だまってられへんねん

今日は組合の定期大会。
なんかもう、組合の組織率ってメチャクチャ低いのですが、こんなんでいいのかと、あらためて思います。
まぁ、根底的には「労働者vs使用者」という対立の構図を見た時に、かつて大衆は「労働者」に自分を投影し、現在は「使用者」に自分を投影しているんだろうなぁと、漠然と思ったりするのですが…。
まぁそれはいいです。
今年も定期大会の議長。他に人材がいないのかというと、わたしが人材かどうかは知らないけど、いないんです(笑)。でも、わたしが議長をやると、とてもスピーディーに議事が進みます。なぜなら大会の後には懇親会があるからです。

で、懇親会。
しばらく歓談の後、みんなが近況報告をしあうんですが、ここでトラブル発生。
ひとりひとり話をしながら、みんなが自分の思いを返す。それはいいんですが、とある人が延々と自分の考えを語り出し、やがてそれは「正論」へと変わっていきます。聞いているみなさんはすでにアルカイックスマイルです。で、とうとう言ってしまいました。
「すんません、ここにいる人間は、みんなあなたの言う正論なんてわかっているんです。みんな別に説教なんて聞きたくないんです」
ここからその人、ピタリと黙りました。あ〜あ、怒らせちまったよ。またひとつ「ペケ」がついたなぁ(笑)。

Deep Peaple

今日は教科の飲み会です。
うちの教科、メンバーが変わっても、基本的に仲がいいです。ひとりひとりは個性があるけど、だからと言ってぶつかることは少ないです。というよりも、互いの得意不得意を補完しあって、うまくまわることが多いです。
いまのメンバーもそういう感じ。みなさん、個性的だけど、それぞれの分野におけるスキルがすごく高い。
今日の呑み会でも、「チープなマシーン(笑)」のことやなんやかんやでひと盛り上がり。その後、話はいつしか「時間割組み」の話へ。
実は時間割作成ソフトっていうのがあって、どうやら今年の時間割はそれをつかってつくったみたいです。ところが、どこかいびつなところがあります。みんなで「あーでもない、こーでもない」と話をしているんですが、やはり時間割作成経験者は話のレベルが違います。
「結局ね、自分でコマを動かしてつくっていると、ザッと見渡した時にわかるんですよね。でも、機械だとやっぱりわからない」
「基本的にソフトに条件をいれていけば、どんな時間割も作成できるんですけど、それって結局自分でつくるのと同じなんですよね」
なんかみなさんの話を聞きながら「ダイヤ作成」のことを思い出しました。
一見「誰にでもつくれる」みたいなんだけど、それでは実現できない世界があって、それは経験を積むことでしか実現できないのかもしれません。そこの部分をおろそかにして「誰にでもできる=マニュアル化?」をすると、大切なところが抜けてしまう。

てことで、「時間割作成者はdeepだ!」

最大値・最小値理解マシーンver.2完成

前につくった「最大値・最小値理解マシーン」ですが、どうも操作性に難がありました。で、今朝通勤時間中にいろいろ考えていて、ふとひらめきました。でつくったのが「最大値・最小値理解マシーンver.2」です。

簡単に言うと、「最高最低温度計」みたいなものでして、

横棒の白いところがグラフを沿うように動かします。すると、y軸に仕掛けられた「最大値」「最小値」の紙が動きます。で、それぞれ最大・最小の場所まで行ってしまうと、あとは横棒がどれだけ動いてもそこにあると。で、
「ほれ、ここが最大値、ここが最小値」
とやってやる。あとはまぁ計算したりなんだのかんだの。
でもまぁ、頂点(極値)を含む定義域の場合、これ、直感的にわかりやすいんじゃないかと。

早速教授業で見せたら、いちおう
「おぉ〜!」
という声をあげてくれました。いい子どもたちです。

おじゃましちまった

今日はフィールドワークが終わったら呑みにいこうと言っていたのに、なんか、みんな「用事がある」とか言って帰っていきます。あまりにも落胆しているわたしを見かねてか、柏葉さん
「うちで呑むか」
と声をかけてくださいました。そ、そんな…。ありがとうございます(笑)。
てことでおじゃましてしまいました。
で、ふたりでビールを呑みながら、「おもて」では言えないいろんな話。まぁそんな話に交えながら、今日の感想なんかも言ってみました。
柏葉さんの話って特徴があります。それは、部落差別の話がほとんど出てこないということ。ひたすら皮革の話です。もちろん底流に部落差別のことはあるにしろ、ある程度想像しないと、それがあることがわからない。おそらくこれは柏葉さんの生き方と共通しているんでしょうね。
「差別はある。それでも自分の道を進む」
という感じでしょうか。柏葉さんご本人も
「そんなん気にせぇへんねん」
と言っておられます。
もちろん差別の話をされたら、いろんなことが出てきます。でも、それよりも柏葉さんがわたしたちに伝えたいことは、皮革のことなんでしょうね。
「僕はほんとうにつまらん人間だと思うよ。革のことしかわからへん」
と言われます。そう言えば、ふたりでビールを呑みながら話していることの中に、例えば阪神の話なんて一切出てきません。
「僕はな、野球もサッカーも大嫌いやねん」
話の内容はひたすら革です。でも、そこからスタートする話が広く深く興味深い。やっぱり家まで押しかけて話をさせてもらってよかったと思いました。メッチャ迷惑かけたけど。

ないならないでなんとかなるもの

さすがに今日はしんどい。しんどい時は無理をせずに、正直に子どもたちに
「今日はしんどい」
と言うことにしています。でも、そんな日に限って、ふだん遊びまくっている生徒がメチャクチャやる気になったりして(笑)。まぁそんな生徒がいると、ついうれしくなって、こちらも一生懸命授業をしてしまうわけで、ここらは性でしょうねぇ。

で、なんだかんだで無事本日の業務も終了。今日は家に帰ってゆっくりできます。みんんあでご飯を食べて、「Deep People」でも見ましょうか。

家に帰って鞄の中を見て
「ありゃ?」
携帯を学校に忘れてきたみたいです。
でもまぁ、それはそれでかえっていいかもしれません。

まぁのんびりした一日でした。やっぱり休日の疲れは平日に癒やすに限ります。

家で待っていたもの

家に帰ったら、みんななにやらゴソゴソしています。で、子どもたち二人が
「はい、これ」
と紙包みを渡してくれました。中には薄手のガラスのコップが入っていました。
そうか、父の日のプレゼントか。ありがと!

怒濤の2日間(その6)・〆

てことで、今回の交流会も無事終了。次回は9月あたりに合宿ですか。

終了後はいつものように引率のプチ打ちあげ。
GID学会の報告をしたり、交流会の今後の話をしたり、まぁなんだかんだです。わたしもさすがに疲れてきたので、かなりテンションがあがります(笑)。
8時半頃までみんなでしゃべって、福岡から参加された方(笑)が
「そろそろ終電」
ということでお開きです。その後、京都からの参加者のわたしとAっちゃん*1で、もう一軒串カツ屋によって、交流会の感想を聞いたり、交流会をやる意義を確認しあったり。で、グダグダになりそうになったところで、とりあえず電車に乗ることにしました。

さて、あしたから平常業務が待っている(笑)。

*1:結局、3つの交流会全部に参加されたわけで(笑)