やっててよかった

今日は京都の在日外国人生徒交流会です。
わたしの宣伝が下手なんでしょうね、基本的にはとても少人数の交流会です。さらに、うちの生徒を誘ったら
「その日、バイト」
って言われてしまいました。誘うのが遅かったんやなOπ

で、いざふたを開けてみると、在日コリアン2人とフィリピン人1人、日本人が一人。合計現役高校生が4人参加してくれました。あと、強制参加をさせてしまったBんちゃんというのがいましたがね。

でも、しっとりとしたいい交流会になったんじゃないかなぁ。
それぞれが自分の家の話をしたり、名前の話をしたり、言葉の話をしたり。
こういう時間を持つって、日常ではなかなかないんだと思います。だからこそ、そういう「場」で「あえて」持つことがとても大切なんだと思います。
もちろん子どもたちにとってそういう時間を持つことはきっと「めんどくさい」ことなんでしょうね。だって、意識しなかったら考えなくてすむから。考えなくてすめば、そのことのしんどさとかを感じなくてすむから。でも、そのめんどくささとかしんどさの先に、とてもおもしろい世界が広がっているんですよねぇ。

なんしか、こうやってしっとりとした時間を持てた後は、
「やっててよかった」
と思うんですよねぇ。

なんのために、誰に向かって

実は会議の最中もずっとニュースのサイトとtwitterをチェックし続けていました。というか、昨日の晩からずっとですね。
twitterでは大量のRTが流れていました。
家に帰って当然テレビを見るわけで。そこでも大量の情報が流れていました。
そんな情報を見ながら、これらの情報は、いったい誰に向けてなんのために流しているんだろうと、ふと疑問に思ってしまいました。
もちろん大切な情報、有用な情報、「ここにいてできる」ことを呼びかける情報、さまざまな情報があり、15年前と今の圧倒的な違いを肌で感じ、それを驚きもし、「すごい」とも思ってはいたのですが…。
でもその一方、ずっと妙な違和感が自分にまとわりついていることを感じ続けていました。
それを言葉化するのはちょっと後になるかな。

ささやかなパーティー

いつも会議の後は呑み会があるのですが、今日はパートナーの誕生日なので欠席。というか、あの呑み会、あんまり出られないんですよね。なにか用事が入っているんですよね。
今日の晩ご飯はどうしようか、ちょっと前にみんなで話していたんですが、下の子どもの体調が完全じゃないので、外食はやめにして、ケータリングのピザを頼むことにしました。で、それだけではなんなんで、パスタでもつくろうかと。上の子どもに
「つくって」
と言ったら
「え、オレ?」
と言いながら
「わかった」
とつくりはじめようとしたのですが、どうもインスピレーションがわかないみたいです。なので、交代。
せっかく春を前にした季節ですから、キャベツとミルクを使ったパスタにしてみました。
みんなで乾杯した後で、ピザとパスタを堪能しました。
食後しばらくしてから小さなケーキでふたたび乾杯。
こういう日常がとっても大切なんだということを、しみじみと感じました。

うれしかったこと

今日は某外国人教育関係の会議です。
まぁなにがなんということはないのですが…。
でも、会議の中で飛び交う豊富な情報量にはいつも圧倒されますね。
そんな会議の最中に、うちの生徒会の副会長からメール。
「いま、たいへんなことになっているから、義援金のための募金をしたいんですけどいいですか?」
いいにきまってるじゃん!
こういうメールが生徒から来たことが、素直にうれしい。ちなみにこの生徒、放送部の子なんですよね。

思い出した→無事を祈る

で、テレビの画面を見たら、想像を絶する世界が、そこにありました。
いや、今日、職員会議のあとで
地震がありましたよね」
って言っていた教員がいたのですが、それがこんなことになっているとは。
しばらく画面を見ていると、夕方の映像か、一筋の煙が見えました。それが「現在」の画面に切り替わったとき、町を覆い尽くす火災になっていました。
あの時と一緒です。
あの時、あまりの揺れにどうしても寝られなくて、テレビのスイッチをつけました。テレビではアナウンサーが
「街は静かです。それほど大きな被害はないものと思われます」
と言っていました。やがて
「遠くに一筋の煙が見えます.しかし、街は静かです」
と言っていました。
それが長田を焼きつくした火事の第1報でした。
あの時と同じ、いや、今回は津波がある分、おそらく被害はとてつもなく大きいだろうと思います。画面には「死者55人」とか出ています。それって、死亡が確認された人数でしょ?あるいは行方不明が確認できた人数でしょ?死んだことも行方不明も確認できていない人数は、もしかしたら数千人数万人いるはずです。
もしかしたら、その中に11月に横手で一緒にのみ、笑いあい、語りあい、再会を誓った人もいるかもしれない。なかでも、MtFの先輩でもあり、教員としても先輩であるK谷さんのことがとても心配。でも、無事を祈る以外、なにもできません。だから、無事を祈ります。

