゃ。
そんな感じで昼間を過ごして、いつもの通り夜の仕事へ。
今日のテーマは「非行は学校教育と密接に結びついている」です。発表してもらう前に、少しだけ全同教の話。その後、発表してもらいました。
まず押さえておかなきゃならないところをきっちり押さえてくださっています。それは「逸脱=ある基準からはずれた望ましくない行動や社会事象」ということです。その「基準」や「望ましくない」は、どのように決まるのかというあたりです。
さらに話は統計調査結果と、その読み方の話へと移行します。大麻もそうだけど、「見つける」から「見つかる」。そして「件数」が増える。実は極めて恣意的なものです。そういうからくりを知っておかないと、「少年の凶悪犯罪が増えている」みたいな論調に簡単に乗せられてしまいます。さらに話は「理論」へと移行します。「学習理論」「コントロール理論」「ラベリング理論」なんかが出てきます。わたしとしては、頭の中にこれまでのいろんな生徒の顔が浮かんできます。それぞれにあてはまるところとあてはまらないところがあるので、ひとつの理論ですべてを押し切るというよりは、ある事象に対して複数の理論を交差させる方がいいんだろうなと思ったり。そして、階層と非行の関係性の話。
さてさて、学生さん達、どんなことを考えるかな。てことで、ホワイトボードの書き書きです。
今回のお題は、簡単に言えば「事象」を書いたあと、「原因」を書いて、最後に「対処法」を書くという感じです。今回は、というか、今回あたりから、わたしは書くのをやめましょう。教員のバイアスが入ってしまう。
みなさん「事象」については、「ありがち」なことを書かれます。そこで「酒も呑んでタバコも吸ってバイクにも乗ってたけど、別に非行というラベルを貼られなかった70年代の先輩」みたいな話をしてみました。そして「原因」です。これが見事です。誰も「本人の弱さ」みたいなことを書きません。階層の話や排除の話、あるいは社会関係資本のことを書いてこられます。すばらしい。
てことで、わたしからコメント。
「かつて「非行は教育の宝」という言葉があってね。これは「非行」はその子の社会背景や教育課題を顕在化させるものだということです。だから、教員がやらなきゃならないことは、その非行の背景にあるものを解決していくことなんです。ただ、これだけじゃなくてね。「非行は差別に負けた姿」という言葉もある。だから「差別に打ち勝つ」ことを通して非行を克服していこうという話なんです」
ただ、「対処法」になると、個人モデルになります。次はここだな。てことで、わたしからコメント。
「原因が社会にあるなら、その対処も社会で考えないといけない。ただ、ここでは「どんな言葉をかけますか」ですからねぇ。わたしが出せるのは美浪和行さんが言われた言葉かなぁ。それはね。「あなたが悪いわけじゃない」っていう言葉なんですよ」
学生さん達が原因を社会に求めてくれたのは、ほんとうにうれしかったです。確実に学んでおられるってことです。
さぁ、帰ってビールを呑もう。久しぶりに日常のビールです。

次を向けると思ったら

とにかく11月はてんやわんやの月です。
まずは東九条マダンですね。今年は他の人にお願いしましたが、それでもその準備で走りまわっていました。で、今年はその代わりに秋田に行ってました。帰ってきたらリビングライブラリと小林さんの講演の2週連続の人権学習です。人権学習にはもれなく「たより」がつくので、ほぼその週はなにもできません。ひと息ついたら、気がつくと20日を過ぎているので連載のゲンコを書かなきゃなりません。昨日それを手放したので、ホッとしてたら、別のところからゲンコ依頼が来ていて、どうしたものかと。それでも今日は久しぶりにインタビューデータと向きあえます。
てことで、まずは筋トレとランから。

今日は久しぶりに6kmの周回コースを走りましょうか。ただ、あまりにも久しぶりすぎて、ペースがわかりません。最初の1kmのコールの時に時計を見たら5分30秒を切ってました。ちょい早めかなぁ。2kmまではいい感じでしたが、ここからタイムが落ちていきます。てか、きつい。やはりインターバルばかりだとダメですね。これからは長距離も入れていきましょう。
結果、スプリットが5分26秒→5分27秒→5分48秒→5分52秒→5分59秒→6分03秒でした。どんどんタイムが下がっています。トータル、6.45kmを37分13秒で、アベレージが5分46秒です。そろそろ追い込まなきゃならない季節になってきたけど、これではアカン気がしますね。

