ルーツをたどるおべんきょ会

今日も朝はおふとんの中でコロコロ。起きたくないけど、起きますか。
そだ、朝のうちに明日からのおべんとのネタをつくらねば。そんなこんなでパタパタしてたら、出発しなきゃならない時間がきました。
今日も午後からおべんきょ会です。題して「解放教育史研究会」です。わたしは「教育史」は専門ではありません。が、解放教育の最後の生き残りというアイデンティティはあります。おそらくは、解放教育第1世代が1960年代の人々とするなら、わたしの先代は1980年代に実践をしていた人たちになります。わたしは1990年代から実践をしていることになるので、第3世代くらいかな。そして、第4世代はいない。そういうわたしにとって、第1世代のことを「なんとなく」ではない形で知りたい。そういう気持ちがこの研究会に参加したいと思った動機です。ただ、初参加です。ちょっとドキドキします。会場はHRC[1]Human Rights Center@弁天町です。久しぶりに来ましたね。
やがてメンバーがそろって、おべんきょ会開始です。ちなみに、今日は遅れませんでした(笑)。司会は今井さん@大阪大学です。まずは棚田さん@部落解放・人権研究所が切ってくださったレジュメにしたがって、文献購読です。ターゲットは板山勝樹さんの『戦後日本における反差別教育思想の源流――解放教育思想の形成過程です。
まずは序章。解放教育が4つの時期に区分されて、「あー、なるほどなぁ」となります。そして、メインとなるのが11章と12章。扱っているのは、福地幸造の実践です。福地幸造!懐かしい…。かつてM田さんやF田さん、さらには史朗さんからもよく名前を聞きました。もちろん、湊川高校定時制と、わたし勤務校はまったく状況は違います。でも、拙いながらも、自分がやってきたことの源流が「そこ」にあることを感じます。
ディスカッション→休憩の後は江口さん@摂南大学のペーパーについてのディスカッション。そこには当然、西田秀秋が出てきます。あまりにも懐かしい。M田さんがめっちゃ批判してましたねぇ。ディスカッションでは、そういうところに絡んでこられるのが呉さん@鳥取大学です。切れ味が鋭いだけじゃなくて、ところどころエモーショナルなテイストが混じるのおもしろい。
そんなこんなで、楽しいディスカッションが続いて、時計を見ると5時になっていました。ぜんぜん気づかなかった…。
おべんきょ会のあとは、当然呑みです。ネット参加の呉さんがメッチャ呑みたがっておられて、ぜひぜひ次回は呑みたいなと。
で、近くの飲み屋に行って、反省会。思わず
「今日はクンタ・キンテの気分でした[2]実際は「キンタ・クンテ」と言ってしまった^^;
と言ったら、江口さんも棚田さんも「なにそれ?」おいう顔をされたので、やはりわたしのネタは古いなと。
その後も延々と昔話を披露してしまって、
「ICレコーダーまわします?」
とか言ってしまうなど。
そんなこんなで、楽しいおべんきょ会でした。

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1 Human Rights Center@弁天町
2 実際は「キンタ・クンテ」と言ってしまった^^;

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