なかなかに熱い人たち

朝、8時過ぎの新幹線に乗って、東へ。新幹線の中では、昨日の5行の修正と加筆です。品川に着いたら、さらに移動です。ここからははじめて乗る電車なので車窓を楽しみましょう。と思ったけど、今日のプレゼンの微修正。そんなこんなで到着したのは若葉駅。目的地は女子栄養大学です。今日と明日、ここで日本健康相談活動学会が開催されてます。主として養護教諭の方や、養護教諭を目指す学生さん、そしてその育成をされている方々の学会です。なぜかその「教育講演」で呼ばれてしまいたした。
わたしに声をかけてくださったのは遠藤さんです。このおべんきょ成果のpdfを書いた時にお世話になりました。が、遠藤さんはもっと前からわたしのことを知っておられたとか^^;。なんか、申しわけないですね。とにかく1年くらい前にメールが来て「話してほしい」と言われました。なんでも、学会1日目の最終プログラムなんで、みなさんが東京観光に行かないようにするためなんだとか(笑)。
いや、わたしが話したら、余計に皆さん帰られるでしょう^^;。
てのはおいといて…。
学会にどこから参加しようかと思ったけど、せっかくなのでできるだが早くから参加しようかなと。ちょうどランチョンセミナーでフェムテックのことをされるということなので、そこから参加しましょう。と、座長が石原理さんでした^^;。
ランチョンセミナーなので、お昼ごはんつきです。

おいしい!しかもお昼ごはん代が浮いてしまいました。
で、フェムテックですね。
あらゆる医療が「男性の男性による男性のため」に開発されてきて、女性のニーズは男性によって解釈されてきたのに対して、女性のニーズにあわせた開発がフェムテックってことですね。確かに話を聞いていたら、絶対に「おじさまたち」が考えられそうにない製品をつくっておられますね。ただ、さすがに製品開発とかされている最前線の方です。どことなくキラキラ感があってまぶしい。まぁしかたないですね。そうでなければ生き残っていけないのかな。
ランチョンセミナーの次はシンポジウム。なんでも、日本健康相談活動が学会になって20年なんだとか。そこで、これからの20年を展望するシンポのようです。いや、熱いわ。この人たち。おそらくこの20年の中で、健康相談活動を引っ張ってこられた第1人者の方の一部は亡くなられて、その遺志を引き継いだ方々が今の最前線におられるのかな。それだけに熱いです。
しかし、文科省の人がICTの導入の話をされましたが、そのスライドが、まるで視力検査です。あかんスライドの見本みたいです。たぶんご本人がつくられたんじゃなくて、「使わなきゃならない」スライドなんでしょうけど、誰がつくったんだろう。
ただ、どうやらここで論議になっているのが「質の向上」というか「研修」というか、そういうあたりのようですね。まぁそのあたりはどこも同じです。ただ、この学会がいいところは、育成をされている方がかかわっているところかな。だから、すごく現実的です。最後はそういう話がガンガン出てきて、おもしろかった。
そして助成金をとった人の発表です。保健室にpepperを置くとか、なんかめちゃくちゃだけど、そういうのをマジメにやってるところがおもしろいですね。そして、一般演題。えーと、「おもしろそう」と思った演題は、すべて遠藤さんの教え子さんですね。それにしても、今日日の加工できるカメラアプリが、逆に自分の首を絞めていく感じは、やはりそこにハマっている世代しか気づかないよなぁ。勉強になりました。
そうそう。健康観察とかもアプリを使うって話があるんだけど、確かに有用だなと思う一方、みんなマジメに入力するんだなと感心したり。というか、古いタイプの人間としては、アプリを使わないと子どもたちの心身の健康が把握できないのは悔しいけどね。
ということで、とうとう最後のプログラム。わたしの順番です。他の会場に行ってた人も帰ってこられました。与えられた時間は1時間ちょい。一昨日とほぼ同じです。なので、ネタも同じミッション5です。が、一昨日よりも少しネタを増やしてみました。果たして収まり切るだろうか。まずは、座長の遠藤さんがわたしの紹介をされます。ハードルを上げられます(笑)。てことで、スタート。
今日も超速で飛ばします。返ってくる反応が柔らかいですね。さすがは養護教員関連の人たちです。ただ、相変わらず「間」がないので、たぶん笑う暇がないんでしょうね。しかたないです。という感じで、最後まで突っ走って時計を見たら、ちょうど6時でした。よかった。
それにしても、あの早口で聞き取れたのかと思ったのですが、どうやら遠藤さんの早口でみなさん慣れておられるとか(笑)。よかった。その後も、いろいろ話に来られて、概ね好評だったみたいで、ほっとひと心です。なにせ、結論はちゃぶ台返しみたいな内容ですからね。でも、案外、養護関係の人もまた、同じような結論に至るのかもしれません。
てことで、懇親会。「」というお店です。集まってこられたのは40人くらいかな。みなさん、元気です。そして明るい。なんなんだろう。同じ教員なんだけど、文化が違う感じがしますね。基本的に、「人」に対してポジティブなのかなぁ。養護教諭って、学校の中で唯一評価をしない教諭なんですよね。それがこういうところに出てくるのかな。つまり「人」に対して「評価」をしない。だからポジティブなのかもしれません。できれば、わたしもそうありたいな。
そんなこんなで、〆の鍋の具を見てびっくり。

