今日の試験カントクを確認すると、2時間連続で入ってます。マジか。メッチャしんどいけど、なんとかこなしましょう。
試験カントクが終わったら、お待ちかねの採点の祭典がはじまります。が、担当してるのは2クラス。うちひとクラスは20人ちょいです。今日中に終わらせると決意しました。
で、採点開始。
やりはじめると、なんかもう、恐怖ですね。これ、目も当てられない結果になるんじゃないかと。とにかく斜線の嵐が吹き荒れます。約2時間の格闘の末、合計点の計算。90点台からヒーローまで、すごい分布になりました。
で、リハビリ。なんかここしばらく「やる気」が出ません。きっと雨のせいです。
リハビリから帰ってきて、再び採点開始です。
やりはじめると、またまた恐怖ですね。これ、目も当てられない結果になるんじゃないかと。とにかく格闘して合計点の計算したら、えらい結果でした(笑)。まぁしゃーない。難しめにつくりましたからね。
てことで、定時がきたので帰りましょう。
とにかく採点が終わったので、大幅に楽になった。
あったかい中学校だな→長いつきあい
今日から期末試験がはじまります。定期テストのときはなぜかたいていお座敷が入りますが、今年はないかなと思ってたら、なぜか行くことになりました。
とりま、午前の試験監督なんかを終えて、昼に職場を出て4月におじゃました中学校に向かいます。
学校に到着したら、今回も支店長室でおべんとうをいただきました。ちなみに「近江牛弁当いろどり」です。牛肉のしぐれ煮もおいしいけど、卵巻きの下の味噌がうまい!
てことで、会場に行ってPCをセットして、そのままお座敷開始です。聞いてくださるのは3年生約100人。今日はウケるかなぁ。
はじめはみなさんキョトンとされてますが、笑っていいことがわかると、そこからの反応がとてもいい。笑ってほしいところでは笑いが出るし、反応してほしいところではきちんと言葉が出てきます。メッチャ話しやすい。ただ、問題は、お座敷そのものが3ヶ月ぶり。生徒さん相手は5ヶ月ぶりです。完全にカンがもどってないというか、忘れてるというか。ところどころでスライドが前後したりして申しわけないと思いながらも、なんとか1時間5分で終了。
ほんとに生徒さんたちに助けられたお座敷でした。ありがとうございました。
お座敷のあとはちょいと懇談。その後、近くのムラを少しだけ散歩。んー、妖怪アンテナが立たない(笑)。
で、居酒屋へ。お店は「こてつ」です。自家製ハムの店らしいけど、飲み放題のお酒も充実してます。集まってきたのは、今日の中学校の支店長さんとか、古い人権教育の仲間たちとか。ほんとに友だちって人権教育界隈の人ばっかりだけど、どれだけ話しても飽きないですね。てか、トランス前からの友だちなので、30年近いつきあいなんだな。
そんなこんなで3時間ばっか呑んで、フラフラになりました。さあ、帰ろう。明日は平常営業日ですわ。
ゆるゆる
朝、かなりの雨が降ってます。てことは…。通勤電車は安定の運休です(笑)。てことで、車通勤決定です。
なんか、道がガラガラです。電車が動いてなかったらみんな車なんじゃないかなと思ったら、反対車線はギチギチです。そっか、反対方向なんだ。
と、途中にある踏切がカンカンいってます。動いてる?どうやら動かしたらしいです。が、遅延は+60分。まぁうまくすれば一周まわって定時かもしれないし、ヘタするといつまでたっても来ないというパターンですね。車出勤でよしとしましょう。
職場に着くとメッチャ早い時間です。と、メールが…。安定の9時半始業だとか。そりゃそうです。てか、交通機関がきついところは、たぶん今日来ることそのものがきついんじゃないかな。なにせ関西線の子もいるしな。
てことで、授業は少人数の短縮授業です。みんな静かにプリントをしています。クーラーの風がそよそよきます。気持ちいいなと思ったら、明日から試験なのに寝るなよな(笑)。
空き時間は試験関連の作業をしたり、人権学習の準備をしたり。そうそう、土曜日のプレゼンの「つなぎ」と「オチ」をつくらなきゃ。いろいろあーでもないこーでもないとやっているうちに、なんとなくできたかな。あとは笑ってもらえるかどうかですね。
放課後は、またまた人権学習のプリントづくり。ビデオのガイドになるものをつくらなきゃならんのですが、そうなるとビデオを見なきゃなりません。てことで、これを久しぶりに見たけど、涙出るな。ただ、プリントつくるのはメッチャ難しい。まぁひと晩おいたら、なんとかなるかな。
