力尽きた・GI学会2日目

朝、目が覚めると7時前です。悲しい。でも、しかたないです。とりま、ゾンさんと合流して朝食です。

カレーがあると、つい、カレーを食べてしまう悲しさです。その後、部屋を片づけて、スタート。
今日の最初のセッションは特別講演「認識の多面性とその統合:ジェンダーと近現代科学の世界観を題材に」です。演者は坂口菊恵さんです。専門は「進化心理学」とのことで、なんか、脳みその話です。メッチャ簡単に言うと、「認知」というのは、外界からの刺激と、内側からの「予測」のすりあわせの中でなされるんだとか。ここで、「予測」が苦手だと、「刺激」が優位になって「あわわわわ」となる。それがいわゆる「感覚過敏」の状態なんだとか。で、かつてそういうのは「男性ホルモンが多いから」と言われていたけど、実際には「女性ホルモンが少ないから」なんじゃないかと。まぁ、そういう話から、サヴァンの話とかいっぱい出てきて、おもしろいのはおもしろいのですが、わけがわかりません(笑)。とりあえずサイトに行って、またゆっくり読みましょう。ちなみに話のあとに、佐々木掌子さんに
「でも、脳みそが出てくると、社会学としては「うーん」ってなるんですよね」
とこぼすと
「いや、脳みそは社会の影響を受けるのよ」
と言われて、坂口さんの「仲よくしましょう」というオチの意味がようやくわかりました。ちなみに、今回の大会の副題は「社会構築主義と生物・心理・社会モデル」で、まさにこの講演が「それ」だったんですね。
次のセッションはシンポジウム「トランスヘイトをめぐる状況-現状と対処のあり方-」です。最初の演者は高井ゆと里さん。高井さんからは「時間と生活」という話がされました。簡単に言うなら、ヘイトの言説は「性自認にしたがうべき/身体の形状に従うべき」という形で、時間も生活も無視した形で問いをたてる。一方、トランスには時間がかかる。なぜなら、「シスジェンダーで生きよ」という社会の圧力の中「逆流」に抗いながらトランスをしていくからです。そのような中、当事者は「できる/できない」という形で選択をしている。そして少しずつ「できること」を増やしながら、「今」を生活している。このような当事者の「生」は、ヘイトの言説とはまったく違う。だからこそ「時間と生活」を大切にしていこうという話でした。メッチャ納得です。次の演者は堀あきこさん。去年まで関西大学人権問題研究室で同じジェンダー班におられました。話はいきなりフェミニズムからはじまります。突然「ふるさと」に帰ってきた気がしました。もちろん、わたしはフェミニストではありません。が、医療と法律に囲まれて、なんとも言えないアウェイ感を感じていたわたしにとって、ほんとうにホッとする時間でした。と同時に、フェミニズムは「闘う」理論なんだなぁということを、あらためて認識した感じがしました。最後の演者は古田大輔さん。ファクトチェックについての話でした。ところどころにちゃんとネタを放り込みながら、デマがどのように生まれ、どのように拡散されていくのかということを話されました。3人の話のあとのディスカッションでは、具体的にどのようにトランスヘイトに抗するのかというあたりの話が出されました。実は質問をしたかったんですよね。それは「政治の動き」です。ただ、時間と「押し」がなかったので質問できませんでした。
これで午前はおしまい。わたしは理事会へ。今回のおべんと、すごい!

おいしかったです。
で、総会があって、及川さんの講演の予定でしたが、講師の都合でキャンセル。14時から再開です。が、メッチャ疲れてきました。ほんとうは勝又さんの演題を聞きたかったんだけど、もう限界です。なので、帰りますか。
てことで、Kうさんと新幹線に乗って、2時間ばっかいろいろ話。京都駅に着いたら17時です。これならまだいろいろできますね。
ということで、家に帰って、下の子どもの確定申告の手伝いをしたり、おべんとのネタをつくったり。まぁこれもクールダウンかな。