もずくと白ネギです。これを鍋に投入すると、こうなります。

これで豚のしゃぶしゃぶです。これはあまりにもおいしい!
ということで、いっぱい飲んで、いっぱい食べて、いっぱいしゃべった懇親会でした。しかし、石原さんに「某学会もこんな空気だったらいいですよね」と、ついつい言ってしまいました。
てことで、ホテルにチェックイン。ちなみに、自販機を見たらソフトドリンクしかなかったので、部屋呑みは断念。でも、断念して正解のはずです。なにせ、ベッドに寝転がった瞬間に落ちましたからね。

5行のために1日使った

この三連休で、今日は唯一のフリーの日です。まぁ明日も移動中に時間があると言えばあるし、明後日も午後からはフリーですがね。なんで用事を入れてしまうんだろうと思うけど、それは明日の話ですね。
ということで、朝からPCの前に座ります。と言っても、まずは昨日ショックだった件についてのメールです。どう書けばいいだろう。とにかく自分の気持ちを伝えることですね。
メールを送ってブログを書いたら、すでに昼前です。まぁ朝寝坊したのが原因ではありますが。
昼ごはんを食べたら、再びPCの前に座ります。ここからはおべんきょです。
書きたいことはわかっています。が、それを書くのはおべんきょじゃないです。PCの画面に表示されているデータから何を言うことができるのかを書くのがおべんきょです。すると、そこで語られたことを「あったこと」として捉えることができなくなります。その代わりに、そこで語られたことを「語られたこと」として捉えることができるようになります。そして、語ることを通して、その人は何をしたのか。具体的には、「過去」のことを語ることを通して、「語った時」に何をしたのか。さらに、語りは単独では存在しません。語りを促すわたしもそこにいます。わたしの質問のひとことにも意味がある。なぜなら、そのひとことに促されて、語り手の語りが生み出されるからです。
ただし、わたしがやりたいことは、「どのように語ったのか」を明らかにすることではありません。「語り」を通して「何をしたか」が知りたい。そのことを通して、「過去」にあったことを「今」のこととして捉えることができるようになる。
PCの画面に表示されている、ほんの数行のデータに、きっとそれがあるはずです。そして、それを書くことができれば、ここから先がグッと楽になる。それだけに、ここを書くことは勝負どころです。
実はこのことに気づいたのは、今朝でした。きっかけは『ワードマップ エスノメソドロジー』です(笑)。まったくもって「今頃かよ!」です。もっともっと前にわかっていなければならなかったことです。でも、おべんきょをはじめて12年たって、ようやく「こんな感じなのかなぁ」と思いはじめているってことです。
てことで、昨日まで書いていた内容はバッサリと削除。その後、書いては修正し、修正しては書き。だめです。書けません。どんどん時間は過ぎていきます。このままでは暗くなりますね。えい、走りましょう。

今日のコースは、いつもの周回コース+オプション1kmの7km。この間は途中であきらめたので、今日こそ気持ちよく走りましょう。最初の1kmが6分03秒だったので、まぁこんなものかと思ったり。その後、気持ちよくなってきたのでペースアップしました。結果、7kmを38分32秒で、アベレージが5分27秒でした。スプリットは6分03秒→5分19秒→5分38秒→5分34秒→5分23秒→4分53秒→5分21秒でした。6km目が5分切ったのはビックリしたけど、まぁそういうペースで走ってましたね。
素直にうれしい。

