人権学習2週目

先週に比べると、今週の人権学習は、なんとなくプレッシャーが少ないです。なんでかな。たぶん、準備物が少ないからかな。
今日は1年生は中国残留婦人3世の李洋さんの講演です。京都での講演は、たぶんはじめてだと思います。まぁ、賭けです。ちなみに、去年までは具志さんに来てもらっていましたが、大人諸般の事情でどうしてもお呼びできず、李さんにお願いすることにしました。
でも、タイプがまったくちがうので、けっこう楽しみです。
で、講演開始。
李さん、そうとう緊張しておられます。言葉が固いよ。でもまぁしゃあないか。でも、少しずつ緊張がほぐれてきて滑らかになりはじめました。きっととてもしんどかったであろう自分のライフヒストリーを淡々と語っていかれます。李さんの場合はそのしんどさを外へ出すのではなく内側で処理をしようとされるタイプなのかな。派手さはないけど、じっくりとくる感じです。うちの子どもたちの中には「内側」で抱え込む子どももたくさんいるから、きっと共感をしてくれるんじゃないかな。今までとは違う層に伝わっている気がします。
わたしは人権学習をやる時「○○を」伝えるのではなく「○○で」伝えるということを考えています。今回はテーマは多文化共生ですが、話を聞きながら、例えば自分のリスカのことを考えてくれてもいいと思っています。
で、講演ですが、たぶんテンパったのかな、予定よりかなり早く終わってしまったらしく、質疑応答に入ってしまいました。なので、わたしもサクラで質問。でも質疑応答で、さらに深められたかな。
たぶん講演を聞き慣れた人には「素人やなぁ」と感じさせたかもしれません。でも、わたしにはダイヤの原石を見つけたように感じさせてくれる講演でした。
子どもたちの感想が楽しみだ…。

テンパり気味

前半戦はさほど感じなかったしんどさを、後半線感じつつある今日この頃です。夜が遅いこともさることながら、発表が多いのがその一番の原因です。でも、「見知らぬところ」へ彷徨いこませてくれる魅力はそうとうなものです。やっばりおもしろい!
てことで、本日一発目。
まずは公文書にかかわるグチから(笑)。んー…。いつもの通り系統だっているのかいないのか。わかりません。それでも、なんとなく前へは進んでいるみたいです。しかし「前?」かなぁ。「前」が前にあるとは限りませんからねぇ(笑)。
で、二発目。
こちらは実践報告。とりくみの分厚さを感じます。が、良くも悪くも小学校なんですよね。高校まで来ると、ああいう分厚さは望むべくもなくなるし、子どもたちも、ああいう「まっすぐさ」は持たなくなります。なので、参考になるようなならんような。
で、来週プレゼンてか…。プランはあるんだけど、実現できるかだな。

火曜日は出張日やなあ〜完了→次のステージ

朝、サクッと授業して、あしたの人権学習の仕込みをして、職場を出発。電車の移動は「自分の都合」は一切効かないところがいいです。もちろん都市部に住んでいたらそういう融通はきくかもしれませんが、今日の出張先は京都府中部。電車はだいたい一時間に一本みたいです。まぁ、出張先で時間の余裕ができるからよしとしましょう。
出張先の最寄りの駅について、会議場所の途中にある河原でお弁当をパクパク。
で、会議開始。
んー、ちとしゃべり過ぎたな。やはりレポートは「穴」をあけておかないと、みんな苦しそう。やっばり出たとこ勝負じゃなくて、作戦立てよう。

出張終了後、京都市内で「プラネテス」の3巻をゲット。にしても、ブックオフにほとんど出ていません。そうか、「読み捨て系」じゃないんだなぁ。

家に帰ると、復旧作業が終わっていました。日曜日からパソコンに秘を入れっぱなしだったから、まる2日だな。まぁ、そんなものか。あとはバックアップ体制を整えるかな。
お金かかるなぁ。でも、たぶん「条総武」は、その忌みがわからんやろなぁ…。そりゃそうか。その労力やコストを目の前で見てないもんな…。