シンポだらけ・GI学会1日目

朝、目が覚めたのは7時です。うーん、起きねば。昨日が昨日だったので、少々しんどいですね。朝ごはんを食べたら、リュックにおにぎりを放り込んで、重たい荷物をゴロゴロしながら京都駅へ。新幹線→丸ノ内線と乗り継いで、茗荷谷へ。今日と明日、GI学会です。
駅に着いたら昼ごはん。
燃料を補給したら、お茶の水女子大学に向かいます。と、声をかけられて振り返るとRぽたんでした。さらに声をかけられたらKぼりえさんでした。さらに声をかけられたらY之内さんでした。まぁそういうことです。
会場に着いたら、とりあえず「本」を並べましょう。めずらしくゴロゴロしたのは、このためでした。果たして何冊売れるかなぁ。
やがてGI学会開始。まずは、石丸さんによる「企画趣旨説明」です。今回のGI学会のシンポジウムは、それがそのまま石丸さんの「軌跡」という感じがしますね。楽しみです。
まずは「優秀演題賞講演」ということで、日高さんと細井&ズッカ-マンまやさん。日高さんの話は、いつもの通り量的データに基づいて、「現状」を示されます。そして、日高さんは、その「現状」を政策に反映させることの重要性を訴えられました。たしかに、自殺予防大綱でも日高さん活躍していたしなぁ。細い&ズッカ-マンまやさんの話は、スケールの話だったけど、わかりませんでした^^;;。
そして、井手上漠さんのトークショーです。うーん、まぁ才能あふれる人が努力もしたら、そりゃすごい人になりますよね。ただ、「押しつけるのはイヤ」みたいな感じのことを言っておられて、それは違うなと。いや、個人的に「そう」であることそのものはいいんだけど、いかに井手上さんが才能あふれる努力家であったとしても、先人の闘いがなければ、その才能も努力も認められなかっただろうなと思います。てか、そもそもかつて隠岐の島に行った時、「隣の島にトランスらしい生徒がいる」ということで呼ばれたし、隠岐島前高校からも生徒さんが来てくれました。つまり、井手上さんの周囲は「そういうふうに」動いていたということです。で、「そういうふうに」動くようになったのは、やはり先人たちの闘いのおかげだってことです。まぁそんなことをもやりながら聞いていました。
お次はシンポジウム「性別不合に関する法律的な諸課題」です。針間さんからは「現実のデータ」が提示されました。なんでも2024年度の性別変更件数はメッチャ増えたんだとか。まぁそりゃそうでしょう。てか、近くの人でも「SRSなしで変更できるならやろうかな」って人がいますからね。まぁでも個人的には「いいこと」だと思っています。だって、書類上の性別記載と身体の形状が必ずしも一致しない世界が来るわけで、そういう混沌とした状況は歓迎です。次のスピーカーは仲岡さん。まずは「特例法が変更するのは、「法令上の性別の取扱い」である」ということを強調されます。なるほど。そして「要件」と「効果」をわけるべきであるとされます。なるほど。で、今後は「法例上の性別の取扱いを変更したとしても、身体の形状に依存しなくてはならないことがおこる」がゆえに「調整」が必要であるとされます。なるほど。とてもクリアです。ただ、難しいよなぁ。つまり、線引きをした瞬間にその線引きからはずれる人がでてきてしまう。まぁ結局「個別対応」にならざるをえんだろうと思うのですけどね。続いて登壇されたのは渡邉さん。ドイツの「自己決定法」の話でした。なかなかにラディカルですね。とても勉強になりました。最後に登壇されたのは野宮さん。特例法前史をていねいに話されました。虎井さん、若い!ただ、これ、大切なんだよなぁ。その後ディスカッション。が、忘れた…。
本日最後のセッションはシンポジウム「WPATH2024(リスボン)参加報告会」です。お茶の水女子大の博士後期課程の学生さんがポスターで参加されたようです。そして、池袋さんはオーラルで参加されたようです。ちなみに、わたしも2016年にポスターで参加しました。まぁみなさん、楽しそうですね。よかったよかった。ただ、「歴史」を踏まえてほしいなと思ったので、シンポ終了後にみなさんに「このページの2016年を見たら、わたし、載ってます」とだけアピールしてみました(笑)。
ということで、GI学会の1日目終了。
いや、これからが本番か(笑)。まずは交流会です。6時前だけど、ちょっとウォーミングアップ。6時ジャストに食事開始です。今回は食べ物がたっぷりあるのでいいですね。ビール→ワインとすすみながら、久しぶりに三橋さんと話。
「わたし、個人に興味がなくて、人と人との関係に興味があるんですよね」
というと、三橋さんは
「うーん、わたしは個人に興味があるなぁ」
と言われました。あ、そういうことか!
「たしかにそうですね。個人に興味があるからこそ、個人史を発掘されているんですね。そしてそれは先人へのリスペクトなんですね」
というと、
「そう」
というお返事。すごいなぁ。
そんなこんなで交流会が終わったら、2次会です。ちなみに交流会に参加していない人はすでにそちらに行っています。2次会の会場、いろいろ探して、なんとか見つけて数日前に予約したんですよね。なんか、50人くらい集まっています。なんかもう、すごいです。で、わたしがやることは…。
「いつきさん、アピールさせてほしいんだけど」
「ええよ」
ということで、アピールタイムの仕切ですね。アピールついでに、わたしも本を売っていることをアピールです。
そんなこんなで、2次会も終了。すでに0時前です。ホテルに帰って、ゾンさんが部屋に遊びに来てくれたけど、気がつくと寝ていました。ごめん。

