今年もつい話してしまった

今日は早起きです。京都府北部に出張です。とにかくおにぎりを持って、急いで京都駅へ向かいます。嵯峨野山陰線、混んでますね。学生さんが動きはじめるにはまだ早い時間です。まぁでも、本気で混んだらすごいらしいので、マシなんでしょうね。
そのまま薗部まで移動して、Aっちゃんと合流。そしてさらに北へ北へ。到着したのは鬼のふるさとです。今日は、某人権教育研究大会です。
いろいろあいさつして、まずは全体会。ジェンダーバランスが悪い(笑)。そして、色が黒い。てか、会場を見渡しても、全体に黒い。オレンジのパーカー着てるのは、わたしひとりです(笑)。
そして、記念講演です。講師はゆきみちゃんです。期待が高まります。
いいですねぇ。支援者としての話です。そこに体験談が混じる。ただ、決して「当事者にしかできない話」ではないです。それがわかるのは、言葉の端々に「支援者として教員と同じ立場にいる」ことが伝わってくるからです。
それにしても、わたしがいるの気づかないかなぁと思っていたら、講演中のワークの時間にLINEが送られてきて笑ってしまいました。
講演が終わってすぐに外に出ると、ゆきみちゃんが待っていてくれて、しばし立ち話。
考えてみると、この人権教育研究大会で在日外国人のことを取り上げた記念講演がされるの、はじめてかもしれません。この間、ずっと外国人の子どもたちへのとりくみがなされていないことを指摘し、とりくみの重要性を訴え続けてきました。昨年度、某人権教育研究会の会長さんにもそういう話をしたところ、会長さんも必要性を感じておられたみたいで、その結果が今日の講演だったそうです。その講師にゆきみちゃんを選んでくれて、とてもうれしかったなぁ。
午後は分科会。この日に続いてレポーターです。が、レポートの順番は最後です。どうしよう。質問をすると、ブーメランのようにわたしに返ってくる可能性があります。
ということで、1本目のレポート。小学校の実践ですが、頭の中に入ってきませんでいた。
2本目のレポート。家庭科の実践で、それはそれでうらやましいなとは思うのですが、なんでも「子どもの人権」を扱ったんだとか。なんかモヤモヤします。なので、つい質問。
「あの、子どもたち自身が権利を持っているということ、権利の主体であるということは教えられましたか?」
どうも「他の子どもの人権」「恵まれない子どもの人権」を教えている感じで、目の前の子どもたち自身が人権を持っているということを教えているように思えなかったんですよね。すると、レポーターの方、意味が理解できなかったみたいです。だめじゃん。
そして3本目のレポート。当事者とともにLGBT「を」扱うレポートです。質問は控えようと思っていたら、後ろに陣取っているAっちゃんが質問。やれやれ。その関係で、わたしにも発言がまわってきました。てか、レポーターの方「優しい心を教えようとした」とか言うから、思わず
「そんなのを持っているのは大前提です。その先を教えないといけない」
とか言ってしまって、しまったなと。
で、わたしの「代理レポート」です。まぁいつものように、ヘラヘラとやりました。
てことで、総括討論。いろんな話があったけど、体育の教員による「副教科と言われるのが傷つくと生徒にカミングアウトした話が一番おもしろっかったなぁ。
ということで、研究大会終了です。
で、まずは京都駅まで特急に乗りましょう。もちろん晩ごはんです。

そして、京都駅で新幹線に乗り換えて、西へ向かって移動開始。

到着したのは博多です。どないやねん。

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