ちなみに、走っている最中に、ふと文章が浮かんだので、家に入ったらすぐにPCの前に座ってパチパチ。うーん、少し形になったかな。まぁでも、文章って、うんうん考えていても浮かばなくて、何か他のことをやっている時に浮かんだりします。
夜、朝に送ったメールに対する返事がありました。今日は休みのはずなのに、申し訳ないです。でも、首の皮一枚でつながった感じです。いただいたチャンスを活かすかどうかは、わたし次第ですね。がんばろう。
それにしても、たった5行のために1日使いました。でもまぁ、その価値は、きっとあったはずです。

超速とショックと

今日は午後から合格発表なので、午前中短縮授業です。片方のクラスは試験範囲が終わったので、プリント学習です。ちなみに、どうやらこのクラスの授業が足りていない教科があるようです。まぁ考えてみれば、いろいろな行事が木曜日に集中しているので、木曜日しか授業がない人は完全にヤバイでしょうね。なので、授業が終わったら
「要ります?」
と売り込みに行きました。すると、
「要ります!」
ということで、2時間引き取っていただくことになりました。もっとも、あと2時間ほしいという方がおられたのですが、そちらは断念されたみたいでホッとしました。いや、なんぼなんでも、これ以上なくなるとヤバイです。
そして、もうひとつのクラス。そうそう、授業の最初に、昨日の「就職差別との闘い」の補足をしなくちゃね。ということで、「今日もあの子が机にいない」の話から、教科書無償化の闘い、そして就職差別の話へと10分ばっか展開しました。
そして本来のテーマ「常用対数」です。まずは、「2の常用対数と3の常用対数を足し算してごらん」から。これ、掛け算を足し算でやる話なんですよね。ちなみに、いずみちゃんに教えてもらいました。お次は対数グラフの話。そんな話をガンガンしたら、クラスの半分くらいが寝ちゃいました。おかげで教室はメッチャ静かです(笑)。その中を、淡々と桁数の求め方をしてみたり。さてさて、どうなるかなぁ。
てことで、午前の授業をこなしたら、おべんとを食べて、脱出。向かうは滋賀県です。なんでも、地区の人権研究会の学習会とのことです。いや、ここの地区ではずいぶんと話をさせていただいているけどなぁ。ちなみに、1ヶ月後、同じ中学校で生徒さん向けに話をすることになっています。てか、去年の3月にも来てますよ。それでも呼んでいただけるのはうれしいですね。
ただ、今日の問題は与えられた時間です。とにかく1時間しかない。なので、ミッション5を削る以外方法ないですね。
ということで、そろそろお座敷というところでメールチェックすると、かなりショックなメールが…。マジか。完全に意思疎通ができていませんでした。それならそうで、ペースを変えたんだけどなぁ。でも、案外、ロングペースで考えていたから、逆にカットされたのかもしれませんね。いずれにしろ、このショックはおいといて、お座敷です。
うーん。なんか、滑ってます。なんだろ。おそらく時間のプレッシャーがハンパないんだろうな。とにかくガンガン前に進むしかないです。
お座敷って、やはり難しいです。話さなきゃならないことは、それなりにあります。ただ、それらを全部しゃべるわけにはいかない。そこで取捨選択する必要があります。問題は、「取」ではなく「捨」しなくちゃならないってことです。これが難しい。どうしても「捨」しきれません。すると、時間が延びます。なので、無理やりにでも「捨」をします。すると、後悔が残ります。なので、今日はギリギリの線を狙うことにしました。
ちなみに、一番「捨」しなくちゃならないのは「ネタ」ですが、これだけは捨てられません(笑)。
ということで、今日も吹き出す方がおられてよかったよかった。
終わってからの質問が、またよかった。
「数学の問題で「男子200人、女子250人が、翌年男子220人、女子200人になりました。何割変わったでしょう」みたいな問題があるんだけど、こういうのどうしたらいいですか?」
みたいな質問です。なので
「順列の問題で、男女が交互に並ぶとかいう問題があるんですけど、それを犬とネコに変えたことがありましてね。まぁ答は「ネコは並ばない」なんですけどね」
失笑されました。
「まぁ、そこでひとこと「ほんとはそれ以外の人がいたり、この中に「自分は違うんだけどなぁ」と思っている人が混じっていたりするんだけどね」ってひとことつけ加えたらいいんじゃないですか」
と答えました。たぶん、それができるのが授業者なんですよね。しかし、こういう質問、うれしいですね。
てことで、超速のお座敷終了。帰り道、京都駅で少し呑み。休日の前日だから、まぁいいでしょう。
軽く呑んで、今日はごはんも注文して、いい感じにほろ酔いです。さてと、帰りましょう。

