幸、多からんことを!

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。今回もあちこちからアクセスがあったので、どうなるのか、わくわくものです。
集合場所に行くと、なにやらいっぱいいます。これはえらいこっちゃなと。てか、誰が当事者なのか、ほんとうにわからなくなってきてます。初参加の人は、かなり緊張気味です。が、これまた当事者なのかなんなのか(笑)。
とりあえず、みんなでハンバーグづくり。これは今回最年少参加者のリクエストです。が、来られなかったのは残念。ま、最年少参加者さん、ほんまにおちびさんだから、しゃーないです。
みんなでつくったハンバーグをみんなで食べて、そのごみんなで「だるまさんがころんだ」をやりにお外へ。あ、わたしも誘われましたが、「いつきさんがころんだ」になったらシャレにならんので、わたしは会場の中でワインを飲んでました(笑)。
その後、話しあい。
今回はMTFFTMでわけてみました。もちろん、どちらでもない人はどこでも自由参加です。ちなみに、小学生は「MTFってどういうこと?」と真剣に聞いてくるのがメッチャおもしろいです。でもま、そりゃそうだろな。
で、集まった時点で「しまった!」と。MTFはほとんどが小学生です(笑)。こんなん、どないやって話しあいをせいと(笑)。
と、ここでK子ちゃんが才能を開花させました!ひとりひとりをひざの上に抱っこして、いろんな質問をしていきます。みんな、真剣な眼差してその答えを聞きます。
「次、あんた、こっちおいで」
とK子ちゃんが呼ぶと、素直にひざの上にあがります。
なんか、そんな風景を見ているうちに、涙が出てきました。きっと、こんな風景を見たいからいままで交流会をしてきたんだろうな。
交流会に初参加の子は、きっと同じ思いをしている子と出会うのははじめてなんですよね。そんな子にとって、もしかしたらこの出会いはしんどいことかもしれない。でも、そのしんどさの先に、きっと「いい出会いだったな」って思える日がくるはずです。
そんな時まで、まだまだこの交流会は続けなきゃならんなぁ…。

山辺@市場

お座敷が終わって、お友だちのFさんと、なんとなく「飲みに行こうか」となるのは、あまりにも必然です。
「八木ならあるでしょう」
とかいうことになったのですが、そのうち
「そう言えばお好み、このへんにあります?」
「あー、だったら市場かなぁ」
となるのも、これまた必然です。てか、こっから車で30分?
「あ、こんなん、いつもやし(笑)」
さすがは奈良です^^;;。
てことで到着した山辺食堂。いい感じです。
おばあちゃん、腰の角度が75度くらいです。小柄なおばあちゃん、腕を精一杯伸ばしてお好みを焼いてます。にしても…。お好みの大きさ…。
とりあえず
「あの…。カスのお好みありますか?」
とたずねると、おかあちゃん、「お前さん、何言ってるねん」的な視線をこちらに送ってこられます。すみませんすみません。ないはずがないことをあえてたずねたわたしのミスです。そんなわたしの気持ちを見透かしたかのように、優しい眼差しで
「あるよ(^^)」
とのこと。ホッとしました。
にしても、このお店のお好み、なんしかデカイです。半端ないです。

奥のお好みが普通サイズで、手前の大きいのが売れ筋のモダンです。ちなみに、モダンがデフォです。これだけではわからないので、衝撃の映像を。

持ち帰り四人分はビニール袋ではなくダンボールです(笑)。もう、わけわかりません。焼いてるおばあちゃん、めっちゃ重そう。と、おばあちゃんの手を見ると、手がお好み焼き用にカスタマイズされてしまってます。簡単に言うと、指がコテにフィットするように横方向に曲がってしまってる。どんだけ苦労してはんねん。
「このお店、何年くらいやってはるんですか?」
「57年目や」
すごいです。鉄板は五枚目くらいだとか。
「そろそろやめたいけど、やめさせてくれへんねん」
そらそやろなぁ。
「わたしの前はお母さんがやってたんや」
てことは、法律よりも前からやってるんや。すごいです。
すごいのは歴史だけじゃなくて、カスの入り方です。包丁でガンガンガンと切って、バサリと乗せます。

ビールを飲んでると、
「ほれ」
出されたものは…。

メッチャさっぱりしていておいしいけど、いったいなんなんだろう。テッチャン?にしては味が淡白。ハチノス?にしてはもようがない。
「最上級のテッチャンや」
びっくりです。
で、お好み焼き完成!