ランのあとはランチです。久しぶりの外食[1]「そとしょく」と読む(笑)。

カップ焼きそばと思ったけど、今日も自家製焼きそばです。唐辛子とコショウとラー油が入っているのでピリ辛です。ランのあとのビールがうまい。
さて、インタビューデータだと思った次の瞬間、思い出しました。月末締めのゲンコがあるのでした。依頼状を見ると1600字から2000字らしいです。ここからのスケジュールを考えると…。土日はまったく使えないしなぁ。今日~スタートしなきゃどうしようもないですね。
でも、ふたりぶんだけはいじってしまいたい。なので、それをサクッとやってしまいましょう。
さて…。ゲンコのために読みなおすか…。ダメだ、心を揺さぶられる。でも、それを率直に書けばいいか。ということで書きはじめたら1200字くらい書けました。まぁ多めに書いて、そこから削るパターンなので、まだまだだけど、ここからだな。
しかし、なぜわたしに依頼があるんだろう…。

footnotes

footnotes
1 「そとしょく」と読む(笑)。

少し復調

朝起きたら、まぁ、体調はもどってる感じですね。ただし、今日はヤクゲトの日なので、朝は少しのんびり。ほんとにこういう日がないともちません。
で、お医者さんへ。なんか、少しやせられたみたいで、降圧剤がいらなくなったんだとか。すばらしい。もっとも、わたしはこれ以上やせるのは不可能なんで、お酒だな。缶チューハイを飲まなければ…。変わらんか。
午後は出張です。ただ、思ったよりもひとつ早い電車に乗れたので、会議場所の近くでピクニックしましょうか。

ほんとうは東屋で食べたかったけど、地元のマダムがしゃべっておられたので、河原の階段に座りました。まぁでもいい感じです。その後、東屋があいたので、そちらに移動してゲンコを書いてみたり。
そして会議です。まぁなにがどういうこともなく、滞りなく進むというものです。ひとつ、懸案事項があったけど
「捨てましょう!」
で決着。断捨離やな。
てことで、少し早めにお家に帰れたので、筋トレとランです。1週間ぶりです。忙しかったからなぁ。

今日は久しぶりにジョグ→インターバル6本→インターバル→1kmちょいのジョグコースにしました。久しぶりなので走れるかと思ったけど、なんとなく走れました。
スプリットは5分48秒→5分34秒→5分37秒→5分49秒→6分05秒で、トータルで5.4kmを31分08秒。アベレージは5分44秒でした。うーん、イマイチやな。

さぁ、あとはシャワーとビールが待っている!

もう呑まない

朝、絶不調です。昨日、早めに寝たのに眠い。眠いだけじゃないです。とにかく体調が悪い。瞬間「労働者の権利」というワードが頭をよぎったけど、そうもいかないので出勤です。
立番中も体調はもどりません。授業の方はプリント学習なので、まぁなんということはないのですが…。
しかし、子どもたちの活動を見ていると、勉強に向かう子とそうではない子の差がはっきりしてますね。ほとんどの子は向かってるんだけど、そうではない子がきついな。なかでも、友だちが少ない子がきつい。友だちが少ない子は「依存先」が少ないこととニアリーイコールなので、依存先が休むと、とたんにきつくなります。どうしたものか。
そんなこんなで午後も授業。まだ体調がもどりません。まぁ思い当たる節はあります。昨日飲んだヤツです。缶チューハイです。
考えてみると、ビールも日本酒もワインも、発酵させてつくってます。焼酎もウィスキーも発酵させたものを蒸留したものです。基本、自然の力がベースで、そこにひと手間かけたものです。でも、缶チューハイは違う。エチルアルコールに香料と甘味料と炭酸をぶち込んだものです。たぶん、これがわたしにはあわないんですね。
かつては9.99だったかでは悪酔いしたけど、他のものは基本的には大丈夫でした。が、サンガリアの9%でやられるようになりました。今回はサンガリアの7%でやられました。たぶんそういうことなんですね。
てことで、今後はほろ酔いのホワイト以外の缶チューハイは飲まないことにします。そのうちきっと、ホワイトも飲めなくなるだろうな。でも、それはそれでいいです。
てことで、午後の授業の冒頭、缶チューハイを飲まない宣言です。生徒は苦笑してました。
そして夜の仕事へ。今日のテーマは「教師はどのように生徒と関わってきたのか」です。著者は知念さんです。
授業にしろ生徒指導にしろ、知らない人は一方的におこなっているように思うかもしれないけど、実は極めて相互行為の中で進行します。ただ、あまりにも臨機応変だと「不公平」とか言われてしまう。まぁ、かつてわたしが担任してた時は「担任預かり」なる謎の制度があったけど、それは「不公平」という声を押さえきれる自信があったからです。ちなみに、その声はどこからくるかというと、生徒だけじゃなくて教員からも来ます。で、どうやって押さえるかというと「担任はどひだから」だったりするわけで、あまりにも謎です。でも、そういうのが成立してた。まさにそれが「現場の教授学」でした。
そういや、かつて、支店長が授業を見に来たとき「独特なやりかたで押さえてるなぁ」って言ってました。まぁ、まだ「現場の教授学」が、わたしの中には残ってるってことです。ただ、それが成立しなくなったときどうするかというと、「お世話モード」と「ぶつからない統制システム」によって、「誰もができる」やり方へと移行しました。なぜなら「アカウンタビリティ」が発生してきたからです。
そんなあたりのことを発表してもらって、いつものホワイトボード書き書きです。
やはりおもしろいなぁ。学生さんは、なんだかんだ言って、そこそこのランクの高校を出ておられます。いくら「そうじゃない」と言っても、松茸梅で言うなら梅ではない。必然的に校則の有り様も「梅」とは違う。まぁ顕著だったのは、「校則の存在を意識しなかった」という学生さんがおられたことかな。そしてそういう人は「順応型」、つまり不満なく楽しい高校時代を送ってきた。もちろん、不満が一切ないわけではないだろうし、楽しくないときもあるだろうけど、なんだかんだ言って「悪くなかったなぁ」という感じなんでしょうね。ちなみにわたしもそうです(笑)。
ただ、しんどい高校って、生徒と教員が対立してるかというと、必ずしもそうではないんですよね。それはわたしもよくわかる。けっこう子どもたちは教員に感謝してくれてたりするんですよね。だから、しんどい学校の教員の中には、出たくない教員もいます。
ほんとうに外部からはわからないところなんですよね。
まぁそんなことをやってたら、少しずつ体調もマシになってきたかな。明日は大丈夫だろうな。

