京都の部落史連続講座(第3回)

といっても、わたしにとっては2回目ですけどね*1…。
今回は、奈良県同和問題研究史料センターの吉田栄治郎さんのお話で「喜田貞吉と部落問題〜京都を中心に〜」というテーマでした。
「部落史の見直し」が言われてずいぶんになるのですが、いままでわたしが触れることができた内容は、「地域史」の掘り起こしから多様な被差別民の姿を浮き彫りにしていくという感じでした。そのなかで、それぞれの地域の被差別民の成り立ちや地域の成り立ちを読み解いていくということになりましょうか。ですから、あくまでも対象は「被差別民」であり「それをとりまく人たち」であり「地域」だったわけです。言い換えるならば、「ある時」を読み解くために、「その時」を対象にする問いことになりましょうか。
ところが、今回の内容は、喜田貞吉という部落史研究をした人を対象にすることで、喜田の生きた時代の差別意識を読み解くと同時に、そこからさらに部落の成り立ちを読み解こうという手法だったのかなというふうに考えました。これ、すごくスリリングな試みだなぁと思いました。
もちろん、わたしはそもそも歴史が苦手な人間で、そこで話されている「自明」とされている内容がさっぱりわからなかったという情けない状況でした。でも、それをおいても、そこでなにをしようとしているかということが伝わってくる。これは、語り手であった吉田さんの存在に負うところが大きかったんだろうなぁと思いました。
それにしても、吉田さんの豊富で深い知識というのを、本当に実感しました。いままで、人前で部落の歴史について話したことがないわけではないのですが、まぁ恥ずかしい限りです。つっても、「素人だからこそ」みたいなところで逃げていたんですけどね(笑)。
吉田さんの話が終わってからがまたビックリ。「喜田貞吉と会ったことがある」という崇仁小学校の元教員の人、さらにその人が教員をやっていた当時、崇仁小学校に通っていたという人の話が出てきて、「あぁ、ここに部落史が生きているんだなぁ」と実感しました。
いや、おもしろかったです。
次回は、12月2日。崇仁小学校の教員たちの話の予定です。これまた、大期待…。

*1:1回目はバイク事故の衆の金曜日だったので、さすがに行けませんでした。

早じまいかい!

診察券を見ると、病院の診察時間は20時までとなっています。ただいまの時刻20時04分。頼み込んだら間にあうかなということで急いで行ったのですが…。待合室はがらんとしています。受付もなんだかカーテンを引きはじめています。「もうだめですか?」と聞くと「もうだめです」との答え。「え、だって、診察時間…。あ、受付時間じゃないんだ」「いや、受付時間も20時までです」「あの〜、けがの処置だけでもしてもらえませんか?」「いやぁ、もう今日は看護婦も帰りましたから…」「そ、そうですか…」
ということであきらめたのですが…。
もしかしたら、この病院、客が来ない日は早じまいすんのかいな…。え、えらい病院やなぁ…。てか、のんびりしまくり。

寒冷地の必需品?

毎年、冬になると困ることがひとつあります。それは、家を出発する時。フロントガラスがギンギンに凍っていて、前が見えないんです。で、ガリガリやるかお湯をかけるか*1していたのですが、今年は「朝が早い」&「凍る可能性大」なもんで、対策が必要になります。
ということで、エンジンスターターの導入を決意しました。はじめは「たんにかかればいいや」と思っていたのですが、電波の飛距離とかターボタイマーのこととか考えると、けっこう高値になってしまったのが、かな〜り痛いです。
で、取り付けを依頼。「どれくらいかかりますか?」と聞くと、「1時間半から2時間ぐらいですね」とのこと。青ざめました。でも、今日つけないと次に時間があるのはいつだろう…。とにかくつけてもらうことにしました。まぁ、ちょうどレポートとか校正とかいろいろ用事はあるし(笑)。
で、2時間ちょっとたったところで、取りつけ完了。あちゃぁ、もうすぐ8時やんけ。
それからあわてて近所の酒屋へ。だって、11月第3木曜だもん。
それからさらにあわてて病院へ。ところが…。

*1:雪国ではぜったいに御法度。かけた瞬間凍って、最悪の事態になります

最近の仕事のウェイト

今年は本当に特殊な年です。普段だったら、この時期授業に行くのが苦痛で苦痛で溜まらないのですが、今年はほんとうに楽。てか、授業にいっている時が一番楽しい時間です。授業から帰ってきたら「現実」が待っていて、雑事をこなしているという感じです。
まぁ、生徒と遊ぶために教員になったようなもんですから、これで本望という感じなんでしょうね。