ひとくち食べると…。
生地は少し重めです。ところが、カスがとんでもなくおいしい!すごくいい香りです。このカスに、菱梅ソースの香りがまたあいます。重いなぁと思ったけど、なんか、三人だとものたりません。
「すんません。モダン。ちぢで」
メッチャあぶないので、焼きそばは半量にしてもらいました。

こちらはうまい!どうやら生地はモダンに最適化してあるみたいです。パリっとした生地と柔らかめのそばにコラーゲンたっぷりのちぢがまとわりついて、絶品です。これはみなさん、食べるわけです。
「すんません。どても」

正統派のどてです。
すでにビールはとっくにやめて、あとから来られた知り合いの焼酎をいただいています。
が、時間が5時をまわったあたりから、お客さんが集まってこられました。これから8時までは、常連さんの憩いの時間です。そろそろわたしたちはおいとましたほうがいいようですね。
てことで、恒例のdata

お好み 500円くらい
ビール キリン中瓶500円くらい
スタイル ベタ焼き系(モダンが得意)
その他 練り込みの生地はやや重めです。わたしの好みではないけど、どっしりしたのが好きな人にはいいかと。でもこの店の真価が発揮されるのはモダンです。それから、定食とかお弁当なんかもやっておられます。さらに、サイドメニュー的なものもたくさんあります。中には、どてとかおでんとか、曜日で決まってるものもあるみたいです。おでんの日はお好みにおでんを入れることも可能です。なんしか、一度行く価値はぜったいにありますね。
独断的評価 ★★★★★(練り込みだけだったら星4つ。でも、モダンは星6つなんで、平均して5つです。ちなみに、3人でお好みとモダンとビール3本とどてとテッチャンで4500円とのこと。個々の値段はわかりませんが、めっちゃ安いです)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

できるかな?

今日は昼から奈良でお座敷です。オファーが「応用編に基礎編を混ぜて」ということだったので、それは無理だなと(笑)。まぁ、新ネタでいきましょう。
で、スライドを選んで、話はじめたわけですが…。なんか違和感があります。ビミョーに順番が違う。てか、削除したスライドがあるっぽいです。んー。
あ!バージョン間違い^^;;?まいった…。
とりあえず、スライド見て何をしゃべるか考えるって戦法で攻めることにしました。おかげさまで、なんとかかんとかしゅうりょ。
ふぅ…。
でも、在日のオモニがすごく共感してくださったみたいで、メッチャうれしかったo(^^)o

やはりこの空気がいい!

2年前は興味の向くままにしていたおべんきょですが、最近は「必要に迫られて」みたいな感じになってきています。なので、「んー」と思うこともないわけではないのですが…。
今日のおべんきょは久々にヒットでした。
元来わたしは「役に立たないこと」が好きなんですよね。ところが、なーんか「今日から役立つ」みたいなおべんきょが最近多くて、「役に立つなぁ」と思いながらも、イマイチ感がじわじわ来ていたんです。
ところが今日のおべんきょは、ひさびさに「だからなんなの」感があって、おもしろかった。

話の発端は「現代とはどういう時代か?」みたいな話で、いきなり「役立たず感」満載です(笑)。
ものすごく簡単に言うなら、前近代→近代→ポストモダンという流れの中で、近代からポストモダンの移行期にあるということです。
では、近代とはどんな時代であるかというと、「葛藤」の時代であると。例えば夏目漱石。「こころ」の「先生」は、ひたすら悩む。どこまでも悩む。解決なんてないけど悩む。そこには、「近代的自我」の芽生えと「エゴイズム・罪悪感・孤独」があると。そしてそれは「抑圧的パーソナリティ」であると。
に対して、現代は「解離」の時代であると。例えば「村上春樹」。「多崎つくる」は傷ついた自己を抱えている。で、巡礼の旅に出るけど、それは自らの主体的な意志で行ったというよりも状況の流れのままに行われる。そこには「現代的自己」があり、「心の傷つき・離人感・孤独」があると。そしてそれは「解離的パーソナリティ」であると。
で、この「葛藤」から「解離」へという移行期が「現代」の特徴であると。
ここで「アイデンティティ」が登場します。「アイデンティティ」とは、「「わたし」が「自己」であることの責任を引き受けること」「本来引き受けようのないことを引き受ける「主体的」な「判断」である」「「他者」からの承認を必要とする」ものであると。つまり、自分の中にあるバラバラなものを選択的に取捨する行為で、そこには「葛藤」が生じる。しかも集団なしには個は成立しない。
ところが、「解離」とは「パーソナリティを多様な自己のままにおいておく」。そこには「悩み」がない。