解題して、スピーカー修理した

朝、5時40分起床です。眠いけどしかたありません。諸事情があって、今日は車出勤です。職場に着いたのは、めっちゃ早い時間です。ただ、これよりも30分ほど遅く到着するような時間だと道が混むので、結局この時間になります。
今日は子どもたちは「自宅学習日」なので、立番はありません。しかし、あくまでも「学習日」なんですね。単なる休みにはしないという。職朝のあとはダラダラできるので、今年濃密な時間を過ごしたクラスの担任さんのところに行って、一昨日書いてもらった感想文を見せてみました。すると担任さん、学級通信を持ってきて、ある生徒が一昨日の「コメント」についての感想を見せてくれました。なんでもその子、「感動した」らしいです。
「どんな話をされたんですか?」
とお向かいに座っている担任さんからも聞かれたので、解題してみました。
ーーー
いや、前にある人から「車椅子の人が人の手を借りて移動するのはいいのに、なぜ知的障害のある人が人の手を借りて問題を解いたらいけないのかわからない」と言われたことがあって、「ほんまや」と思ったので、次の日から授業のしかたを変えたんです。でね、いつも「全員が30点以上が目標な」って言ってるんですけど、つけ加えるのが「こう聞いたら30点未満の人ががんばればいいと思うやろ。違うねん、80点90点とれる人間が持っている数学を解く能力を独り占めするな」ってことなんです。
これはいつも言ってることなんだけど、昨日は「なぜこういうことを考えているのか」って話をしたんです。
今の社会って、学力を暫定的に能力としているじゃないですか。で、本当にそれが能力なのかどうかはわからない。そんな中で、でも、学力を能力としているから、人の手を借りて問題を解くことを想定していないし、学力は独り占めするものとなってしまっているんです。
でね、「教え合い授業」っていうのは、そういう社会に対する、自分なりの抵抗なんだって話をしたんです。
ーーー
担任さん、「へー」っていう顔をしてくれました。さらに
ーーー
わたしは数学の授業を通して「数学のクラスのクラスづくりをしたい」っていつも思っているんです。だから、生徒と生徒をいかにつなぐかってこと考えているんです。
ーーー
と追加してみました。すると、担任さん
「助かります」
って言ってくれました。うれしいな。この間チーフに言ったことを少し伝えられたかもしれません。そういや、担任さんも、お向かいさんも学級通信を出しておられます。少しずつ伝わっているのかもしれません。
職員室の机にもどると、おいてありました。

ありがとうございます。しかし、照れますね(笑)。
てことで、スピーカー修理です(笑)。
実は、昨日、ツイーターを修理すべくネジを外そうとしたのですが、まわらなかったんですよね。なので、今日はインパクトドライバーを持ってきたんです。てことで、ハンマーでガンガン叩いて、ようやくまわりはじめました。が、それでも固い。いったいどうなってるんだ?結局、ネジの頭、なめてしまいました。さてどうする?そうだ!
ということで、技術職員さんのところに行って、「なめちゃったんです」というと、
「ありますよ」
ということで、貸してもらったのが「ネジザウルス」です。ちゃんとまわりました。すげぇ。これは買わねば。
あとはツイーターをはずして、同僚さんが持ってこられたのに交換して、組みつけて、さらに焦げているケーブルを修理したりして、修理完了です。
まぁまぁいい音が鳴ってます。よしよし。ただ、この同僚さん、今年一年だけかもしれないんだとか。もったいないです。数学の教員としても底知れない力を感じます。きっと若手教員のいいお手本になるだろう人なんだけどなぁ。
「最後のご奉公です」
とか言っておられました。
あとは、軽音の子らに手伝ってもらって、仮設スピーカーを撤去。舞台の上がスッキリしました。
おべんとのあとは読書ですね。諸事情で読みさしだった『セクシュアリティの歴史』です。ただ、2時間ほど読んでいると、脳みそが止まってしまったので、今日はここまでです。
時間が来たので、職場をスタート。途中Sふぁんさんをピックアップして、楽器店へ。放送機材の買い出しです。うちの放送部のために「ややこしい変換くん」を調達しようかと。ちなみに、いま放送部にあるのはこのあたりのものです。