体調の秘訣

朝起きると、今朝もビミョーに体調がいい感じです。なので、出勤して、すぐに各種書類の作成です。そのあとの朝の立番も心なしか楽です。一方、体調が悪い中堅教員がいろいろ話してます。なので、
「夜に飲むウィスキー、3〜4杯呑んでたのを1杯にして、ハーブティー飲むようにしたら、体調がメッチャよくなったよ」
と指南してみました。すると
「そんだけでいいんですか。お手軽やなぁ」
と、そこにいたみなさんから笑われました。まぁ、その中堅教員はお酒が飲めない人なので、それだけにたいへんなんでしょうね。
職員室にもどって、プリントのチェックとか。
そうだ。ゴフマンの「gender display」の翻訳だ!てことで、またまたpdfをゲットして、OCRからのDeepLです。が、授業時間がきたので中断。
ひとつの授業では、簡単なプリントをやりきれなかった子らに集中授業。ひとりの生徒がメッチャ眠そうなので、聞いてみたら、寝られないんだとか。それはしんどい。眠剤飲んだらいいのに。
「薬はね。必要なら飲んだらいいんだよ。自分が薬をコントロールすればいい」
最後に決めるのはその子ですけどね。
もうひとつのクラスが、今日もピリッとしません。たぶん、残りの授業回数を把握してないな。しかたないので
「他のクラスに代講で行ってプリント渡したら、みんなやってたよ。キミたちはこのクラスしか知らないだろうけど、他のクラスはちゃんとやってるよ」
と、言いたくないことを言ってしまいました。それで勉強はじめるのも、何かイヤだなぁ。
午後はレシテーションコンテストの準備とかして、やっとおべんと。ついでにゴフマンの続きです。翻訳を終えたらフォントが小さい。しまった、DeepLは書式まで一緒にするんだった。もう一回やりなおそうかなぁ。
とか思いながら、レシテーションコンテストを聞きに行きました。みんながんばってますね。かつて担任した子らだったら、チョケたり、イヤがったりしただろうけど、みんな真剣にやってます。というか、代表になったことを喜んでる感じです。こういう姿を見ると、ほんとうに生徒の層が変わったんだなぁと思います。まぁ子どもたちそのものも変わってるのかな。
ちなみに同じ時間、他の学年が若い衆が準備してくれた「就職差別との闘い」の授業をやってます。さてさて、どうなるかな。
掃除時間、ゴフマンを少し読んでみました。クセがすごい。なんなんだ、この素直じゃない文章は。まぁでもそういうことなのかな。とりま、きちんと読まねば。しかし、なんで今頃こんなものを読んでるんだろう。こんなの、5年前に読んでなきゃならなかったのにね。ほんとうに自分の「遅さ」がイヤになってきます。
放課後は職員会議があることが判明。マジか。こないだあったばかりじゃん。まぁしかたないけど。そんなこんなで1日終わりました。こんなことしてたら、そりゃ考えるヒマはないよなぁ。
さてと。今日もウィスキーは1杯だけにしておこう。

原点回帰な半日

今日はヤクゲトの日です。なので、朝は少しゆっくり。昨日の夜、ウィスキーを1杯だけ飲んだからか、朝方に1度目が覚めて、寝起きは昨日に比べ少し靄ってるかな。
頃合いもよしと家を出てお医者さんへ。診察開始時間が早くなったので、そのぶん受診者の方がたくさん待合におられます。てか、待合の配置が変わりましたね。たしかにこの方がたくさん座れます。
やがてわたしの順番が来ました。
「最近どうですか?」
「走ってます。ほら。血圧はまぁポチポチです。あ、最近お酒を減らそうかと思ってます」
「とうとう!それはいい!やめなくていいです。減らすだけでいいです」
過分なおほめの言葉でした。
「問題は書籍化ですね。春休みにはなんとかしたいです」
「がんばってね」
ということで診察終了。今回は血液検査してくるのを忘れたし、骨密度も測ってないし、ヤクもかなり残ってるので、これで終了です。
そして
その後、第2のふるさとに移動です。まずは役場へ。なんでこんなところに移動したという感じです。今までは駅の近くにあったけど、今は急坂の上にあります。まぁ運動にはなりますがね。ここで書類をゲットして、お次は郵便局へ。日本キャンプ協会の会費を払い込んで、受付へ。ここには放送部の卒業生がいます。
「久しぶりー」
「そろそろ1回呑み会せーへん?わたしが言うのもなんやし、言うて」
「わかったー」
みたいな会話。それにしても、ここに来れば会えるってのが、なんともうれしいです。
その後、第2のふるさとをあちこち歩きました。うーん、お店がほんとになくなったな。てことで、隣保館へ。ちょうどお昼どきです。
「あの、出張まで少し時間があるので、どこかにいさせていただけませんか?」
「どうぞどうぞ!和室、使いますか?」