ちなみに、センセは
「どちらがいいのかわからないけど、自分が生まれ育った時代は「葛藤」と親和性が高いので、どうしても「解離」に否定的になってしまうんですよね」
って言っておられました。

で、この「解離的な現代」の思春期・青年期の特徴は「悩まない」「悩めない」。すると、もしも問題が起こった時はどうするかというと、その問題の所在を内面化するのではなく外面化する。具体的には「現実化」であり「外在化」させていまう。端的に言うなら
「悩まない人は他人を責める」
と。
では、なぜ「解離」へと進んでいったのか。
「葛藤」には、その悩みの伴走者となる他者が必要となる。しかし、そのような伴走者がいなくはってきているのではないか。
このようななかで、例えば子どもたちのコミュニケーションは直接性を強く希求する。と同時に冗長性への不寛容さが起こる。
しかし、今ある社会や学校のあり方は、このようなバラバラさを促進しているのではないか。

みたいな話でした。
あー、疲れた(笑)。

でも、なんか「あー…」みたいな。
ちなみに、わたしの村上春樹観は…。
「主体的な「判断」を下しても、結局それを実現できない社会の中で、小突かれながら生きていかざるを得ない。その中でアイデンティティを喪失しながら、状況の流れのままに「やっかいごと」に巻き込まれる」
みたいな感じがあるんですけどねぇ。そういう意味では、センセの言われるほど「現代的」ではないとうか、その「現代」を先取りしていたというか。

でもま、久しぶりにめっちゃ眠い頭が少しシャンとしました。

半日一緒だったな…。

わたしのスマホ、「はんにち」と打つと、最初の候補が「反日」なのは、まぁ(ry。
閑話休題
おべんきょ仲間のIさん、たしか木曜日にわたしの授業を見学に来るって言ってたけど、いつだったかなぁと昨日思っていて、朝、駅のホームでばったり会って、今日だったかと気がついた朝からスタートした今日なわけですが。
Iさん、すんごい積極的というか物好きというか。管理職以外見に来た人はほとんどいないわたしの授業を見たいとは。ま、そりゃ、経験年数は無駄に多いし、無駄な工夫もしてるし、そのおかげで「セオリー」からはずれてしまったダラダラの授業ですから、あまり参考にはならないんですけどね(笑)。
てのはどーでもよくて…。
午前中3時間つきあってくださいました。
やはりお客さんがいると子どもたちはどことなく緊張するのかなぁ。いつもより反応がいいです。これから週一回くらい、誰かゲストに来てもらおうかなぁ…。って、そういう目的なら日当払わにゃならんな^^;;。
で、Iさんはお昼に帰られて、そこからは自問自答の時間がはじまります。途中、ほんとに自問自答というか、問うだけで答えられない時間もあったりしましたが、とりあえず脳みそがとまるまで自問自答をし続けて、とにかく「形」をつくらにゃならんので、むりくり書くわけですが…。
つくづく「あたしゃネコだなぁ」と思いました。ネコって、どこかに行こうとして3歩歩いたら忘れちゃうみたいな。わたしも「何かを書こう」として、3行書いたら何を書こうとしてたか忘れたりするわけです。なので、最初に書いたことと、途中で書いてることと、最後に書いたことが、なんか食い違ってるというか、別になってるというか。
まぁ、そんなことに気づいても、それを修正する言葉が出てこない。これはヤバイです。

てなことで、夜はおべんきょです。
再びここでIさん登場(笑)。たぶん、わたしがグーギャーなるところを見に来られたのかなと^^;;。
とにかく、話の筋が一貫してないところは
「ここ、ミスです」
とか、てきとうにごまかします。で、そのままどんどん話を進めていきます。
にしても、今日はなんか「わからん」とか「論理が飛んでる」とか、あまり言われません。やはり、思いつきで書いたメモの集まりではないというのかいいのかなぁ。
なんだかんだで、1時間濃密な時間を過ごして、「終わり」とか言いながら、30分ばっかダラダラ話をして、今日のおべんきょ終了です。
でも、うん。前へ動きはじめたって手ごたえがあったなo(^^)o。

