アドレナリンが切れた

朝、目が覚めると、電気はつけっぱなしでした。ジーンズは脱いでいたけど、Tシャツは着たままでした。ひでぇ。
とりまAっちゃんにラインすると、すでに朝食中だとか。あわてて下に降りて、わたしも朝ごはん。そして会場に向かいます。昨日、ホテルまでの道がよくわからなかったけど、今日はすいすいと移動できました。が、最後の「紅葉坂」がきつい。昨日の子どもたち、ここをあがったのね。会場に到着したのが受付開始の30分前の8時半。そう言えば、会場が開くの、9時でした。30分待ちかよと思ったけど、勤務時間は大切です。が、早めに開けてくださってありがたい。
今日は分科会です。どこに行こうかと思ったけど、やはり京都の発表がある分科会ですね。ということで「未来をひらく」分科会。考えてみたら、3本とも定時制高校の発表です。
しかし、参加者が濃いぃ。W高橋さん[1]高橋清樹さん・高橋徹さんをはじめ、神奈川の重鎮がずらりとおられます。さらに東京の重鎮である角田さんもおられます。どんなんやねん。
で、分科会スタート。まずは京都の発表です。基本的にはこの間聞いた内容の短縮版です。が、ほんとうに聞けば聞くほどすごい実践ですね。しかし、ところどころに入る同僚の話が、個人的には爆笑です。まぁそれだけいろんな状況の中でやっておられるということです。
続いて、神奈川の発表です。レポーターの人とは先日一緒に呑んだばかりです。ちなみに、一昨年も呑んでます。レポート内容はおもしろいし、すんごい先進的です。それはO谷さんがということもあるけど、神奈川がそもそもすごいです。ということで、質問。
「ぜんぜん勉強になりませんでした。たぶん、京都の30年くらい先を行っておられます。ということで、そもそも、ここまですごい神奈川だって、最初はそうじゃなかったんじゃないかと思います。その、雪だるまの最初ってなんなのか教えてください」
結局、時間の関係で答はなし。とりま昼ごはんに行きましょう。時間はあまりないので、とにかく「あった店」ですね。
と、ありました。「雷神」という店でした。とりま、食券を買って待ってると、食事を終えた方が出てこられて、よく見たら東京の方でした。まぁそうか。
で、「カレーラーメンの方」って言われて、「違うぞ」と思ったら、Aっちゃん曰く「いつきさん、カレーラーメンの食券買ってましたよ」とのお言葉。そうだったのか。で、カレーラーメンおまけつき。

スープの味が薄めなので、カレーラーメンにして正解でした。結局、スープを最後までいただいてしまって、おなかいっぱいです。で、会場まで再び登山。
午後の分科会は、奈良のレポートです。ちなみに、全外教の事務局長です。このあたりがおもしろいですね。レポート内容は自主教材の話です。すんごいていねいにやっておられますね。まぁでも、このあたりの自由度があるのが定時制なのかな。
ということで総括討論。はじめは通訳の話で終始していました。あまり知らないのでぼーっとしてたら、突然司会の方から指名されてしまいました。
「課題ってどういうのがありますか」
いったいなんの課題だ?
「いま、半分寝かかってましたが」
と前置きして、京都の課題を話しました。たぶんズレてるだろうなと思って、あとで確認したら、やはりズレてました。でも、論議のきっかけにはなったみたいです。
京都府の高校は、そもそも「そういうしくみ」になってない。なにしろ、定員割れしている学校も、カリキュラムを組む時点では国公立を狙えるカリキュラムを組みますからね。なぜなら、定員割れするかどうかはカリキュラムを組む時点ではわからないからです。なので、そういうやり方を変えないとダメなんです。でも、きっとそうはならない。そこには「地域の学校」という歴史があるからです。それはそれでいいことです。が、現状とマッチしていない。
で、京都府の教育行政はというと、日本語指導が必要な生徒があまりにも少なく、しかも散在しているから「誤差」の範囲で捉えてしまう。だからなにもしない。
ただ、これだけで終わってしまうとダメです。京都府には、そういう「援護」もなにもないなかで、少数ながらとりくむ学校があり、個人がいます。そして、例えば「作文コンクール」とか「交流会」のとりくみもあります。そういうものがつながっていき、それが行政を動かすところまでいかなきゃならない。
まぁそんな話をしてみました。
ということで、いろいろな示唆をもらって分科会も終了です。最後の閉会全体会は、和やかだったかな。最後の閉会ミーティングでは、少々からだが震えていました。立っていられないので、思わずしゃがみ込んでしまいました。完全にアドレナリンが切れたな。
ということで、帰りましょう。
新幹線に乗って、晩ごはん。

Aっちゃんとダラダラ話をしながら、クールダウン。9時頃におうちに到着。とりまシャワーを浴びて、ウィスキーを少しなめて寝ましょうか。

footnotes

footnotes
1 高橋清樹さん・高橋徹さん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です