ほんまにようがんばってはる

今日は午後から学力向上の指定を受けた中学校の研究発表会に行って来ました。
この中学校、いまから15年ぐらい前に、そこの教員が「うちの学校は、京都府で一番学力が低い学校です」と胸を張っていっていた学校です。いまはどうだろう…。最下位かどうかはわからないけど、まぁそこそこのところで闘っているんじゃないでしょうか。
ここ、かつては「就学保障」のとりくみに重点を置いていたと言います。まさに「今日も机にあの子がいない」をどうするかというとりくみですね。その後「進路保障」にとりくみの重点は移っていきます。「高校進学率を全国並みに」という感じでしょうか。で、現在は「学力保障」です。つまり、「高校に進学しても、その後の進路はどうなっているか」ということなんでしょうか。
でも、学力保障って、一口に言えるほど簡単なことじゃないです。なぜなら、現場の教員がどれだけがんばっても、実はそう簡単につくものじゃないからです。で、どうするか。この中学校の場合、中学校区全体のとりくみとしてさまざまな連携をはかっています。というか、中学校ひとつの問題じゃなくて、その街全体の課題として学力保障のとりくみをしています。だから、教育委員会はもちろん、保育園・小学校・地域、そして卒業後の高校も含めて、どうやって子どもたちに学力をつけていけばいいのかを、15年ぐらい前からずっととりくんでいる。その通過点としての発表会でした。
授業はとても楽しくわかりやすい。でも、そこで話をされている内容を聞いて、やっぱり愕然とします。まぁ、うちの子どもたちと同じとも言えますが(笑)。
研究発表会を聞いて、もう、すごいていねいなとりくみをしておられるのがよくわかります。というか、発表会を聞くまでもなく、保・小・中のとりくみは日々知っていますから。でも、その時に子どもたちの教室での話を思いだして、やっぱり「あぁ…」と思ってしまいます。
なにをどうすればいいんだろう…。

ようやく追いつきつつある

自分でも何をやっているのかサッパリわからなかった6月終わりからの状態から、ようやく脱出しつつあります。
てことで、懸案だった原稿も書けたし。あともうひとつ、ビックプロジェクトの原稿を書けば、あとはルーティーンにもどります。
しかし、ここ半年で、自分のキャパがある意味わかったなぁ…。

完全オフ

今日は午後から呑み会が入っていたのですが、それが急遽キャンセル。
天気はいい。遊びに行きたいなぁ…。
あかんあかん。原稿書かなきゃ。
そうそう。パートナーも地域のおでかけなんで、洗濯もしなくちゃ。
そんな感じで、午前が終わります。
昼にビールを呑んだら、あっさり昼寝状態。
夕方目が覚めて、ちょいと家事の手伝い&晩ご飯づくり。
そんな感じで、ゆっくりとした一日が過ぎていきました。

原稿は完成しませんでしたがね(笑)。

恩師との再会

今日は午前・午後は某外国人教育関係の会議。
まぁいつもの通りです。

で、夕方からは「呑み会」をブッチして「地球のステージ」を見に行きました。これ、ぜったいにパートナーと子どもたちに見てほしいと思っていたし、そのために前売り券はゲットしてありました。で、わたしは
「会議*1があるしなぁ…」
と思っていたのですが、やっぱり同じものを見ないと共通の話題ができないなということで、わたしも見に行くことにしました。
わたしはまだ2回目なんですが、前回と変わったところ、変わっていないところ、いろんなことを見ながら、桑山さんの身のまわりの変化みたいなのを感じられておもしろかったです。

で、終わってから、ちょうど昨日うちの職場の生徒会が「東北国際クリニック」のための募金活動をやったことを報告するために桑山さんと話をして、さて帰ろうかと家族のところへ行こうとしたら…。
「いつきさん」
と声をかけられて…。
高校時代の恩師のおつれあいでした。
「向こうにいますよ」
と言われてそちらを見ると、たしかに見覚えのある顔が。なんでも、還暦を超えておられるとか。でも、30年前と基本的には同じ感じです。
わずか20分ほどの会話でしたが、なんかこう、いろんなことがよみがえってきました。
こんなこと、わたしにもあったんだなぁ…。

*1:呑み会

乗せられた

授業の最初に、生徒が何の気なしに見せてくれたプリント。生物の授業のものらしいです。性染色体です。あれ?
思わずスイッチが入って、性の多様性について語りはじめてしまいました。
と、生徒が質問。
A「先生はホルモンのんでるの?」
い「のんでるよ」
A「先生、なんで化粧せぇへんの?」
い「めんどくさい」
A「来週の授業で化粧したろか(笑)」
い「え〜、照れるやん」
A「やろやろ!」
B「やめたれや(笑)」
あかん、授業しよ。

で、対数関数のグラフの解説…。

と、生徒が質問。
A「先生、大学って行った方がいい?」
思わずスイッチが入って、大学時代のことを語りはじめました。
A「でも、大学行っても就職できへんし、行かんでもええんちゃうん」
い「人生振り返ってなぁ、無駄だらけの人間と無駄がまったくなく生きてきた人間と比べると、ぜったい無駄だらけの人間の方が魅力的やで」
一同「パチパチパチ」

と、チャイムが鳴りました。
あかん、授業、見事につぶされた。まぁええか…。

いつきの取り柄

  • 笑い

ただし、すべることが多々ある。

  • 深く考えない

ただし、右往左往してしまうことが多々ある。

  • 酔うと寝る

ただし、大切な話を聞き逃したり、いらんところで降りたり、必要なところで降り過ごしたりすることが多々ある。

まぁ、これくらいか…。3つもあったら上出来としよう。

入院決定記念の呑み

今日は前々から
「一緒に呑みましょう」
と話をしていたK納さんと、入院決定記念の呑み。向かったのは、大学の頃よく行ったカウンターだけの居酒屋です。この店、ほんとうにいろいろお世話になりました。ず〜っと昔、上の子どもが近くの病院に入院していた時は、ほとんど毎日この店でごはんを食べていましたっけ。
で、まずは乾杯。
そこからは、互いの近況報告とか、入院中の生活のしかたとか。そうこうするうちに、いつのまにか話は「第2世代の障碍者」の話へ。お互い知りあいの話をとりあげながら
「あの人たち、運動という感覚がないんだよね」
「でも、すごいラディカルなんだよね」
みたいな…。
と、そこにこの店の主とも言える人が登場。40年間、毎日通っておられるそうな。いつの間にか3人でダラダラ話。こういう感じが、この店の「場」としての力なのかもしれません。
で、気がつくと2次会。
あかん、サクッとのつもりが、けっこうコッテリしてしまった。
家に帰ると、パートナーと子どもが「イニシャルD」を見てました。のんきやなぁ…。

温故知新

慌ただしい数ヶ月が終わって、ふと我に返ると日常の日々です。
てことで、日常業務にもどりましょう。まずは、各クラスから出された感想文打ちかな。淡々とした日常を大切にしないと、やばいやばい…。