ついでに、ウトロの放送機材も調達しようかと。少々値がはったけど、いい買い物ができたんじゃないかなぁ。
で、車を置いて、九条に向かいます。今日はマッコリーズの飲み会@水月亭です。ここで総連の若い専従の人も交えて、ゲラゲラ笑いながら飲んで食べて。しかし、「誰がポンコツか」ってhなしで盛り上がったんだけど、若い専従の人、いい感じのポンコツ感があって、いいですね。まぁ、わたしもポンコツなんだけど。そんなこんなで、2次会は「りょあん」。ここでお好みとか焼きそばでおなかを膨らませて解散です。
しかし、明日は東京だぞ。

スピーカー修理・続報

朝、しんどいです。まぁでも、昨日が飲み会で、今日がこれくらいだったらマシかな。とりま出勤。立番ではMさんと車談義(笑)。
しかし、立番の時って、みなさんとにかく「会話」をしておられます。なにをそんなにしゃべるネタがあると思うけど、しゃべっておられます。ちにみに、わたしは「パーティートーク」が苦手なので、あまり話をしません。必然的に立番ではひとりでいることが多いです。そんな中、去年のM田さんとか、Mさんは比較的会話ができる相手かなぁ。もっとも、向こうがどう思っているかはわかりませんが(笑)。
ただ、この「会話」の中で、きっとお互いいろいろ確認をしているんでしょうね。例えば「同じ種類の人間」とか「同じ方向を向いている成員」みたいな感じの確認です。なので、そういう輪に入らないわたしは、「同じ種類/方向」とはみなされない。そんなことはあるかもしれません。そういう意味では、「教員の雑談」の参与観察はおもしろいかも。
立番が終わったら、午後の教科会議まで特にやることがありません。なので、しばしのんびり。
午後、教科会議までかなり時間があるので、スピーカーの修理です。まずはツイーターのチェック。音は出てますね。ということは、ネットワークがダメと言うことです。なので、とりあえず、ツイーターをネットワークの基盤から切り離して、単独でネットワークをつくるという方向になりました。同僚さんがコンデンサーを持ってきて下さっているので、そいつをつかって鳴らしてみると、鳴りました。いい感じですね。
ということで、組みつけて視聴。音源は「バッハの無伴奏チェロソナタ」です。きれいになっています。いいですね。念のために「バッハのゴールドベルク変奏曲」も鳴らしてみましょう。アリアはいい感じです。が、第1変奏曲のアタックのところで歪みました。ダメじゃん。ということは、ツイーターの交換ですか。作業は明日に持ち越しです。
その後教科会議。まぁなにがなんということもなく終了。あとは成績処理をしたら、今日の仕事は終了です。
さてと。帰ってお風呂に入ってビールを呑みましょう。

昔を振り返ったり

朝、しんどいなぁ。まぁでも、出勤しなきゃならんので出勤です。
朝の恒例行事をすませて、職朝→立番からの、1時間目は試験返しです。とにかくこのクラスの子らの最後の闘いは終わりました。あとはわたしが引き継ぐだけです。いつもの通り、子どもたちに1年間の感想を書いてもらって、最後の5分をもらってひとことコメント。
毎年、週6時間の授業を担当してるけど、ほんとうに濃密な時間を過ごしてるなと思います。毎年毎年、忘れられないことがいっぱいあります。ただ、このクラスはそれだけじゃなくて、サラダボウルのような子どもたちです。授業が終わって感想を読んだら、なんとなく「自分」を出してくれてる子が多くて、それがうれしかったですね。
とにかくこれで「数字」が確定したので、最後の成績処理です。成績が出たらペアの教員と小会議。原案ができました。
午後はなにをしよう。と、セクションのチーフとふたりになったので、少し話。「しんどい学校のやり方」をめぐる話です。
いまの同僚の人たちは、わたしがかつて担任をしてたときに事を知らないんですよね。てか、そもそも「ギョーカイ」で知られるようになったのは、担任時代の実践がきっかけです。そういうのがないと、単なる「机の上の論議」にしかなりません。でも、今の人たちは知らないから、たぶん「机の上の人」って思ってるんじゃないかな。なので、少し昔話をしてみました。まぁ、どうなるかわからんけどね。
やがて他の人が部屋に帰ってきたので、おしゃべりも終了。さて、なにをしようかな。そうだ、筋トレた(笑)。いや、筋トレ、1ヶ月以上やってないので、ヤバイです。
てことで、着替えて筋トレをして、その流れで走ることにしました。