玖伊屋の昼

朝、目が覚めると8時過ぎです。すでにIずみちゃんもYりこちゃんもいません。
ノロノロ起き出して、昨日の片づけかなぁ。と思ったけど、身体が動きません。でも、こんな時に片づけしてくださるのが玖伊屋です。
で、残り物を食べたり飲んだりしてましたが、なんとなくもう少し食べ物を買ってこようかと。ということで、食べ物と飲み物の買い出しに行ってくださいました。
うーん、せっかくだからみんなで「のど自慢」を見ましょうか。それなら焼肉だな。ということで肉を買ってきて焼肉開始。とうぜんお酒も進みます。が、飲んだのはチューハイです。ヤバイです。
てことで、3時すぎに解散。アカン、きつい。もうチューハイ飲むのはやめておこう。
夕方、少し散歩してお風呂に入ったけど、体調はもどらず。ラリージャパンをしばらく見てたけど、眠くなって、やんペです。寝よう。

少しずつ緩やかになる

今朝は、もしかしたら机の上に仕事のネタが乗ってるかもしれないので、早めに出勤。セコムのカードを取りに行ったら、もちろんわたしの部屋ではわたしが一番乗りだったけど、新採さんが6時半頃に来てることが判明。「残業」って言うけど、始業2時間前に出勤しても「「残」業」にならんから、あまり目立ちません。でも、7時まで残業するのと同じ時間外労働です。ちなみに、わたしは7時15分だけど、これでも1時間ちょいの時間外労働です。ただ、朝イチ、生徒にたよりを配ろうと思ったら、こうなってしまうんですけどね。
で、机の上には乗ってました。若い衆の時間外労働の賜物です。たよりをチェックしてると、若い衆が来られました。この人、ガッコに何時間いるんだろ…。
そんなこんなで、朝イチたよりを印刷して、クラスに配布して、ついでに教職員向けのやつも配布して、2学期の人権学習終了。長かった…。
職員室にもどると、なにやら「校正しろ」というメールが…。こんなんばっかりです。ひたすら、原稿と校正にまみれています。
でも、朝は立番です。今朝は雨上がりです。冷えますね。冷えながら、同じセクションの若い教員に、歌唱指導の中で構築される性別カテゴリーの話をしてみたり(笑)。
職員室にもどって、少し校正です。と、電話が。支店長でした。なにがバレたかと思いながら行くと、来年のことでした。知らんがな(笑)。
そんなこんなで、せわしない時間を過ごしたけど、少しずつ時間の流れが緩やかになってきました。
定時になったら退勤。今日は歯医者さんの日です。たぶんきたないやろなぁ。すんません。
歯医者さんが終わったら、あとはビールタイムですね。あと、やらなきゃならんことはなんだったっけ…。

