今日、教室である生徒から「いつき、2年前の卒アル見たで」と言われました。「そっかぁ、そのころやったら、別の名前やったやろ?」と返すと、「男の名前やったわ」と言っていました。そうかぁ、2年前は前の名前やったんや…。
その後、適当に生徒を当てて、教室の中をウロウロしていたら、別の生徒から呼ばれました。「いつきさん、ここ教えて…」。そうかぁ、ほんとうに今は「いつきさん」なんだぁ。学校でも、玖伊屋でも、G研でも、どこでも「いつきさん」でいられるんだ。うれしいなぁ…。
年: 2005年
実働部隊がほしい…
10月29日へ向けての買い出し、11月3日へ向けての買い出し。さらには、それらの段取り。引っ越した関係で今まで通りには行かないことも多々あります。あぁめんどくさい…。いつまでこんなことやってんだろうなぁ…。
水平社の変遷
今日は午前中は、京都府南部のムラのフィールドワークと説明。午後は、水平社博物館の館長さんの水平社に関する講演を聞いてきました。
いや、おもしろかったです。
いままで、「水平社は反権力・反天皇制で一貫していた」「被差別民による一枚岩の闘う組織」みたいな幻想があったわけですが、全然違うということがよくわかります。組織内部には、運動のあり方をめぐるさまざまな紆余曲折や、ヘゲモニーをめぐる闘争なんかがあって、けっこう泥臭い人間模様があったんだなぁと思うわけです。
でも、考えてみると「ピュアな存在」からは学ぶべきものはあまりないし、そもそもそういう運動って、信じられないですよね。どちらかというと「雑多な存在」であるからこそ、葛藤があり、苦悩があり、なにかが生まれてくる余地があるんじゃないかと思うのです。前にもどこかに書いたと思うけど、「51%の正しさと49%の間違い」という言葉があって、これ、すごく大切なんだろうなぁと思います。「絶対的に自分が正しい」と信じた瞬間に転落の道がはじまります。ではなくて、「間違いを抱えている」自分を確認しながら、それでも「とりあえずすすんでいく」というスタンスこそが大切なんじゃないかなぁと思いました。
そういえば、「人間は上に向かって堕落する」という言葉を聞いたことがあります。これを言った人は、まさに上に向かって堕落したらしいけど(笑)。
ばれた〜(涙)
いつもの通り、接骨院に行ってダラダラと話をしていました。すると、接骨医の方が「そうそう、いま、性別はどうなってんの?」と質問をされました。で「別に、そのままですよ」と答えると、「そうやろなぁ」。まぁそれはその通りですわ。で、「実は、整形外科から連絡があったんやけど、「女性」って言ってはったし、訂正しておいた」と言われました_| ̄|○。まぁ、それはそれでええんやけどね…。
で、そのあと整形外科へ。カルテを見ると、「女性」に◯をした上を斜線で訂正して、「男性」に◯をされていました_| ̄|○。ま、書類上は正しいんやけどね。
でも、考えてみると、自賠責なんかの請求をしなくちゃならないわけで、その時に「女性」では通らない。なので、書類上は男性にしておかないとダメはダメなんですよね。なので、お医者さんに「あの、書類上はこれでいいんですけど、病院内での扱いはこっちにしておいてくださいね」と一応お願いをしておきました。もっとも、「扱いって、なんやねん」という気がしますね。せいぜい、レントゲンの時に「ブラジャーははずしてください」の声かけくらいじゃないかという気もしますが(笑)。
ケガの方は、ほぼ順調なようです。結局9針縫ったみたいで、そのうち5針分の抜糸がすみました。でも、一部壊死をしているみたいで、膝下に傷が残りそうやなぁ。まぁ、スカートはロングの方が好きやし、さらに言うとジーンズが一番好きやから、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。
ねむ…
家に帰ってご飯を食べて、パートナーに「緊張をほぐすオイル」を調合してもらって塗ってもらったら、寝てました。
ならサンウリム
今日は、奈良の東大寺で開催された「ならサンウリム」でサムルノリをしてきました。
とりあえず、朝、パートナーの運転する車で奈良へ向かいました。と言いたいところだけど、パートナーは道を知らない&慣れないでかい車ということで、途中はわたしが交代して運転。でも、まぁ身体もずいぶんとマシになってきているので、いいかな。
で、着いたら他の人たちはすでにご飯を食べていました。で、開口一番「どないしたん?」「いや、バイクで…」「な、ゆうたやろ?またなんかあるでって」「まぁ2度あることは、ってことはもう一回?」みたいなしょーもない話をして、それが一段落したら「あそこに、泡盛売ってるで」と、さっそく飲む話。まぁ、帰りはパートナーに運転してもらうから大丈夫です。
で、適度に酔ったところでサムルノリの練習。微妙にあいません。でも、それくらいのほうがいいんです。練習でぴちっといけた時って、たいがい本番で滑りますから。