かつて高校生の学習会で毎週遊んでいたところです。懐かしすぎます。ほんとにここからはじまったよなぁ。そして、今ここにいるんだなぁ。
ここでおべんと食べたり、寝転がって「Doing Gender」を読んだり。おもしろい。使えます。てか、鶴田さんが「これ」って言ってたじゃん。
やがて頃合いもよしということで、隣保館をお暇。近くにある支部に顔を出すと、やっぱりFさ子さんがおられます。
F「久しぶりやん」
い「隣保館にはたまに来てるんですけどね」
F「こっちにも顔を出してや。あ、子どももいるし呼んでくるわ。恩師やで」
A「恩師かなぁ」
い「ちゃうちゃう。わたしは恩師やない。恩師はMさん。あ、Mさん、亡くならはってん」
F&A「え!」
みたいな会話。そして支部をあとにしました。
ときは流れていきますね。かつて
「細くでいいから、長くつきおうてや」
と言われた約束を、まだ守れてるのかもしれません。そしてこれをつないでいかなきゃならんかなぁ。
で、出張先へ。第2のふるさとの人権・同和教育研究会の総会です。総会は極めて簡単に終わります。その後、記念講演。講師の都合で開始が遅くなりました。ちなみにタイトルが
「わたしと同和教育」(笑)。
なんちゅうベタなタイトルやねんと。
「子どもや親の願いはどうやって聞く?」
と問われます。もちろん家庭訪問です。
「でもな、家庭訪問って、そんなに簡単じゃないんです」
ハードルをあげるなよと思います。
「家庭訪問先でお風呂に入れてもらった先輩がいたんです」
まぁ、ありがちですね。お酒はさんざん飲ませてもらいました。
きっと、コテコテの話をいっぱいしたかったんだろうけど、時間が短くなって薄くなってしまったのが残念です。でも、ほんとうに「伝える」ことは大切です。
てことで、終了。
帰りにコンタクトを受けとって、家に帰ってつけかえてみました。
うーん。変わったか?変わりがあまりない気がしますね。まぁ、しばらくつけてみましょう。そのためにもデータを保管しなきゃ。
さてと。今日もお酒は控えめで寝ましょうか。