ねむいってば^^;;

昨日の夜のダメージは、当然今日にも残っているわけです。とにかくねむい。でも、こないだBんちゃんから
「水曜日、S座にいるし」
って耳打ちされちゃったから、これは行かねばなと。いや、呑んでる余裕はないはずなんです。だって、あしたは「おべんきょ」です。レジュメを切らなくちゃ…。あー、でも、どうせ6時まわると頭はまわらなくなるし…。あー、でも…。
さんざん迷ったあげく、Bちゃんに
「7時前になるけど、いる?」
速攻
「○」
とのお返事。確定です。

まずは駆けつけ一杯のヴェデッド。んま!めちゃんま!なにこれ!体がよほど水分を欲していたみたいです。凝り固まった食道を冷たいヴェデッドが押し広げながら潤していくのがわかります。
で、初対面の人と自己紹介。うわ、法学者の方でしたか。と、やがてとあるNPOの代表の方が登場。あり?大阪在住じゃなかったんだ…。
てことで、コリアン3人日本人ひとりという、まぁありがちな「強烈アウェイ」の呑み会スタートです。
話は当然のことながらヘイトスピーチ関連の話から、あちこちに広がっていきます。単なるカウンターを越えて、「次の一歩」をどうつくるかみたいなところまで発展していきます。
なんだろ…。
それが夢なのかどうかはわかりません。でも、Bちゃんの生きやすい社会は、わたしにとっても生きやすい社会であることは、肌で感じています。一方ではカウンターをしつつ、もう一方でその社会の実現へ向けた「夢のようなひととき」をこの社会の中につくりだし、その「ひととき」の時間を少しずつ伸ばしていく。そんなことをしてみたいなぁと思うのです。
そんことをどこかで考えながらも、お酒がすすむのがS座のヤバイところです。なんしかお酒がおいしい。
結局、アテだけで3時間立ったままで飲んでしまう、ヤバイ夜でした。

仲いいなぁ

今日は大阪市内某所で定例の呑み会議です。
なんとなくお腹が減ったので、とある横丁に入ってホルモンや串なんぞをつまんだのですが…。

高っ!
なんで枝豆と飲みもの一合で800円以上するねん!しかも、「お兄さん」って言われたし(;_;)。もう二度とこないと決めました。
てことで会議の方は、ところどころにツッコミどころはあったものの、なごやかに進行です。

ここまでが、まぁ前菜。ここからが本番です(笑)。
近くのお店に場所を変えて、とりあえず乾杯です。そこからは、いろいろ情報交換をしたり意見交換をしたり。今回初参加の7さん、独特の切れ込み方されるので、なかなかスリリングです。わたしにはできんなぁ^^;;。
途中、わたしはO田さんと「自殺とジェンダー」という、かなりガチな話をしていたのですが、なにやら「場」の空気が変わってきました。Kさん、なんか怒ってます。まぁ、いつものことといえばいつものことなんですけどね。
と、突然「表へ出ろ!」。
あぁ、いつ以来だろう。この言葉を聞いたのは。航空公園のあたりの居酒屋で、姐さんが
「お店でケンカをするときは、お店に迷惑をかけちゃいけないから、まず「表へ出ろ!」って言うのよ」
ってFTMに説諭されてるのを聞いて以来かなぁ。イスを蹴倒したあとに、まずこの言葉が出るのは、さすがです。
ここでとっさに止めに入ったのがKさんとOさんとわたし。なんか、シチュエーションはいつも同じです。「あの時」のHさんがOさんに変わっただけ。てか、ケンカへの参加で一番おいしい役は「止め役」でして(笑)。
まぁそうこうするうちに、主役のお二人は頭を冷やしに外で一服されたりするわけです。で、笑顔で帰ってくるふたりをみんなは乾杯で迎えるわけですo(^^)o。
にしてもなぁ。
みんないろんなところにいろんな形でストレスをためているんですねぇ。いつも笑顔の人こそ、ほんとうにストレスをためている。ともすれば迷って決断できないしんどいことを決断しなくちゃならないこともある。決断しないのもストレス。決断することもストレス。誰かがなにかの形でそんなストレスを発散させてあげないといけないんでしょうね。そんな時、ケンカ覚悟でトリガーを引いてあげるのも「なかま」のあり方のうちのひとつなのかもしれません。ほんとにこの人たち、仲いいんだなぁ。わたしもそこに入れてもらってるのかな(^^)。