で、本番。気持ちよかったです。みんなが「あわせよう」と思っています。ちょこっとずれたら互いに目で合図。ピタリとあったところで、それぞれが遊びを入れます。そんなことを繰り返しながら、15分ばっか、プクを楽しみました。やっぱ、サムルはいいなぁ…。
よ〜くわかった…
ところで、5年だったか6年だったか昔、わたしがトランスであることを理由に、スキーキャンプのインストラクターをクビにした某キリスト教系青少年育成団体。ところが、ここ、その後も「専門委員」はわたしに毎年委嘱をしていました。でもまぁ、クビになった理由が理由ですから、当然モチベーションは下がります。「どのツラさげて…」というのが正直な気持ちです。ちなみに、わたしをクビにした時に、「でも、勉強をしておいて下さい」というふうには話したのですが、どうも勉強した節はなし。てか、その後、トランスがらみのことには一切触れないまま、表面上のつきあいをし続ける人たちに、正直愛想が尽きていました。
こんな状態なので、委員会に出席する時なんかの態度も、当然悪くなります。そのあたりが、これまた表面上の理由でしょうが、今日送られてきたパンフレットを見ると、専門委員をはずされているのがわかりました。で、また「なんやねん、ここは」と思ったわけです。ひとこと「専門委員を今年は委嘱しません」と言えばいいのに、その連絡がありません。あたしゃ「今年の専門委員会はいつあるのかなぁ」「リーダートレーニングの講習はいつあるのかなぁ」と、態度が悪いながらも気にしていたし、日程も配慮していたわけで、そういうこっちの事情には一切無関心のようです。
ま、いいですよ。大学時代から、足かけ25年のつきあいも、今年限りですね。今年度いっぱいで維持会員もやめます。同じお金を出すのなら、某キリスト教系女性育成団体に出した方が、はるかに有意義だとも思うしね。
やっぱあたしゃエイらしい
事故のあと、はじめての休日です。本来は、今日は夜飲み会があったのですが、わたしのケガのせいで延期になりました。なので、一日ヒマ。というか、パートナーから一日謹慎を言い渡されました(笑)。
てなことで、やることがないので、朝のうちは上の子どもと一緒にモトGP(笑)。さすがに子どもはゲーム慣れしています。すごく早くなっています。でも、ノリックには追いつけないみたいですけどね。
それにしても、一日が長いです。朝がすんで、昼が来て、昼過ぎが来て、夕方が来て、夜が来て、寝る時間が来る。何もない一日って、こういう時間の過ごし方をするんですね。ふだん、いかに動き回っているのか、よくわかりました。まぁ、動き回らないと窒息するかなぁという気がしているんでしょうね。こういうの、「仕事依存」つーか「遊び依存」というか。
で、あんまりヒマなので、思い立って、日記の過去ログの整理をすることにしました。で、無事1年分ばかりの日記をサイトに採集できましたここからご覧下さい。
へっへ〜!
で、看護士さんが持っているレントゲンの受付票をひょいと見ると、性別欄が「女」に◯されてます。で、技師さん曰く「シャツ一枚になって下さいね。ブラジャーはとって下さい」。\(^o^)/。でも、首の骨を撮る時「はい、あごをあげて」と言われたのにはまいりました。ばれるじゃん(笑)。やっぱり「のど仏削ろうかなぁ」と思いましたね。
で、病室にもどってカルテを見ると、予診表の性別欄*1、「女」に◯がしてあります。う〜ん、保険証出したのに見てないな(笑)。その後もらった診察券を見ると、性別記載欄はないし、年齢欄は空白だし。気に入りましたね、この病院!
ということで、とりあえず、女で通院することになりそうです(笑)。
*1:わたしは空白にしておいた
よ〜くわかったよ!
救急でかつぎ込まれた病院は、まさに救急なので、整形は午前中しか外来をしていません。なんぼなんでもなので、夕方別の整形外科に行きました。で、痛いところを順々に話をしていって、レントゲンの撮り直しをしました。今回のレントゲン技師さん、すごい細かい撮り方をされます。もしかして凄腕?で、お医者さんもじーっと見ておられます。で、ひとつひとつのレントゲンの糸を教えてもらいながら、解説してもらいました。その結果新事実が浮かび上がりました。どうやら、今回のわたしのけがの全貌は以下の通りです。
- 右足膝下裂傷(これは縫ったところ)
- 右足すね擦過傷(これはすりむいたところ・ここまでは旧事実)
- 頸椎ねんざ(いわゆるむちうち)
- 右第9肋骨骨折
- 右ふくらはぎ筋肉内部裂傷(いわゆる肉離れ)
やっぱ折れてました(笑)。つっても、肋骨だけど(爆)。
それにしても、前の事故の解きも同じところに担ぎ込まれて、初診の時は骨折個所なし。次に行った時は「踵」「右指2個所」の骨折がみつかったっけ。まぁ、最初の救急病院について生徒は言ってましたよ。「セン*1、あそこはな、なんもないときに行く病院や」。よ〜くわかりました。
*1:「センセイ」の前2文字による省略形。教員に対して親しみを込めた呼び方のようです