ある人の感想

今日、某人権文化センターに行って雑談をしていた時のことです。
そこの人権文化センターでは、この間部落史についての連続講座をやっています。で、センターの職員の方は興味と義務の入り交じった形で参加をしておられるようです(笑)。あ、けっして「義務だけではない」ということです。おそらく、すごく関心を持っておられて、だからこそ参加をしておられるんだと思います。
で、その雑談の内容。
「部落史の講演を聞いていて感じたんやけどな。結局な、オレら『賤民』は『賤民』っちゅうこっちゃなぁ(笑)」
いやぁ…。この「賤民」は、ある意味「選民」におきかえてもいいんだと、個人的には思うのですが…。
黒川さんの講演にもあったように、つねに部落民*1への周囲のまなざしは、新たな「徴」をつくりだしながら、差別を再生産しています。そのことを、部落の歴史をたどる中で感じられたんじゃないかと思うのです。で、それに対してどう対抗していくのか。
その時のわたしの答。
「そうなんとちゃいますか(笑)。もちろん、権利として同等のものを求めていくというのはあたりまえやけど、一方で『賤民で何が悪いねん!』と言い切ることが必要なんじゃないですか。まぁ『おかまで何が悪いねん』っちゅうのもあると思うんですけどね(笑)」
う〜ん。昨日といい、今日といい、なんでこんな話に落ち着くんだろうな(笑)。

*1:とされる人々≠部落住民

疲れたよ…

それにしても、日常と非日常が交錯している昨今です。「非日常」はハイテンションなんですが、その反動が「日常」に来ます。でも、そこでテンションを下げると、「日常」からのさまざまな反発が来るし、下げきるわけにはいかない状況もあります。その「日常」が、とてもしんどい…。
いつになったら、このトンネルを抜け出るんだろう。

犬の居場所づくり

この間、家の外にアーチ(みたいなもの)をつくったわけですが、それに味をしめて、今度は「犬の居場所」をつくることにしました。
うちの犬、まぁ老犬ですから、この寒空の下、家の廊下で普段は過ごしています。いまはそこに段ボールの家をつくっているのですが、まぁあんまりだなぁということで、パイプを組んで「居場所」をつくることにしました。いや、ほんとうに簡単。骨組みだけだったら1時間もいりません。あとは床板をサイズにあわせて切っておしまい。骨組みのまわりに毛布を掛けたら、立派な「居場所」です。なんか犬もわかっていたみたいで、さっそくくつろいでいました。ちょっとうれしい…。

黒川みどりさんの講演

今日は人権教育関係の総会。午後からは記念講演で、聞きに行ってきました。講師は黒川みどりさん@静岡大学。前々から気になっていた人で、一度話を聞きたいなぁと思っていました。
テーマは「つくりかえられる徴 −近代社会と部落差別−」です。
つまり、部落への周囲のまなざしは、昔から一貫したものじゃなくて、それぞれの社会の情勢の中で、常につくりかえられてきたということ。そこに、さらに歴史の重層性といったものが加味されていくといった感じの話だったかなと思います。
どちらかというと、かなり通史的な話で、正直言うともう少し黒川さんならではのつっこんだところが聞きたかったなぁというのが感想かな。でも、いままで自分の中でバラバラになっていたことが、ひとつの線でまとめられたという意味で、とてもいい話でした。
ただ、時間の関係か、とても早口で*1、しかも会としては時間的に余裕があるはずなのに、ちょっと短めになってしまい、「質問しようかな」と思う間もなく終わってしまって、ちょっと残念でした。あ、質問したかったのは、レジュメの中に「同化を強制すること→異化を強化する」あたりのことなんですよね。
部落解放運動って、一貫して、「異化されているものを同化していく」という流れがあるように思います。でも、一方で「部落でなにがわるいねん!」という形で統合されるようなさまざまな営みが、それぞれの地域で*2あるわけです。つまり、そこには「異化を肯定する」という流れがあるわけです。
権利の内容としては、もちろん「同じ」というのが当然なわけですが、そのあたりの運動の立て方というのを、今後どう模索していくのかというあたりが課題なんじゃないかと、個人的には思っているんですよね。
あ、これ、トランスも一緒ね(笑)。