てことで、定時がきたので帰りましょう。今日は下の子どもの1日早い誕生日パーリーだわ。
案外好評だった
今日の午後は人権教育担当者の会議です。今回はうちの職場が会場なので、準備でパタパタ。
で、会議です。とにかく今年はメンバーがガラリと変わりました。残留してるのは14人中5人かな。しかも「人権教育担当、はじめてです」って人がほとんどです。まぁでも、それはとてもいいことです。もっともベテランの域に入ってて「はじめて」ってのは、これまでどういう人事体制でやってきたんやとも思いますけど、比較的若い人が多いのがいいです。ちなみに、女性も多い。とてもいいことです。
で、みなさん好奇心が旺盛というか、研究心が高いというか。ほんとに積極的に参加されてる感じが伝わってきます。
会議ではそれぞれのガッコの状況を交換したあと、人権学習の紹介をしたりします。今回はちょいと出しゃばって「世界人権宣言」のプレゼンを見せてみたり。
で、いろいろディスカッションをしてたらあっという間に終了時間。
と、ある参加者の方が「あの…」って来られました。
「さっきのプレゼンのデータをいただけませんか?」
「いいですよ(^^)」
「えっ!いいんですか!」
と、
「わたしも」
「わたしも」
ってことで、みなさんにデータをおわけすることに。
たぶんわかりやすかったんでしょうね。ある方が
「生徒になった気分で「うんうん」って聞いてました」
って言っておられましたが、子どもにわかりやすい教材は教員にもわかりやすいってことです。
ディスカッションの中で、あるベテラン教員の方が「理解したか?」みたいな話をされたのですが、理解はいらないと思うんですよね。ましてや「定着」なんてするはずがない。でも、1年生の1学期にやることに意味がある。いろんなことを感じてくれたらいい。
例えば2年生になって
「去年やったの覚えてる?」
って話たら
「ラップのやつやろ」
って返ってくることがあります。それで充分にうれしいです。
人権教育担当のおもしろさを通して、反差別を生きる人との出会いの豊かさへとつながっていけば、きっと仲間ができていく。
そんなことを感じさせられたひとときでした。
やらなきゃ終わらない
今日は午前に3時間。でも、すでにプリント学習の期間に入ってるので楽勝です。てことで、7月にある人権学習の準備にとりかかりました。
1年生は多様性ワーク。14種類のカードを7色の紙に2種類ずつ印刷します。それを1学年分。メチャクチャたいへんそうだけど、実はこのあたり、細かいノウハウがあって、やってしまうと1時間半ほどでできてしまいます。
2年生はアイヌ学習。ビデオを見るだけです。が、イマドキのガッコじゃないので、各教室にビデオやプロジェクタがあるわけじゃないです。なので、52型のディスプレイを移動したり、プロジェクタを設置したりしなきゃなりません。それの割り振りをしてみたり。さらに、見やすいようにワークシートをつくらなきゃなりません。
まぁ全部ができたわけじゃないけど、とにかく少しずつ山を崩しはじめたかな。とにかくやらなきゃ終わらない。
放課後は夏季研の講師の浜田麻里さんと打ち合わせ。京都府の外国人教育のひどさを嘆きあうのですが、それはすべてブーメランのようにこちらに返ってきます。とはいえ、さすがにひとりではできないし、あれもこれももできないし。
そんなこんなであっという間に1日が終わりました。
さぁ、家に帰って筋トレとビールだ。
やる気スイッチ強制ON
やる気スイッチが入らない理由はいろいろあります。が、最大の理由は、やはり肩のケガですね。ガッコだとキーボードやマウスの高さがあわない。家だと寝転がって作業ができない。
でも、とりあえず金曜日にやる気スイッチに手を伸ばしたおかげで、仕事のうちのひとつが90%できました。そして昨日、前のおべんきょ場所に行く前に、ほとんどデッドラインに来ている来週土曜日のスライドに着手して、40%くらいまでもってきてありました。
なので、今日は残り60%をやっつけます。まぁ、最後まではいかなくても、ピバーク地点までいければよしとしましょう。
スライドづくりに欠かせないのは妄想です(笑)。あることを話すために、それとはとうていつながりそうにない「なにか」を見つけられるかどうかが勝負です。いや、それは必要ないだろという話はもちろんあるのですが、それならスライドなんていりません。レジュメとしゃべりで充分です。映像にするのは「ネタ」を見てもらうためです。ただ、その「ネタ」はやる気スイッチが入らないと見つからない。
