朝起きると、体調がメッチャ悪いです。とにかく頭痛です。まぁでも金曜日と土曜日にメッチャ飲んだしなぁ。てことで出勤。いつものように立番だけど、寒くないのが救いです。
職員室にもどったら、まずは印刷屋さんに連絡です。続いてチェックです。組んだものを画面で見るのと紙に印刷して見るのとでは、まったく違います。案の定、細かなミスが山のようにありました。しかし、縦書きで句点が左にいくパターン、なんとかならんか?あれ、たぶんwordの組みか禁則かの関係で、勝手に半角にされてるんでしょうね。縦組みと半角は相性が悪いから、マジで困ります。通信、来年度から横組みにしようかなぁ。
3時間目はプリント学習。ピリッとしてる子とそうではない子の乖離が激しいです。まぁでも、危機感持ちはじめてる子が少しずつ出てきたのはいいことかな。
で、4時間目。本来は走りの時間です。が、体調は絶不調です。あきらめようかな。と思ってセクションのリーダーに
「どうしましょう?」
と相談すると
「わたしは体調が悪い時は走って治すタイプです」
とのこと。さらに
「一般的には休むほうがいいですけどね」
とつけ加えられます。うーんと思案してると
「背中、押してほしいんですか?」
とのお言葉。ここまでくると、決断するしかないですね。走りましょう(笑)。
今日もクロカンコースです。一緒に走ったのは1年生。少しグッチョなところがあったけど、まぁ走れました。トップの子ははじめから飛ばして離されて、単独2番手で走ることになりました。が、3周目にひとり抜かれて、最後の直線でもうひとりに先行を許してしまって、順位は4位でした。それでも6周のタイムは19分47秒で自己ベストが出ました。
4kmのタイムは20分34秒でアベレージは5分08秒です。ただ、なんとなく4km以上走った気がしますね。スプリットは4分59秒→5分06秒→5分13秒→5分15秒です。でも、これもなんかおかしい気がします。GPSがおかしいのかな。
走り終えて職員室にもどってしばし待つと印刷屋さんが来られました。ここで簡単に打ち合わせしたあと、もうひとつの本についての相談をするなど。
「3月はじめに完成させようと思ったら、いつまでに入稿ですか?」
「2月第2週の間にはほしいですね」
「ですよねー。ところが6月の講演録がまだあがってなくてですね」
絶句しておられました。まぁ、最後の手段は考えてます。
午後の授業もプリント学習。と、M田さんが登場。子どもたちは拍手喝采で迎え入れます。好かれてるなぁ。
でも、こうやって子どもたちとガチでプリントやってくださると、クラス全体が勉強に向かいます。ほんとにいい刺激になりますね。
そして、ノートを見ると、きれい!
なので、子どもたちに「こんなふうに答案は書くんだよ」とお手本にしてしまいました。
ちなみにM田さんに
「数学、楽しいですか?」
って聞いたら
「楽しいですよ!」
って答えてくれて、メッチャうれしかったです。
そんな感じで、昼の仕事は終了。お次は夜の仕事です。
しかし体調が悪い。今回も手を出してしまいました。
夜の仕事は今日が最終回です。なので、絶不調でも来なけりゃなりません。今日のテーマは「「現場」のために教師が社会調査を学ぶ」です。
学校って、実は生徒向きや保護者向きのアンケートを山のように実施しています。が、社会調査についての基礎知識を持っている人は、ほとんどいません。てか、わたしもあまり知らない^^;;。なので、答えにくい設問がけっこうあったりします。さらに、分析の過程でも「因果関係」と「相関関係」をごちゃごちゃにしている人がいたりします。てか、因果関係を導き出すのはめっちゃ難しいし。さらに、調査倫理についてはまったく無頓着だったりします。さらに、適切な調査方法を考えずに、「とりあえずアンケートとるか」「とりあえず自由記述だな」みたいな設計をしたりもします。
ということで「さらに」を連発しましたが、まぁそういうのが「現場」ってことです。なので、教員の卵の人たちが「調査方法っていうのがあるんだ」ということを知ることって、とっても大切なんですよね。
今回の発表者の学生さんは、ちょうど実習先の学校でアンケートを取ろうとしておられて、ご自分のアンケート用紙をサンプルに、いろいろコメントされました。極めて実践的でいいですね。やはり、サンプルって大切です。
で、いつものホワイトボード書き書きもやって、最後にひとことだけコメントさせてもらいました。
今日の学生さんたち、2年前の4月にはじめて出会って、それから2年間のつきあいなんですよね。そして何より、自分が半年なり一年なりを通して担当したはじめての学生さんでもあります。それだけにいろいろ思い出深いみなさんです。
そもそも、わたしがなぜ大学の非常勤をしたいと思ったかというあたりから、ほんの少しだけ話をしました。そして、やはりこの一言ですね。
「自分が発した言葉が誰かを排除していないか、常に考えること」
これを考えるためには、社会の構造を常に頭に入れている必要があります。なぜなら、「排除」は「構造」の問題だからです。つまり、心掛けの問題ではなく、社会構造の問題だということです。そして、その社会構造を意識化すれば、自ずと人権へとつながっていく。だから、学生さんたちに、この一言を意識化してほしかった。
最後にコメントを書いてもらいましたが、わたしが伝えたかったことが、じんわり伝わっているみたいで、とてもうれしかったです。
来年度、新しい学生さんたちと出会う予定です。きっと、新しい関係の中で楽しいひと時を過ごせるだろうと思います。でも、この2年間は、格別でした。ありがと!
しかし、O園さんが心配だ…。
ということで、今年度の夜の仕事は終了。いろんなことを思い出しながらビールを飲みますか。
と思って、ビールを飲んだけど、味が鈍い。嫌な予感しかしませんね。