言わずとわかる

人権学習の翌日は作文読み&入力の日です。作文はさっさと担任さんに返したい。そして子どもたちにもフィードバックしたい。最速で木曜日に入力→作成してもらって、金曜日の朝にチェック→印刷→配布となります。ちなみにここまでやって、人権学習は終了です。
なので、ガッコに着いたら朝ごはんを食べて、そこから速やかに読みはじめます。2時間連続授業ののち、さらに作文読み続行です。1時間かからずに作文読み終了。早くなった秘訣は「ソファで読まずにイスに座って読む」という、当たり前のことでした。そこから入力開始。途中、授業と昼休みをはさんで、午後からも入力しようかと思ったけど、おいたをした生徒がいるので、しばし雑談をしにいきました。
生徒とは校則問題でひとくさり。そういや、わたし、これの呼びかけ人に誘われたのでした。んなもん、高校教員がしれっと中に入れるはずがないです。なので、そんな話をしたり。
あまり長居をしても、おいたの課題があるのでジャマかな。
ということで、本腰を入れて入力開始。放課後までに終わりました。ふぅ。
放課後、ひとりの生徒を捕まえたい。小林さんの講演の中のジェンダーを規定する発言に敏感に反応した生徒がいます。わたしも気になったんですよね。
で、その生徒を捕まえて、いきなり
「あれな」
というと、その生徒も
「あれな!」
と返してくれました。
「あれ!」
「あれ!」
「小林さん、友だちやから話しとくな」
「わかった」
まわりから見たらなんの話をしてるかわからないだろうけど、わかりあえました。
と、去年担当した3年生の子がいたので、
「やっと作文読み終えて入力したー。2学期の人権学習、終わったー」
というと
「おつかれー」
と返ってきました。なので
冊子、びっくりしたやろ」
というと
「うん、思わず全部読んでしもた」
との返事でした。
今年の冊子は11ページだてだったけど、それでもそれを配布することに意味があると思ってます。なぜなら「本気」を伝えることになるからです。だって、水曜日のリビングライブラリの感想文集を冊子にして月曜日に全員配布とか、授業以外の時間すべてをそれに使うつもりじゃなかったらできないです。つまり「最優先でやってる」ってことが、隠れたカリキュラムとして伝わるってことです。だから、「忙しい」とか「仕事がある」は言わない。なんなら、「この仕事」があるから、他の仕事に「忙しい」と言う。そういう姿勢が伝わるってことです。
それは1年生の感想文返しも同じです。その気持ちを「若い衆」もわかってくれてます。だから、
「作文データを共有フォルダに入れときました」
というと
「早いですね」
と言いながら、最優先で「たより」をつくりはじめてくれます。ありがたい。ただ、勤務時間を超えるので
「帰ります。勤務時間外になるから、ムリしないでね」
と伝えることは忘れちゃダメですね。明日がダメなら月曜日でもいいです。それでも、若い衆
「なるはやで」
と、ディスプレイから目を離しません。すまぬ。
さてと、今日は帰りに整形外科に寄って、ウォーターベッドに乗ろうかな。

夜の仕事は昼間にも役立つ

今日の午前は第2のふるさとで会議です。なので、朝は少しゆっくり。これだけでずいぶん楽になるんですよね。毎朝6時台に出勤しなきゃならん生活は、やはり無理があるんですよね。
会議の内容はガチの情報交換です。まさに、昨日の夜の仕事で出てきた保護者の「養育の主義」みたいなのが露骨にあらわれます。が、みなさん、そのことにあまり触れずに情報交換が進んでいきます。まぁみなさん教育社会学の講義を受けておられないんでしょうね。
その後授業参観。なんか、1年と2年と3年が人数が少ないらしく、ひとクラスに押し込められてます。これ、きついよな。高学年のクラス人数が多いのはまだわかるけど、低学年のクラス人数が多いのは、きっとたいへんです。まぁ、T2とT3がおられたんだけど、きっと学校独自にあててはるわけで、それくらいたいへんってことですね。
授業参観のあと、保護者の話が気になったので、その話題を出された方に、昨日の話をしました。けっこう「そういう観点があるのか!」という感じで聞かれたので、ひとくさり話をしてみたり。
夜の仕事、昼間でも役に立つなぁ。
午後は出勤です。やらなきゃならない小さな仕事がいっぱいあります。なにより、明日の人権学習へ向けた準備をしなきゃなりません。明日ワチャワチャしないためには、今日のセッティングが大切です。
そんなことをやっていたら、あっという間に放課後の時間帯になりました。走りたいな。が、なんかゴチャゴチャやってたら、4時過ぎになってしまいました。どうする?走るか。

