話したり聞いたり

今日は午後から大阪に行かなきゃなりません。なので、朝のうちからなんとなく落ち着かずそわそわ。それでも昼前にスタートしました。
今日はじんけんスコラ3回目です。テーマは去年もやった「「性の多様性教育」をすすめるために」です。「性の多様性教育」の研究者でもなく実践者でもないわたしが、なんでこんなことをしゃべるんだろう。てか、大人教からもオファーが来て話すハメになって、なんとなくネタ入りしています。やばいな。ちなみに、大人教の時にプレゼンを少し修正したので、まぁマシになったかな。
会場に着いたら、とりまおにぎりをパクついて、準備終了。今日はipadで流すことにしました。が、考えてみると、ipadは画面共有がやりにくいことを思いだして焦りました。が、まぁそこはマニアックな方がおられて事なきを得ました。しかし、あのマニアックな接続方法、スイッチャーを入れたら一発でカタがつくのになぁ。
で、いつもの通りヘラヘラとスタート。「性の多様性教育ネタ」はデータがメチャクチャあって、たぶんメモが追っつかないはずです。でも、いいんです。基本的にはおべんきょ成果のところにある3本をガッチャンコしただけのことです。あとは文献に当たってもらったらすべて書いてあります。まぁその程度の内容ってことです。
しかし、前回に引き続き土屋さんが来ておられて、なんでやねんと。案の定、土屋さんから鋭い質問が来たりして、少し慌てたり。それでも最後に感想を言われた方が、
「性の多様性に、まだついていけない」
みたいなことを言われたので
「複素数の授業の最初にやるネタは「変態が世界を変える」なんです。いま、多様ではない世界から多様な世界へと移行している段階なんだと思います。そこにはきしみや歪みがどうしても出てしまう。でも、その先にはきっとおもしろい世界が待っています。ぜひ、その世界を楽しみましょう」
と答えてみました。
で、わたしのセッションが終わった30分後に「共生社会への一歩を!!」があります。せっかくなので参加しましょう。講師は堀さんです。堀さんとは8月のシンポ以来です。相変わらずフリーダムです。ただし、さすがはインクルーシブ教育です。ドラスティックです。でも、わたしもインクルーシブ教育の影響をかなり受けています。なにより、今の授業方法は松永さんの問いかけへの、わたしなりの答ですからね。
しかし、ここに来ておられた脳性マヒの人のお母さんの話がおもしろかった。なんでも、自分が障害を持っていることを知ったのが高校受験の時だったんだとか。まぁでもこれはおもしろがる話ではなくて、「社会の壁」によって障害に気づく話ですから、高校教員としては深刻な話なんですけどね。でも、その後お母さんと話をしていると、なんでもその後入学した高校は松高だったんだとか。なるほど。
てことで、堀さんのセッションが終わったところで、土屋さんと一緒に「がってん」へ。やがて堀さんも来られていろいろ話。なんでも
「いつきさんは柔軟でおもしろい」
とか言われてしまって恐縮するなど。
そんなこんなで8時過ぎまで呑んで終了。食べすぎました。さてと、帰りましょう。

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