あとはいつもの通り、なごやかな飲み会。初参加の7さん、なんか感動してます。
帰り道はいつもの通り親分のFさんと一緒です。たいてい飲み会は対角線に座ってるのでほとんどしゃべれないのですが、帰り道はいつも隣同士。今日もふたりで人生を語りながら帰る、終電に間に合わない夜が過ぎていくわけです(笑)。

エビデンスはつくるしかないか…

「○○について書かれた文章はたくさんあるけど、そのほとんどは××で、△△についてはあまりない」
っていう文章を書こうと思ったけど、根拠がない。どうしようどうしよう…。しゃーない、自分で根拠をつくるしかないです。
てことで、とある検索システム(笑)でキーワード放り込んで検索かけました。700件以上ヒットしました。これ、分類するのか_| ̄|○
ま、考えている間に手を動かすかな…。

よかったり、悪かったり。悪かったり、よかったり。

今日は久々に「新羅に集う人々の会」に参加です。
わたしはこの「新羅」という焼肉屋さんの家族とは20年以上のつきあいになります。てか、焼肉屋さんする前からのつきあいやし(笑)。ただ、この集まり、なんしか日程があわず、なかなか参加できませんでした。で、今回は「幸か不幸かエントリー忘れ」って事故があって、参加ができたという。
この集まり、第一部は「学習会」で、第二部が「宴会」です。もちろん、非公式の第三部もありますが、それはおいといて。
で、今回の第一部は「ヘイトスピーチと法規制」というテーマでのシンポジウムです。具体的には朝鮮学校襲撃事件の弁護団とI成さんが話をしてくれました。
ヘイトを「法規制がかけられない部分」「民事訴訟の部分」「刑事訴訟の部分」とわけ、これらを別々の事象として捉えるのではなく、「進行する事象」として捉える必要がある。あるいはヘイトを受けた人間の「沈黙効果」って話。かなり自分の中で整理ができたし、少し「わかる」こともありました。で、わたしも微力ながらカウンターやってる人間として、法規制の大切さとともに、ひとりの市民として日常できることをすること。それがヘイトを抑止することにつながり、法規制を後押しするものになるんじゃないかみたいなことを発言して、ちゃっかり仲パレのチラシもまいたり。

で、お楽しみの第二部。
みんなで鍋をつつきながら楽しく飲んでいたのですが…。
ある人が所要のために帰らなくちゃならなくなった時、その人の先輩とおぼしき人が参加者に向かって
「彼、結婚相手募集中です」
とアピールされまして。で、みなさんなごやかに笑われるわけでして。
もうね。「なぜこの場でこんな発言が」と。「ここまできてこれかよ」と。まさに沈黙効果ですね。黙り込むしかなくなります。まぁ、I成さんにはグチったけど、もうあとは「居場所のなさ」で荒れるばかりです。

で、第三部(笑)。
荒れてるなら行かなきゃいいのに、なんとなく行っちゃいました。行ったのは「新右衛門」という沖縄料理のお店。店内には古ーい知り合いがおられたり、デモの常連の「仲間」がおられたり。
ここではカラオケですね。I成さん、うまいわ…。まぁ、沖縄料理のお店ですから、沖縄系の歌がバンバンかかるわけですが…。
せっかくなんで自分も歌おうかと思ったんですけど、ないんですよね。トランス同士で大合唱できる歌。「友だちの歌?」ちゃいます。「セレストブルー?」ちゃいます。ないんです。
「そっかぁ、ないんだ…」
なんともいえない寂しさが募ってきたので、加藤登紀子とか玉置浩二とか歌っておきました。
と、別のお客さんから「歌声気に入った。もう一曲歌って」とかリクエストが入ったり^^;;。
なんか、わけわからんままに、夜がふけていって、気がつくと終電がないという(笑)。