育てるとおもしろそう〜あたしゃピンやなぁ… 

今日のおべんきょは、おべんきょ仲間の発表です。なにやら、おべんきょ仲間の最終目標が、かなり壮大になりそうなので、センセもわたしものけぞっていました。でも、ほんとうにできたら、きっとおもしろくなりそうです。てか、最終目標の手前の時点でおもしろいデータが出そうです。なんか楽しみ…。でも、きっと前途多難だな。まぁそれはわたしも同じか(笑)

で、おべんきょのあと、センセの部屋でしばらく雑談。
センセもいろんな経験をしてこられたようです。で、わたしもそう言えばいろいろあったよなぁ。センセもわたしも、後ろ盾なんてひとつもないピンの人間です。依って立つ根拠は「存在」ではなく「実践」です。だから、けっこうシンパシーを抱いてしまいます。
にしても、「正しさ」に揺るぎのない人を、時としてうらやましく感じることがあります。あるいは「スティグマ」を武器に生きられる人に、時としてうらやましさを感じることもあります。わたしはとてもじゃないけど、そんな生き方できない。もっとも、したくもないですが。
いちおう「物言い」に対する裏づけはとったけど、いらんことで消耗するのはイヤだから、適当に流しましょうか。

はるか昔か?

今日は平常業務です。なにごともなく、淡々と日常がすすんでいきます。それがあまりにも不思議な気がします。
金曜日は遥か昔のこと。土曜日の東九条マダンは夢の中のできごと。日曜日は束の間の空白の時間。
自分の中のギャップの整合性をとるのに、すごく時間と精神力が必要です。
それでも家に帰って、ハードディスクの復旧作業。
エラーメッセージは出たままです。でも、なんとなく理由はわかりました。とにかく、とても必要なファイルだけを復旧させましょう。…。できた!
うれしいなぁ。てことは、たぶんすべてのファイルが復旧できそうですo(^^)o。

ゆったりと過ごそう

あとは、部屋の片づけを少し。そうそう、今日は髪の毛をカットしに行くんでした。さくって切ってもらって、ブックオフへ。「プラネテス」の1巻2巻をゲットです。なんでも「ハチマキ」がわたしと似ているそうな。やらば読まねばなりますまい。
家に帰って、イリカスのお好みをつくったり、ザーサイを炒めたり。ハードディスクの復旧作業を開始したり、「プラネテス」を読んだり。
暗くなってきたところで、晩ご飯はタジン鍋でヘルシーにいきましょう。夜は子どもとテレビを見たり、パートナーとのんびり朝の話の続きをしたり*1
てな感じで、緩やかな一日が過ぎていきました。
次にこんな一日は…。まぁまたそのうちくるでしょう。

*1:パートナーが言うには「いつきさんはハチマキというよりゴローだ」とのこと^^;;。

今年も終了!

わたしの東九条マダンは、実はまだ終わっていません。最後の大仕事はドラ缶&網洗い。
なんかやる気が起こらなくて、しばらくパートナーとコーヒーを飲みながらダラダラ話。ちなみに、パートナーも洗濯をする気が起こらないみたいです。でも、こうやって朝に向かいあって話ができるなんて、滅多とありません。なので、しばらくはよしとしますか。
でも、頃合いが来たと見たのか、パートナーが
「さてと」
と言ったので、行動開始。
しかし、ドラ缶をワイヤーブラシでゴシゴシやってると、えらい疲れます。と、
「あるじゃん!」
と思って工具箱から取り出したのはスクレパー。あっという間に焦げがとれちゃいました。やっぱり適材適所ってやつなんでしょうね。

てことで、今年の東九条マダンもほぼ終了!