本日のラン。
校舎と陸上のタータンをつなぐ、1周900mくらいのコースです。とりま5kmを目標にしましょうか。走りの前に筋トレをやったからか、なかなかスピードがあがりません。まぁ今日はこんな感じで淡々と走りましょうか。
結果、5kmを30分29秒でアベレージは6分05秒でした。1km毎のラップは5分53秒→5分57秒→6分13秒→6分09秒→6分11秒でした。
遅いですね…。まぁでも、これが現実ですね。受けとめましょう。

走り終えて、ストレッチをして、軽く仕事をしたら、定時です。
今日は帰りにマダンセンターに寄らなきゃなりません。「かずえちゃん」からお誘いがあったので、飲もうかと。サシか人を呼んでもいいかを聞くと、人を呼んでもいいとのことだったので、それなら久しぶりにマダンセンターで「鍋」を囲みながらの迎撃作戦だなと。
とにかく急いでマダンセンターに行って、野菜を切りまくります。そしてコンロを点火。沸騰したところで手羽元投入。そんなことをやってたら、ボチボチと人が集まってきたのでカンパイです。
ここから各自自己紹介をはじめますが、長い(笑)。まぁしかたないです。そういうメンバーです。そんなこんなで9時過ぎになったところで、水ようかんタイムです。うまいわ。そして「かずえちゃん」の自己紹介。深いですね。
なんだろ。たぶんこういう時間を過ごすことが、自分の人権教育の幅をつくりだすことになってるんだと思いますね。だからこそ、こういう時間を大切にしたいし、ここで得たものを子どもたちにフィードバックしたい。そして、わたしの「後継者」は、こういうことができる/できる人にしかなれない。
まぁでも、わからんやろなぁ。
そんなこんなで、11時が近づいて来たので片づけ開始。かずえちゃんがすべて洗ってくれました。ありがとー!また遊びましょう。