思い切ってみた

え〜と、ちょっとした心境の変化でこうなりました。

家に帰ってパートナーに見せると
いずみちゃんに似てる」
って言われました。たしかに…。
で、変化を実感したのは、お風呂に入って髪の毛を洗った時でした。シャンプーの消費量が少ない(笑)。
これっていいかも…。

ありがとう

今日は試験後の試験返しの時間です。これが1年間の最後の授業になります。
30分の授業時間なんですが、まぁ基本的には何もしません。でも、最後の5分だけは、やっぱり話をしたい。で、5分で何が言えるか。やっぱり
「ありがとう」
しか言えませんね。
今年は本当におもしろい1年でした。
静かすぎて恐ろしくなることもあったし、授業中に机を蹴飛ばして骨を折ったこともあったし(笑)。でも、そんなわたしをちょっとは信頼して子どもたちは1年間過ごしてくれたんだろうなぁと思うと、そして、振り返ってみるとやっぱり
「楽しかったなぁ」
と思うわけで、そうなるとやっぱり言えることはひとこと。
「ありがとう」
だけなんですよね。
ほんとうに楽しい1年をありがとう!

中1日あけてフィニッシュ・7日目

実は昨日も飲み会が予定されていたのですが、主催者の方が急用ができてキャンセルになりました。ちょっと残念な気もしましたが、体調は限界に近づいていたので、
「助かった」
という気がなきにしもあらずですね。というか、仕事もできたし。
てことで、今日は仕切り直しです。
なんでも大学の教職員の方々って、同僚同士でなかなか一緒に呑む機会がないそうな。なので、研修ついでに懇親会もしようということで、わたしも誘ってもらって呑みです。
途中、研修時間中に聞ききれなかった質問なんかも受けながら、呑むほどに酔うほどに話が弾みます。H大学の方々、なかなかフレンドリーでいい感じです。それはきっと、しんどい学生も通っているからなんだろうなぁと思うし、だからこそ学生さんとの距離の近さみたいなものもあるんだろうなぁとも思うし、そのぶん学生さんへの思い入れみたいなものもあるんだろうなぁと思いました。
すごくいい感じで約2時間の呑み会終了。

そこからなぜか京橋に移動。ここでC木さん@H大阪の人権教育研究会と合流。さらに2次会です。
なんだかいろんな話をしたような気がするのですが、なんとなく寝ていたような気もします(笑)。まぁいいや。
最終的には
「そろそろ帰らないと帰れないよ」
ということでお開きになったおかげで、珍しく終電に乗って家に帰れました。助かったなぁ…。

てことで、怒濤の1週間が終了。

〆はH大学

ふだんは授業に穴が開くので「お座敷」は入れられません。となると、平日しかだめな「お座敷」は当然長期休業中と試験中に来るわけです。でも、試験中は試験監督もあるし採点もある。これで半日しか職場にいられないとなると、採点がめっちゃタイトになります。でもまぁ、自業自得ですわな。
てなことで、採点だのノートチェックだのをして職場を出ます。で、向かったのは大阪。今日はH大学の教職員研修だとか。
ここの人権担当の方、元小学校の教員をされていて、それもいわゆる「同推校」におられたんですよね。ちなみに学長さんは元高校の教員で、これまた「同推校」におられたんですよね。なので、すごく話があいます。なんか話をしていて、完璧に「先輩」と話をしている感じでした。
そんな感じだったので、お座敷の方もごく自然に入っていけます。しかも今日は時間も2時間もらっています。なので、久しぶりにのんびりといろんな無駄話ができました。
まぁそれがいいことか悪いことかはわかりませんがねぇ…。
みなさん、はじめのうちはとまどっておられた感じもあったのですが、徐々にペースをつかんでこられたのか、途中からはいい感じで聞いてくださいました。
終わってからも質問が出てきたりして、かなりうれしかったですねぇ。