いろいろ伝える

昨日の夜、ウィスキーを呑まなかったからか、少し楽な朝です。とりま、いつものように出勤。立番の時にM田さんが
「今日の授業に出てもいいですか?」
とのお言葉。大歓迎です。M田さんが来てくれたら、教室が活性化しますからね。
レターケースを見ると「解放文化祭」の案内が入ってます。これ「たより」にしよう。なんか、号数かせぎやな。でもいいです。若い衆がサクッとつくってくれました。なので配布。さらに1年のデートDVの感想文集もつくってくれました。そうか、けっこう「それ」と知らずに「あぶない」恋愛をしてるみたいですね。まぁ意識化できるのはいいことです。ただ、「恋は盲目」みたいな感じで使ってる子がいたので、注釈はつけましょう。
今日は恒例の(笑)2時間目の代講があります。まぁ代わりに授業しろと言われないだけでもマシかな。ただ、プリントの準備はしなきゃなりません。ちなみに、どのプリントをすでにやってるかとかはさっぱりわかりません。なので、てきとーにやるしかないです。まぁでも生徒も慣れてます(笑)。慣れたらアカンのやけどね。
そしてわたしの授業。
片方のクラスがピリッとしません。てか、欠席が多い。いや、休むことそのものを否定する気はまったくありません。ただ、やはり全員そろっていることが望ましい。それは多分に経験的なことではあります。んー、なんだかなぁ。まぁ、明後日はプリント学習なので、そこでがんばってもらいましょう。
4時間は注釈つけて、プリントの配布。昼休みはおべんと食べて、「歴代文科大臣と旧統一教会」視聴。ひでぇな。
5時間目、M田さんが来られました。が、ここでも欠席が多い。なので、語りましょう。
ーーー
かつて担任してた時ね、「非行は宝」という言葉があって、「そしたら非行少年を集めたら宝の山や」と思って、非行少年をみんな集めたんやわ。そしたらえらいことになった。毎日がファンキーでね。メッチャ楽しかった。ただね、実はさっきの言葉には続きがあって「非行は差別に負けた姿」っていうねん。まぁそれを知らんかったってことやね。
で、とにかくいっぱい家庭謹慎になるから、ひたすら家庭訪問に行きまくった。多い時は1年で100回くらい行ったよ。そして生徒の関係をつくっていった。
でも、3回目の担任した時に「なんか違う」って思ったのね。やはり教室に空席があるのがさびしいのね。みんなそろってこのクラスで、一人欠けたらこのクラスじゃないねん。休むのはええねん。皆勤賞がワークライフバランスを崩すねん。それはわかってる。それでも、体調管理をして、謹慎にもならず、みんながそろうことが大切やと思ってるねん。
ーーー
もちろん生徒に向かって話してるけど、同時にM田さんにも伝えたいことですね。
そして授業。こちらは賑やかでよろしい。
放課後は掃除のあと、ふと思い立って、「Doing Gender」を読んでみようかと。てか、必読ペーパーなのに、まだ読んでなかったのかという話なんですがね。もちろん、読むためにはpdf→OCR→word→整形→deepL→pdfというプロセスを踏まざるを得ません。ついでに言うと、OCRは1回5ページで、1日5回しかできないので、referenceが欠けてしまいます。まぁでも、それでも、本文が読めることが大切と割り切りましょう。
定時が来たから帰ろうとしたら、教科の若いチーフが車に乗せてくれるというので甘えることにしました。いろいろ不満が溜まってるみたいです。不満を聞いたり授業の話をしたり。こういうのを同僚としたのっていつ以来だろう。M田さんといい、チーフといい、こういうの、大切だと思うけど、機会がないからなぁ。
てことで、いろいろ伝えた1日でした。

沈没

朝、身体が動きません。帰ったのは早めだったけど、呑みすぎですね。と、ラインが…。マジか、マフラー忘れた…。まぁいいや。Yーきが持ってるから、また会うでしょう。
とにかく何をする気も起こらないですね。もちろんおべんきょなんてできるわけがない。こんな時はコンタクトでもつくりに行きましょう。
実は、免許更新の時期ですが、これまでと違って「深視力」というやつがあって、これをパスできなかったら「普通免許」になってしまいます。ところが、右の視力が落ちてるみたいで、コンタクトを入れたときのシャープさがイマイチです。まぁ、前につくったのが「31年」と書いてるので、5年前です。しかも、そのお店はなくなってるし、そろそろつくりどきでしょう。
まずは眼科へ。問診票を書かなきゃならないのですが、性別欄があります。うーんと思ったけど、正直に自分が思っている方に⚪︎。やがて返ってきた診察券を見たら、思っていない方に⚪︎。だったら書かせるなよ。もしも書かせるなら、書いてあるのを信じろよ。勝手にassignされると吐き気がするので、
「すみません。ここは空欄にしてください」
と受付の人に言ったら、
「あ、わかりました」
と速攻つくりなおしてくださいました。慣れてるな。他にもいるのかな。しかし、空欄にできるなら、そもそもこの欄いらんやん(笑)
ということで、諸検査開始です。しかし、度数をあわせるための視力検査がイマイチです。まぁ、3ヶ月以内であれば交換できるみたいなので、とりまやってみますか。もちろんレンズは今回も取り寄せです。
家に帰って昼ごはんを食べたら、さすがにPCの前に座りますか。と言っても、おべんきょはできそうにないです。仕方ないのでメールチェック。すると、身が引き締まるようなメールが来ていたり。そういや、処理しなきゃならんメールもありました。明らかに仕事のメールなので、これを今やらなきゃならんかとは思いますが、明日の朝イチこの返事があれば、先方は助かるだろうし、わたしも明日の仕事がひとつ減ります。
その後、ラン。

いつもの7kmコースを気持ちよく飛ばそうと思ったけど、左かかとになんとなく違和感があったので1kmで折り返して、ここからはゆっくり走ることにしました。が、そのまま帰るのはもったいないので、なんとなくもう1km走ろうかと思って走り出したら、なんとなく違和感がなくなってきたので、せっかくだから4kmばっか走ろうかと。で、家の前まで来たら4.6kmくらいだったので、ついでにあと400m走って、結局5km走りました。
ということで、5kmを32分42秒で、アベレージは6分26秒でした。スプリットは5分41秒→6分38秒→6分27秒→6分31秒→6分51秒でした。しんどくならない程度のゆっくりとしたジョグってことですね。