修理屋さん

朝、やはりしんどいですね。疲れが取れている感じがしません。土日は休まないとダメってことですね。
とりま出勤。メールチェックからの職朝→立番です。
遅れてくる生徒がいても、厳しく怒ることは誰もしません。「どうしたんや」という声かけをします。えらいしんどそうな生徒がいたので
「どうしたんや?」
と声をかけると
「しんどかったんです」
とのお返事。まぁしんどそうに見えます。が、ふと気になって、立番してる教員に
「教員ってすごいね。しんどくならないんや」
と言うと
「しんどくなりますよ。でも、がんばって来てるんですよ」
とのお言葉。さらに
「30過ぎるとガクッときます」
とおっしゃるので
「わたし60過ぎてるけどな」
とだけ言っておきました。
しかし、35歳くらいの時って、しんどかったやろうかと思い返すと、しんどかった記憶がないですね。ひたすら走りまわってたけど、「しんどいけどがんばって来た」という感覚はなかったなぁ。なぜみんなそんなにしんどいんだろう。わたしが鈍感なだけか(笑)。
ちなみに、今はしんどいです。でも、わたしがしんどそうって、みんな思ってないだろうな。走るしな(笑)。
立番が終わったら、スタジオづくりです。今日はネットで配信があります。機材セットしながら、教務部長に
「こんなん、誰がするんやろなぁ」
と不安を口にします。ずっと「どうせやるなら」と思いながら、その時その時のベストを模索してきて、今があります。
「きっとみんな、わたしが仕事してないとおもってるやろなぁ。でも、実はわたし、メッチャ仕事の密度をあげてるねん」
と言って、わかってくれるのは、たぶん同年代なんやろなぁ。
お昼をまわると「ながら」になりました。今晩あるおべんきょ会のペーパーを読んでいたら、メッチャ眠くなりました。ヤバイな。
そうだ、スピーカーだ!ということで、わたしより年長の教員のところに行って
「いま、ヒマですか?」
というと
「スピーカーやな」
と反応してくださいました。
視聴覚教室に行って、音を流しながらチェック。どうやら、左のスピーカーは端子がダメなんだとか。左のスピーカーについては使ってない端子と交換したらOKでした。
問題は右のスピーカーでツイーターがダメらしいです。しかたないので、ネットワーク部を見るために裏のフタをあけましょう。が、固着しててあかない。てか、プラスのネジの穴が錆びてふさがってます。どうする?なんしかkure556をふってドライバーをハンマーで叩いてねじ込みますか。まわりました。
しかし、イマドキの教員、こんなことするんだろうか。そもそもスピーカーを修理しようとは思わないだろうし、ネジをはずそうとも思わないんじゃないかなぁ。ましてや固着してたら「ムリ」ってなるかなぁ。
まぁ、kure556とかハンマーとかがある放送室もどうよって話ですが(笑)。
で、同僚さん、ネットワークを見て、コンデンサーがブラブラしてるのを発見。
「持ってますか?」
と聞くと
「あるよ」
とのことで、修理は明日に延期になりました。しかし、家にコンデンサーのスペアがある人もたいがいです。
そんなこんなで定時に退勤。家に帰ってzoomです。今日のおべんきょ会は4人あらため5人のおべんきょ会です。
いつものようにセンセがお題を出して、育てられるかどうかを、とりとめもなくディスカッションします。これが、なかなかまとまりません。いや、まとめるつもりはないんだろうけど、方向性がイマイチわからない。それでも思いついたことをあれやこれやと出しあいます。か、8時をまわったところでまだ続行しようとされたので、思わず
「いつまでやるんですか?」
と口走ってしまうなど。いや、結論が出るまでやってたら、ほんとにいつまで続くかわかりません。てか、2時間が限界です。
てことで、5人のおべんきょ会、終了。メッチャ疲れたけど、シャワーを浴びてビールにしますか。

なにを「指導」の対象とするか

朝、少ししんどいですね。やはりアルコールに弱くなってるみたいです。どれくらい減らせばいいのか、試行錯誤かなぁ。いや、昨日は「63回目」なので、気がつかないうちに飲みすぎた可能性もありますね。
とりまそれでも出勤です。今日は試験最終日です。1・2時間目とも試験カントクが入っています。が、試験期間の前半、いろいろあったので、しかたないです。2時間目のカントクは担当しているクラスです。試験が終わったら、ターゲットの子が
「頼むし。落ちたらやめんとアカン。やめたくない」
と言ってきました。知らんがな(笑)。
「そやな。やめてそのかっこしてたら、単なるコスプレやもんな」
と言うと
「いややー」
と言ってました。そりゃイヤでしょう。
出してきたプリントを見たら、必死で問題を解いていた形跡があります。これをもっと早くにやれば、今ここで不安にならなくてよかったのにな。まぁでも、そうはいきませんよね。
カントクが終わったら平常点の計算でもしましょうか。うーん、ビミョーやなぁ(笑)。
今日はなにやらいっぱい「指導」が入ってるようです。もちろん協力はしますよ。が、モヤりますね。
なにを「指導」とするかは、生徒と教員の相互行為であり、教員間の言説によって構築されます。つまり、ある事象を「指導対象」とみなすかどうかは、状況と場面に依存するということです。
こんなことを書けば身も蓋もありません。てか、子どもらは怒るでしょうね。だって「指導」は「校則に依存する」のがタテマエですから。でも、実は校則はアンブレラ概念であって、細かなことは書いてありません。細かなことは「細かなところ」に書いてあって、それは常に更新し続けられています。言い換えると、「細かなところ」は、「指導の結果」を参照してつくられるってことです。で、その「指導対象」が状況と場面に依存しているわけですが、その状況と場面は、生徒と教員の相互行為だし、その相互行為の中で「なにを」問題とするかってことを、教員は解釈している。
まぁこんなことをゴチャゴチャ書くのは、言うまでもなくこの間読んでる『<教えること>のエスノグラフィー』の影響です。
てことで、おべんと食べて、指導が入ってくるかなぁと思っていたのですが、来ない。そうこうするうちにスタートの時間が来ました。
てことで、移動開始。今日は進路と労働局と人権の三者の会議です。会場に到着して、労働局の人から名刺を渡されたので、わたしも名刺を渡したのですが、あれ、裏側に「玖伊屋」情報が印刷してあるヤツやんかと。まぁ渡してしまったから後の祭りです(笑)。
会議の方ではいつものように「マッチング問題」についてひとこと。いや、職種・業種・人数別の集計データをもらえたので、これはええわと。
そんなこんなで午後の会議も終了。さてと帰りましょうか。少し早目に帰れたので、水曜日のための買い出しでもしましょうか。
そんなこんなで、1日終了。あとはビールタイムです。うまし。ビールのあとは日本酒をチビリ。