反省会

その後、荷物をうちまで持っていって、近くの居酒屋で厳しい反省会。
とは言え、反省する元気もなく、
「ビール、うまいー」
とか言ってただけですけどね。
遠方の人もいるので、9時半にはお開き。わたしはフラフラ家まで歩いて帰って、お風呂に入って布団に潜り込んだら、そのまま落ちてしまいました。

よく働いた→東九条マダン

休みというのに6時起床。のつもりが、身体が動きません。眠い。
それでもようやくもそもそ起きて、コーヒーを飲んで、さて、荷物の積み込みです。そう言えば、かつて主役の肉を忘れたことがありました(笑)。あの時はシャレにならんかったなぁ…。
なんてことを考えながら、予定時間を大幅に過ぎてスタート。途中仲間を拾って、とりあえずマダンセンターへ。先週漬けたキムチとタレをピックアップ。で、会場へ。
すでに会場は場と化しています。わたしたちも荷物を降ろして、車を移動して、臨戦態勢に入ります。
そうこうするうちに、生徒や卒業生がポチポチやってきました。
「看板つくってな」
「そろそろ炭いこそか」
という感じで、ゆるゆるとスタート。

さて、肉の試し焼きです。朝ごはん食べる時間なかったから、この時間が待ち遠しかったんですよね。
今年の肉は、めっちゃいいです。厚みも大きさも見た目も、例年とは桁違いです。原価は少し高くなったけど、それをうわまわる感じです。

「肉が厚い分だけタレの染み込みが遅いですね。ちょい漬け込みますか?」
と卒業生。
「うん、そうしよか」
今年はタレもいい出来です。
で、いよいよマダンがスタート!と、いきなりお客さんが来られました。幸先がいいです。
焼肉屋さんの難しさは、たくさん焼きすぎると肉が網の上に余ってしまって、ジャーキー状態になってしまいます。かと言って、足りなくなるとお客さんは別の店に流れてしまいます。焼くのに必死になると炭の補給が追いつかなくて焼けなくなります。炭が強すぎると、それはそれで焼くペースが早くなりすぎます。そのあたりをマネージメントしながら、売り子をやっている生徒と息をあわせなきゃなりません。
それにしても、なにがうれしいって、いろんな人が来てくれるってことです。今回もY崎前某町長さんとMゆ姐コンビはもちろん、Kよぽんの命をうけてAべちゃんがT中代表で来てくれたり、遠くは名古屋から手伝いに来てくれたり*1と、なんだかすごいことになっています。
もちろん、いろんな人が
「やぁ!」
とあいさつしながら、一皿ふた皿買っていってくださいます。うれしいなぁ。
で、昼ごろになって、えらいことになりました。「裏メニュー」が飛ぶような勢いで売れていきます。焼いたり炊いたりがおっつきません。にもかかわらず、予約注文が入る好評さです。例年では考えられません。とにかく忙しい。ひたすら肉を焼き続ける以外方法はないようです。焼いて焼いて焼いて、盛って盛って盛ってしているうちに、
「これ、最後ですよ」
との声。なんと、2時ごろに肉が完売!前代未聞です。
と、ここで「焼肉完売」「3時過ぎからちょー裏メニュー販売」の小さな看板が…。
とにかくあるものはすべて売るというのが交流会の流儀です。握って握って焼いて焼いて。これがまたよく売れる!ちょー裏メニューもあっという間に完売です。
さて、そろそろ日も暮れる。片づけをはじめましょうか。
ステージの上ではプシンが歌ってます。ビンビン響いてくるビートにのりながら、片づけ片づけ。
わたしのこの1か月の最大の懸案事項は、これでほぼ終了。最後の8時間はそれにしてもすごかった。
ちなみに、マダンセンターに片づけに行って、そこにいたハンマダンのメンバーとしゃべっているとき、
「あー疲れた」
と横になったら、
「いつきさん、歳とったなぁ。去年までピンピンしてたで(笑)」
と笑われてしまいました。まぁそりゃそうだわ。でも、今年もやりきったからええねん!

*1:「大人の遠足」で出会った人