足尾鉱毒事件はまだ続いてる

青年討論集会の2日目はフィールドワークです。8時集合スタートなので朝は早いです。とりま朝ごはん。

カレーがあると、つい食べてしまうのが悲しいです。完全に昨日から食べすぎです。
で、フィールドワーク。基本的には2コースあって、どちらもとりま日光に行くとのことです。まぁあまり関心がないのはいつものことです(笑)。
今回は団体ということもあるし、おそらくどうせならってことで、ガイドの人はいるわ、特別に中に入れるようにしてくださってるわ、いたれりつくせりでした。てことで、輪王寺の仏さんを真下から見たりしたのですが、つい
「メンチ切られた」
とかボケてしまうのは性ですね。
東照宮の近くに文化財保存の碑があります。

これも
「モノリス?」
とかボケてしまいます。陽明門から中に入ります。
ガ「ここから先は悪い人は入れないんです」
い「あー、ブザーが鳴ってシャッター降りるわ」
鳴らなかったので
い「故障してますね」
ガイドさん、苦笑してはりました。
でも、ネコはかわいい。

その後、なんとかいう国宝の中でキヨメてもらいましたが、「頭さげろ」とか言われたので、断固して下げるものかと。てか、キヨメるってなんやねん。
最後は「鳴き龍」です。なので
「あんた、背中がすすけてるぜ」
とだけボケておきました。やれやれ。
そして昼ごはん。

明らか、食べすぎです。
ここから、お待ちかねの足尾銅山です。
ちなみに、わたしは足尾銅山についてのい知識はゼロです。足尾鉱毒事件⁼田中正造くらいしか知りません。ワクワクします。
バスは足尾駅からさらに進みます。と、妖怪アンテナが…。炭住と同じニオイがする建物です。たぶん、鉱夫さんのおうちですね。と、煙突が。

たぶん製錬所かな。知らんけど。
そして「銅親水公園」へ。ここの「環境学習センター」で、ようやく足尾鉱毒事件の全貌を知りました。まぁ予習をしていけよという話なんですが、しないのはいつものことです。
簡単に言うと、渡良瀬川に垂れ流しにされた汚染水と、煙突から出た硫化水素入りの排ガスの問題ってことかな。特に後者は赤木村を廃村に追い込んで、あたりの山の森林を枯れさせて、保水能力を奪ってしまったと。それが下流域の水害につながると。
足元に広がる地図。

砂防ダム、どんだけ多いねん。ふと聞きたくなって
「あの、鉱夫の人たちはどこに住んでたんですか?」
やはり先ほどの妖怪アンテナはあたりだったようです。
このあたりの今と昔。

学習センターを出て、あらためて周囲の山を見ます。

振り返ると

そして煙突。

あそこから煙が出てたんだなぁ。
帰りの道で住宅をパチリ。

完全に廃屋ですね。
と、タンクが。

ちなみに、坑道からは今も汚染水が出ていて、その処理は続いていると学習センターで聞きました。
「永遠にやらなきゃなりませんね」
とのことです。そして、植林もはじまったところです。まだまだ足尾鉱毒事件は続いています。
複雑な思いをいだきながら、足尾銅山観光へ。
トロッコに乗って坑道に入ります。坑道の中から外を見るとこんな感じ。

坑道の中は「丹波マンガン記念館」にお金をかけた感じです。逆に言うと、丹波マンガン記念館ってすごいなってことですね。
ただ、こちらは足尾銅山についての資料館という感じですね。なので、わたしの関心があまり向かない(笑)。
なんでも、足尾銅山を世界遺産にしたいとか言ってはるみたいですが、足尾銅山と朝鮮人労働者のあたりを自己批判しないと、たぶんムリでしょうね。阿久沢さんも取材しておられるようです。
そんなこんなで、再び宇都宮駅にもどって、さてと帰りましょうか。
とりま2日間、おつかれさまでした。とりま、アテは宇都宮餃子ですな。

そして、東海道新幹線に乗ったところでカンパイ。

疲れたけど楽しかったな。

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