切実さ

今日は、お友だちのRささんに誘われて、K大学のセクマイの学生さんたちと呑み。
なんか、みんな元気です。いや、元気でまったくいいんですけどね(笑)。食べ放題飲み放題などという店があるのも驚きですが、みなさんガッツリと食べようとしておられます。ま、学生です。
にしても、ほとんどがトランス男性で、トランス女性はわたしひとり。レズビアン・ゲイの人も少数です。
なぜこうなるんだろう。
と、ある方からこんな話が。
「セクマイが集まるとトランスの話ばっかりになるんですよね」
なるほど…。でも、
「なぜそうなるか」
を考えなきゃならないんじゃないかなぁ。
トランスの声が大きい?トランスはしゃべりたがり?トランスはネタが多い?
「トランスって、例えば「名前を変えたい」とか、制度と直接触れるからカムしなくちゃならないことがあって、だから顕在化するんじゃないですかねぇ」
なるほど…。でも、レズビアン・ゲイの方がはるかに人数は多いはず。そんな人たちがドカンと来て恋話したら、トランスなんて片隅においやられちゃいますよ。
じゃ、なぜ集まらないのか?なぜ話題を出さないのか?
「切実さじゃない?」
って聞いてみました。
これ、カムの必要性と似てるけど、ちょっと違う。
なんというか…。集まらなくてもいい。「ここで」話をしなくてもいい。別のところにちゃんと世界がある。そんなことはないのかなぁ。わざわざ時間と場所をあわせて「ここに」来なくてもいい。
集まる、話をするためには、それなりのリスクやめんどくささがあります。それと集まる、話をすることの切実さを天秤にかけたとき、どちらに傾くのかって話です。これは「切実さ」の軽重じゃないです。すごく切実でも、それをうわまわるリスクやめんどくささがあれば、やはり来ない話さない。逆にとてもリスクやめんどくささが高くても、それをうわまわる切実さがあれば、来る話す。
なんかそんなことを考えたんですけどね…。あまりウケなかったかなぁ。

他にも、ある参加者から「普通はそうじゃないでしょ」発言があって
「せっかく変態に生まれたんだから「普通」はやめようよ」
と言ったら一部にしかウケなかったりとか、まぁ、学生さんは若いなと(笑)。
にしても、たぶんわたしが知ってる「若いトランス」よりも、さらに5歳くらい若い人になるのかな。ここの変化もすごいなぁという気がした、おもしろい呑み会でした。
また誘ってほしいけど、誘ってもらえるかなぁ^^;;

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