天寶一の生酛です。

これもおいしいけど、直汲み生のほうが好きかなぁ。

63回目

朝、動きたくありません。なんか、お酒に弱くなったなぁ。この間のcovid-19以降な気がします。感染の後遺症なのかなぁ。まぁでも、アルコールを減らすことになるので、そのほうがいいですね。
今日は何もないけど、まぁでも起きますか。てことで、10時前にのそのそ起き出して、朝ごはんを食べたのは10時半です。ブランチですね。ややこしい。
朝ごはんを食べたら、メールチェックとかブログ書きとか。なにせ、一昨日から昨日はパタパタしてたので、そのあたりがたまりまくってます。しかし、なぜこのブログ、ほとんど誰も読んでないけど、毎日書き続けるんだろうとは思いますね。が、たぶん記録のためだと思います。muchanの時からカウントしたら、23年です。間もなく四半世紀です(笑)。
ブログを書いたら走りましょうか。

本日のラン。エールを送って以来なので、1ヶ月近くあいてしまいました。とりま、いつもの6km+1kmコースを走りはじめました。最初の1kmが5分40秒を切っていたので、えらい速いなと。さらに次の1kmが5分15秒なので、びっくりです。ただ、ここでしんどくなって、ペースがガクンと落ちました。なので、5kmに変更しましょう。結果、5.1kmを29分07秒で、アベレージは5分29秒でした。1km毎のラップは5分37秒→5分15秒→5分40秒→5分58秒→5分45秒でした。
まぁ、久しぶりなので、こんなもんでしょうね…。

帰ってきて、汗がひくまでしばしダラダラ。その後、おべんとのネタづくりです。副菜をつくったら、お次はメインです。冷凍庫の中に鶏肉が残ってたので、解凍→味つけ→グリルで焼きましょう。焼いてる間はPCで調べもの。
焼いてるのを忘れてしまいました。しもた、焦げた(;_;)。
夕方は散歩。帰ってきたら晩ごはん。肉を少し焼いたけど、メインは魚です。うまいな。しかし、肉よりも魚のほうが脂っこいですね。まぁ、サバとか鮭のハラスだからか。魚の脂は日本酒で流すに限ります。
今日のお風呂は食後かな。そして少しウィスキーを飲んで、ハーブティーを飲んで、さて寝ようかな。
そんな63歳の誕生日でした。ちなみに、今日はパーリーはないのでした。なにせ、3日後にパートナーの誕生日が来るので、短期間に2回もやってられません(笑)。
しかし、なかなか先が見えないけど、とにかく前へ進むしかないか。

