鶴橋のもうひとつのフィールドワーク

今日は出張ちょぼやき会in鶴橋です。なので、鶴橋まで行かなきゃなりません。きついな。わかってたけど。まぁでも、がんばりますか。
ということで、昼ごろの新快速に乗って大阪へ。大阪駅では一度ラッチの外に出て、再入場(笑)。鶴橋に着くと、すでに他の人はおられました。が、ちょっとゴメンして、リポDを一気飲み。気持ち悪くなってきました。とことんカフェイン系がだめになってますね。
で、街歩き開始です。今日の案内人は足立須香さんです。
これまで鶴橋のフィールドワークと言えば、郭辰雄さん金光敏さんにお願いしていました。まぁ王道です。が、足立さんの案内は一味違ったものになるかな。
まずは国際市場です。なんかもう、きらびやかです。が、こんなんじゃなかったよなぁ。まぁそういう話です。近鉄のガード下、なにやら変わったって聞いてたけど、ほんとに変わってますね。それでも古い街並みは残っています。

そういや、あらためて「上」を見たことはあまりなかったですね。おもしろい。
やがて国際市場から本通りへ。今日はマルシェをしておられるとのことで、このあたりで足立さん、知り合いとあいさつしまくりです。と、なんとなく見たことがある人が…。あとで聞くと姜信子さんでした。
やがて御幸森商店街の方へ。が、疎開道路ではなく、ひとつ西の道を行きます。このあたり、一般的に「鶴橋」と言われるイメージとはまるで違いますね。なんでも大地主さんがおられるんだとか。
そして御幸森神社。わたしは勝手にあたりをウロウロ見てました。が、これだけは…。

難波津の碑です。足元はこれ。

なるほどなぁ。ちなみに、日本人からも韓国人からも反対があったけど、徳山商店の洪さんと三宅製粉の三宅さんが団結して、そこに歴史学者もかかわって建立を実現させたんだとか。
ここでいったん解散。フリータイムです。わたしはケッパリを探してフラフラ。しかし人が多い。のはしかたないとして、日傘がこわい。目に刺さりそうな気がします。まぁそれでも韓国語が飛び交う八百屋さんでケッパリを仕入れて、大阪コリアタウン歴史資料館へ。ここで社納さんと合流です。歴史資料館では、金恵美さんと足立さんの会話を楽しませてもらいましたが、ついつい
「実はわたし、クロスベイスのアドバイザーでして」
とか、いらんことを言ってしまいました。でもまぁ、おかげさまでさらにディープな話を聞かせてもらえたので、よしとしましょうか。
頃合いもよしということで、歴史資料館を出て、公園のトイレへ。なにせコリアタウンにはトイレがありませんでした。なので、プールかスーパーのトイレを使うしかなかった。が、それはまずいということで、トイレをつくられた。が、ティッシュは有料です。そして公園の入口にはドルハルバン。
お次は「いくパー」です。一昨日〜昨日は夜市をしてたけど、今日は静かなものです。とりま図書館へ。名前を登録しなきゃならないので「J高校40年生」って書いておきました。ちなみに、今日はクロスベイスはお休みみたいです。当然か。
そしてyosugaへ。ここで足立さんの話を聞くわけですが、たぶん話の内容をわかってるのは、わたしくらいかな。A久○さんはわかるか。他の人はわからんだろうなぁ。でも藤尾さんに
「固有名詞を変えたらわかるでしょ?」 
と言うと、
「わかる」
と即答されました。まぁ、そういう意味ではどこにでもある話です。
やがて夕食会。本日のメインはこれです。

参鶏湯です。おいしい。が、少し塩辛い。なので、ビールが進みます。
ごはんを食べながら、いろいろ学校改革的な話。例えば校長が変わって学校が変わったみたいな。ちなみに、変わる前のその学校、もしかしたら『「同和はこわい」考』に出てきた話かも。まぁそれはおいといて…。
西光万吉もそうですが、なんか、ヒーローをつくってしまう感じがどうもいやなんですよね。なので、地元の中学校の話をしてみました。ここ、30年以上、さまざまな立場の人が集まって学力について話し合ってます。その中で、おそらく教員は変わらずさまざまとりくみをしてきた。でも、それが周囲から正当に評価されず、かつての「荒れ」のイメージで捉えられていた。でも、その中学校に入学した生徒がその中学校の「よさ」を実感し、保護者も実感することを通して、中学校への評価が変わった。
そんな話です。この話にヒーローはいません。その代わりに、たくさんの人による長いとりくみがある。たぶんそういうのが大切なんじゃないかと思うんですけどねぇ。
そんなこんなで、8時になったのでお開き。帰りの電車で今日の写真を見てたら、内田裕也が来てたことが判明。

さらに「虎の穴」出身のレスラーも来てたみたいです。

まぁそんな感じの楽しい出張ちょぼやき会でした。が、疲れた…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です