細工

昨日録音した音源、やっぱりけっこう「生っぽい」ので、そのままではいろいろアラが目立って使えそうにありません。なので、やっぱりちょこっとリバーブでもかけてやることにしました。つっても、簡単です。ミキサーのsend/returnにエフェクタをかませて、出力をパソコンに放り込むだけのことです。しかも、最近はエフェクトの具合もすべてスイッチポンなので、「どれが自然に聞こえるかなぁ」「どのくらいエフェクトを返してこようかなぁ」程度のことですみます。なんだかんだで10回ばっか確認して終了。あとはwav→CDでおしまいです。そうかぁ、この程度だったら、30分仕事なんだ…。

で、テレビ視聴

今日は筑紫さんも京都入りだったようです。今日も「中の人」出ておられました。収録中、咳はされませんでした。えらいなぁ。
それにしても、画面に登場する時間はほんの数分。そのために費やした時間は膨大なんだろうなぁと思うと、そんなもんとはわかっていながら、「う〜ん」と考え込んでしまいました。なにせ、あたしゃ授業でも何でも、ほとんど予習しないし(笑)。
いずれにしろ、ご苦労様でした。「ゆっくりして下さいね」と言いたいところですが、「あしたからもがんばってくださいね」というのが正解なんですね。

冷蔵庫

で、家に帰ると、妙にすっきりしています。新しい冷蔵庫が来たようです。どうやらスペースにきっちり入ったみたいで、その分の部屋のスペースがあいたみたい。よかったよかった。でも、前のよりちょっと小さいのが難点やなぁ…。

帰り道

学校からの帰り、突然携帯が鳴りました。「だれかな〜」と思ったら、昨日の日記に書いたテレビの中の人でした(笑)。「せっかく京都に来ているし、渡したいものがある」とのこと。とりあえず、社会保険病院*1前で待ちあわせ。なんでも、きのうの晩はフリーになると思っていたら、プロデューサーから「何言ってんねん」ということで、結局11時過ぎにお仕事。「わたしの京都の夜を返せ〜(涙)」状態だったようです。で、せっかく会えたのだからコーヒーでもと思ったのですが、「いまから今晩の原稿を書かなくちゃ」とのこと。う〜ん、たいへんですわ…。「じゃぁ、23時が過ぎてから(笑)」と冗談を向けると、あしたはあしたで朝の7時に京都駅を出て、どっかから釜山に行くとのこと。
なんか、2〜3日前から風邪をひいているとのことで、咳をしておられました。大丈夫かいな…。
でも、久しぶりに会えたのはうれしかったです。

*1:部落解放センターの向かい

生録

この間の土曜日に、サッカー部の全国行きが決まったわけですが、それに伴っていろいろなことがおこります。たとえば、「祝勝会(宴会)」。まぁ、わたしは病院があるので遠慮させていただきますが…。たとえば、寄付。これはえらいこってす。それ以外にも細々したことがあるのですが、わたしに直接関係あるのは「校歌のCDの準備」だったりします(笑)。
実は、去年も言われたのですが、去年は「今日の今日」だったりしたもので、とりあえず図書室から校歌のカセットを持ち出して、wavに落としてCDを焼くというところはやりました。でも、さすがに30年近く前のものなので音質がイマイチなんですよね。なので、急遽放課後にそのあたりにいた生徒を集めて録音したのですが、これがまぁたいしたことがないんです。なので、とりあえずつくったけどボツ。
で、今年はリベンジを果たそうと…。月曜日のうちに、吹奏楽の顧問と音楽科の教員に話をしておいて、作戦決行は今日の放課後でした。
音楽室にマイクを4本立てて準備。2本は合唱と吹奏楽用。あとの2本は合唱専用。なかなかよく音をひろってくれます。あとはミキシングの腕次第です。つっても、生徒にやらせたんですけど。
結局40分ほど、5〜6回やったところでとりあえずOK*1。再生してみると、けっこういい感じでした。
さて、あとはあしたエフェクトをかけてごまかしてCDに焼くだけです。

*1:てか、これ以上やると疲れたが出てきて、どんどん声が出なくなる

夜、テレビ視聴

夜、ブッシュ関連のニュースを見ていると、突然見たことのある人が登場!その方、性を超えて〜Coccoからの贈りもののプロデューサーをされていた人でした。で、登場場所をよく見ると、科学特捜隊本部*1の真ん前です。「近所やんかいな。見に行こうかな」と思って着替えはじめたのですが、ふと飲んでいることに気がついてやめました。そら、捕まりに行くようなもんですからね。
それにしても、忙しそうやなぁ…。ちょっとやつれたふうに見えたけど、大丈夫かなぁ…。

*1:言うまでもなく、国際会議場のことです