ということで、本日のラン。時間がとれないので、久しぶりに校舎まわりのコースにしました。ただし、インターバルです。スパート6本とジョグ2周で行こうと決めました。スパートしてる途中の、小さな下りのスロープが怖いです。なんか、サスが抜ける感じというか。
で、結果のほうはスプリットが5分46秒→5分41秒→5分59秒→6分30秒でした。ただし最後の6分30秒は500mです。トータルで3.5kmを20分55秒で、アベレージが5分55秒でした。遅いな…。

走り終わったら、さっくり着替えて退勤。今日はあまり急がないので京都駅まで座ってました。すると、降りるのがたいへんです。どんだけたくさん乗ってるねん。しかも、改札までの移動も人だらけです。観光客、きつい。そこで日常を送ってる人の生活に、ガチで衝突します。なんとかしてくれ。
とか思いながら、「すし昌」へ。今日は非公式の打ち合わせです。いろいろ話して、意気投合したかな。どうなるかと思ったけど、この人は大丈夫だな。
しかし、K原さんをこれだけいじる人ははじめて見ました。それはそれでいいんだけど、K原さん、身体を大切にしてね。まだまだ必要な人だからね。
ということで、お開きは8時です。健康的です。さぁ帰ろう。

絶不調だけど月曜日

朝、身体が動きません。まぁ当然と言えば当然です。1時間労働者の権利を行使しようかと思ったけど、踏みとどまって出勤しました。
職員室に入ると「冊子」がありました。ありがたい。これができたということは、「たより」がつくれるということです。馬力をかけてつくりましょうか。
時間が来たので朝の立番。新採さんに
「二次会、覚えてないです」
というと
「ベロベロでしたよ」
と笑われました。なんでも、寝ながらしゃべってたらしいです。まぁでも、笑われる程度だったので、そんなもんなのかな。
しかし、メッチャ寒いです。完全に服装を間違えました。今日は一日長いんだけどなぁ。てことで、立番が終わったら身体が芯まで冷え切ってました。が、暖房は12月まで入れられません。いろいろおかしいです。なんか、どこかの教室で暖房が入ってるらしく、なぜかうちの部屋に電話がかかってきたりして。しかたない、震えながら仕事をしましょうか。
と、4時間目に巡回に行った教員が
「暖房、ついてますよ!」
と叫びながら入ってくるなど。えーと、つけてもいいなら、そう言ってくれよ。
ところがなかなか温まりません。おかしいなと思ってエアコンのスイッチを見ると…。
「冷房になってるで」
あるあるです。
まぁそんなこんなで1日を終えて、夜の仕事へ。なんか、今日は欠席者が多いです。まぁそれぞれに事情があるんだけど、なんだかなぁ。
今日のテーマは「子ども•保護者の背後にあるものを見据える」です。まずは学生さんの発表。他の学生さんの経験や意見を取り入れながら、うまくされますね。ここまでの内容が頭に入ってるからかな。テキストが言わんとするところを把握されてます。が、ところどころに「病理モデル」が顔をのぞかせます。まぁしかたないといえばしかたないです。この学生さん、いろんな「現場」で実践を積んでおられるので、そうなるんですよね。ガッコの教員あるあるです。が、このテキストがいう「背後にあるものを」は「病理」ではなく「社会」であり、さらにその社会は「格差」なんですよね。そこをはずさないようにしてほしいというところだけはコメントしておきましょう。
そしてホワイトボードに書き書き。
これまた見事にみんなの意見が一致します。「仮に資本があるして、それを子どもにかけるとしたら、なににかけるか」って話になると、「経験」なんですね。そして、貧困の子どもに欠落するものとしてあげるのは、やはり「経験」です。そして、「自由な養育とは」という問いに対する答えは「選択」です。
もちろん、そういう言葉をつかってるわけじゃないけど、そういう意味の文字が並んでいます。
となるの、学校がやらなきゃならないことは、子どもたちに経験の機会を提供することであり、選択肢を増やすことになります。ある行事があったとして、それを単に「こなすもの」と考えるのではなく、「経験の提供」と考える。そうすることで「格差」に立ち向かうことができる。進路保障も、単に「行き先を決める」と捉えるのではなく、「選択肢を増やし、それを現実のものとする」と考える。
やはり教育社会学は、教員にとって必須だなと、あらためて思いますね。そして、これをやると元気になれる。
そんなこんなで、リアクションペーパーを書いてもらって終了。さてと、帰ってビールだな。今日は寒いから鍋がいいなぁ。
来週はみんな来てくれるかなぁ。