てことで、今日はとにかくこれまで書いたものをいろいろ読み込んで考えることにしました。これまで、同じテーマで3回書きました。まずは『女人禁制Q&A』です。この時はQのうちのひとつを担当させていただきました。お次は『現代の「女人禁制」―性差別の根源を探る―』です。この時はひとつの章を書かせていただきました。で、今回は『いつまで続く「女人禁制」: 排除と差別の日本社会をたどる』に書かせていただいて、土曜日はその出版をきっかけに企画されたものです。
これまで書いてきたものを読み比べると、なんか「書き散らかした」感があります。なのに、なぜかシンポジウムでしゃべれと言われて、うれしいものの「なんでわたしやねん」という感覚は否めません。まぁ、ずっと前のシンポは別の人がやったし、今回はわたしにまわってきたのかなと思わないわけでもないですが。
で、書き散らかしてきたんだけど、どこか共通するものがある。それを抽出すれば、自ずとスライドはできるはずです。さらに前の本から9年たっていて、その間に「おべんきょ」の世界に突入もしています。共通するものを分厚くしてなきゃダメダメです。
そんなことを考えながら、これまでつくったスライドも流用して、ようやく「骨」になるところができました。あとは「つなぎ」と「オチ」というところまできて、時間切れ。でも、まぁなんとかなるかな。
温故知新しながら呑む
今日は前のおべんきょ場所で後輩たちのフルボッコ大会があります。ちなみに、当然のことながら、わたしも経験しています。あれからずいぶんと遠くまで来たなぁ。
少し遅刻して入ると、知り合いのセンセが軽く会釈してくださったり。
今日のフルボッコのターゲットは3人。ひとり目は遅刻してわからず。2人目は…。すんごい勉強してて、前のペーパーも意欲的に書いておられて、やる気満々なんですが…。なにをしたいのかがわからない。正確にはなにをしたいのかが、書くべきところに書いてない。その代わりに「そんなに書かんでもええやろ」というくらいいっぱい書いておられます。いっぱい書いておられるからこそ、逆に何がしたいかわからなくなります。わたしもかつてあったし、今もあります。
3人目は、まさに後輩です。題材としてはおもしろいところに目をつけておられます。データもかなりそろってる。そしてやりたいことも明確に書いてあります。が、読み進めていくと、なんかやりたいことがぼやけてる。これもかつてあったことです。データがあると、どうしてもいろんなことに気がついて、つい「あれも言える」「これも言える」ってなってしまいます。たぶんみんなそこを通過するんだろな。てことで、いろいろフルボッコになっておられました。まぁでもフルボッコにされるってことは、課題が明確だってことです。
公開フルボッコ大会のあとは、おべんきょ部屋で呑み会です。センセもひとり声をかけてつきあわせてしまったり。でも、センセが来られる方が話が深くなります。
やがて「まさに後輩」さんとサシ飲みになって、「なんであのテーマ?」みたいな話をしてみたり。
そんなこんなで、9時前に解散。ちょっとお腹が減ったな。
鼻をかみながら食べてしまった^^;。
社会の教員であること
今日はとある大学で社会科教科教育法を教えてるお友だちのIさんがうちの職場まで授業見学に来られました。ちなみにIさん、社会科の授業をしたことがないどころか、免許も持っておられないとか(笑)。まぁでも、おそらくは「それとこれ」は別なんですよね。ただ、Iさんはマジメな方なので、やはり授業は見ておきたいとのことで、それならうちのガッコに来てもらえばええかと。
事前にいろんな人に頼んだら、みなさん「参考になるかなぁ」などと謙遜されながらも、快く引き受けてくださいました。副支店長も「ええよ」と。「文書いりますか?」と聞くと「いらんよ」と。いい職場です。
もちろんわたしは見学してないから授業の様子はわからなかったけど、見学から帰ってこられたIさんの言葉の端々から、つくづく社会科の教員ってすごいなと思いました。
例えば、「歴史は資料をつなぎあわせるものだから、結局はわからない」とかつぶやいてる人がおられたとか。なるほどなと思うけど、それでも教えなきゃなりません。ついでに言うと、そのひとことのためにどれくらい勉強してるんだろうと思うと、不良数学教員としては頭が下がります。
さらに、休み時間に「どれくらい勉強しておられますか?」と聞くと「ずっとやってる」と。なんでも、毎年プリントをつくりかえてるんだとか。これも不良数学教員としては頭が下がります。