家に帰ったら、おふろ→晩ごはんです。
なにはともあれ、ビールは飲みます。日本酒もチビリ。でも、ウィスキーは飲まない。お酒を減らします。そして、寝る前に「快眠ココア」なんかを飲んで、さて寝ましょう。

さすがに疲れる(笑)

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。なので大阪市内へ。集合場所に行くと、すでに参加者がいたります。集合場所から会場に行くと、今日のメニューである鍋の材料がドカンとあります。ところが、なにをどうするかの指示がわからない。どうするねん。
それにしても、場所が変わって使い勝手がずいぶんと変わりました。今はその調整中という感じですね。まぁでもいいでしょう。
てことで、あとはみんなでひたすら野菜切り。小さな子どもも一生懸命切ってくれます。そのおかげもあって、あっという間に切り終えました。切った野菜はビニールの大袋に入れるのはいつものことです。ここから鍋&ホットプレートに投入。あとは時間がつくってくれますね。
やがて完成。鍋の前には長蛇の列です。しかし、今日はいったい何人来てるんだ?おそらく小さい子どもは10人くらい。中高生はそれ以上ですね。
昼ごはんを食べ終えたら、子どもたちは外で走りまわります。中高生はコンビニに行ったのかな?てか、なんでみんなコンビニに行くのかなぁ。
そして話し合い。今回も中高生に混じって話しましょう。
「最近あったこと」かぁ。やはり「1000円お願いします」かなぁ。なんかそんな感じで、いろいろ話し合い。そうそう、今日はK同通信の記者さんが来ています。最後に質問権を渡しましょう。すると
「みなさんにとって大切なもの/ことは?」
問いかけられた子どもたち、みんな悶絶していましたそれでもひとりひとりが思い思いの答を返してくれました。わたしは…。やはり「身体」かな。なにごとも、この「身体」とともにあります。まぁ「呑みすぎるな」って話なんですけどね。
そんなこんなで1時間半の話し合いにフル参戦。さすがに疲れました。でも、フル参戦できるのは、きっとノンアルになったからですね。だからいいことです。
交流会が終わったら、いつもの打ちあげです。てことで「しゅんちゃん」に移動。ここでさんざん呑んで呑んで呑んで、記憶をなくしそうになりました。でも、さすがに疲れたので10時半頃に
「そろそろ帰ろうか」
と言ったら、みんなびっくりしてました。そりゃそうか。
てことで、Kっかわくんに送ってもらって、無事帰れました。
長い一日でした。

できることを先にやる

今日は普段より2本早めの電車で出勤。メチャクチャ早い時間なのに、すでに外国人観光客とおぼしき人々が乗られます。足元固めてる感じなので、たぶん、早朝の某神社の山登りをしたいのかな。ご苦労さまです。が、なんもそんなにがんばらんでもとは思いますね。
始業1時間前に職場に到着。チーフも同じ時間に到着。よもやま話です。
朝は立番。立番って、遅刻の時間までは、基本的には「あいさつ運動」的ななにかです。ただ、教員が固まって無差別に「おはようございます」と言っても、あまり返してくれない。なので、群れから離れて顔を見てあいさつしてみました。すると、あいさつを返してくれました(笑)。まぁあたりまえか。
しかし、立番中にけっこうみんな雑談をしてます。どうしてもそれに入れない。なんなんだろ。旅行に行った話とかラーメン屋の話とか。はたまたスボーツの話とか、他人の話とか。たぶん関心がないんだな。じゃ、わたしの関心はどこにあるんだろう。わからんなぁ。ただ、「そこにはない」ことだけはわかる。そんな感じです。
なので、誰もわたしのところには来ない(笑)。てか、たまに来られるけど、つれない反応をしてしまって、またひとりになります。まぁしかたない(笑)。
立番が終わったら「人権教育たより」を配布です。今号で19号です。まぁ、かつての学級通信よりは少ないですね。
さてと。落ち着いて、なにをしようか。ほんとはおべんきょしなきゃなりませんが、「見たくない病」を発病中なので、他のことですね。うーん。ゲンコか。
今書いてる内容は、教員になって5年目くらいの話です。ほんとにもがいていたころです。当時の実践報告[1]日記とも言うを読むと、必死さと固さが伝わってきます。そりゃ生徒は逃げていきますわ。でも、そういう時期があったから、今のグニャグニャがあるのかな。そんなこんなで、なんとなく書けてしまいました。こんなのでいいのかなぁ。
授業は2発。あまり早く進みたくないので、のんびりとやりましょう。
午後、やはり「おべんきょしなきゃ」ということでソファに寝転ぶと瞬殺でした。
放課後は走りますか。

