今日は夜の仕事なので、車出勤です。ついでに11月3日の買い出しをしようかと、いつもの某所に寄ったけど、入荷してないとのことでした。去年もそうだったから、これからは電話だな。まぁ、来週もあるから、それはそれでええか。
で、出勤。なんか、朝はパタパタしているうちにあっという間に時間が過ぎますね。とりま、職朝→立番のルーティンをやって授業です。2時間連続をプリントからはじめるか、授業からはじめるか、かなり悩んだけど、授業からにしましょうか。2時間目を大幅に余らせて、そこにプリントを突っ込めばいいです。
てことで、2時間目はさくっと範囲を終えて、プリントです。前回ヒーローになった生徒が危機感をもってくれてるのが助かります。が、ヒーローにならなかった子が「logは敵です。戦います」とか書いてるから、そっちがヤバいのか?まぁでも、1年は長いです。押したり引いたりしながら、少しずつ関係を深めていくしかありません。
3時間目は授業アンケートをとってからの、ド・モアブルの定理からのn乗根です。美しい。が、みなさん、固まっておられます(笑)。
今日は3時間授業なので、あとはフリーです。まずはアンケート結果をデータ化しましょうか。しかし、2年連続担当したクラスは、まじで数学の時間を楽しんでますね。数学が楽しいのか、授業が楽しいのかはわかりませんが、楽しいらしい。ちなみに「このクラスはアクティブだと思う」という独自の設問に「そう思う」と答えてるのがほとんどなので、そうなんでしょう(笑)。
で、午後もいろいろやって、夜の仕事へ向かいます。仕事場に着いたらスライドのチェックです。なにせ、スライドをつくったのは数日前なので忘れてます。
で、夜の仕事スタート。今日は欠席者が多いですね。
「みんな、体育おわり?」
とつまらんネタをふったら失笑されました。
てことで、今日も「格差社会」の話です。
なぜ人権教育論の最初に「格差社会」をとりあげるかというと、「格差があること」を前提にものごとを考えてほしいからです。なぜなら、それが目の前にいる子どもたちの現実だからです。人権はどこかの誰かの話ではなく、眼の前の子どもたちの現実です。なので、人権教育を実践することは、「どこかの誰かの人権を守りましょう」という話ではなく、眼の前の子どもたちの「生」を保障することです。
そして、さまざまな格差の中に、例えば部落のこととか在日外国人のこととか障害のこととか、その他諸々のことがある。逆に言うと、そういう諸課題を背負わされた子どもたちを「格差社会」と捉えることで、何が必要となるかがわかる。そう考えてるからです。
それにしても、ワークの結果がおもしろいですね。例えば先週やった「好きな授業形態」は低い方から「課題を出しっぱなし→レクチャー形式→調べ学習→ディスカッション」の順番でした。これが、一般的な小・中学生とは反対なだけじゃなく、階層が低い子の場合、さらに反対であるという。また、今日のワークでやった「大学進学を意識したのはいつ?」という話でも、かなり学年が低いし、さらに「大学進学の話をした相手」も家族がメインで、「一般」からの乖離があるわけです。大切なのは、そういう乖離があることを通して、自分(たち)の経験が「普通」ではないことを知ってほしいなと。
そんな話をしてたら、けっこうまんまるな目をして聞いてくださる学生さんもおられて、よかったよかった。 ということで、今日もミニッツペーパーを書いてもらったら時間ギリギリですね。
さてと、わたしも帰りましょう。帰って飲むビールがうまい!やはり、それなりに疲れてるんやな…。