教室の風景をフェミニズムの視点でまなざす

朝、目が覚めると6時前です。せっかくの土曜日なのにもったいない。なので、おふとんの中でしばしゴロゴロ。8時過ぎに起きだして、猫の額で朝ごはん。

3月とは言え、やはりまだ寒いですね。なので、食べ終わったら早々に撤収です。
で、9時過ぎにスタート。今日はセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのセミナーです。が、その前に実家に寄らなきゃなりません。なんでも、浴槽のエプロンがはずれたんだとか。いろいろ見ていると、どういうしくみかだんだんわかってきました。要は、ネジのところに引っかけて、上はパッキンでとめるわけね。かなり力が必要だったけど、なんとかエプロンを取りつけられたので、よかったよかった。
そのまま某所でワインを買い込んで、会場の同志社大学へ。スタッフの集合時間になって、ボチボチとみんな集まってきました。やがて、今回ものすごくお世話になったO寺さんが来られました。今回同志社大学でできるようになったのは、水月亭で、たまたまO寺さんと一緒になったのがきっかけでした。やがて、今回メッチャお世話になった和田さんが来られました。メチャクチャサービス精神が旺盛な方です。やがて参加者の方が来られる時間です。と、「久しぶりです」と声をかけられて見ると杉田さんでした。メッチャ久しぶりです。と、岡野さんが登場です。なので、「東九条マダンでお会いしました」とアピール。
やがて、今回の講師のほっしーさんが来られました。てことで、機材セット開始です。が、なかなかつながらない。どうやらHDMIがいうことを聞かないようです。でも、そのうちつながったので、よし。
で、ほっしーさんの講演開始です。
はっきり言ってすごいです。まずはなにがすごいかというと、先行研究にあたっておられるところです。木村涼子さんとか片田孫朝日さんとかが出てきます。片田さんが出てくるということは、ポスト構造主義に依拠しているということです。もうひとつのすごさは、教員の持つ権力性を自覚して、それをいかに適切に行使するかを考えておられるところですね。そういうふたつの態度を持ちながら、「自分らしさ称揚系」を批判的に乗り越えられていきます。
ちなみに、今回の話は「実践」についてです。その実践を支えるものとして、こうしたバックボーンがある。で、実践の紹介です。これがまたおもしろい。いや、きっとメチャクチャたいへんだったんだろうなと思います。でも、そういう中できちんと実践されます。しかも、「あらかじめ準備しておいた性教育実践」ではなく、偶発的な性教育実践であるところがすごいです。これは質問をせねば。
ということで、いろんな人の質疑応答に混じって
「通常、性教育の実践って、あらかじめ準備しておくことが多いと思うのですが、なぜ突然国語の授業が性教育の授業に切り換えることができるんですか?」
と質問。すると、
「内側からわきあがってくるんです」
とのお言葉。なので、さらに質問。
「ふだん、何を考えてるんですか?」
すると
「ずっとフェミニズムのことを考えています」
まぁそうでしょうね。だからできるんです。そして、このひとことを、若い参加者に聞いてほしかった。
講演会の後は交流会です。みなさん、ワイワイとしゃべっておられますが、わたしは少し用事。さらに交流会パート2があったので、そちらは参加。
そんなこんなで5時に終了です。お次は懇親会です。会場はバザールカフェです。ちなみに、飲み物は持ち込みです。なので、ワインを買ったのでした。
懇親会の最初は店長さんからバザールカフェの説明です。このあたりがおもしろい。そして乾杯です。
まずは前菜。

うまいわ。そしてメイン。

ちなみに、ちゃっかりとほっしーの隣に陣取りました。せっかくなので
「「ずっとフェミニズムのことを考えています」というひとことを聞きたかったんです」
と言うと
「いつきさんもでしょ?」
と返されて
「そうです」
というお約束のやりとりです。
やがて〆のグリーンカレーです。

いやぁ、おいしかったです。
さらに2次会です。ここでようやくみなさん自己紹介。まぁそんなもんでしょう。そんなこんなで、10時過ぎに解散です。
明日、大丈夫かなぁ。まぁ日曜日だからいいか。
しかし、ほんとうにいいセミナーでした。ほっしー、ありがと!

特殊業務・第2弾

今日は特殊業務・第2弾の日なので、またまた少し早めに出勤です。とりま、放送室に出勤して、ストーブをつけて、放送機材に火をくべます。別に真空管じゃないので早めに入れる必要はないかと思うけど、ついつい入れてしまいます。
そして朝ごはんからの打ち合わせ。
で、いつものように業務は進行していきます。が、何やら「ハム音」が聞こえるらしいです。えーと。とりま休み時間ですね。あちこちスイッチを切ってみて、廊下のスピーカーに耳をすませます。結果、メインボリュームを下げるとハム音がなくなったので、原因はパワーアンプだなと。てことは、経年劣化ですね。しかし、この機材、わたしよりも後輩なんだけどな。
あとは淡々と業務を進行するだけです。空いた時間は、いつもの「作業」です。が、昼前に「作業」も終了。おべんとは豪華です。

食べすぎました。午後は作業も終わったので、読書かな。が、眠くなりそうです。が、コンソールの前に座ると、目が覚めました。そりゃそうだ。
そんな感じで、無事、特殊業務終了。しかし、これ、誰に引き継ぐんだろう。
帰り道、髪をカットしてもらってさっぱり。春仕様やなぁ。