*1:人のこと言えんけど(笑)

*2:つまり、それぞれの地域で担ってきた生業や文化を誇るという形。

おそるべし、下の子ども

下の子どもは小学校3年生。夜、寝る前に突然、「あした、クラスで発表してもいい?」って聞いてきたので「何を?」と聞き返すと…。
子ども「ISについて」
わたし「はぁ?」
子ども「ISと性同一性障害について」
わたし「はぁ?」
どうやら、日直か何かで班発表か何かがあって、その時間に自分の好きなことについて発表するみたいです。で、うちの子どもがとりあげたテーマが「ISと性同一性障害」らしいです(笑)。
さっそくこちらから質問。
わたし「ISについて知ってることを言ってみて」
子ども「ISは、男でも女でもない性です。人数は2000人に1人といわれています」
さすが、愛読書がこれなだけあります(笑)。と、そこで質問。
子ども「GIDの人って、何人ぐらいいるの?」
わたし「この間の夏に、政府が調べたら5000人だったらしい。でもね、病院に行っていない人とかいく気がない人を入れると、1000人に1人という人もいるよ」*1
子ども「GIDの種類ってどんな人がいるの?」
わたし「男性から女性がMTF、女性から男性がFTM。それ以外に、男性からどちらでもない人がMTXで、女性からどちらでもない人がFTX」
子ども「え〜、ISと一緒じゃん」
わたし「ちがうよ、ISは体のこと。GIDは心のこと」
子ども「ふ〜ん」
わたし「そしてね、なにより大切なことは『いろんな人がいる』っていうことなんだよ」
子ども「ふ〜ん」
いっしょうけんめい「自由帳」にノートしながら、発表の練習をしてました。
さて、明日はどんなことになることやら…。

*1:まぁ、どちらかというと、トランスジェンダー・テイストなんですよね、わたしの答は。

おからの炊いたん

ニンジンはさいの目に切る。ゴボウはささがきにして水に放しておく。シイタケは薄切り。こんにゃくは細かく切って、一度ゆでておく。薄揚げは1cmぐらいの幅で切って、オーブンレンジデカ来るあぶっておく。白ネギは、1cmぐらいの小口切り。
ゆでたこんにゃくを、ごま油で炒めて、軽く焦げ目をつける。そこにおからをぶち込んで、しばらく炒る。そこに、白ネギ以外の具財をぶち込んで、軽く炒める。ダシ・みりん・しょうゆで味つけしてしばらく炊く。適当なところで白ネギを入れる。炊いているうちに水分が飛んできたら、切るようにかきまぜて、さらに水分を飛ばす。ふんわりしてきたらできあがり。

ピーンチ!

今日は一日、よく働きました。マジで。
で、定時にあがり。家に帰っておからでも炊こうか、と。実は、朝、ふと「今晩はおからを炊こう!」と思い立ち、職場への行きに、職場のすぐ近くにある「三忠」という豆腐屋でおからをゲットしてありました。
ここの豆腐、マジでおいしいです。大豆の甘みがしっかりとあって、冷や奴で食べる時はしょうゆをかけるのがもったいないです。そこのおからですから、期待も大です。
帰り道は、おからに入れるニンジン・シイタケ・こんにゃく・白ネギなんかを買い出し*1。バイクの後ろにくくりつけて、急いで家に帰ろう、と。
で、途中荷物がグラグラするので、ひょいと後ろを見ると、白ネギしかない(笑)。どうやら、ネットの下の隙間から滑り落ちて、長い白ネギだけがひっかかっていたみたいです。
しゃーないから、ルートを逆もどり。ないっす。まいったなぁ…。てか、こんにゃくの袋がやぶれていたら、あたりはややこしいことになっているよなぁ…。などと考えながら、再び念のために同じ道を家路につきました。あ〜あ、と思いながら走っていると、道ばたのフェンスに見覚えのあるビニール袋がありました。だれかが落ちていたのを拾って、引っかけておいてくれたみたいです。感謝!
あとは無事に家に帰って、おからを炊きました。

