アウティングとかリベンジとか

朝、職場に行くと、被曝日であることが判明。めんどくさいな。てか、13時って出張に出るつもりだった時間やん。ヤバイな。
とりま、今日行くつもりの朝田善之助記念館に電話。
「あの、この間そちらに電話したのですが、今日、理事の方が来られると聞いたのでうかがいたいのですが」
すると返事は
「まだ理事の方が来られてないので、のちほど電話させていただきます」
とのこと。とりま授業に行って帰ってきたところに電話です。
「はじめまして。いつきと申します」
と、返事は
「理事の竹口です」
竹口さん!」
一気に緊張感がほどけました。
「あの、今日、行きたいんですけど」「おいでおいで」
ということで、残りの授業をこなして行くことになりました。なにせ、午後の授業を午前に振り替えたので、ここでダメだったらややこしいです。

で、出発前に被曝です。
受付に行くと、すでにひとりおられます。ウダウダ話をしながら待っていて、やがて受付開始。前の人を見ると、受付票の性別欄に○をされてません。と、受付の人、「○してください」とか言ってます。めんどくさいな。この歳でこういうめんどくささかよ。まぁでも、このめんどくささは、書類上の税別表記が変わっても変わらんだろうな(笑)。
で、わたしの番。
「えーと、ここに○を」
めんどくささがマックスになったところで
「あぁ」
と言われて、○が免除になりました。おかしいな。
で、受付名簿を見ると、わたしの名前の横に鉛筆でチェックがしてあります。なるほど、配慮対象なのね。でも、これはアウティングだな。で、性別欄が無印の受付票は放射線技師のところにも行くので、これまたバレるわけだな。
別の意味でめんどくささがマックスです。
てか、そもそもこの性別欄はいるのか?最近、メッチャ多いんですよね。だって、性別によって肺の数が違うとかないですやん。ちなみに、被曝前の着替えのために必要とかいうことがあったとしたら、互いが互いの性別を「知ってる」職場においては、それぞれが判断するから必要ないんですよね。
まぁ急ぐからこれは保留にして、出張です。

てことで、朝田善之助記念館に到着。せっかくなので記念写真です。

で、竹口さんと久しぶりにご対面。
前に講演を聞いたけど、あの内容は、竹口さんの膨大な知識や経験のほんの一端ってことがよくわかりました。ちなみに今回は研修会の講師のことで相談に行ったのですが、考えてみると、講演する人のところに相談に行くってすごく失礼です。でも、そんなことはおかまいなしです。
そういう人柄もさることながら、ほんとにすごいですね。理論はもちろんのこと、経験もすごい。その両者があることが、それぞれをパワーアップさせてます。
とにかくいろんな人のことを教えてもらって、すごい収穫がありました。
ついでに記念館の中を案内してもらいました。たぶん非公開の資料室なんかも見せてもらって、最後に再現された朝田善之助の部屋の前でしばし話。
「この風景、懐かしいですか?」
「そりゃ懐かしいよ!」
なんでも、オルグとか街宣とかやったら、みんなここに集まって勉強したんだとか。まさに「朝田学校」というヤツですね。
さまざまな評価はあるにせよ、とにかく知らなきゃならんなということをヒシヒシと感じたひとときでした。
最後に連絡先を交換。
「また「出てこいや」って誘ってくださいよ」
「そやな」
ということで、おいとま。
今日来てよかったな。

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