「歴史は変わらない」という人もいれば「歴史は変わり続ける」という人もいます。後者の人は「わたしらが知ってる世界は「最先端」が数十年たって本になったことですからね。そして教科書になるのはそれからまた数十年たってからのことですよ」と。
そんなこんなで圧倒されまくった1日でした。いい勉強になりました。
やる気スイッチが入らない
朝、そんなに悪い目覚めではありません。が、しんどい。睡眠不足ですね。covid-19の引きこもり生活を経験して以降、夜の用事がきつくなったのかな。昨日は帰ったのは早かったけど、睡眠不足感があります。まぁ2杯目の焼酎のせいという話もありますが。
そんなことを言っててもはじまらないので出勤です。
今日は午前に授業が3発です。きっとあっという間に1時になるんだろなと思ったら、やっぱりそうでした。
昼休みに卒アルの写真撮影があったり。去年と今年は社研の撮影があるのがうれしいです。やはり落ち着いたら交流会をしなくちゃ。
午後はリハビリに行ったり。いつもの通り検温があるのですが、37.2℃。ダメじゃん。
「どうされますか?」
と聞かれたので
「Uさんがいいのであればやります」
ということでリハビリやってもらいました。ただ、なんとなくきつい。可動域はそんなに変わらないんだろうけど、なんか調子が悪い。
リハビリが終わってガッコにもどって保健室で検温。すると36.5℃。平熱じゃん。まぁいいです。助かった。
いま、やらなきゃならないことが山積みです。が、進まない。というより、とりかかれない。今月末にはいろいろ出さなきゃならないし、もっというと今月中頃へ向けていろいろやらなきゃならないのですが、やる気スイッチがどこかにいった感じです。
これはそうとうヤバイ状態です。
てことで、とにかく一番やらなきゃならない仕事だけでもってことで、試験問題を作成してみたり。でも、アカン。どうにも乗らない。
あきらめよう。
大人になる
朝、目が覚めたけど、起きたくない。昨日はそんなに遅くなかったんだけどなぁ。なんかしんどいなと思いながら出勤したら、朝から教科会議があるってことを思い出しました。
教科会議の内容は、新採さんの研究授業の合評会です。わたしは病院があったので参加できてません。なんで自分がここにいるんだとは思いますが、みなさんの「評」を聞きますか。んー、みんなえらいな。いろいろ考えて授業しておられますね。いや、わたしも考えてるけど、なんか違う。たぶんみなさんは数学を考えておられるのかな。わたしは…。あまり数学を考えてなくて「伝え方」を考えてる。たぶん数学の教員としてはダメダメなんだろな。
てことで、午前はダメな授業を2発やって、午後はリハビリなんぞ行って、夜はちょぼやき会です。
今回は久しぶりにリアルな会です。今回のスピーカーはHさん。
前から「おもしろい人だな」と思ってたけど、そんなんじゃないですね。とにかくまっすぐです。そのまっすぐは、ブーメランのように自分に突き刺さる。それを甘んじて受ける。
子どもの頃から怒りまくりです。おそらくは、その根源は「女性であること」にある。常に抑圧を感じてる。
これ、すごいなと。だって、抑圧は存在してるけど、その抑圧を感じない女性だっているはずです。わたしのまわりにはおられませんが^^;。
で、感じた怒りを語ろうにも、まわりにはその怒りを共有する同年代の人がいない。そりゃそうです。学校には多様性はありません(笑)。だから常に孤立してる。
で、怒りは当然「大人」に向かう。
ところが、やがてHさんも「大人」になる。いや、「大人」じゃないな。歳を重ねて「大人」と言われる年齢になる。でも、変わらない。怒りは「大人」に向かう。でも、東日本大震災の時に、自分が「大人」であることに気づく。でも、そのことを流さない。引き受ける。今度は「大人」として「大人」に怒りを向ける人生を歩きはじめる。
メッチャしんどい人生を歩んでおられるなと。
でもHさんは「早く大人になりたかった」と言われる。それは「自分のことを自分で決められる」からです。なんか「Nothing about us, without us」を地で行っておられる感じです。
それにしても、Hさんの生き方はしんどいやろな。しんどいだろうけど、そうじゃない生き方のほうが、もしかしたらHさんにとってはもっとしんどいのかもしれないな。
てなことで、終わってからは純豆腐太閤へ。けっこうおいしい。ビールもキリンです。よかったよかった。