*1:薄揚げとゴボウは家にあるのがわかっている

なんで趣味かはわからんが…

で、今日は昼からはフリー。
一念発起して、win2kの再インストール。
正月に一度やったのですが、windows updateで「エラー番号:0x8007041D」が出てダメだったり、あるソフトが動かなかったりと、どうしようもない状態が続いていました。特に前者の方はかなり有名なエラーで、しかもなんの対応もされていないッポイ感じです。win2kを使わなくなるようにするためのMSの陰謀という説もあるくらいです。
後者の方は、MDACまわりのトラブルのようで、こちらのほうもパッチが頻繁に出ていてかなりややこしいとか。
まぁ、win2kですら、そういう感じですから、VISTAなんざ入れる気が起こらないですね*1。てか、win2k時代のパソコンでは、そもそも動かないか。
再インストールの方はうまくいきました。で、sp3→sp4とパッチをあてて、update。ここで、「IE5.5以上じゃないとダメ」と怒られてしまいました。しゃーないから、MSのサイトに行って、IE6でも拾ってこようか、と。ところが、案の定、IE7の花盛り。なんで旧バージョンへのリンクを残しておかないかなぁ。このあたりも、さすがMSクオリティです。あちこちさがしまわって、ようやくゲット。あとはupdateを何回か繰り返して、ようやく最新パッチがあたっている状態まで持っていけました。
で、各種アプリを放り込んで、ちょっとずつ環境を整えて…。ま、とりあえず動くようになってきたかな、というところで、タイムアップ。
でも、快適に動きはじめたわ。
やっぱ、VISTAはいらんな…。

*1:なんか、あちこちバグっているらしいですね。ていうより、パソコンのリソースをOSが食っているという状態で、すでにダメダメでしょう。

朝…

とにかく根性でふとんの中にいたのですが、さすがに8時になるとダメです。他の人たちも動きはじめたところで、わたしも起きることにしました。
とりあえず、「朝の支度」と昨日の片づけ。
ちなみに、「朝の支度」の場所が…。台所に行ったら、K本さんが「支度」をしていました。ふたりでダラダラとやっていたら、そこへT川さん登場。オイオイ、電気をつけるなよ(笑)。K本さんはあわてて「着替えてくる」とか言って逃げていきました。朝の女性はドラキュラと一緒らしいです(笑)。ちなみに、わたしも「着替え」とか言ってトイレに行ったら、そこにおられました。
で、みんなで朝ご飯。カフェオレがおいしい…。
帰り道は、T川さんの自慢の愛車!いやぁ、おもしろいです。低い車高と後ろから鳴り響くエンジン。タイトなサスとハンドリング。「乗っていて楽しい」という車は久しぶりですね。
それにしても、昔は86レビンに乗っていたとか。ちょっと前に、わたしのバイクも夜なのに一目でわかってくれたので驚いていたのですが、かなり趣味というか生き方というかテイストというか、そのあたりが近いのかもしれないです(笑)。
せっかく家まで送ってもらったので、あがってもらってコーヒーを飲みながらひとくさり話。京都の歴史の「謎*1」とか、かなり興味深い話でした。

*1:これ、書いてもいいんだろうか…。S利休のこととか、池の傍に塔頭があった人の子孫のことあたりは触れたらアカンことらしいです。

で、滋賀へ(笑)

その後、滋賀県のK良町へ。今日は、なにやらぁゃιぃ合宿があるそうな。
到着すると、すでに宴たけなわのようです。わたしも乗り遅れた分をとりもどさなくちゃ。てことで、ビール→ウィスキーとハイペースで行きました。
話の内容は…。忘れた^^;;*1
なんしか、2時過ぎまで飲んで、その後爆睡でした。

*1:部落問題とか女性問題とかアイヌのこととか、いろんな話をしてた気がします。