とりあえず校舎まわりでインターバルにしましょう。まずは距離を計測。どうやら360mばっかですね。途中段差があるので、段差のあとをスタート地点に設定して、段差の前をゴールにしましょう。ジョグを2周してからのスパート+ジョグを5周そしてジョグを2周で終了です。
結果5.3kmを36分32秒で、アベレージは6分53秒でした。スプリットは7分01秒→6分29秒→6分51秒→6分43秒→7分11秒でした。あまり関係ないけど。
しかし、モチベーションが低い状況でひとりで走るのは、やはりしんどいですね。かと言って、レースに出るのもなぁ。

職員室にもどって、最後のひと仕事をして職場を離脱。どうしようかと思ったけど、やはりメンテをしましょう。ということで、整形外科に寄って帰宅です。
夜は久しぶりにパートナーにマッサージをしてもらって、爆睡です。

footnotes

footnotes
1 日記とも言う

特殊業務・その1

今日は特殊業務の日です。なので、いつもより1本早い電車で出勤。
とりま朝ごはんを食べて、放送室のストーブに点火。今日のペアの「読み」の人ははじめてなので、快適に過ごしてもらいましょう。その後、職員集合があって時間あわせ。いちおうgarmminをつけてるから、時間はあってるはずです。で、チャイムのPCはgarmimにあわせてるから、PCもあってるはずです。ただ、1秒くらいズレてるかもしれません。そんな話をすると
「いいですよ」
とのお言葉。まぁ、明石標準時で動くことよりも、試験時間が確保されることが大切ってことです。
そうこうするうちに放送業務開始です。まずはチャイムが鳴るかどうか(笑)。この間、
「こういう時って、専用ソフトが本店から来るんですか?」
と言われたので
「そんなの来ませんよ」
と。まぁ一昨日チャイムのテストはしましたが、なにせフリーソフトやからなぁ。まぁでもこれもつつがなく鳴って、いよいよ「読み」です。はじめの30分はたくさん読まなきゃなりません。でも、ここを乗り切れば、あとはルーティンになります。当然のことながら、きれいにクリアされます。こういう時、教員のポテンシャルって高いなと思います。生徒ではこうはいきません。まぁ生徒がやる業務じゃないですけどね。
そんな感じて、「読み」もつつがなくすんで、午前最後のイベントは、わたしのターン、リスニングの放送です。ここは毎年手が震えます。んー、音が波打ってるな。ソースのせいかソフトのせいか。わからんな。まぁでも大きな影響はないでしょう。
昼ごはんは懇親会で共同購入したものです。

おいしいけど、量が多いな。おかげさまで、午後はものすごく眠い。
それでも午後のタスクもこなして、後かたづけも終えて、とりま終了。
部屋にもどってPCを見たら、なんでも午前に地震があったとか。知らなかった…。うちの職場はそれくらいだからよかったけど、受検生に影響があったところもあるんじゃないかなぁ。

しかし、区議会議員選挙におけるヘイトなぁ。在特会が路線変更したのと同じですね。ひでぇとはもちろん思うんですけど、東京新聞の記事の下に、ヘイトに抗する記事へのリンクがあることがうれしいですね。
東京新聞の記者さんってカウンターもやっておられたし、そういう経験がここにつながってるんだろうな。
じゃ、例えばさっきの選挙公報みたいなヘイトに対して、当事者はなにができるのか。もちろん、提訴された方のように、直接のカウンター行動は大切です。
でも、きっとそれだけじゃない。カミングアウトしなくとも、クローゼットのドアを全開にしてバレバレを生きること。華やかでなくとも、リアルの世界で「生きる」ということ。
「1000円お願いします」「はい、1000円」「あ、50円お釣りでした」「ありがとうございます」
というふうに、淡々と生きること。そうやって、ぜったいにひっくり返らない「オセロの隅」をとること。これは当事者でなくともできるけど、当事者が一番やりやすいことかな。
まぁ闘ってないけどね(笑)。

そんなことを考えてたけど、眠い。とにかく来週の書類を出して帰りましょうか。早くお風呂に入って、お酒は控えめにして、さっさと寝ましょう。